ドラマ「DIVER(ダイバー)」のキャスト&あらすじを解説!福士蒼汰がダークヒーローに
ドラマ「DIVER(ダイバー)-特殊潜入班-」のキャスト&あらすじを紹介!
カンテレにて2020年9月22日放送スタート
福士蒼汰主演の新ドラマ「DIVER(ダイバー)-特殊潜入班-」が、2020年9月22日からカンテレ・フジテレビ系にて放送中。大沢俊太郎による人気漫画の実写化である本作は、福士蒼汰が初のダークヒーロを演じるということで、注目が集まっています。 この記事では、ドラマ「DIVER(ダイバー)」のキャスト&あらすじをまとめて紹介。見どころや原作情報についてもチェックしましょう!
原作は全3巻のコミックス
『DIVER-特殊潜入班-』の原作は集英社のグランドジャンプPREMIUM(2014年11月号から2015年3月号)、およびグランドジャンプ(2020年9号から15号)にて連載された、大沢俊太郎の同名漫画です。2020年8月に最終巻となる3巻が刊行され、物語に幕を下ろしました。 大沢の作品では西野亮廣主演でドラマ化された「示談交渉人ゴタ消し」も有名で、2020年10月現在はLINEマンガにて『サイキックス』を連載中です。
ドラマ「DIVER(ダイバー)-特殊潜入班-」のあらすじ
「DIVER(ダイバー)」の舞台は、兵庫県兵庫市。兵庫県警には急増する犯罪組織に対抗すべく、秘密裏に結成された潜入捜査官チーム、通称「D班」が存在していました。 D班のメンバーに課されたミッションは、暴力団や詐欺集団などの犯罪組織に潜入して、犯罪の情報や証拠を掴むこと!命の危険すら顧みず、危険な任務に挑む黒沢兵悟(くろさわ ひょうご)は、“最強(最凶)の潜入官”と呼ばれる捜査官です。 黒沢は犯人逮捕のためならば多少の犠牲も、仲間を騙すことも厭いません。さまざまな顔と人格を操りながら悪に近づき、ときに悪に染まりながらも己の正義を貫きます。 メンバーそれぞれの正義と目的とは何なのか?そしてD班が召集された真意とは?
福士蒼汰が高いIQを持つダークヒーローに
本作の主人公・黒沢兵悟は10代の頃、窃盗や暴力事件の常習犯でした。警察を悩ませる高いIQや判断力、身体能力を買われ、D班にスカウトされることに。悪を駆逐するためには手段を選ばず、ときに異常なほどの暴力性をあらわにします。 黒沢を演じるのは福士蒼汰です。出世作『仮面ライダーフォーゼ』(2011年)で見た目は不良ながら正統派のヒーローを演じ、好青年のイメージが強い人気俳優です。 実写化作品での主演が多く、映画『好きっていいなよ。』(2014年)などの恋愛ものからアクションものまで、さまざまなジャンルに挑戦。ドラマ『4分間のマリーゴールド』(2019年)では死の運命が見える救急救命士を好演し、義姉との純愛も話題になりました。 福士は本作で初めて演じるダークヒーロについて、「兵悟の中にある“闇”をどう表現するか考えながら撮影に臨んでいます。潜入捜査官なので、いろんなキャラクターを演じる感覚でお芝居をしています」とコメントしました。
脇を固めるキャスト陣も続々発表!NY帰りの野村周平も
佐根村将/野村周平
D班メンバーの佐根村将は黒沢のライバル的存在であり、元・海上自衛隊員。幼い頃から文武両道で、防衛大学を主席で卒業したエリートです。 とある真相を探るため、阿久津の誘いでD班に加入した佐根村を演じるのは月9ドラマ『恋仲』(2015年)以来、5年ぶりに福士と共演する野村周平。2019年5月から2020年4月までNYに語学留学しており、本作が帰国後初の連ドラ出演です!
