2020年9月29日更新

【ジョジョの奇妙な冒険】強すぎる「柱の男」たちを紹介!究極生命体を目指す

ジョジョ サムネイル

「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズ第2部に登場する強敵が、「柱の男」たちです。2000年の眠りから目覚めた彼らは、人間も吸血鬼をも圧倒する力を持っています。この記事ではカーズ・ワムウ・エシディシ・サンタナの戦闘シーンや強さについて紹介します。

目次

柱の男とは?「ジョジョ」シリーズ第2部に登場する強敵たち【ネタバレ注意】

『ジョジョの奇妙な冒険』の第2部から現れるのが、柱の男と呼ばれる存在です。この記事ではジョジョの前に立ちふさがる、この柱の男について解説していきます。 柱の男という呼び名は、ジョジョたちが用いている呼称で、闇の種族というのが正式名称。頭部に角を持ち、人間を遥かに凌駕する寿命・知性・肉体を有しています。古代から神もしくは悪魔として畏れられる存在でした。 一度眠りにつくと、そのまま2000年眠り続けます。その際に柱と同化して眠ることが、ジョジョらに柱の男と名付けられた要因です。 ※この記事は「ジョジョ」第2部のネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。

第2部「戦闘潮流」で初登場した柱の男

最初の柱の男「サンタナ」が発見される

最初に柱の男を発見したのは、ロバート・E・O・スピードワゴンです。彼はメキシコでの調査中に大量の石仮面と柱の男を発見。この最初の柱の男がサンタナです。 スピードワゴンが消息不明となり、彼の救出のためメキシコに向かったジョセフ・ジョースターは、研究の過程で覚醒したサンタナと対峙することに。 サンタナはあっという間に現代の言葉を習得し、マシンガンの解体も難なくおこなってしまうなど、驚異的な学習能力を見せます。また身体をゴムのようにして変幻自在に操ったり、敵の身体を乗っ取ったりと、これまで登場していた吸血鬼よりも圧倒的な力を持つことを示す存在となりました。

ジョセフ&ツェペリvsカーズ・ワムウ・エシディシ

ジョセフはローマに別の3体の柱の男がいると知り、シーザー・A・ツェペリとともに柱の男を探します。そこで登場するのが、カーズとワムウ、エシディシです。 サンタナをなんとか制したジョセフでしたが、この3体と出会ったことで、サンタナは最弱の柱の男だったことを知ります。サンタナより遥かに強い彼らに、初戦では惨敗。彼らを倒すために、リサリサに師事するきっかけとなりました。 2部「戦闘潮流」のクライマックスは、この3体との戦闘がメイン。リーダー格はカーズで、次いでエシディシ・ワムウという序列になっています。

弱点はタイヨウと波紋

柱の男は、人間や吸血鬼よりも優れた寿命・知能・身体能力を兼ね備えています。一方で、紫外線という弱点も。吸血鬼のように灰化してすぐに消滅してしまうわけではありませんが、紫外線を浴びることで石化してしまいます。 エシディシによると、内臓などに直接紫外線を浴びると、消滅してしまうとのこと。こういった理由から、柱の男にとっては日光は大きな弱点となっています。 また彼らは生半可な波紋であれば簡単に弾いてしまいますが、強力な波紋であれば弱点になることも。ただこれには相当な威力の波紋である必要があります。

石仮面を発明したのは柱の男「カーズ」

作品の原点ともいえるアイテム・石仮面は、人を不死身の吸血鬼に変えてしまうという古代のオーパーツです。第1部から登場していたこの石仮面の起源が第2部で明らかになり、柱の男であるカーズが発明したものだと判明しました。 闇の一族きっての知性を持つカーズは、もともと紫外線を克服するために石仮面を発明しました。しかし、強靭な肉体を誇る彼らには、石仮面の骨針は刺さらず、目論見は失敗します。 しかし、人間が石仮面を使い吸血鬼になればそのままの人間を食すよりも効率が良いことに気が付き、人間を食料とするための道具として用いられました。

彼らの目的は究極生命体になること

カーズがかつて石仮面を発明した理由は、紫外線を克服し究極生命体になるためでした。しかし完成した石仮面では力不足だったため、カーズはこれを完成形にするために大きなパワーを秘めたエイジャの赤石を探し求めていたのです。 究極生命体を目指す彼の思想は、闇の一族のなかでも危険視されていました。それが実現してしまうと、世界が滅びる危険があったからです。そのため一族は彼を闇に葬ろうとしましたが、カーズはこれを返り討ちにします。 そして自身の思想に賛同したエシディシ、幼く事情を分かっていないワムウとサンタナを連れ、エイジャの赤石を探す旅に出たのです。

柱の男ラスボスは「カーズ」

カーズの強さと身体能力を解説!

