2020年4月28日更新

ファッションが華やかな7つの海外ドラマ+おしゃれの参考にしたい6つの日本のドラマ

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ゴシップガール
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おしゃれ好き必見!ファッションが印象的な海外ドラマ&国内ドラマを一挙紹介

セックス・アンド・ザ・シティ
©HBO

半袖、長袖、厚みのある素材や肌触りのいい素材……と、季節のヒントにもなるファッション。コーディネートが得意という人も、ちょっと自信がないという人もいると思います。 海外ドラマでは日本以上に、色味もデザインも奇抜な洋服が多く、作品の枠を越えてファッション業界にも大きな影響を与える重要なもの。目が肥えたおしゃれさんも参考になることが多く、初心者さんは自分が好きな系統を見つけるきっかけになるかもしれません。 この記事では、ciatr編集部おすすめのファッションが華やかな海外ドラマをピックアップ!記事後半では、おしゃれにも注目したい国内ドラマを紹介するので、ぜひ参考にしてください。

1.『ゴシップガール』(2009年)

ゴシップガール
©CBS

原作はセシリー・フォン・ジーゲザーの同名小説シリーズで、米The CW系列にて、2007年から2012年の間に全6シーズン放送されました。ニューヨークの高級住宅街「アッパー・イースト・サイド」を舞台に、名門私立高校に通う高校生たちの日常と、スキャンダラスな恋愛模様が描かれます。 本作はティーン向けの“ヤング版『セックス・アンド・ザ・シティ』”、“ポスト『The O.C.』”とも呼ばれ、新たなファッション・アイコンとなりました。 特に注目されたのはセリーナとブレアで、ブレアのカチューシャ、ヘアバンドといったヘアアクセサリーは同じものを買うファンが続出!ドレスの着こなし、ハイブランドのアイテムを使った制服のアレンジなどは高校生を魅了し、世界のファッション業界に影響を与えました。

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2.『セックス・アンド・ザ・シティ』

米HBOにて1998年から2004年の間に全6シーズン放送され、映画化もされた大ヒットドラマ。今なお色褪せない、永遠のファッションバイブルと言える作品でしょう! 本作の原作は、週刊ニューヨーク・オブザーバーで連載された、ニューヨークのセックス・リポートに関するコラム『セックスとニューヨーク』です。ニューヨークに住む30代独身女性4人の日常と友情、赤裸々な恋愛模様を描き、世界中の女性から共感を得ました。 主人公キャリーの自宅クローゼットは、ビンテージものの洋服や靴で溢れており、オープニングで着用したチュチュ、名入れネックレスなど、トレンドをけん引!キャリアウーマン風のサマンサ、コンサバと甘辛を使い分けるミランダ、フェミニンなシャーロットと個性豊かなファッションは、見るだけでワクワクさせてくれます。

3.『ユーフォリア/EUPHORIA』(2019年)

「ゲーム・オブ・スローンズ」などのHBOと『ミッドサマー』の傑作ホラーを生み出したスタジオ「A24」の最強タッグによる、ゼンデイヤ主演ドラマ。ティーンを中心に注目を集め、2020年現在、シーズン2の製作も決定しました。 ドラッグ中毒の少女ルーを軸として、ドラッグ、ソーシャルメディア、ジェンダーの問題など現代に生きる高校生たちのリアルを浮き彫りにします。本作ではファッション以上に、退廃的かつ華麗な「グリッター・メイク」が話題を呼び、Instagramを中心にバズっているんだとか! メイクアップアーティストのダニエラ・デイビーによるもので、キャラクターの個性や心情、成長などによって変化するので、ぜひチェックしてください。

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4.『マーベラス・ミセス・メイゼル』(2017年)

Amazonプライム・ビデオのオリジナルドラマで、2017年から配信されている歴史ドラマ。2020年現在、シーズン3まで配信されており、シーズン4の製作も決定しました。 本作の主人公は、レイチェル・ブロズナハン演じるお嬢様育ちの専業主婦ミッジ。50年代のニューヨークを舞台に、ミッジが夫の裏切りなどを経てスタンドアップ・コメディの世界に飛び込み、才能を開花させていく過程を描きます。 レトロ可愛いインテリアはもちろん、ミッジのクローゼットに収められたファッションの数々は、思わず見惚れてしまうほどの美しさです。衣装のほとんどが、衣装デザイナーによってイチから作られているそうで、当時を再現した色使いも見逃せません。

