2019年11月16日更新

ユースケ・サンタマリアおすすめ連続ドラマ15選!松たか子と共演した『お見合い結婚』など

このページにはプロモーションが含まれています

AD

マルチに活躍するユースケ・サンタマリアのおすすめドラマを紹介!

ユースケ・サンタマリアは1971年3月12日生まれ、大分県大分市出身の俳優・タレント・司会者・歌手です。血液型はB型。 1994年から1997年にかけて活躍したラテンロックバンド「BINGO BONGO」に、ボーカル兼MCとして加入したことを契機に芸能界デビュー。その後はソロでテレビ番組に出演したり、数多くのアーティストたちとユニットを結成(「カロゴンズ」with篠原ともえ、「ぢ・大黒堂」withビートたけし・トータス松本……など)するなど、マルチな活躍ぶりでファンを増やし知名度を上げていきます。 また、元SMAPの草彅剛との共演が話題となったテレビ朝日の深夜番組『「ぷっ」すま』は、同局が誇る長寿番組となり(2018年3月に、惜しまれつつも番組は終了)、同番組への出演をきっかけに司会者としても確固たる地位を獲得。一方で俳優としても様々な映像作品に出演しており、主な出演映画には『交渉人 真下正義』(後述)『UDON』『キサラギ』『あゝ、荒野』などがあります。近年は、バラエティ番組などで見せる底抜けに明るいキャラクターとは真逆の悪役キャラを演じることも多く、演技の幅が広がりつつあり、今後にますます期待がかかる俳優のひとりです。

AD

1.『踊る大捜査線』

『踊る大捜査線』は1997年に、フジテレビ系列で放送された作品です。 主人公は脱サラの末、長年の夢である刑事に転職した巡査部長(後に警部となる)・青島俊作(織田裕二)。今作は警視庁湾岸署に配属された青島が、自身が思い描いていた理想とはかけ離れた現実に戸惑いながらも、絶対に揺らぐことのない信念に基づいて、人間味あふれる湾岸署のメンバーや、警視庁長官官房審議官・室井慎次(柳葉敏郎)らと共に事件を追いかける課程を描いた、本格刑事ドラマです。 ユースケ・サンタマリアは今作で、青島の同僚刑事・真下正義を演じました。警視庁第一方面本部長を父に持つ所謂“キャリア組”ながら、キャリアらしからぬ腰の低さで、ノンキャリアの青島を“先輩”と呼んで慕うなど、愛すべき“ヘタレ”キャラを好演しています。 なお今作のヒットに伴い、スペシャルドラマや劇場版が次々と公開され、そのどれもが大ヒットを記録。スピンオフ作品も数多く作られ、その中のひとつである映画『交渉人 真下正義』は、ユースケ・サンタマリア演じる真下が主演を務めました。そういった意味で「踊る大捜査線」シリーズは、ユースケ・サンタマリアにとっても出世作のひとつであると言えます。

AD

2.『結婚前夜』

『結婚前夜』は1998年に、NHK総合テレビで放送されました。『素晴らしきかな人生』『青い鳥』などを手掛けた野沢尚が、今作でも脚本を担当しています。 下町で風鈴などを作るガラス職人の主人公・篠田奈緒(夏川結衣)は、久しぶりに再会した幼馴染・高杉雅人(ユースケ・サンタマリア)にプロポーズされ、結婚を約束。しかし実は雅人には忘れられない元恋人の女性がおり、彼女と雅人のヨリが戻ったことから、奈緒は一方的に婚約を解消されてしまいます。 大学で講師を務める雅人の父・楯夫(橋爪功)は、そんな息子の失態を男としても父としても許すことが出来ず、奈緒への贖罪の思いから、彼女に優しく接します。そんな楯夫と交流していく中で、生まれ変わった新しい自分の姿を見出した奈緒は、次第に楯夫を男として愛するように。そんな中で再び持ち上がる、雅人との結婚話。奈緒は楯夫への恋心を胸に秘めたまま、今度こそ雅人と結婚することを決意するのですが……? ユースケ・サンタマリアは前述の通り、奈緒を翻弄する幼馴染・高杉雅人を演じました。実の父である楯夫と、奈緒をめぐる三角関係に陥っていくという役どころです。