カーズは4人の柱の男の中でもリーダー格の人物で、かつて石仮面を発明した天才です。自身を抹殺しようとした一族を壊滅させたことから、一族の中でもトップクラスの強さを誇っていたことが分かります。 自身の信念のためには一族を皆殺しにする冷酷さを持つ一方で、仲間思いな一面も。また子犬や花を守ろうとするなど、博愛精神も持ち合わせています。 武器は光の流法(モード)「輝彩滑刀(きさいかっとう)」。身体からチェーンソーのような高速で動き回る刃を出せるもので、金属も容易に切り刻む抜群の切れ味を誇ります。

究極生命体に進化!?チート並に強すぎる……

カーズはリサリサを騙して念願のエイジャの赤石を手に入れ、究極生命体に進化します。これにより、紫外線を克服したにとどまらず、地球上のあらゆる生物の特徴や能力を体現できるようになりました。 身体の一部を瞬時に変形させ、あらゆる状況に対応可能に。身体の一部を変化させて切り離すこともでき、しかもその生物は桁外れのパワーを持ちます。さらに、ジョセフの数百倍もの波紋パワーを体得しました。 身体は不老不死となり、溶岩に落ちたときでさえすぐに順応し、無傷での復活を果たしています。もともと人間を凌駕する闇の一族が、さらに完全無欠の姿になったということもあり、正攻法では倒すのが不可能なほどの強さです。

宇宙空間へ放り出され、地球に戻れず宇宙をさまよう……

カーズは満身創痍のジョセフに対し、ジョセフの数百倍の威力の波紋を練ってとどめを刺そうとします。この波紋をジョセフはエイジャの赤石で防ぎ、その石の効果によって増幅された波紋が火山を刺激し噴火を誘発。 カーズにとっては不運な偶然が重なり、噴火から飛んできた火山弾によって宇宙へと放り出されてしまいます。彼は体内から空気を噴出して地球に戻ろうとするものの、宇宙空間では空気も瞬時に凍りつき、そのまま身動きが取れない状態に。 地球上のあらゆるものの頂点に立つ究極生命体でしたが、宇宙に対応できる生物は存在していないため、彼もまた宇宙空間は意のままにできなかったのです。そのまま彼は死ぬこともできず「考えるのをやめた」のでした。

カーズの声優は井上和彦

カーズを演じたのは、井上和彦です。1954年3月26日生まれの大御所声優のひとりで、1970年代から活躍し続けています。 『サイボーグ009』(1979年)の009(島村ジョー)役以降、2枚目キャラを多数担当。『タッチ』の新田明男役や『美味しんぼ』の山岡士郎役、『NARUTO』のはたけカカシ役などが有名です。『夏目友人帳』のニャンコ先生役では、とぼけたニャンコ先生ボイスと斑に戻った際の渋い声のギャップを楽しめます。 艶のある声はいくつになっても変わらず、40年以上第一線で活躍している人物です。

エシディシ

エシディシの強さと身体能力を解説!

エシディシは、4人の柱の男の中でカーズに次ぐ地位を持つ人物です。他の柱の男と比べ直情的で荒っぽいところがあり、自分の感情をクールダウンさせるためにあえて泣き喚き、ジョセフを困惑させたこともあります。 戦闘時は「怪焔王(かいえんのう)の流法(モード)」を使用。自在に伸びる血管針と、自らの血を摂氏500度まで熱したものを利用して戦います。優れた格闘技術も身に付けており、柱の男が規格外であることを実感させてくれるキャラでもあります。 自らのプライドを捨ててでも仲間のために尽力できる仲間思いな一面もあり、その死に様はジョセフが敬意を表すほどでした。

