【2020年度版】ホームシアター用スピーカーの選び方&人気商品を紹介!安く買える商品も
ホームシアター用スピーカーのスピーカーで、最高の没入体験を
この記事で、スピーカーの選び方・おすすめ商品・配置方法が丸わかり!
スピーカーは大きさや種類も多岐に渡り、どれを選べばよいのか迷いがち。この記事では、ホームシアター用のスピーカーを選ぶ際に注意したいポイントやch数ごとのおすすめ製品、スピーカーの設置方法などを解説していきます。 尚、記載されている価格や情報は2020年11月現在のものを参考にしており、実際のものと異なる場合があるため注意してください。
【ホームシアター用スピーカーの選び方】ポイント6点
①スピーカーの形状
②ch数を選択
③出力(ワット)数
④音声フォーマット
⑤配線・入力端子
⑥拡張したいならAVアンプも
ホームシアター用のスピーカーを選ぶ時のポイントは、6つあげられます。スピーカーを設置予定の環境を想定しながら確認していきましょう。
【ポイント1】スピーカーの形状から選ぶ
スピーカーは形状で4種類に分類可能です。形状ごとのメリットや特徴をみていきます。
ラックタイプ:収納にも使える!
マルチスピーカータイプ:圧倒的な没入感!
サウンドバー:手軽に音質UP!テレビと相性抜群
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セパレートタイプ:拡張してみたい人におすすめ
【ポイント2】配置方法・設置スペースに合わせてch数を選ぶ
2.1ch:一人暮らしや賃貸のワンルームなどにおすすめ
3.1ch:省スペースで、できる限りの臨場感を味わいたい人向け
5.1ch:ホームシアターなど、映画鑑賞用での導入におすすめ
7.1ch:最高峰のサウンドで、ゲームの世界に浸りたい人におすすめ
【ポイント3】スピーカーのW(ワット)数で、出力をチェック
【ポイント4】音声フォーマット
【ポイント5】配線をチェック
【ポイント6】拡張したいなら、AVアンプに対応かチェック
ホームシアター用スピーカーでおすすめのメーカー
SONY(ソニー)
「ソニー」は音楽プレイヤーの「WALKMAN(ウォークマン)」や「Play Station(プレイステーション)」で広く知られるメーカーです。音響だけでなく映像分野も手掛けており、プロジェクターやテレビのラインナップも豊富。そのためホームシアターの映像・音響設備をソニーに統一すれば、シームレスな連携が可能に。 ホームシアター領域では、「ハイレゾ音源」や「Dolby Atmos」に対応した製品が販売されています。またWi-Fi接続を用いた「ワイヤレス接続」が可能な製品もあり、比較的配線が手軽なのも魅力の1つです。
YAMAHA(ヤマハ)
「YAMAHA」は世界的な「音響メーカー」として知られています。自然で長く聞いていられるサウンドを特徴としており、技術を詰め込んだ商品が多く、ラインナップも豊富です。 価格や性能ごとに商品を選択でき、サウンドバーを中心とした音響システムの「YASシリーズ」が人気。手軽にサラウンド環境を構築できるのも魅力となっています。
BOSE(ボーズ)
「BOSE」はノイズキャンセリングヘッドホンなどで有名な音響機器メーカーです。重低音に迫力があるうえ、低音から高音までまとまりの良い音を再生できます。そのため高音質な製品が多く販売されているのが特徴です。 黒や白などの単色をベースにした、飽きの来ないデザインで部屋のインテリアとしても扱いやすくなっています。パワフルな重低音を聴くのが好きな人におすすめしたいメーカーです。
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JBL(ジェービーエル)
DENON(デノン)
「DENON(デノン)」は、1910年に開業した老舗の音響メーカーです。サウンドバーやマルチスピーカーのほか、AVアンプも販売しており、ホームシアターの音響をDENONで統一している音楽マニアも多いんだとか。コスパがいい製品を取り揃えているのも魅力です。 デザインも光沢のある黒や木目調など、様々なタイプをラインナップ。部屋の雰囲気に合わせて選べるのが嬉しいポイントです。自然なサウンドで長時間の視聴でも聴き疲れしづらいため、ホームシアターにぴったりなスピーカーと言えるでしょう。
【コスパ最強!お得に安く買えるスピーカー6選】
TaoTronics「TT-SK027JP01」:6千円程度で、PC用のスピーカーとしても!
