2024年2月11日更新

天童覚が髪を下ろすと破壊力がすごい!?名言や声優など解説【ハイキュー!!】

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原作漫画もアニメも人気のバレー作品『ハイキュー!!』には、数多くの個性豊かな高校生たちが登場します。メインキャラたちはもちろん、ライバルにも魅力的なキャラが多く、思わず目移りしてしまうこと間違いなしです。 この記事ではそんな魅力あるキャラのひとり・天童覚についてそのプロフィールや活躍シーンを紹介していきます! ※この記事は『ハイキュー!!』の重大なネタバレを含みます。

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『ハイキュー!!』天童覚(てんどうさとり)のプロフィール

身長 187.7cm
体重 71.1kg
誕生日 5月20日
学年 3年
ポジション ミドルブロッカー(MB)
背番号 5
ジャンプ最高到達点 327cm
好きな食べ物 チョコのアイス
最近の悩み 周りのみんながジャンプを読まなくなってきたこと
声優 木村昴

『ハイキュー‼』に登場する強豪バレーチームのなかでも、宮城県内で最強とされる白鳥沢学園高校。天童覚(てんどうさとり)はエース牛島若利の自称“マブダチ”で、背番号5番です。 オールバックの逆立った赤髪と見開いたような目が特徴。子どもっぽく明るい性格で、良いプレーは最大限に賞賛するため、チームのムードメーカー的存在でもあります。部内で嫌われているわけではありませんが、思考が読めない事が多く苦笑いされる場面も……。

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見た目がいかついわりに明るくていいやつで、そのギャップがまた良いんだよね。

【髪下ろし】天童覚の前髪ありの破壊力がすごい……

日向翔陽 影山飛雄 孤爪研磨 黒尾鉄朗 木兎光太郎 赤葦京治 ハイキュー
©古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS

普段前髪を上げているキャラがたまに下ろしているとキュンと来るというのは、ある種定番の描写。しかし残念ながら、天童が公式で前髪ありにしている場面はありません。 ただファンアートでは髪を下ろした天童の姿がしばしば描かれており、それらに対して「破壊力がすごい」という言葉が多くあがっていました。たしかに前髪ありだと普段の少しいかつい雰囲気がやわらかくなって、イケメン度が増して見えます……!

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公式でも見てみたかったなー!天童の前髪ありの姿。

【名言】天童覚のゲス?な名セリフを紹介

若利君を倒したければ俺を倒してから行け~ってな~

収録巻 18巻

天童が日向翔陽の速攻を完璧にブロックした時のセリフです。 いつもは他人に興味のない牛島をムキにさせる日向。そんな彼に興味を持った天童は、あえて挑発的な態度をとりました。 挑発した時に相手の反応を見るのが好きな天童らしい名言でもあります。

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さらば俺の楽園

収録巻 21巻

白鳥沢が春高予選の決勝で烏野に敗北した時のセリフです。 中学では周囲から理解されずに苦しんだ天童にとって、自身を認めてくれた白鳥沢は、とても居心地の良い場所でした。 誰も天童をのけ者にするようなことはせず、みんなが強さを兼ね備えているバレー部は、天童にとって「楽園」だったのです。 天童がどれだけ白鳥沢が好きだったかわかる名言ですね。

若利くんがまだ弱いからだよね!

収録巻 45巻

卒業後、電話越しに落ち込んでいる牛島に言ったセリフです。 落ち込んでいる理由を聞くと、プロになった牛島が道で出会った子供に「バレーは好きかな?」と尋ねると「好きじゃない。テレビでやってても観ない」と言われてしまったとのこと。 それに対し天童は「みんなスターが見たいんだから、もっと強くなって海外のチームをバタバタ倒せばいいんだよ」と答えたのです。 一見冷たい言葉に聞こえるかもしれませんが、「強さ」だけを追い求めてきた牛島は「それならできそうだ」と答え、天童はそれに大笑いしました。 牛島を理解しているからでこそ言えた最大の励ましの言葉ですね!

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ウシワカに対する愛ある喝が大好き!関係性ができてるからこそだよね。

【歌】天童が作詞・作曲した「バキバキの歌」が怖すぎる

「バキバキの歌」の歌詞
    バッキバッキに折れ
    何を?心をだよ
    粉々に砕け
    何を?精神をだよ
    バッキバッキ
    バッキバッキ

春高予選決勝の烏野戦で天童が口ずさんだ歌が怖すぎると話題になりました。作中で曲名は明かされませんでしたが、ファンの間では「バキバキの歌」と名付けられています。 作中では2回目の「何を?」の時にチームメイトの瀬見英太に回答を求める素振りをしており、彼が戸惑いながら「……ブロック?」と答えると、それをスルーして「精神をだよー」と続けました。瀬見は心の中で「相変わらず読めねー」とつぶやきますが、慣れている様子。 この歌詞の通り「相手の心をバキバキに折りたい」という心情を歌っていますが、曲調は明るく楽しそうに歌っているのにはギャップを感じます。

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よくこんな歌思いつくな……しかも試合中に歌い出すのもすごい。

