映画『64 ロクヨン』(前編/後編)のフル動画を無料視聴できる配信サービスを紹介【邦画史に残る傑作】

横山秀夫の人気小説が待望の実写映画化！ 映画『64 ロクヨン』(前編/後編)は、新たな年号へ移り変わる直前の昭和64年を舞台に、ある未解決事件の真相を追う警察や記者の姿を描いたミステリードラマです。本作は「邦画史に残る最高傑作」とも呼ばれ、最後の最後まで緊張感あふれる展開に目が離せません。 出演者には主演の佐藤浩市に加え、綾野剛や榮倉奈々、三浦友和らの超豪華キャストが集結。実力派演者そろい踏みの本作は、ひとりひとりが魅せる力のこもった演技にも注目です。 本記事では、本作を無料視聴できる配信サービスを紹介します。

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わずかな日数で幕を閉じることとなった昭和64年。関東のとある県では、少女誘拐事件が発生していました。その後、少女は死亡し身代金も犯人に奪われるなど、事件は未解決のまま終わりを迎えることとなります。世間に衝撃を与えたこの事件は、警察の間でロクヨンと呼ばれ、彼らの脳裏に強く焼き付けられるのでした。 それから14年後の平成14年。事件発生当時ロクヨンの捜査員だった三上義信は、警察内部の広報室に配属されていました。彼は上層部の命令により、事件被害者の父・雨宮芳男の家を訪問することになります。後日、三上が雨宮のもとを訪れると、そこにはひどくやつれた彼の姿がありました。 この光景を目にした三上は、当時事件捜査を担当していた人物のもとを訪ねてみることにします。三上は警察内部の問題や、記者クラブとの軋轢などに揉まれながらも威信をかけて歩き回るのです。そんなある日、県内ではロクヨンと酷似した誘拐事件が発生するのでした。

ロクヨンの時効があと1年に迫る中、管内では新たな誘拐事件が起きていました。犯人はスポーツ店の店主・目崎正人の長女を誘拐し、目崎に対して2000万円もの身代金を要求するのです。この一連の流れは、ロクヨンの誘拐事件と似ている点が多々ありました。 そんな中、警察は東京の記者及び、県警記者クラブへの対応で彼らと衝突。その真っ只中にいた広報室の三上は、今回の誘拐事件について上層部から被害者の名前は公表しないとの通達を受けます。 その後、三上は記者クラブとの報道協定を締結しようと模索するのですが、記者たちはこれに猛反発。警察と記者たちの対立はさらに過熱していきます。この状況を見た三上は、ロクヨンの捜査員で彼の上司の松岡勝俊(かつとし)のもとへ向かうのでした。

三上義信は、D県警察本部刑務部で秘書課調査官をしている刑事。刑事として確かな実績をあげてきた彼は、事件解決への強い執念が持ち味の人物です。現在は広報室勤務となっている三上ですが、彼は精力的に記者たちとの信頼関係を築いていきます。 三上義信を演じたのは、俳優の佐藤浩市。彼は1980年にデビューし、1988年の映画『敦煌』などで注目を集めていきます。その後も映画『亡国のイージス』や、映画『最後の忠臣蔵』といった数多くの名作に出演。近年ではシブい役柄を務める機会が増え、幅広いジャンルの作品で活躍しています。

諏訪は、D県警警務部秘書課で係長を務める記者。広報室への在籍暦5年の彼は、周囲の記者たちと関係も非常に良好です。しかし自分たちをぞんざいに扱う警察上層部に対しては、一定の反抗心を持っています。 諏訪役を務めたのは、俳優の綾野剛。彼のデビュー作は、2003年の特撮ドラマ『仮面ライダー555』でした。以降は映画「新宿スワン」シリーズや映画『怒り』などの話題作に出演しています。

美雲は、D県警警務部秘書課に勤める広報室員。所属部署の中で最年少の彼女は、諏訪をはじめとした先輩たちの背中を追いながら日々の業務にあたっています。もとは交通課にいた美雲ですが、現在はわけあって広報室配属となりました。 美雲役は、女優の榮倉奈々が演じました。彼女は芸能界入り後、ファッションモデルの活動を経て、2004年のドラマ『ジイジ～孫といた夏』にて女優活動を開始します。2007年放送のドラマ『プロポーズ大作戦』では、長澤まさみ演じるヒロインの親友役を務め、世間から広く知られるようになりました。

本作の大きな見どころは、主役級のキャストが多数出演しているところ。主要キャストはもちろんのこと、脇役までが名優ぞろいなのです！ 仲村トオルや吉岡秀隆、滝藤賢一らのベテラン俳優陣は、出演時間こそ長くはありませんが物語に深みを出すような演技を魅せています。また窪田正孝や坂口健太郎、瑛太といったイケメン俳優たちの姿にも注目。その他にも椎名桔平や小澤征悦など、演技力に定評がある俳優陣の登場シーンも必見です。

映画『64 ロクヨン』(前編/後編)は、手に汗握るストーリーが魅力です。昭和と平成に起きた2つの誘拐事件がどのように関係しているのか、果たして犯人は誰なのかなど、物語全体に引き込まれていくでしょう。 その一方で、主人公の三上は警察内部や記者クラブとの間で、もがき苦しむことにもなります。複雑な要素が絡み合った事件の先には、どんな結末が待っているのでしょうか？

映画『64 ロクヨン』の原作小説を手掛けた横山秀夫の作品がもっと観たい方には、映画『クライマーズ・ハイ』をおすすめします。 1985年8月12日、524名もの乗客を乗せた日航機123便が、群馬県と長野県にまたがる山中に墜落。この知らせを受けた群馬の北関東新聞社では、記者の悠木が担当デスクとして任命されることに。 その後悠木は、事故の真相を伝えるために、身を削る思いで業務にあたります。しかし、そんな彼の前には数多くの障壁が立ちふさがり……。

本作で監督を務めた瀬々敬久の話題作『感染列島』。本作は、新型ウイルスによって感染の危機が迫る日本を舞台に、恐怖に震える人々と、それに立ち向かっていく人間たちの姿を描いた物語です。 ある日、救急救命医の松岡剛が勤める病院に、多臓器不全を起こした一人の患者が運び込まれます。なんとその患者は、人類が未だ遭遇したことのないウイルスに感染した疑いがあったのです。 その後、あらゆる手段を講じるも患者は死亡。さらに病院内では新たに感染者が現れるなど、状況は次第に悪化していくのでした。

前後編にまたがる長編映画をもっと楽しみたい方には、映画『ソロモンの偽証』がおすすめ。本作は、宮部みゆきのベストセラー小説をもとに制作された、衝撃のミステリー作品です。 1990年12月25日の朝、城東第三中学校の校庭で男子生徒の柏木卓也が遺体で発見されます。その後の捜査で、彼の死は自殺だと判断されますが、ある生徒のもとに届いた一通の告発状によって事態は急展開を迎えることに。 そんな中、死亡した柏木のクラスメイトである藤野涼子は、事件の真相に興味を抱いていました。やがて彼女は、学校内裁判を開くことで真相の解明を目指すのでした。

本記事では、映画『64 ロクヨン』(前編/後編)のあらすじや見どころ、そして動画を無料視聴できる配信サービスを紹介しました。 ミステリーサスペンスの最高傑作ともいわれる映画『64 ロクヨン』。ぜひその結末を自分の眼で確かめてみてはいかがでしょうか？そして動画を視聴する際は、本記事で紹介した動画配信サービスを利用してみてください！