3.『眠れる森』

『眠れる森』は1998年に、フジテレビ系列で放送された作品です。前述の『結婚前夜』同様、今作でも野沢尚が脚本を担当しています。 1983年のクリスマスイブ、福島県に暮らす市会議員の一家4人のうち3人が殺され、当時12歳の次女だけが無傷で発見されるという事件が発生。第一発見者で、亡くなった長女と恋仲だった大学生・国府吉春(陣内孝則)が、後日犯人として逮捕されます。 15年後の1998年、蘭を専門に扱う植物園で働く大庭実那子(中山美穂)は、幼い頃に交通事故で家族を失った過去を抱えながらも、エリート商社マン・濱崎輝一郎(仲村トオル)との結婚を3ヶ月後に控え、幸せの絶頂にいました。しかしその一方で、自身の記憶とは違う幼少期の残像がたびたびフラッシュバックするようになり、不安に駆られる実那子。 そんな中、実那子は故郷の群馬の森で、ひとりの青年と出会います。伊藤直季(木村拓哉)と名乗るその青年は、なぜか実那子が故郷を離れてから現在に至るまでの素性を知り尽くしており、「実那子は、今生まれた」と奇妙な言葉を投げかけます。その日を境に、平穏だった実那子の日常は一変。そして同じ頃、直季のもとに「国府が出所した」という知らせが届き……? 今作は自身の記憶とは裏腹に、実は福島で起きた市会議員一家惨殺事件の生き残りの次女である実那子が、直季との出会いを機に自身の過去に隠された殺人事件の記憶をたどっていく過程を描いた物語です。 ユースケ・サンタマリアは今作で、直季の親友・中嶋敬太を演じました。直季に頼まれて事件の真相を追いかける一方、直季の動きを警戒する輝一郎に金で雇われその行動を逐一報告するなど、直季に対する裏切り行為も働きます。また、直季の恋人である佐久間由理(本上まなみ)に片思いしており、その思いが敬太の運命を思わぬ方向へと導いていくことに。そしてそれは、実那子と直季に待ち受ける運命にも、大きく関わっていくことになるのです。

AD

4.『お見合い結婚』

『お見合い結婚』は2000年に、フジテレビ系列で放送された作品です。 結婚を間近に控えて幸せの絶頂にいたはずの主人公・中谷節子(松たか子)は、それまで勤めていたキャビンアテンダントを辞めた直後に、婚約者に逃げられてしまいます。その後は仕事もせずに大酒を飲み、タバコを吸い、パチンコをして日々をやり過ごす節子。一方エリート商社マンの広瀬光太郎(ユースケ・サンタマリア)は、上司からミラノへの海外赴任を打診されたものの、妻帯者であることが絶対条件だと知り愕然。妻どころか恋人すらいなかった光太郎は止む無く、上司の勧めでお見合いをすることに。 今作はそんなお見合いの席で出会った節子と光太郎が、些細な言い争いや喧嘩を繰り返しながら次第に惹かれ合い運命の赤い糸で結ばれていく過程を、ふたりを取り巻く家族や友人たちの日常と絡めて描いたラブコメディです。 ユースケ・サンタマリアは前述の通り、今作でエリート商社マン・広瀬光太郎を演じました。海外へ赴任したい一心でお見合いをした節子と、お互いに気乗りしないがらも徐々に絆を深め、やがて惹かれ合って行くという役どころです。

5.『花村大介』

『花村大介』は2000年に、フジテレビ系列で放送された作品です。 「人生とは気合いとはったり」をモットーとする弁護士・花村大介(ユースケ・サンタマリア)は、もっと華々しい活躍をするためにそれまで勤めていた小さな法律事務所を辞め、大手の「キャピタル法律事務所」の門を叩きます。予想に反してすんなりと採用を勝ち取った大介でしたが、華やかな仕事ばかりを任される同期のエリート・香山洋一(いしだ壱成)に対し、大介に回ってくるのはなぜかお金にならない厄介な仕事ばかり。しかしそれでも、大介は持ち前の明るさと正義感で難事件を解決に導いていきます。今作はそんな大介の活躍を、コメディータッチで描いた物語です。 ユースケ・サンタマリアは前述の通り、今作で主人公・花村大介を演じ、主演を務めました。いい加減で大雑把な性格ながら、正義感と人情に厚く、持ち前のお気楽さで難事件を解決していくという役どころです。