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天童覚はゲスな性格?牛島とは“マブダチ”

ハイキュー!! 牛島
(C)古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS

天童は推測でブロックに飛ぶ「ゲスブロック」を得意とするため、「ゲスモンスター」の異名を持ちますがゲスな性格というわけではありません。 不思議なハイテンションで誰にでも分け隔てなく接するので、クールで近寄りがたい雰囲気の牛島とも昨日のテレビの話をしたり、マンガを貸したりするほど仲良し! しかし感情の浮き沈みが激しく本音を隠さない性格のため、ウキウキで歌っていたかと思えばイラ立ちで顔を歪めることも……。 また茶目っ気があり可愛い語尾やイントネーションをつけるため、意外にもファンが多いのです。

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敵に対して挑発することはしょっちゅうだけど、悪い奴じゃないんだよね。

【強さ】天童のポジションやプレースタイルは?

天童はズバ抜けた勘の鋭さを活かした「ゲスブロック」が得意なミドルブロッカー。トスが上がる場所やスパイクのコースを予想してブロックするため、普通なら空振りになる可能性が高い技ですが、天童はとんでもない成功率を誇ります。 成功率の秘訣は勘の良さだけではなく、相手の性格まで見据えた予想と頭で考えた事をすぐさま実行できる身体能力の高さがあるからなのです! これらを活かした天童のゲスブロックは、相手のスパイクを自分の得点にしてしまうという、敵チームにとっては心の折れるプレーです。 また天童は幼い頃から「ゲスブロック」にこだわりを持っており、スパイクをドシャットした時の相手の悔しがる顔を見るのが好きで、どんなに否定されてもこのスタイルを曲げることはありませんでした。

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すぐれた観察力とずば抜けた反応速度があるからこそできること……!

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【過去】実は不遇な過去があった?ゲスブロックの原点とは

癖のある性格の天童は、不遇な時期も経験しています。中学時代もゲスブロックをし続けていた天童ですが、指導者から理解されずに「直感だけで飛ぶんじゃない!個人技には限界があるんだ」といつも怒られていました。 加えてチームメイトからも良く思われておらず、「何考えてるかわからなくて怖い」と陰口を言われる日々を送っていたのです。 しかし天童は自分が気持ち良いプレーをしなくては意味がないと思い、それでもゲスブロックにこだわり続けました。 さらに小学生時代には「妖怪っぽい」「妖怪はチームに入れない」など、見た目の不気味さから省けにされた経験も……。 その時、自分をバカにした男の子をバレーで見返した時に、悔しそうな顔をしたのを見てゲスブロックに快感を感じるようになりました。 つまり今の天童のプレースタイルは、不遇な時期があったからこそ完成したものなのです。

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否定されようが認められなかろうが自分を突き通してきたんだね。

【大人】天童は卒業後、何をしている?

最終話402話で天童は卒業後パリでショコラティエになっていることが判明しました。トレードマークだった逆立った赤髪は丸坊主になっています。 高校卒業から6年後、天童はプロになった牛島が惨敗したという記事をみて電話をかけます。その時、牛島が元気がないと気づき「何か凹んでんの?」と心配していました。 また天童は牛島がアメリカにいる父親と再会できたかどうかも気にしており、彼の友達想いで優しい一面も垣間見えたのです。 最終話では牛島と共にテレビ取材を受けており、「2人は戦友というわけですね」という記者の質問に対して2人同時に「マブダチです」と答えています。微笑ましいですね!

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全然似てないふたりが大人になってもマブダチであり続けてるの、素敵だなあ。

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【名言】アニメ『ハイキュー!!』天童覚役:木村昴

木村昴

癖が強い愛されキャラ・天童覚を演じるのは、木村昴です。2005年に14歳で『ドラえもん』のジャイアン役を引き継いだ事で有名な声優ですね! 代表作には『輪るピングドラム』高倉冠葉、『遊☆戯☆王VRAINS』草薙翔一、などが挙げられます。また若い女性を中心に大人気のラップバトルプロジェクト『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』では、山田一郎役で素晴らしいラップも披露しています。 幅広い活躍をしている木村昴は、喜怒哀楽が激しい天童を見事に表現し「バキバキの歌」もインパクトのある話題になるほどの仕上がりでしたね。

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歌唱力も抜群の木村昴による「バキバキの歌」、サイコーだった。

『ハイキュー!!』ゲスモンスター・天童覚(てんどうさとり)の活躍に注目!

不遇の時期が長かった天童にとって、白鳥沢はようやくたどり着いた「楽園」でした。高校でバレーを辞めると言っていたので、最後の3年間が白鳥沢で本当によかったでしょうね! しかも高校で出会ったマブダチの牛島とは、今も電話をするほど仲が良いみたいで観ている方も微笑ましくなります。 卒業後、ショコラティエという「こだわり」の強い道を進んだ天童。彼の“ゲス”なプレースタイルも、実はこだわりの現れでした。この機会に、もういちど彼の活躍を振り返ってみてはいかがでしょうか。