2020年8月6日更新

「Fate」シリーズ“クラス別”の最強サーヴァント、ランキングTOP3を予想してみた!

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最強サーヴァント サムネイル

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「Fate」シリーズ最強サーヴァントは誰だ?宝具や単騎性能から各クラスのランキングTOP3を考察

『Fate/stay night』をはじめとするTYPE-MOONの「Fate」シリーズで活躍するのが、クラスごとに召喚されるサーヴァントです。 派生作品も含め、これまでに数多くのサーヴァントが登場しています。彼らの強さと個性的なキャラクターは、同シリーズを語るうえで欠かせない大きな魅力のひとつと言えるでしょう。 今回の記事では、そんなサーヴァントたちの強さランキングを紹介。ciatr独自の基準でセイバーやアーチャーを始めとする、7クラスの各TOP3を予想していきます。 FGOゲームのみではなく、アニメシリーズでの活躍も考慮しているランキングですのでご了承ください。また2020年8月現在、ゲームのみに登場しているサーヴァントがランクインしている場合もあります。

サーヴァントとは?聖杯戦争の要である英霊たち

サーヴァントとは聖杯戦争に際し、魔術師によって召喚される英霊です。英雄の死後たくさんの人々に信仰され、魂が精霊の域まで達すると英霊となります。 サーヴァントは本来、人の手には余るほどの強大な力を持っています。しかし魔術師が聖杯の力を借りて召喚することで、現世に呼び寄せる可能になるのです。とはいえ英雄そのものを召喚することは人間のマスターには不可能。そのため英霊が持つ一部の側面だけを「クラス」として固定し、召喚します。 核となる霊核が破壊されると、サーヴァントは現世にとどまることはできなくなり「英雄の座」へと帰還。新たなマスターに召喚される時を待ち続けることになるのです。

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今回の強さの基準は:単騎性能、宝具、知名度、ステータス

それでは今回のランキングで用いる強さの基準について説明します。 第一に、サーヴァントに対する魔力供給が無限にある状態が前提です。マスターの魔力量の影響は考えないものとします。 次にクラス相性について。サーヴァントはクラス相性によって、強さが大きく左右されてしまうものです。そのため今回は、基本的に単体性能をより重視するものとします。 ランキングを作成するのは基本の7クラス:セイバー、アーチャー、ランサー、ライダー、キャスター、アサシン、バーカーサーです。今回はエクストラクラスは除外するものとします。クラスごとに単騎性能と宝具、知名度、ステータスなどを判断。最終的に各クラス3騎ずつ解説していきます。

【セイバー】

セイバーは剣士の英霊です。7クラスのうち、特にスキルや能力値が良いとされるセイバー・アーチャー・ランサーは「三大騎士クラス」と呼ばれています。 最高の「対魔力」と一定の「騎乗」スキルを有するのがセイバークラスのクラス特性。筋力・耐久・敏捷(びんしょう)といった身体能力系のステータスが水準以上である必要があり、非常にバランスのいいクラスです。またバランスの良さから「最優」と称されています。 「剣または剣技にまつわる武勲」があること、そして最優にふさわしい霊格であることがセイバークラスの条件です。

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1位「アルトリア・ペンドラゴン」

「Fate」シリーズの顔ともいえるサーヴァント、アルトリア・ペンドラゴン。選定の剣を引き抜き、ブリテンを治めたアーサー王です。ステータスも軒並み高く最優のなかの最優と称されることから、セイバークラス1位としました。 竜の因子に起因(きいん)する「魔力放出」スキルで、莫大な魔力を使って武具に魔力ブーストをかけ他を圧倒します。 聖剣の頂点とされるエクスカリバーによって斬撃を放つ「約束された勝利の剣(エクスカリバー)」(ランクA++)と、その鞘であらゆる攻撃を防御する最強の守り「全て遠き理想郷(アヴァロン)」(ランクEX)。最高レベルの矛と盾の宝具を武器に戦う最強の剣士です。

2位「ジークフリート」

『Fate/Apocrypha』で黒のセイバーとして登場するのが、ジークフリート。英雄叙事詩『ニーベルンゲンの歌』の主人公にして、竜殺しの大英雄です。 大英雄にふさわしい剣技と、伝承に基づく不死身の肉体をいかした捨て身の戦法が得意。竜殺しとして竜の因子を持つアルトリア・ペンドラゴンに優位性を持ちますが、神話の悲劇の影響で幸運ステータスがかなり低い点から2位となりました。 連発可能な宝具「幻想大剣・天魔失墜(バルムンク)」(ランクA+)とスキル「竜殺し」の相乗効果で、対竜戦では最強といえます。