AD

6.『さよなら、小津先生』

『さよなら、小津先生』は2001年に、フジテレビ系列で放送された作品です。 汚職に関わったことから職も家族も財産も失ってしまった元エリート銀行員・小津南兵(田村正和)が、不本意ながらも私立高校の臨時教師となり、個性豊かな同僚教師たちや、一筋縄ではいかない生徒たちとの交流を通して、人間として成長していく過程をコメディタッチで描く物語。小津の同僚教師役として瀬戸朝香・西田尚美・京野ことみ・小日向文世といった豪華なメンバーが脇を固めているほか、生徒役として森山未來・脇知宏・忍成修吾・勝地涼・瑛太といった現在活躍中の俳優たちがブレイク前に数多く出演していることでも知られています。 ユースケ・サンタマリアも今作で、小津の同僚教師のひとり・加藤賢を演じました。小津がコーチを務めるバスケ部の顧問で、担当教科は英語。生徒たちからは「カトケン」の愛称で親しまれているという役どころです。

7.『アルジャーノンに花束を』

『アルジャーノンに花束を』は2002年に、フジテレビ系列で放送された作品です。アメリカの作家、ダニエル・キイス原作の同名SF小説が今作の原案となっており、脚本を『ビーチボーイズ』『最後から二番目の恋』などを手掛けた岡田惠和が担当しています。 幼い頃に預けられたパン屋で働きながら夜間学校に通う主人公・藤島ハル(ユースケ・サンタマリア)は、先天性の知的障がいを抱えながらも、陽気に生きていました。夜間学校で教師を務める遠矢エリナ(菅野美穂)はそんなハルに、知能を回復させる外科手術を受けないかと提案。かねてより“頭がよくなって家族と一緒に暮らしたい”との思いを抱いていたハルは、先に手術を受けていたネズミのアルジャーノンの賢さを見て、自身も手術を受けることを決意します。 手術は見事に成功し、ハルは天才的な知能を手に入れることに成功。しかしそのせいで、知的障がいを理由に周囲から馬鹿にされていたことや、母に捨てられたことなど、今まで知る由もなかった自身の残酷な過去をまざまざと見せつけられることに。優しかった性格は冷酷になり、次第に孤立してしまうハル。失意の中、高い知能よりも大切なものを見出したハルは、次第に元の優しさと明るさを取り戻していき……。 ユースケ・サンタマリアは前述の通り、今作で主人公・藤島ハルを演じ、主演を務めました。知能を取り戻す前の優しく純真な青年と、取り戻した後の孤独で冷酷な男を巧みに演じ分けた、その演技力の高さに注目が集まりました。

AD

8.『あなたの隣に誰かいる』

『あなたの隣に誰かいる』は2003年に、フジテレビ系列で放送された作品です。『東京ラブストーリー』『Mother』などを手掛けた坂元裕二が、今作でも脚本を担当しています。 松本梓(夏川結衣)と松本欧太郎(ユースケ・サンタマリア)の夫妻が、父親が遺した家を相続し、とある郊外の住宅地へ引っ越したことから始まるサスペンス・ホラードラマ。隣の家に暮らす澤村数馬(北村一輝)をはじめとする近所の怪しい住人たちとの関係に悩み、次々に巻き起こる奇妙な出来事に翻弄され、やがては家庭にまで亀裂が入ってしまう松本家。今作はそんな家族が崩壊し、そして再生していく過程を描く物語です。 ユースケ・サンタマリアは前述の通り、今作で松本夫妻の夫・欧太郎を演じました。仲間と共に立ち上げたベンチャー企業を軌道に乗せるも、近年行き詰まりかけていることを家族に言えないでいるという役どころです。やがては不倫に走り、妻の梓を失望させてしまう欧太郎。変化していくふたりの関係もまた、今作の大きな見どころのひとつとなっています。なお、夫婦役を演じた夏川結衣とは、前述の『結婚前夜』以来の再共演となりました。

