2020年8月25日更新

『ヒプノシスマイク』Buster Bros!!!の山田一郎は良き兄貴!不良だった過去も

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『ヒプノシスマイク』山田一郎はBuster Bros!!!のリーダー!【ネタバレ注意】

2次元とラップという斬新な組み合わせが一大ムーブメントを巻き起こしている『ヒプノシスマイク』。色濃いキャラクターが多数登場する本プロジェクトのなかでも、主人公のような性格をしているのが山田一郎でしょう。 彼はイケブクロ・ディビジョンの代表チームBuster Bros!!!のリーダーで、このチームを構成する山田三兄弟の長男。MCネームはMC.B.B(エムシービッグブラザー)で、担当声優は木村昴(きむらすばる)です。 本記事ではこれまでに複数のチームに所属し、その時々で違った表情をみせている山田一郎について紹介します。 ※『ヒプノシスマイク』についてのネタバレが含まれますので、ご注意ください。

山田一郎を担当した声優・木村昴(すばる)ってどんな人?作詞も手掛けるHIPHOP好き

山田一郎を演じているのは木村昴です。彼は元オペラ歌手のドイツ人の父と、元声楽家の日本人の母を持ち、子供の頃から芸能活動をしています。 15歳で『ドラえもん』の2代目ジャイアンの声優に抜擢され、彼の代表作に。アニメでは他に『輪るピングドラム』の高倉冠葉(たかくらかんば)役も有名です。 彼は小学生の頃にHIPHOPと出会い、以来のめり込んでいきました。その技術は『ヒプノシスマイク』で遺憾(いかん)なく発揮されており、山田一郎の人気にも繋がっています。また一郎が歌う楽曲の歌詞を「好良瓶太郎(コウラビンタロウ)」という名義で手掛ける多才な人物です。

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弟からの信頼も厚い山田一郎!不良の過去もあるカリスマ性の持ち主

山田一郎の性格をひと言で表すなら、真面目です。とくに2人の弟たちに対しては良き兄であり、しっかり者の頼れる兄として、弟たちに尊敬されています。両親がいないため、弟たちの父親代わり・母親代わりとしても奮闘。その姿からは彼の真面目さが伝わってきます。 良き兄としての印象が強い一郎ですが、以前はイケブクロで知らぬ者はいない不良でした。不良時代でも酒や煙草はやらないなど、根っこの部分は以前も今も変わっていません。 大人びた雰囲気でカリスマ性を持ち合わせる彼ですが、意外にもオタクです。そんなギャップもファンを魅了しています。

「萬屋ヤマダ」を営む経営者にして、山田家の大黒柱!

山田一郎は様々な依頼に対応する「萬屋(よろずや)ヤマダ」を経営しています。彼は14歳の頃から単身で働き、弟たちを養うための資金を調達していました。その後17歳で起業。事務所と自宅は同じ建物となっており、この頃から兄弟で一緒に暮らし始めます。 彼は裏ルートを持っており、仕事や緊急時にはそれを利用することも。ただ危険な仕事がメインというわけではなく、依頼があれば猫探しや買い物といった仕事も請け負っています。 弟たちの育て方は、愛情のなかにも厳しさのある教育方針です。育ち盛りの2人のために栄養のある食事作りをするなど、その行動からは愛があふれています。

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テーマソング「俺が一郎」は好良瓶太郎が作詞を担当!エヴァファン必見の歌詞にも注目

山田一郎の初ソロ曲が「俺が一郎」です。タイトルが自己紹介になっており、曲名を見ただけで彼のリーダーシップやカリスマ性が感じられます。 この楽曲は一郎を演じる木村昴が好良瓶太郎(コウラビンタロウ)名義で作詞を担当。歌詞のなかには『新世紀エヴァンゲリオン』ネタが多数ちりばめられているのが特徴です。なぜ「エヴァ」ネタが入っているのかというと、一郎がラノベやアニメ好きのオタクという設定があるからでしょう。 耳で聴いているだけでは気が付きにくいのですが、歌詞カードを見てみると「ゲンドウ力」や「シンジ」、「使徒める」といった「エヴァ」を彷彿とさせるワードが登場!格好いい楽曲とアニメネタというギャップは、そのまま山田一郎というキャラ像を表しているのです。

ガチ不良だった山田一郎!雰囲気の違いに驚愕

山田一郎はThe Dirty Dawg結成以前、今とはまるで雰囲気が違っていたことがコミカライズ版で明らかになりました。その様子は現在の良き兄としての一郎の姿とは大きな隔たりがあり、言葉遣いも荒く目つきも鋭く、かなり尖っています。 このダークな雰囲気の一郎のシーンが登場するのは、彼がNaughty Bustersを組んでいた頃です。Naughty Busters時代は、天国へノ階段の傘下で活動していましたが、彼らの卑劣なやり方に一郎が怒り狂うという描写がありました。 言動自体は近寄りがたい不良ですが、筋の通らないやり方に反発する姿勢からは、今も昔も変わらない山田一郎らしさが感じ取れます。

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実は生粋のオタク!?ラノベの新刊は全て読み漁る!

山田一郎は実は大のラノベ好き。その熱量はかなりのもので、ラノベの新刊はすべて読み漁るというほど。 また彼はアニメも大好きです。ドラマトラックでは弟の二郎と好きなラノベ『転生したらチート魔術師じゃなくてチートラッパーだった件』を原作としたアニメのBlu-ray鑑賞会をするシーンも描かれています。 オタクではない三郎との会話のなかでは、オタクが作家やアニメを買い支えて貢献しなければ、というオタクの鏡のような発言も飛び出しました。この発言からも、彼が信念を持った生粋のオタクであることが分かります。

チーム遍歴を紹介!