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3位「ネロ・クラウディウス」

赤セイバーことネロ・クラウディウスが3位。暴君として悪名高いローマ帝国の第5代皇帝です。本来セイバー適性はありませんが、天才である自分は最優クラスのセイバーこそふさわしいとスキル「皇帝特権」によって、適正を獲得しています。 出自にちなんだ「頭痛持ち」スキルがマイナス点。また対魔力が皆無のため、クラスの恩恵を受けてもランクCというセイバーとしては異例の低さをもつサーヴァントとして知られています。 彼女自身が設計した建造物を再現する宝具「招き蕩う黄金劇場(アエストゥス・ドムス・アウレア)」(ランクB)を使用。閉じ込めた敵を弱体化させることができます。

【アーチャー】

アーチャーは三大騎士の一角である弓兵の英霊です。撃つ攻撃であれば、弓に限らず銃や砲などもこのクラスに該当します。 マスターからの魔力供給がなくても行動可能となる「単独行動」スキルと「対魔力」スキルを保有。また強力な宝具や遠距離攻撃に優れたサーヴァントが多いのもこのクラスの特徴です。

1位「ギルガメッシュ」

「人類最古の英雄王」を自称するメソポタミア神話の英雄ギルガメッシュ。あらゆる神話や英雄譚(えいゆうたん)の源流に位置する英雄であり、他のサーヴァントが持つあらゆる宝具の原典を所有しています。 「サーヴァントキラー」ともいわれる宝具「王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)」から自在に宝具を取り出し射出することが可能で、まさしく最強装備。相手が誰であれ優位をとれる宝具を取り出せるため、彼自身の慢心以外はほぼ死角がないといえるでしょう。 滅多に使うことはありませんが、この世の天地をわけた乖離剣エアによる「天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)」(ランクEX)という究極の一撃も有しています。

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2位「アルジュナ」

アルジュナは『Fate/GrandOrder』にて初登場となった、インドの叙事詩『マハーバーラタ』の大英雄です。 あらゆるステータスが高く、なかでも「授かりの英雄」の二つ名を持つにふさわしい高い幸運ステータスを持っています。この二つ名は「授かりの英雄」としてスキルにもなっており、何もせずとも勝手に状況が整ってしまうという優れもの。しかし当人にとってこれは一種の呪いであり、彼の人格を狂わせた原因なのです。 宝具は「破壊神の手翳(パーシュパタ)」(ランクA+)。シヴァの神器である鏃(やじり)で、即死効果も付与されている宝具です。「FGO」での運用を考えるとギルガメッシュ宝具の「サーヴァント特攻」のほうが使い勝手が良いため、2位という結果になりました。

3位「ケイローン」

『Fate/Apocrypha』に黒のアーチャーとして登場したケイローン。数々の大英雄たちを育て上げてきたケンタウロス族の「大賢者」です。 彼は射手座の原型であり、知名度でいえば世界でもっとも有名な弓兵。弓の使い手としては最上位の能力を持ち、さらに世界最古の総合格闘技の使い手としてフィジカル面も強いのが特徴です。英雄を導く立場として多くの知識や技術を有し、欠点らしい欠点のないサーヴァントでもあります。 宝具は「天蠍一射(アンタレス・スナイプ)」(ランクA)。タイムラグ無く射撃できるものの、1日に1回という回数制限や下準備が必要なことから3位となっています。

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【ランサー】

槍兵のランサーは、三大騎士の一角を成すクラス。敏捷ステータスが高く、機動力が高いサーヴァントが多いのが特徴です。その機敏性を活かし、白兵戦(はくへいせん)では他クラスを圧倒する能力を持っています。 クラススキルとして「対魔力」を所有。派手さはないものの、仕事人のように堅実な戦いをするサーヴァントが多い傾向にあります。

1位「カルナ」

カルナはインドの叙事詩(じょじし)『マハーバーラタ』に登場する不死身の英雄。アルジュナの生き別れの兄であり、あまりに気高き精神性を持つ真正の英雄とされています。 彼は英雄王ギルガメッシュと同等かそれ以上といわれる大英雄です。神域とまでいわれる槍撃(そうげき)は、その一撃一撃がサーヴァントに致命傷を与えられるほどの威力を有します。 宝具「日輪よ、具足となれ(カヴァーチャ&クンダーラ)」は、敵からのあらゆる干渉を削減する無敵の鎧(よろい)で、装着していれば致命傷ですら回復可能。ギルガメッシュの宝物庫にも存在しない究極の宝具のひとつです。