9.『ホームドラマ!』

『ホームドラマ!』は2004年に、TBS系列で放送された作品です。前述の『アルジャーノンに花束を』を手掛けた岡田惠和が、今作でも脚本を担当しています。 東南アジアをめぐるツアーの最中に、タイで発生してしまったバスの転落事故。その3ヶ月後、多くの死傷者を出す大惨事となったその事故の慰霊祭が現地で執り行われ、事故の生存者と、家族を亡くした遺族たちが再会します。彼らは共に食事をとりながら、それまで抱えていた思いを打ち明け合い、つかの間の楽しい時間を過ごすことに。新婚旅行中だった妻を亡くした主人公・将吾(堂本剛)は、そのひとときに何とも言えない癒しをおぼえ、みんなで一緒にひとつ屋根の下で暮らすという、驚くべき提案を持ち掛けるのですが……? 今作は、それぞれに最愛の人を突然の事故で失ってしまった血の繋がりのない老若男女たちが、心に傷を抱えながらも擬似家族として生活を共にする中で次第に癒され、やがて本当の家族以上の絆を育んでいく過程を描く、異色のホームドラマとなっています。 ユースケ・サンタマリアは今作で、遺族のひとり・秋庭智彦を演じました。家族旅行中(ただし秋庭本人は、仕事の都合で現地に同行していなかった)に事故に遭い、最愛の妻と息子を失ってしまった秋庭は、失意の中、将吾たちと共に暮らすことを決めます。彼らと共に暮らす中で、それまで仕事一筋だった自身を顧み、亡き妻や息子に思いを馳せていくという役どころです。

AD

10.『きんぴか』

『きんぴか』は2016年に、WOWOWの「連続ドラマW」枠で放送された作品です。浅田次郎原作の同名長編小説が、今作の原案となっています。 敵対する組の組長を刺殺し逮捕された天崇連合会岩松組組員・阪口健太(中井貴一)は、13年の刑期を終え出所。しかしそんな彼を出迎えたのは、年老いた刑事・向井権左エ門(綿引勝彦)ひとりだけでした。同じ頃、屈強な肉体を持つ自衛官・大河原勲(ピエール瀧)は安全保障関連法案の撤回を求める“ひとりクーデター”を起こすも失敗に終わり、大物政治家・山内龍造(村井國夫)の秘書を務める有能な男・広橋秀彦(ユースケ・サンタマリア)は山内の収賄容疑を被って逮捕されてしまいます。 今作は、カネや出世よりも“筋”を通すことを優先したにも拘らず、組織に裏切られてしまった“3人の悪党”たちが、老刑事・向井のもとへと集結し、彼らが信じる“筋”を通すために巻き起こす快進撃を描く物語です。 ユースケ・サンタマリアは前述の通り、今作で政治家の有能な秘書・広橋秀彦を演じました。身代わりとなって収賄の罪を被ったことで、すべてを失い離婚の危機に陥ってしまうという役どころです。

11.『火の粉』

『火の粉』は2016年に、フジテレビ系列で放送された作品です。雫井脩介原作の同名サスペンス小説が、今作の原案となっています。 元裁判官・梶間勲(伊武雅刀)とその家族が暮らす家の隣に、引っ越してきた主人公・武内新伍(ユースケ・サンタマリア)。殺人罪に問われていた自分を無罪判決にしてくれた梶間に感謝の思いを伝え、些か過剰にも思えるほどに気の利いた贈り物をし、同居する梶間の母の介護の手伝いまでも買って出る武内を梶間家の人々は歓待します。しかし梶間家の嫁・雪見(優香)は梶間家にずかずかと踏み込み夫や義母のみならず娘にまでも取り入る武内に恐怖すら覚え、梶間は「自分はとんでもない悪党を世に放ってしまったのではないか……?」と苦悩することに。そしてそれを裏付ける様に、梶間家とその周囲では次々と奇妙な出来事が起こります。果たして武内は何者なのか?そして彼は、本当に無実だったのでしょうか……? ユースケ・サンタマリアは前述の通り、主人公・武内真伍を演じ今作の主演を務めました。武内が自宅で薄ら笑いを浮かべながらバウムクーヘンを焼く姿や、笑顔の裏に隠された不敵な表情に戦慄した視聴者も多く、明るくコミカルな役を演じることの多かったユースケの新境地を開いた、代表作となりました。

AD

12.『悦ちゃん〜昭和駄目パパ恋物語〜』

『悦ちゃん〜昭和駄目パパ恋物語〜』は2017年に、NHK総合テレビの「土曜時代ドラマ」枠で放送された作品です。獅子文六原作の長編小説「悦ちゃん」が、今作の原案となっています。 舞台となるのは、活気あふれる昭和10年の東京・銀座。若くして亡くなった最愛の妻との思い出を胸に生きる売れない作詞家・柳碌太郎(ユースケ・サンタマリア)と、そんな父のために嫁探しに奔走する弱冠10歳のお転婆娘・“悦ちゃん”こと柳悦子(平尾菜々花)が巻き起こす騒動を、碌太郎を取り巻く女性たちとの恋模様に絡めて描く物語。ユースケ演じる父・碌太郎のダメ男っぷりと、平尾演じる悦ちゃんがそんな父を健気に支える姿を、笑いあり涙ありのテイストで描く感動作です。 ユースケ・サンタマリアは前述の通り、主人公・柳碌太郎を演じ今作の主演を務めました。妻の忘れ形見である悦ちゃんが仕組んだ、自身最大の“モテ期”に戸惑いながらも、候補の女性たちとの恋のさや当てに挑んでいくという役どころです。