山田一郎はいくつものチームを渡り歩いてきました。現在判明している彼の最初の所属チームが、Naughty Busters。後にナゴヤ・ディビジョンの代表チームBad Ass Templeのリーダーとなる波羅夷空却(はらいくうこう)と2人で組んでいたチームです。 その後、敵対勢力の傘下にあったMad Comic Dialogと壮絶なバトルを繰り広げるも、碧棺左馬刻(あおひつぎさまとき)に気に入られ、Mad Comic Dialogに加入。新生MCDとして活動するも、左馬刻と白膠木簓(ぬるでささら)が決裂したことで解散します。 次に伝説といわれるThe Dirty Dawgのメンバーとなり、その解散後に兄弟でBuster Bros!!!として活動し始めました。

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仲良しの山田三兄弟!過去は真逆の不仲だった?

コミカライズ版で描かれた過去の山田兄弟は、今のような仲のいいものではありませんでした。このとき一郎は17歳、二郎は15歳、三郎は14歳でした。 児童養護施設で暮らしていた兄弟たちのうち、二郎と三郎は施設長・鳳仙玄鳥 (ほうせんげんちょう) を父のように慕っていました。一方で一郎は鳳仙に対して嫌悪感を隠さない態度をとっており、話しかけられてキレているシーンも。 そんな一郎を見て、二郎や三郎は「あんなの」や「クズ」と呼んでいるのです。とても仲良しとはいえない険悪な雰囲気が兄弟の間に漂っており、ここからBuster Bros!!!結成に至るまでどんなドラマがあったのか、今後の展開に注目が集まっています。

最大のライバルはヨコハマ・ディビジョンの碧棺左馬刻!?

山田一郎と犬猿の仲とされているのが、ヨコハマ・ディビジョンMAD TRIGGER CREWのリーダー・碧棺左馬刻(あおひつぎさまとき)です。2人はライバル関係にあり、顔を合わせるといがみ合いを始めてしまいます。 喧嘩っ早い左馬刻が食って掛かるのはそれほど違和感がありませんが、一郎も左馬刻に対しては厳しい言葉を投げかけていました。2人の会話からは、過去に今につながる因縁の出来事があったことがうかがえます。 2人が顔を合わせた際は、互いに「ブラコン」や「シスコン」と罵り合う場面も。犬猿の仲といわれているものの、こういったやり取りからはお互いのことをよく理解していることもうかがえます。

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The Dirty Dawg時代、左馬刻とは最強タッグだった!

Mad Comic DialogからThe Dirty Dawgの時代では、一郎と左馬刻は非常に良好な関係を築いていました。年下の一郎は左馬刻のことを「左馬刻さん」と慕っており、決して卑怯なことをしない男だと評しています。また左馬刻も一郎のことを一目置いており、とても可愛がっていました。 2人一緒に行動することが多く、芯の通った考え方も似ていたためでしょうか。チームメイトの神宮寺寂雷(じんぐうじじゃくらい)からは、似た者同士と言われていました。 TDD時代の描写を見ると共にカリスマ性があり腕っぷしも強く、まさに最強のタッグといった様子です。

なぜ一郎と左馬刻は犬猿の仲に?中央区の思惑とは

長らく一郎と左馬刻の因縁の原因は不明のままでした。2020年7月に掲載された『-Before The Battle- The Dirty Dawg』14話では、ついにその理由が明らかに。 中央区がディビジョン・ラップバトルの開催を決めたきっかけとなった出来事が描かれており、一郎と左馬刻はそれぞれ弟と妹が攫(さら)われ、バトルを強いられていました。 バトルに勝った左馬刻の前に現れたのは、中央区に洗脳された状態の妹・碧棺合歓(あおひつぎねむ)でした。彼女は2人の因縁を作るための装置として利用されているようで、中央区の思惑どおり彼女の発言で左馬刻は一郎を恨むようになったのです。 一方の一郎も、弟を救いたいという気持ちを「知るかよ」のひと言で一蹴されたことで、恨みを抱くようになったのでした。

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実の父親がまさかの人物だった!?共通点はオッドアイ

幼い頃から山田兄弟の両親はおらず、3人とも児童養護施設で育ちました。一郎は二郎と三郎に家族は死んだと説明していましたが、一郎の不在時、2人の前に兄弟の父親を名乗る人物が現れます。 それが新たに加わったキャラクター・天谷奴零(あまやどれい)です。彼はオオサカ・ディビジョンのどついたれ本舗のメンバーで、詐欺師をしている人物。普段はサングラスをかけていますが、その下には兄弟たちと同じオッドアイが隠されています。 一郎が父親の生存を隠していた理由や零が兄弟間の不信感を煽った理由などは、今後の展開で明らかになっていくのではないでしょうか。

正義感強い山田一郎は陰謀渦巻く「ヒプマイ」の世界でどう生きる!?

正義感が強く、曲がったことが嫌いな山田一郎について解説しました。 各メディアでストーリーが展開していくなかで、中央区の陰謀が次第に明らかになってきた「ヒプマイ」。とりわけ正義感の強い一郎は、今後どう動いていくことになるのでしょうか。左馬刻との因縁の行方や父の登場など、今後もキーパーソンとしてその動向が気になる人物です。