【リゼロ】魔女9人を一覧で解説!実は大半が死亡している?7つの大罪との関係や強さ・能力を徹底紹介
【一覧】「リゼロ」大罪の魔女とは?なぜ9人なの?
大罪の魔女とは「リゼロ」作中の400年以上前に、「魔女因子」に適合した人物を指します。七つの大罪やその原型にあたる八つの枢要罪、さらに虚飾・憂鬱の因子の適合者も同様に魔女と呼ばれていました。 それぞれに恐ろしい大罪の名を冠し、世界を闊歩していた彼女たち。しかし、そのうちの6人は嫉妬の魔女・サテラによって滅ぼされてしまいます。そして現在、魔女因子は魔女教の大罪司教へ渡ることに。つまり、かつての大罪魔女と現在の大罪司教には、切っても切れない深い縁が存在しているのです。 また、嫉妬の魔女・サテラはエミリアとそっくりの容姿をしており、彼女たちにも何かしらの繋がりがあると考察されています。主人公サイドの主要キャラであるエミリアは、大罪の魔女たちと深く関係する人物なのかもしれません。
大罪の魔女はほとんど死亡している?
前述したように、大罪の魔女のほとんどは嫉妬の魔女・サテラによって滅ぼされています。彼女は自身以外の大罪魔女6人を飲み込み、そのまま封印されることに。その影響もあってか、現在ではサテラ以外の魔女は知名度が低く、一般的にはほとんど知られていないようです。 ただ、強欲の魔女・エキドナの魂だけは生き延びており、彼女は魔女たちの魂を回収しながら精神世界に潜んでいる様子。また、虚飾の魔女・パンドラと憂鬱の魔人・ヘクトールは今も生存し、人知れず暗躍を続けているようです。
“嫉妬の魔女”サテラ
権能 | 不明 |
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由来 | 不明(衛星を表す英語「サテライト」が由来?) |
声優 | 不明(高橋李依?) |
嫉妬の魔女・サテラは、400年前に世界を滅ぼしかけたとされる伝説の存在です。魔女とは“魔女因子に適合した人物”ですが、サテラは魔女因子に適合していないにも関わらず、因子を取り込んでしまいました。そのため人格が2つに別れてしまったようです。 彼女は銀髪のハーフエルフで、その見た目はエミリアにそっくり。サテラはエミリア本人なのか、はたまたエミリアの関係者なのか、ネット上でも様々な考察がなされてきました。 また、サテラはスバルに「死に戻り」の能力を与えた張本人だと言われています。彼女はスバルに対して「私を殺しにきてね」と語りかけるなど、常軌を逸した愛と執着を持っている様子。現状2人の関係性は明らかになっていませんが、そこに深い繋がりがあることは間違いないと思われます。
サテラの強さ
サテラの強さは当時の最高戦力をもってしても、滅ぼしきることが出来なかったほど。彼女は未だに、ルグニカ東部の砂丘に封印されているようです。 当時の最高戦力とは龍・賢者・剣聖のことを指します。肩書だけ聞いても強そうな彼らでさえ倒せなかったのですから、彼女の強さは作中でもトップクラスと見て間違いないでしょう。
“強欲の魔女”エキドナ
権能 | 叡智の書(「世界の記憶」が記された書物) |
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由来 | ギリシア神話に登場する怪物エキドナ |
声優 | 坂本真綾 |
この世の叡智を求める、強欲の魔女・エキドナ。見た目は透き通るような白髪で美人ともかわいいとも見える美貌の持ち主。アニメで初登場したときにはSNS上で「今までレム推しだったけど担当かわったわ」とささやかれるほどでした。 そんな彼女はスバルが持つ「死に戻り」の能力に気付いており、未知の力を使う彼に対して強い興味を持っている様子。作中では彼を誘導して自分に都合のいい契約を結ぼうとするなど、自分本位な本性も描かれていました。 尋常ならざる知的好奇心を持つエキドナにとって、人生をやり直しながら様々な事象を観測できる「死に戻り」の力は、喉から手が出るほど欲しい「理想の能力」なのかもしれません。
エキドナの強さ
魔女因子がもたらす権能の能力はもちろん強力ですが、エキドナは魔法にも長けています。 彼女は6属性全ての魔法が使えるロズワールに、権能なしで匹敵する強さです。これも知識を求めた結果。彼女は自らも言うように“まさに知識欲の権化”なのです。
“憤怒の魔女”ミネルヴァ
権能 | 癒し(攻撃した相手を回復させる) |
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由来 | ローマ神話に登場する知恵と工芸の女神ミネルヴァ |
声優 | 小松未可子 |
憤怒の魔女因子を能力に持つミネルヴァ。憤怒ということでミネルヴァ自身怒りっぽい性格ですが、権能の力は“癒し”です。 怒りっぽいというのも、争いごとや不必要な怪我に対してで誰かが傷ついているのが許せないということ。ただし心の傷には我関せずで、とにかく身体に負った傷を癒すことが彼女の最大の目的です。 見た目はロリ巨乳でかわいらしく、権能も癒しで害はなさそうに見えるミネルヴァ。しかし癒しの力で助けた分、別の場所では災害により死者を出しています。