エシディシvsジョセフ

ローマで対面した際、死のウェディングリングで再戦の約束をしていたエシディシとジョセフ。2人は、ジョセフが師事したリサリサの修行場エア・サプレーナ島でその約束を果たします。 2人とも相手にハッタリをかけて心を乱し罠を仕掛けるなど、トラッパータイプの戦闘スタイルだったため、互いに腹の中を探り合うような戦闘に。エシディシが、ジョセフの罠を見抜き王手をかけたかのように見えましたが、実はそれもジョセフの罠の一部でした。 ジョセフの秘策を読みきれず、最後に仕掛けた捨て身の特攻も波紋疾走によって返され、肉体が消滅してしまいました。

脳みそだけで生き残る(スージーQに乗り移った→消滅)

ジョセフとの戦いで死んだかに見えたエシディシでしたが、脳みそだけの状態で生き残っていました。ジョセフの身体にくっついてリサリサの屋敷に潜入、メイドのスージーQの身体を乗っ取ります。 カーズの手元にエイジャの赤石が届くように手はずを整え、その身体ごと自爆を図るも失敗。ジョセフとシーザーが放った合体波紋によって、スージーQの肉体から追い出されます。 その状態でもまだ諦めず、今度はジョセフの身体を乗っ取ろうとしましたが、最期は彼の背中の上で太陽を浴びて消滅してしまいました。

エシディシの声優は藤原啓治

エシディシを演じたのは、格好いいだけでなく味のある演技が持ち味の藤原啓治です。 『クレヨンしんちゃん』の初代野原ひろし役や『PSYCHO-PASS2』の東金朔夜役、『交響詩篇エウレカセブン』のホランド・ノヴァク役、『機動戦士ガンダム00』のアリー・アル・サーシェス役、『青の祓魔師』の藤本獅郎役などが有名です。 エシディシ役では、その能力にかけて「怪演王の流法」という異名が生まれるほどの熱演をみせました。

ワムウ

ワムウの強さと能力を解説!

ワムウは柱の男の中で3番目の地位にいる人物。カーズに戦闘の天才と言わしめるほどの実力者で、武人としての高い誇りを持っています。 彼は空気の流れを操る風の流法(モード)の使い手。それにより「神砂嵐(かみずなあらし)」で巨大な竜巻を発生させ、敵を粉砕します。また光の屈折を利用し、一時的に透明になれるステルス能力もあり、これにより短時間だけ太陽の下でも活動することが可能です。 ジョセフとの決闘ではさらに「最終流法・渾楔颯(ファイナルモード・こんけつさつ)」を放ちました。

終盤の決闘(ジョセフvsワムウ)

最初の出会いでジョセフに傷を負わされ、彼を自らが戦うに値する好敵手と認めたワムウは、修行を経たジョセフと再び対戦します。ピッツベルリナ山で古来の作法に基づく戦車戦による決闘を行い、互いに一歩も引かない戦いを繰り広げました。 序盤はワムウが優勢に見えましたが、ジョセフの奇策で形勢は逆転。「最終流法・渾楔颯」で最後の攻撃を仕掛けるものの、ワムウは敗れてしまいます。 首だけになったワムウですが、ジョセフを襲おうとする吸血鬼を戦いを穢す者と判断し、最後の力を振り絞って一掃。ジョセフとの出会いと、彼の成長を見届けられたことに人生の意味を見出しながら、満足した表情で消滅していきました。

シーザーと衝突

ジョセフとの決闘の前に、ワムウはシーザーと戦っています。成長したシーザーに押されながらも、最後は「神砂嵐」で致命傷を与え、シーザーを倒しました。 シーザーは命が尽きる直前、ワムウの毒入りピアスを奪い、それを命を削って生み出した血のシャボンでジョセフに届けようとします。ワムウはこれに気付きましたが、シーザーの仲間のために命を削る姿に敬意を表し、見逃しました。 この行動や、ワムウの死の直前のジョセフとのやりとりなどから、彼の戦士としての矜持がうかがえます。

ワムウの声優は大塚明夫

ワムウを演じたのは、大塚明夫です。大御所声優として知られた大塚周夫を父に持つ人物で、彼自身も低音ボイスをいかした演技で長年活躍しています。 「メタルギアソリッド」シリーズのスネーク役はとくに有名。また、スティーブン・セガールの吹替やスーパー戦隊シリーズの悪役などでも知られています。 アニメでは『ONE PIECE』のマーシャル・D・ティーチ役や『ブラック・ジャック』のブラック・ジャック役、『Fate/Zero』のライダー役などを担当。存在感のある演技で視聴者を魅了しています。

サンタナ

サンタナの強さと能力を解説!