TaoTronics製の「TT-SK027JP01」は、Amazonだと1万円以下で購入可能。非常にコスパの良い製品です。 接続方式は、有線接続だけでなくBluetoothにも対応。スマートフォンなどを接続して、楽チンに音楽を楽しめます。また音楽のリズムに合わせて、自動的にLEDライトの色や明るさが変化。パーティなどで、雰囲気を盛り上げてくれるアイテムにもなりますね。 幅42cm・奥行き7.5cmなので、テレビ台・机の上にのせやすいのも嬉しいポイント。テレビ・パソコンの音質も格段にUPします。
YAMAHA「YAS-108」:コスパの良いサウンドバー!テレビ台にも置ける
YAMAHAから販売されている「YAS-108」は高さ5.3cmの薄型デザインが特徴的な製品です。Amazonでの価格が2万円以下でありながら2.1chのサウンドバーのため、コストパフォーマンスに優れます。 スマートフォンやタブレットへのBluetooth接続も可能で、専用のアプリを利用して操作も可能です。DTS社が開発したバーチャルサラウンド技術である「DTS Virtual:X」にも対応。縦方向の音の広がりも感じられる製品です。
Fityouのホームシアターシステム:横置き・縦置き・壁掛けに対応!
「Fityou」はサウンドバー本体を分離できるのが特徴の製品です。フロントスピーカーの出力は50Wと十分な強さを持ち、付属のサブウーファーで低音もカバーできるため、臨場感のあるサウンドを楽しめます。 本体は横置きのほかにも縦置きや壁掛けといった置き方が可能で、設置環境に合わせて調整できるのもポイント。再生する音源に合わせて、3種類ある「CINEMA」「MUSIC」「NEWS」のモード切り替えにより音響効果の調整もしてくれます。
Anker「AK-A3371511」
Ankerから販売されている「AK-A3371511」は、Amazonで1万円台の製品です。独自技術の「BassUpテクノロジー」を採用しており、小型でも低音を鮮明かつパワフルに再生可能。同軸デジタルケーブル、光ケーブル、AUXケーブルによる有線接続のほか、Bluetoothによるワイヤレス接続も可能。 出力も100Wと高く、十分な音量での再生が期待できるでしょう。
DENON(デノン)「SC-M41BKEM」:木目調のデザインが、和室にもマッチ
DENON(デノン)製の「SC-M41BKEM」は、ブックシェルフ型のスピーカーです。木目調のデザインが特徴的で、洋室だけでなく和室とも相性抜群です。 2.5cmの「ソフトドームツイーター」と12cmの「ペーパーコーンウーファー」により歪みの少ないクリアなサウンドを再生可能。しかし接続端子がスクリュー式スピーカー端子なので、自分の機材が接続可能かチェックしておきましょう。
BOSE(ボーズ)「SOLO 5」:コンパクト!低音を楽しみたい人におすすめ
BOSEの「SOLO 5」はコンパクトな製品で、重量も約1.7kgと軽量です。低音に強いBOSEのスピーカーらしく、好みに応じて低音を調整できる機能が付属しています。そのため映画鑑賞時などで低音を強めたいときに重宝するでしょう。 別売りのブラケットを使用すれば設置場所の自由度が広がるため設置場所が限られる場合にもおすすめのスピーカーです。
ch(チャンネル)別のおすすめ商品紹介
以下ではch数ごとにおすすめのスピーカーを紹介していきます。ch数によって設置するスピーカーの数が違い、部屋の大きさによって設置できるchの規模が変わってきます。使用環境と照らし合わせながらチェックしてみてください。
【2.1chのおすすめスピーカー】
2.1chのスピーカーは、設置スペースが限られている場合におすすめです。 1人暮らしのためスペースを確保できない・賃貸なので配置をあまり凝れない・ワンルーム、といった人は要チェックです!
Logicool G「G560」
「G560」はゲーミングデバイスで有名なlogicoolから販売されている製品です。最大出力が240Wと高出力でデスクトップ用ながらも大音量での再生が可能です。「LIGHTSYNCテクノロジー」を搭載しており、約1,680万色からライトカラーを演出できるため、気分に合わせて好きな色を使用できます。 最大4台のデバイスに接続可能で、「Easy-Switch」機能により切り替えも簡単です。ホームシアター環境でゲームをプレイしたい方におすすめのスピーカーとなっています。
ソニー「HT-S200F」
SONY製の「HT-S200F」は、コンパクトなサウンドバータイプの製品です。ARC対応のHDMI端子が搭載されており、接続も簡単。カラーラインナップもチャコールブラック・クリームホワイトの2色が用意されているため、部屋のインテリアとも合わせやすいでしょう。 ソニーの独自技術であるデジタルアンプの「S-Master」を使用しており、ノイズを低減させ、音源に忠実な再生を得意としています。また「オートスタンバイ」機能で節電もできるのもポイントです。
ONKYO「BASE-V60」
ONKYOの「BASE-V60」はマルチスピーカータイプの製品です。ハイレゾ音源と4K映像に対応しており、高品質な映像、音響体験が可能となっています。 「AERO ACOUSTIC DRIVE(スリット型バスレフダクトによる低音増強技術)」を採用しているため、パワフルな低音を出力可能。Wi-Fi接続により、インターネットラジオや無線での音楽再生が可能なのも嬉しいポイントです。