2位「エルキドゥ」

『ギルガメッシュ叙事詩』にて、ギルガメッシュとともに語られる最古の英雄のひとりにして、神々に作られし兵器がエルキドゥです。 彼は生きた宝具であり、神造兵装(しんぞうへいき)そのもの。ギルガメッシュと互角の死闘を繰り広げるほどの高い戦闘力を持っています。人の形をとっているものの本来は定まった形がなく、不死身である点も高く評価しました。 自身を神造兵器と化す宝具「人よ、神を繋ぎ止めよう(エヌマ・エリシュ)」(ランクA++)は、エルキドゥが光の槍となり敵を貫く強力なものです。 カルナと勝るとも劣らない強さですが「変容」スキルでパラメータが上下する点や、ステータスが明かされていない点など未知数な部分を加味し、今回は2位となっています。

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3位「スカサハ」

ケルト・アルスター伝説の戦士にして女王がスカサハです。槍術とルーン魔術の天才で、神霊の領域に達するほど長い年月を生きています。 クー・フーリンの師であり、2本のゲイ・ボルグを使いこなすほどの力の持ち主。宝具「貫き穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルク・オルタナティブ)」では、2本の槍による連続攻撃を放ちます。 また異境・魔境「影の国」の門番という顔も持つ彼女。宝具「死溢るる魔境への門(ゲート・オブ・スカイ)」は、対象を「影の国」に吸い込むことが可能。「FGO」ではエルキドゥを凌ぐ宝具火力で活躍します。生存力や火力など、何を優先させるかによってケイトとエルギドゥの順位は上下しそうです。

【ライダー】

騎乗兵(きじょうへい)の英霊・ライダーは、高い機動力と多彩な宝具を持つのが特徴的です。「騎乗」と「対魔力」のクラススキルを持っています。

1位「オジマンディアス」

エジプト最高のファラオと名高いオジマンディアス。『Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ』の聖杯戦争では、大英雄3騎と相対しても引けを取らない力を見せつけた実力者です。 宝具では太陽神ラーの駆る船を操りスフィンクスを呼び出し、さらには固有結界「光輝の大複合神殿(ラムセウム・テンティリス)」(ランクEX)も使用。英雄王の「王の財宝」の神殿版であるため、まさに規格外の威力を持ちます。

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2位「アキレウス」

ギリシャ神話で駿足のアキレウスとして知られる大英雄。 ランサー並の技量で白兵戦でも活躍できる実力者。駿足の逸話に違わず、その速さは敏捷性の高いアーチャーをも上回るほど。弱点である踵(かかと)を傷つけられてもなお高い力を有しており、『Fate/Apocrypha』の聖杯戦争ではその力を見せつけました。 宝具「疾風怒濤の不死戦車(トロイアス・トラゴーイディア)」も強力ですが、オジマンディアスが宝具の神殿内にいると不死身になることから、アキレウスは2位となりました。

3位「フランシス・ドレイク」

世界一周を成し遂げたイギリスの大海賊、フランシス・ドレイク。 あらゆる不可能を可能に変える特殊スキル「星の開拓者」を持ち、幸運ステータスはEXという強運の持ち主です。圧倒的火力を誇る宝具「黄金鹿と嵐の夜(ゴールデン・ワイルドハント)」で、敵を一掃します。 神性を持つオジマンディアス・アキレウスと比べると攻撃力では劣ることから、3位となりました。

【キャスター】

魔術師の英霊、キャスター。魔術がランクA以上のサーヴァントです。クラススキルとして、「陣地作成」と「道具作成」を所有します。

1位「ソロモン」

紀元前における古代イスラエルの王であり、魔術師の祖がソロモンです。グランドキャスターであり通常のサーヴァントと霊基(れいき)が異なるため、比較にならないほどの強さを誇ります。 他のキャスターとは比較できない別格の存在ですが、その極めつけとなるのがスキル「ソロモンの指輪」。これは人類によるあらゆる魔術を無効化するスキルで、彼がその頂点に君臨することを示しています。

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2位「メディア」

メディアは神代の魔術師で、魔術師としての実力はトップクラス。クラススキルによって「神殿」を作ることも可能で、第5次聖杯戦争で暗躍します。 裏切りの魔女の伝説をもとにした宝具「破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)」は、あらゆる魔術を初期化することが可能。令呪(れいじゅ)の契約すらも打ち消してしまう代物で、『Fate/stay night』では、ストーリーに大きな影響を与えました。 その暗躍も踏まえての2位です。