サンタナはジョセフたちが出会う最初の柱の男です。4人の中で唯一メキシコで研究対象となっており、その過程で生き血を吸って覚醒しました。 身分としては柱の男の中で一番最下層で、力の上でも劣っています。 人間と比べれば桁違いの知能や強さを誇っていますが、他の3人のように流法(モード)は戦いで見せていません。肋骨を体内から飛び出させ武器とする「露骨な肋骨(リブス・ブレード)」や、自分のバラバラになった肉片を相手の身体にくっつけて体力を奪う「憎き肉片(ミート・インベイド)」といった技を使います。

サンタナとジョセフの戦い

サンタナは施設から脱走し、施設内のほとんどの人間を虐殺した後、スピードワゴンを追ってきたジョセフと対決。ジョセフはわざとサンタナに自分を捕食するように仕向け、内側から波紋でサンタナの身体を引きちぎります。 ピンチに陥ったサンタナは、シュトロハイムの身体を利用して逃走を謀るものの、彼の自爆によって失敗。今度は基地にある井戸から逃げようとしますが、ジョセフのとっさの行動により、サンタナは太陽の光を浴びてしまい石化します。 スピードワゴン財団に回収されますが、その後の行方については作中では明言されていません。

サンタナの声優は乃村健次

サンタナ役は乃村健次が担当しました。彼は1970年7月23日生まれの声優で、1997年以降アニメなどを中心に活動しています。 『グラップラー刃牙』の範馬勇次郎役や『キン肉マンII世』のバッファローマン役、『げんしけん』の久我山光紀役、『ヨルムンガンド』のワイリ役などが有名。 野太い印象の声が特徴で、体育会系のたくましいキャラや、かっぷくのいい中年男性のキャラなどをよく演じています。

ディオと「柱の男」はどっちが強い?

1部のディオ

吸血鬼の中では群を抜いた強さを誇るディオですが、柱の男たちにとっては吸血鬼は食料です。この前提となる上下関係を考えると、基本的にはディオよりも柱の男たちが強いと思われます。 とくに、戦闘に優れたカーズやワムウは、単純な攻撃力だけを見てもディオより強いのではないでしょうか。4人の中でも最弱とされるサンタナの場合は、ディオの策略によって太陽の下に引きずりだせれば、ディオが勝つ可能性もありそうです。 また、ディオは波紋を使えません。強力な波紋が使えれば、柱の男に対して有効打を打てる可能性も残されますが、これが使えないとなると、ディオにとってはかなり不利な相性となりそうです。

3部のDIO(スタンド)

スタンドはスタンドでしか倒せませんが、柱の男のポテンシャルを考えると、DIOの本体を叩くことでダメージを与えることができるかもしれません。特に、究極生命体となったカーズが相手だとすると、何らかの方法でDIOのスタンド「世界(ザ・ワールド)」に対抗する可能性もあります。 また、柱の男たちがスタンド能力を得るという可能性もゼロではありません。そうなると、基本的に上位種族である柱の男が優位に立つのではないでしょうか。 ただ、スタンド能力と柱の男との相性も大きく関わってくる部分です。DIOと別の誰かのスタンドを組み合わせることで、柱の男を倒すことも不可能ではないと思われます。

シリーズ最強!?強すぎる「柱の男」たちが登場するのは「ジョジョ」2部

究極生命体のカーズをはじめ、圧倒的な強さを誇る柱の男たち。第2部ではまだスタンドは登場しませんが、柱の男の登場で「ジョジョ」シリーズがより一層面白くなったのは間違いありません。 これだけの強さを誇る柱の男に立ち向かっていくジョセフの熱い戦いを、ぜひ第2部で楽しんでみてください。