【3.1chおすすめスピーカー】
3.1chは、2.1ch構成の前方にスピーカーを1つ追加したシステムです。2.1chでは音が物足りない場合におすすめ。
Pioneer(パイオニア)「HTP-SB560」
パイオニアから販売されている「HTP-SB560」は、テレビラックに収まるようなコンパクトサイズ。しかし「3.1chの立体音声」を楽しめる高機能モデルです。 また高さ調整が可能なので、配置調整が楽にできるのもポイントです。
SONY(ソニー)「HT-Z9F」
SONY製の「HT-Z9F」は、「Dolby Atmos(R)」「DTS:X(R)」の音声フォーマットに対応した製品。立体的で、臨場感のあるサウンドが特徴です。ハイレゾ音源に対応しており、音源によっては収録した場所の空気感なども感じられるでしょう。 別売りのリアスピーカーである「SA-Z9R」をつなげば、5.1chにも対応可能。「Amazon Echo」などとの連携により、Alexaを使った音声コントロールができるのもポイントです。
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5.1chのおすすめスピーカー
5.1chは、8畳以上の設置スペースが確保できる場合におすすめです。後方からも音が聴こえてより立体的な音響を楽しめます。
Pioneer(パイオニア)「HTP-S313」
パイオニアから販売されている「HTP-S313」は「DOLBY DIGITAL」の音声フォーマットに対応した製品です。最大出力が100Wであるため、出力数も十分。大迫力なサウンドが楽しめます。 また世界初の自動音場補正システムである「MCACC」を搭載。理想的な音響環境を簡単に構成することができます。 また独自機能の「サウンドレトリバー」にも対応。MP3音源でカットされた周波数の音声データを補完して、高音質化できるのも魅力となっています。
YAMAHA(ヤマハ)「NS-PA41」
「NS-PA41」はヤマハ製のマルチスピーカーで、透明感のある自然なサウンドを再生できます。楽器を連想させるようなビジュアルが特徴的で、テレビと合わせて配置しても違和感がありません。 スピーカーケーブルも格納でき、配線周りもすっきりするでしょう。サブウーファーには「A-YSTⅡ方式」が採用されており、低音の音質も高くなっています。
【7.1chのおすすめスピーカー】
7.1chは設置するスピーカーの数が多く、12畳以上のスペースが必要です。 しかし抜群の没入感を味わえるため、音にこだわりがある人は是非購入を検討してみてくださいね!
YAMAHA(ヤマハ)「YSP-2700」
ヤマハ製の「YSP-2700」は、「デジタル・サウンド・プロジェクター技術(YSP)」を搭載。壁からの反響音も楽しめる、ヤマハの高性能なスピーカーです。また「インテリビーム」を搭載しているため、音質や音量などをchごとに自動設定可能。音の定位感を高められます。 リアリティのあるサウンドを感じられる、最高峰のスピーカーと言えるでしょう。
SONY(ソニー)「HT-ST5000」
ソニーから販売されている「HT-ST5000」は、「7.1.2ch」の音響システムです。「Dolby Atmos」にも対応しており、ホームシアターにも持ってこいのモデル。また「天井からのサウンド」も感じられるので、高さのある音響空間を構築できます。 4K・HDR信号のパススルーにも対応しているため、高品質な映像を一緒に楽しむ場合にもおすすめです。最大出力も800Wと強く、広い場所での再生に適したスピーカーでしょう。
スピーカーの配置方法は?
臨場感のある音を楽しむためにはスピーカーの配置方法も重要になってきます。以下で高さや方向、置き方などについて確認していきましょう。
自分を中心にして、360度の円周上に配置
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高さに注意
スピーカーは、床・棚に直接おかない
スピーカーを直接床や棚に置くと、スピーカーの振動により棚や床も振動します。スピーカーの音と床や棚の振動が混ざってしまいノイズが発生するため、直接置くのは避けたほうが無難です。 振動を伝えないためには、防振ゴムやインシュレーターを使用するとよいでしょう。スピーカーからの振動を吸収し、ノイズが発生しません。そのためスピーカー本来の音質を楽しむことが可能となります。 インシュレーターはデザインや使用されている素材もさまざまです。使用しているスピーカーと雰囲気の合うものを選ぶと良いでしょう。
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スピーカーを正しく選んで、映画・エンタメをガッツリ楽しもう!
本記事では、ホームシアター用のスピーカーについて解説してきました。予算や設置スペースを考えながら適切な製品を選ぶことが大切です。特に7.1chなどの規模感が大きいスピーカーを購入する時は要注意!設置スペースを考えずに購入してしまうと、結果的に置き場所がなく、音響効果を満足に感じられない可能性もあるでしょう。 また性能の良いものが、必ずしも「あなたにぴったりマッチする」とは限りません。使用環境や目的を書き出してから商品を選ぶのがおすすめです!