5.『私はラブ・リーガル』(2013年)

米ライフタイム・テレビにて、2009年から放送開始された法廷コメディドラマです。舞台女優のブルック・エリオットが主演を務め、ぽっちゃりな女性弁護士を演じました。 本作は元美人モデルで、順風満帆な生活を送っていたデビーの魂が、ちょっとおデブだけど優秀な女性弁護士ジェーンの身体に入ってしまい……というストーリー。外見の美しさと内面の美しさ、本当に大切なのはどちらか、女性の永遠のテーマとも言える問題に迫った作品でした。 ジェーンとなったデビーは弁護士という職業上、スーツ姿のシーンが多いのですが、その“着痩せテク”がとても参考になるのです。シャツはあえて胸元を開け、顔周りをすっきり見せたり、細身のアクセサリーで華奢さを演出したりと、様々な工夫がされていました。

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6.『プリティ・リトル・ライアーズ』(2012年)

プリティ・リトル・ライアーズ
©ABC FAMILY

サラ・シェパードによる小説「ライアーズ」シリーズを、『ゴシップガール』、『デスパレートな妻たち』の制作陣がドラマ化した作品。“ティーン版「デス妻」”とも呼ばれています。 ペンシルベニア州ローズウッドを舞台に、仲良し5人組のうちの一人が失踪し、残りの4人がその謎に巻き込まれていく様を描くガールズミステリーです。ティーンのファッショントレンドに影響を与えたドラマの一つで、キャストごとの個性が反映されていました。 甘辛系のアリア、ボーイッシュなエミリー、コンサバ系のスペンサーにガーリーなハンナと全くタイプが違うため、気になるファッションがきっと見つかるはず!ヘアアレンジ、大ぶりのアクセサリー使いなど、参考になる要素が盛りだくさんですよ。

7.『New Girl〜ダサかわ女子と三銃士』(2012年)

米Foxで2011年から放送開始し、2020年現在も放送中の大人気シットコムシリーズ。主演を務めるのは、『(500)日のサマー』(2010年)などのズーイー・デシャネルです。 20代後半の教師・ジェスと、彼女とルームシェアすることになった3人の独身男性たちの少し可笑しくて、楽しい日常を描くドタバタ劇が展開します。アラサー女性の本音が詰まったストーリーが女性から高い支持を得ており、ジェスのファッションも注目されました。 ズーイー・デシャネルは、現地ではファッション・アイコンとして知られており、本作でもレトロガーリーなファッションが話題に!パキッとした色使いなので甘さが抑えられ、真似しやすいかもしれません。ジェスのトレードマークでもある「伊達メガネ」との組み合わせも可愛いので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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ファッションにも注目したい国内ドラマ

ではここからは、ciatr編集部が厳選したファッションにも注目したい国内ドラマを紹介しましょう。

1.『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(2016年)

宮木あや子の小説「校閲ガール」シリーズを、主演に石原さとみを迎え、菅田将暉、本田翼ら若手人気キャストの共演でドラマ化したお仕事ドラマ。 ファッション誌「Lassy」の編集者に憧れ、念願の出版社に採用された河野悦子。大喜びしたのも束の間、彼女が配属されたのは原稿の誤字脱字、矛盾などを確認する「校閲部」でした。どんなに地味な仕事でもスーパーポジティブに挑み、恋に仕事に大暴れします。 地味~な校閲部とは対象的に、おしゃれ好きな悦子のファッションは超ド派手!彼女にとっては戦闘服でもあり、毎話、ブランドも系統も違う衣装が話題を呼びました。バラバラすぎて、ネット上ではキャストの衣装を調査する特定班を困らせたんだとか……。

2.『カルテット』(2017年)

『最高の離婚』などの坂元裕二のオリジナル脚本を、主演の松たか子、満島ひかり、高橋一生、松田龍平ら実力派キャストでドラマ化しました。 夢に破れた30代の男女4人がカルテット「ドーナツホール」を組み、軽井沢でルームシェアをする姿を通し、それぞれの秘密や恋を描くラブミステリー。巧みな会話劇、先の読めない展開などを共にファッションも話題となり、特に満島演じる世吹すずめが注目を集めました。 だぼっとした服を絶妙な配色、アイテムの組わせで着こなしており、ちょんまげヘアーとの組み合わせも可愛い!と絶賛されています。衣装のほとんどが、満島の知人などから譲られた古着なんだとか!印象的な赤いニットは満島の父親の服で、母親が手編みで編んだものだそうです。