13.『監査役 野崎修平』

『監査役 野崎修平』は2018年に、WOWOWの「連続ドラマW」枠で放送された作品です。原作・周良貨、作画・能田茂による同名人気漫画作品が今作の原案となっています。 舞台となるのは、1990年代末期。バブル経済の崩壊をむかえ、金融当局が従来の政策を大きく転換させる“金融ビッグバン”に銀行業界全体が直面していた時代。当時の日本社会は、不良債権をひた隠しにする銀行、汚職に手を染めてでも権力を欲しがる政治家、株主総会にのさばり幅を利かせる総会屋など、黒いカネと権力が渦巻く暗澹としたものでした。 今作はそんな時代の中にあってなお、正義を貫こうと奮闘するひとりの銀行監査役・野崎修平(織田裕二)の活躍を軸に、当時の金融業界に渦巻く数々の思惑を描いた、痛快ドラマです。 ユースケ・サンタマリアは今作で、野崎が勤める銀行の取締役・阿部龍平を演じました。かつては野崎の部下として働いていたものの、自身のとある行動がきっかけで野崎が出向したことから、因縁の関係となるという役どころです。なお、主演を務めた織田裕二とは、前述の『踊る大捜査線』以来の再共演となりました。

AD

14.『あなたには帰る家がある』

『あなたには帰る家がある』は2018年に、TBS系列で放送された作品です。直木賞作家・山本文緒原作の同名小説が、今作の原案となっています。 結婚13年目を迎え、子育てもひと段落した主婦・佐藤真弓(中谷美紀)は、一人娘の学費などで逼迫する家計を助けるため、10数年ぶりに働きに出ることに。しかし真弓の夫・秀明(玉木宏)はそんな妻を窮屈に思い、自身の職場である住宅展示場で出会った家庭的な主婦・茄子田綾子(木村多江)との道ならぬ恋に溺れていきます。やがて2人の関係が明らかになると、事態は綾子の夫・太郎(ユースケ・サンタマリア)や双方の子供たち、そして彼らを取り巻く家族や友達、同僚たちをも巻き込んで、思わぬ方向へと展開していくことに。 今作は境遇の異なる2組の夫婦の関係を通して、家庭が崩壊し再生していく過程を、彼らを取り巻く人々の日常と共に描く物語です。 ユースケ・サンタマリアは前述の通り、秀明の不倫相手である綾子の夫・太郎を演じました。秀明と綾子が逢瀬を重ねる一方、太郎は自身が勤める学校の修学旅行が縁で、旅行代理店勤務の真弓と知り合うことになります。不倫に溺れる秀明と綾子を執拗に追い詰めながら、真弓とは浮気された者同士、共感し合うようになっていくという役どころです。

AD

15.『わたし、定時で帰ります。』

『わたし、定時で帰ります。』は2019年4月期に、TBS系列で放送された作品です。朱野帰子原作の同名人気お仕事小説が、今作の原案となっています。 今作のテーマは、今話題の“働き方改革”。“残業ゼロ!定時で帰る!”をモットーに生きる新世代のワーキングガール・東山結衣(吉高由里子)を主人公に据え、“残業が当たり前”な現代の日本社会に一石を投じる物語。勤務時間内に要領よく自分の仕事をこなし、恋人とのプライベートも充実させる日々を送る結衣の姿を通して、働くことの意味を世の中に問いかける話題作です。 ユースケ・サンタマリアは今作で、結衣が勤める会社に赴任してくる新任部長・福永清次を演じました。いくつかの会社でキャリアを積んだのち、30代でWEB制作会社を立ち上げたやり手ですが、一方で過去に秘密を抱えている様子。結衣とはその働き方をめぐり、たびたび衝突するという役どころです。

バラエティで見せるようなコミカルな役柄から、シリアスで謎めいた役どころまで、様々な人物を演じ分ける演技派俳優へと躍進を遂げたユースケ・サンタマリア。次回作の発表が待たれるところです。今後の活躍に、乞うご期待ですね。