ミネルヴァの強さ
一見無害な魔女に見えますが、当然裏があります。ミネルヴァの権能は世界の中枢から引き出したマナを用いるので、権能を使用すると他の場所にマナが行き渡りません。そして天変地異のような災害を引き起こしてしまうのです。
“怠惰の魔女”セクメト
権能 | 不明(衝撃波のようなものを操る?) |
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由来 | エジプト神話に登場する女神セクメト |
声優 | 中原麻衣 |
セクメトは怠惰の魔女因子に適合した魔女。呼吸すらめんどくさがる極度のめんどくさがり屋で、怠惰の魔女因子に適合したもの納得な人物です。基本的にはだらしないのですが、魔女の中では一番常識人とされています。 だらけきった性格のため髪は切らずに伸び放題で、服はほつれや汚れが多く風呂にも入っていない様子。そんな彼女の正体は巨人族の始祖を目指して産み落とされた存在です。しかし様々な秘術を用いた儀式は失敗し、生まれたその日から周りから疎まれていました。
セクメトの強さ
怠惰の魔女因子というと、ペテルギウスが使っていた“見えざる手”を思い浮かべる人も多いかもしれませんね。 しかしセクメトの能力はペテルギウスとは全く異なりました。まだ謎の多い能力ではありますが、“とてつもない破壊力を持った衝撃破を操る”とされています。
“暴食の魔女”ダフネ
権能 | 不明(両目の魔眼や魔獣を生み出す力?) |
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由来 | ギリシア神話に登場する美貌の精霊ダフネ |
声優 | 東山奈央 |
棺桶のようなものに入っていて奇抜な見た目がインパクトのある暴食の魔女・ダフネ。暴食の魔女因子にふさわしく食いしん坊で、目隠しされているのに嗅覚は非常に優れています。ダフネの嗅覚は食べ物の位置や数、他人の状態まで把握できてしまうほど。 また彼女が魔獣を発生させた理由は、世界の飢えをなくすためでした。
ダフネの強さ
権能によるものかは不明ですが、彼女の左目は見たものに飢餓感を与える「飢餓の魔眼」だと明かされています。エキドナはこの力の恐ろしさを知っているようで、「目を合わせるな、触れるな、体の拘束を解くな」と語るなど、かなり警戒している様子を見せていました。 作中ではスバルがこの魔眼の餌食になっており、無意識に自身の指を食べてしまうほどの強烈な飢餓感に襲われています。また、これだけでなく彼女は「魔獣を発生させる」という、とんでもない能力も所持。 一見すると小柄で弱そうにも見えるダフネですが、一般人の目線で言うと嫉妬の魔女に次ぐ危険度と判断されています。
“傲慢の魔女”テュフォン
権能 | 罪を裁く(対象の罪悪感に従い体を粉砕する) |
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由来 | ギリシア神話に登場する怪物テューポーン |
声優 | 久野美咲 |
2020年9月現在の物語では行方不明になっている傲慢の因子に適合したテュフォン。彼女は生前「処刑人」として罪人をさばき続けていました。 褐色の肌に白いワンピース、濃い緑色のショートカットで幼い印象の見た目をしています。その印象の通り精神的にも幼く他人の痛みが分かりません。だからこそテュフォンの中のアクニンをさばくことが出来たのでしょう。
テュフォンの強さ
テュフォンが行使する傲慢の能力は、相手の心のうちにある罪悪感を裁くこと。能力を行使された相手は罪の意識があった場合、体の一部がガラスのように粉砕されます。 さらにアクニンであった場合は相応の激痛が発生。アクニンでない場合は痛みは感じません。実際スバルも体の一部が粉砕される経験をしますが、痛みは感じませんでした。
“色欲の魔女”カーミラ
権能 | 無貌の女神(自身の意思に関係なく対象を魅了してしまう) |
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由来 | ローマ神話に登場する女王カミラ |
声優 | 石見舞菜香 |
色欲の魔女因子に適合したカーミラは「天上の美姫」と言われるほどの美貌を持った持ち主とされていました。しかし、ある程度顔は整っているものの、実際のレベルは平凡にかわいいくらい。 それでも魔女として君臨できたのは、やはり権能の能力によるものでした。カーミラは強力な能力の持ち主ですが、この能力により人生を狂わされています。
カーミラの強さ
彼女の権能は「無貌の女神」といい、相手を魅了する能力です。特徴は3つあり、1つ目はカーミラを見たときにその人の見たい者に見えてしまうというもので、2つ目はカーミラに気を取られた人は目が離せなくなり、そのあいだは息をするのも忘れてしまうというもの。 3つ目は具体的には明らかになっていませんが、その人を愛していた人たちの声で心に呼びかけるというものだと言われています。