3位「マーリン」

アーサー王を導いたことで知られるキングメーカー・マーリン。その時代のすべてを見通す千里眼を持ち、ソロモンと同様にグランドキャスターを冠(かん)する存在です。 アルトリア・ペンドラゴンに剣技を教えた人物でもあり、剣士の腕前も持つ珍しいキャスター。死ぬことができない身体なので本来の意味では英霊として召喚できないことを踏まえ、3位となっています。

【アサシン】

アサシンは暗殺者のサーヴァントで、自身の気配を消す「気配遮断」スキルを有しています。他クラスに比べステータスが低く、聖杯戦争ではサーヴァント戦を避けマスターを暗殺を主目的とすることがほとんど。そのため「マスター殺しのサーヴァント」とも呼ばれます。

1位「李書文(りしょぶん)」

中国拳法史史上最強と謳われる拳法家・李書文(りしょぶん)。魔術ではなく気を操り気配を消す「圏境(けんきょう)」を有しています。これは魔術では感知できないものなので、どんな相手にも確実に先手が取ることが可能。 さらに拳法家として名を馳せた彼はアサシンクラスとは思えない戦闘能力を誇り、三大騎士クラスにも匹敵する力を持ちます。八極拳の奥義である宝具「无二打(にのうちいらず)」も高い破壊力があり、その戦闘力を加味しての1位です。

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2位「ハサン(呪腕のサハン)」

暗殺教団の党首「ハサン・サッバーハ」のうちの1人で、真アサシンと呼称されるのが呪腕(じゅわん)のハサンです。 「自己改造」スキルで他のサーヴァントの霊核を取り込むことが可能。『Fate/stay night』ではランサーを取り込み、知性や戦闘能力を向上させていました。相手を呪殺させる宝具「妄想心音(ザバーニーヤ)」を使用します。 李書文に比べ戦闘力で見劣りするため2位となりました。

3位「セミラミス」

アッシリアの女帝にして、世界最古の毒殺者・セミラミス。アサシンでありながらキャスターの能力も持つ「二重召喚(ダブルサモン)」のスキルを持ちます。 キャスターとしても神代の魔術師レベルの力を持ち、宝具「虚栄の空中庭園(ハンギングガーデンズ・オブ・バビロン)」で強力な浮遊要塞(ふゆうようさい)を生み出すことも可能。その要塞から対魔力を貫通するほどの砲撃を放ちます。 この宝具の威力を評価しての3位です。

【バーサーカー】

破壊することに特化した狂戦士の英霊がバーサーカーです。クラススキル「狂化」を保有しており、このクラスで召喚されると各ステータスが上昇します。 理性が失われる、本来の能力の一部が使用不能または劣化する、膨大な魔力を要するといったデメリットも。パワーはあるものの制御の難しいクラスです。

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1位「ヘラクレス」

ギリシャ神話の2大英雄のうちのひとり・ヘラクレス。強靭な体躯(たいく)と圧倒的怪力を誇りながら敏捷性にも優れ、第5次聖杯戦争で最強と謳われるサーヴァントです。 伝承に基づいた宝具「十二の試練(ゴッド・ハンド)」は、12回殺さないと死なないという破格の性能を持ち、1位にふさわしい力といえます。

2位「源頼光(みなもとのらいこう)」

理性と高い知性を備えたままバーサーカーとなった、異例ともいえるサーヴァントが源頼光(みなもとのらいこう)です。 セイバーに近いステータス値となっており、雷を付与した刀と弓矢で戦います。宝具「牛王招雷・天網恢々(ごおうしょうらい・てんもうかいかい)」では、頼光四天王の武具を持った自身を4人召喚。さらに本体からも強烈な雷撃を放ち、大ダメージを与えることが可能。 セイバー寄りのステータスということを加味して、2位となりました。

3位「ランスロット」

ランスロットは円卓の騎士のひとりにして、最強と称された人物。『Fate/Zero』で召喚されました。 騎士としての武技は狂化してもなお失われず、スキル「無窮の武練(むきゅうのぶれん)」によってバーサーカーでありながら円卓の騎士たる力を示します。 宝具「騎士は徒手にて死せず(ナイト・オブ・オーナー)」で、手にした武器はなんでも自らの宝具として自在に操ることが可能になります。この宝具は安定した運用が難しいため、3位となりました。

「Fate」シリーズ各クラス最強の鍵は「宝具」にあった!サーヴァントの性能を理解して「Fate」をもっと楽しもう

「Fate」シリーズは派生作品も多く、どの作品でも魅力的なサーヴァントが多数登場します。すべてを網羅するのは難しいかもしれませんが、シリーズごとのサーヴァントの違いを比べてみるのも面白いかもしれません。 この強さランキングも活用しつつ、お気に入りのサーヴァントを見つけてみてください。