伊達直哉/安藤政信
伊達直哉は兵庫県・組織対策課で現場の指揮をとりつつ、裏ではD班を束ねる班長。署内では阿久津以外で唯一、D班の存在を知っています。 そんな伊達を演じるのは、2020年放送のドラマ『テセウスの船』にて、車椅子の男を好演した姿も記憶に新しい安藤政信です。同年1月より放送中の『麒麟が来る』では織田家家臣団の筆頭・柴田勝家役を演じ、大河ドラマ初出演を果たしました。
阿久津洋子/りょう
県警初の女性本部長として兵庫県警のトップに立ち、極秘にD班を指揮する阿久津洋子。彼女のキャリアを疎んだ上層部の策略で、警視庁から兵庫県警へ異動になりました。 阿久津を演じるのは、女性から高い人気を誇るクールビューティ女優のりょうです。近年はドラマ『わたし旦那をシェアしてた』(2019年)、主演を務めた『黒蜥蜴』(2019年)などに出演。2020年は本作のほか、映画『フード・ラック!食運』に出演します。
皆本麗子/片瀬那奈
皆本麗子はD班の治療を担う医者で、神戸・元町の開業医。しかし診療所には看板を掲げておらず、診察も深夜に行います。裏社会の人間たちも治療する、いわゆる闇医者です。 そんな皆本を演じる片瀬那奈は、ドラマ『恋はつづくよどこまでも』(2020年)でも医者を演じていましたが、今回は闇医者に挑戦!2020年は10放送スタートのドラマ『24 JAPAN』にも出演し、謎の美女役を演じます。
宮永壮一/浜野謙太
宮永壮一はD班のIT担当で、ハッキングが得意なホワイトハッカーです。掴みどころのない性格ですが、D班の中では常識的な考えを持つ一面も。高度なサイバーテクニックを操り、事件解決の糸口を掴みます。 理系男子を演じる浜野謙太は、7人組ファンクバンド・在日ファンクのリーダー兼ボーカル。大河ドラマ「いだてん」(2019年)や映画『ロマンスドール』(2020年)などに出演し、俳優としても活躍中です。
鏡光一/正名僕蔵
鏡光一は兵庫県警・組織犯罪対策課(組対課)の課長で、伊達や上島、大山の上司。部下には強気ですが、県警本部長の阿久津にはゴマをすり、長いものに巻かれるタイプです。 中間管理職の鏡を演じるのは、大人計画に所属する名脇役・正名僕蔵。2020年はドラマ『SUITS/スーツ2』(第1話)や『居酒屋兆治』などに出演し、1度観たら忘れられないインパクトを残しています。
大山崇/中山義紘
大山崇は組対課の中堅刑事で、鏡課長のもとで犯人逮捕のために奔走します。要領の良さを活かして上手く立ち回り、出世しようと目論んでいるようです。 演じるのは劇団Patchのメンバーで、2.5次元系の舞台でも活躍する中山義紘。近年はドラマ『アシガール』(2017年)、朝ドラ『スカーレット』(第21週)などに出演しました。全国ネットの連ドラレギュラーは、本作が初めてになります。
上島哲也/正門良規(関西ジャニーズJr. Aぇ! group)
上島哲也は大山と同じく鏡の部下で、少し気弱で優しい性格の新人刑事です。伊達に憧れを抱き、犯人逮捕のため現場を走り回ります。 演じるのは関西ジャニーズJr.のAぇ! groupに所属し、ギターを担当する正門良規。舞台経験が豊富で、2019年にはドラマ『恋の病と野郎組』で主演を務めました。朝ドラ『スカーレット』(第76週~第131週)で知名度を上げ、活躍の場を広げています。
アクションが最大の見どころ!人物ごとの違いに注目
YouTube公式アカウントのPR動画では、福士が「それぞれにアクションの役割がある」と明かしており、ここが本作最大の見どころとなりそうです。 黒沢は10代の頃の経験が反映された喧嘩っぽいアクションが特徴で、自衛隊出身の佐根村はきちんと習ったアクションをするなど、人物ごとに違いがあるんだとか!全く違うアクションの型同士のぶつかり合いはもちろん、カーチェイスからも目が離せません。 福士はアクション作品への出演が多く、映画『ザ・ファブル』(2019年)でも迫力のガンアクションを披露しています。本作にも期待が高まりますね!
主題歌はコブクロの「灯ル祈リ」
ドラマ「DIVER(ダイバー)-特殊潜入班-」の主題歌を担当するのは、福士蒼汰と映画『ちょっと今から仕事やめてくる』(2017年)以来、3年ぶり2度目のタッグを組むコブクロ。 原作漫画とドラマ台本を読み込み、本作のために新曲の「灯ル祈リ」を描き下ろしました。黒沢の生き様と、伝えたいことを重ねながら生み出されたのは、重厚なパワー・バラード。ステイホーム期間中、小渕と黒田はリモートで曲作りをスタートしたのだそうです。 コロナの渦中で誕生した同曲には、危険の最前線で戦う人たちへの思いや“条理と不条理”への葛藤が、ドラマの内容に沿って込められています。 コブクロは公式サイトに「ドラマと共に、この時代に叩きつけたいメロディーと歌詞が伝えられたら」と、祈りのようなコメントを寄せました。
人気キャストで贈るドラマ『DIVER-特殊潜入班-』続報を待て!
潜入捜査官チームの活躍や多彩なアクションが見どころのドラマ『DIVER-特殊潜入班-』。福士蒼汰がダークヒーローをどう演じるのか、とても気になりますね! 「DIVER(ダイバー)」は2020年9月22日より、毎週火曜よる21時に放送中です。5週連続の特別ドラマとして放送され、最終回(第5話)は10月20日(火)放送です。