“虚飾の魔女”パンドラ
権能 | 事象の書き換え |
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由来 | ギリシア神話に登場する女性パンドラ |
声優 | 釘宮理恵 |
虚飾の魔女・パンドラはまだまだ謎に包まれた存在。見た目は白金のロングヘアーで、服装は一枚の白い布の中は全裸という出で立ちです。 魔女教では他の魔女の存在は禁忌とされている中、なんとパンドラは魔女教徒。魔女教はかつて過激派と穏健派に分かれており、彼女は過激派に属していました。 パンドラは大罪司教であるレグルスと行動を共にすることが多く、彼ですら敬語を使うほど一目置かれています。そしてかつて穏健派であった司教の精神を崩壊させ、のちのペテルギウス・ロマネコンティを誕生させた張本人です。
パンドラの強さ
パンドラの権能は起こった事象を彼女の好きなように「書き換えられる」恐ろしい能力です。作中では「怠惰の魔女因子」を取り込んだ司教ジュースと、強力な魔法を使うハーフエルフ・フォルトナを同時に相手取り圧倒的な強さを見せつけていました。 そして、最後は事象の書き換えでジュースにフォルトナを殺させる、残虐な方法で決着。彼女はその力により「自身の死」さえもなかったことにできるようで、エキドナは「生き残ることに突出した魔女」と評していました。
“憂鬱の魔人”ヘクトール
野崎つばた先生による剣鬼恋歌コミカライズ『真銘譚』も大好評連載中!
— 『Re:ゼロから始める異世界生活』公式 (@Rezero_official) July 27, 2020
こちらの1シーンをお届けです!#rezero #リゼロ #ロズワール pic.twitter.com/MaRS2h7sOD
権能 | 不明(重力を操る力?) |
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由来 | ギリシア神話に登場する英雄ヘクトール |
声優 | 諏訪部順一 |
「骨、ガタガタ。内臓、ぐちゃぐちゃ。心、バキバキ。そんなところでどーぉうだい」とは魔女因子に適合した者の中では唯一の男性、魔人・ヘクトールの言葉です。道化のような奇抜な格好をしており、どこかロズワールと似ている印象を受けます。 実は、この2人には浅からぬ因縁が存在。かつてヘクトールは聖域を襲撃し、そこでロズワールを完膚なきまでに叩きのめしているのです。これがきっかけで、ロズワールはヘクトールへの怒りなどを忘れないために、彼の見た目や言動を真似し始めた様子。 つまり、ヘクトールがロズワールに似ているのではなく、ロズワールがヘクトールを真似ているということ。ちなみに、ヘクトールはエキドナに深く執着しており、聖域を襲ったのもそれが原因だと思われます。
ヘクトールの強さ
ヘクトールが使う能力は重力に関係するものだとされています。この力はとても強力で、エキドナ&ロズワールと対峙して圧倒できるほどでした。
魔女と魔女教・大罪司教とのつながりは?
「リゼロ」の世界で魔女の名を冠するものと言えば、「魔女教」です。その中でも大罪司教は、嫉妬の魔女・サテラを信仰する魔女教の幹部のような存在。主人公・スバルの敵として、作中で幾度も行く手を阻みます。 大罪司教はかつてサテラが滅ぼした6人の魔女因子を、その身に取り込みました。そのため、9人いる魔女とは違い大罪司教は6人となっていて、現在は傲慢を除く5人が登場。ちなみに、魔女因子を取り込んだからと言って、魔女たちと同じ能力が使えるわけではなく、大罪司教は魔女とは別の能力を持っています。
魔女同士のつながりは?
魔女同士につながりについてですが、サテラに滅ぼされた6人とサテラは友人関係にありました。虚飾や憂鬱の魔女との関係については、2020年9月現在いまだ謎に包まれたままです。 サテラと嫉妬の魔女は別人格であり、嫉妬の魔女が他の6人を滅ぼしました。その中で強欲の魔女・エキドナはサテラが復活したときのための抑止力として、墓所に魂を封印されています。 エキドナは他の滅ぼされた5人の魔女の魂をすべて集め、自身の夢の中で知識と記憶から彼女らを再現することができるのです。スバルが安易にエキドナと契約を結ぼうとしたとき、待ったをかけたのもエキドナの夢の中で再現された他の魔女たちでした。
「リゼロ」の魔女たちはまだまだ謎だらけ!今後の活躍に注目
今回は魔女因子に適合した者たち9人について紹介しました。 味方なのか敵なのかやスバル達とどのように関わっていくことになるのか。まだまだ多くの謎に包まれている魔女たちは、それぞれ強力な能力を持ち誰が一番強いのかと話題になるほどネット上でも注目されています。2020年9月現在アニメ2期でも続々と魔女たちが登場し始めるので、活躍が楽しみですね!