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3.『獣になれない私たち』(2018年)

『逃げるは恥だが役に立つ』の脚本家・野木亜紀子のオリジナル作品で、同作で主演を務めた新垣結衣と再タッグを組み、大きな話題を呼んだラブ(?)ストーリーです。 身を削る努力をし、“常に笑顔”で“仕事も完璧”な八方美人OLの深海晶。職場でも、恋人にも甘えられるばかりで限界寸前の状態だった彼女は、世渡り上手な毒舌男・根元恒星らと出会い、少しずつ自分を取り戻していくのでした。 晶の清潔感と品のあるオフィスコーデは、同世代のOLたちから支持を得ました。「ジャケット×インナー×ワイドパンツ」をテンプレートに、全方位ウケを狙ったシンプルなコーデが多いですが、トレンドをしっかり抑えているので参考になるでしょう。

4.『まんぷく』(2018年)

日清食品の創業者として知られる安藤百福と、その妻・仁子の半生をモデルに描かれた、NHK連続テレビ小説第99作目『まんぷく』。 戦前から高度経済成長期にかけて、激動時代を懸命に生き抜きながら、「インスタントラーメン」の開発に挑んだ夫婦のサクセスストーリーです。仁子がモデルのヒロイン、福子の実家があまり裕福ではなく、昭和初期は既製品がなかった背景から、衣装はほぼイチから作られました。 公式Twitterによれば、キャラクター別にテーマカラー設定されているというこだわりっぷり!福子のカラーは「常盤色」、「蒲色」がベースとのことです。ストーリー前半は当時流行したワンピースが多く、戦時中になるとシャツ✕スカート、モンペなど動きやすさを意識したコーデになっているので、時代の変遷を知る意味でも必見でしょう!

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5.『失恋ショコラティエ』(2014年)

水城せとなによる同名漫画を、「嵐」の松本潤が主演を務め、石原さとみ、水川あさみや水原希子ら豪華キャストの共演でドラマ化しました。 小動爽太は高校時代、憧れの先輩・紗絵子と交際したものの、突然振られてしまいます。彼女を振り向かせようと、単身フランスで修行を積み、一流のショコラティエになった爽太。日本で自分の店を持つことになりますが、開店準備中に紗絵子が現れて……というストーリーです。 本作は石原の出世作として知られており、数々の男を惑わせてきた小悪魔女子の演技や、男ウケ一直線のファッションが話題になりました。「地味にスゴイ」とは対象的なピンクやホワイトで統一され、ふわふわのファー、レースなどを使った主役級愛されコーデに注目!

6.『海月姫』(2018年)

『東京タラレバ娘』などの東村アキコの同名漫画を、主演の芳根京子、瀬戸康史、工藤阿須加ら個性派キャストの共演でドラマしたラブコメディです。 無類のクラゲオタクで、オタク仲間と今日生活を送る倉下月海。彼女は女装男子の鯉渕蔵之介、その兄の修との出会いを通して恋を知り、新しい自分を見つけることになるのでした。瀬戸演じる蔵之介はファッションが大好きで、女装姿の「蔵子」のファッションに注目が集まりました。 色使いがとてもカラフルで一見、奇抜に見えてしまうかもしれませんが、デザイン自体には品があって真似しやすいコーデです。ウィッグもファッショに合わせて、毎回、変えられています。男性姿の蔵之介のファッションも、蔵子に負けずおしゃれなので注目!

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ドラマでファッションを学んで新しい自分を見つけよう!

今回は、ファッションが華やかな海外ドラマ&参考になる国内ドラマを紹介しました。おしゃれ好きも満足できる、華やかで個性的なファッションの作品を選出してみました。 ファッション初心者さんには、海外ドラマを真似するのはハードルが高いかもしれません。その場合は、まずは国内ドラマに注目してみると良いでしょう。普段はあまり着ない系統のファッションでも、ドラマのコーディネートを参考に挑戦して、ぜひ新しい自分を見つけてみてくださいね!