2025年12月10日更新

紅白歌合戦の歴代司会者一覧!第1回(1951年)~第76回(2025年)のうち最も評価が高いのは誰?

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2025年も終わりが近づき、年末の恒例「NHK紅白歌合戦」の時期がやってきました。 2025年の「紅白歌合戦」の司会は、有吉弘行、綾瀬はるか、今田美桜、鈴木奈穂子アナウンサーの4名!4人の司会者っぷりも気になりますが、過去の司会者が誰だったか覚えていますか? この記事では、歴史ある「NHK紅白歌合戦」の歴代司会者をまとめておさらいしていきます。

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【第76回(2025年)】今年の紅白司会者は有吉弘行、綾瀬はるか、今田美桜、鈴木奈穂子!

NHK放送100年の大事な節目となる、第76回紅白歌合戦の司会は、有吉弘行、綾瀬はるか、今田美桜、そして鈴木菜穂子アナウンサーの4名に決定しました! 有吉は3年連続の司会、綾瀬は2013年、15年、19年以来4度目の司会、今田は記念すべき初司会となります。有吉は会見で「紅白の司会をやると、ちょっと印籠みたいな感じで、『紅白やってます』という肩書きができたかなという感じがあります」とユーモアを交えて意気込みを語っていました。

【第1回~第76回】「紅白歌合戦」の歴代司会者を一覧で振り返ろう!

ここからは、さらに前の「紅白歌合戦」を支えた歴代の司会者たちを一覧にして紹介!70年以上におよぶ紅白司会者の歴史を、まとめてまるっと振り返りましょう。 紅組は女優や女性アナウンサー、白組は俳優や男性アナウンサー、ジャニーズの起用が目立ちます。全体をまとめる総合司会は、NHKアナウンサーが担当することが多いようですが、近年はマルチタレントの抜擢も増えてきました。

回(放送年) 紅組司会者 白組司会者
第76回(2025年) 有吉弘行・綾瀬はるか
今田美桜・鈴木奈穂子
第75回(2024年) 有吉弘行・橋本環奈
伊藤沙莉・鈴木奈穂子
第74回(2023年) 有吉弘行・橋本環奈
浜辺美波・高瀬耕造
第73回(2022年) 大泉洋・橋本環奈
櫻井翔・桑子真帆
第72回(2021年) 大泉洋・川口春奈
和久田麻由子
第71回(2020年) 二階堂ふみ 大泉洋
第70回(2019年) 綾瀬はるか 櫻井翔
第69回(2018年) 広瀬すず 櫻井翔
第68回(2017年) 有村架純 二宮和也
第67回(2016年) 有村架純 相葉雅紀
第66回(2015年) 綾瀬はるか 井ノ原快彦
第65回(2014年) 吉高由里子
第64回(2013年) 綾瀬はるか
第63回(2012年) 堀北真希
第62回(2011年) 井上真央
第61回(2010年) 松下奈緒
第60回(2009年) 仲間由紀恵 中居正広
第59回(2008年) 仲間由紀恵 中居正広
第58回(2007年) 中居正広 笑福亭鶴瓶
第57回(2006年) 仲間由紀恵 中居正広
第56回(2005年) みのもんた
山根基世
仲間由紀恵
山本耕史
第55回(2004年) 小野文恵 阿部渉
第54回(2003年) 有働由美子
膳場貴子
阿部渉
高山哲哉
第53回(2002年) 有働由美子 阿部渉
第52回(2001年) 有働由美子 阿部渉
第51回(2000年) 久保純子 和泉元彌
第50回(1999年) 久保純子 中村勘九郎
第49回(1998年) 久保純子 中居正広
第48回(1997年) 和田アキ子 中居正広
第47回(1996年) 松たか子 古舘伊知郎
第46回(1995年) 上沼恵美子 古舘伊知郎
第45回(1994年) 上沼恵美子 古舘伊知郎
第44回(1993年) 石田ひかり 堺正章
第43回(1992年) 石田ひかり 堺正章
第42回(1991年) 浅野ゆう子 堺正章
第41回(1990年) 三田佳子 西田敏行
第40回(1989年) 三田佳子 武田鉄矢
第39回(1988年) 和田アキ子 加山雄三
第38回(1987年) 和田アキ子 加山雄三
第37回(1986年) 斉藤由貴
目加田頼子
加山雄三
千田正穂
第36回(1985年) 森昌子 鈴木健二
第35回(1984年) 森光子 鈴木健二
第34回(1983年) 黒柳徹子 鈴木健二
第33回(1982年) 黒柳徹子 山川静夫
第32回(1981年) 黒柳徹子 山川静夫
第31回(1980年) 黒柳徹子 山川静夫
第30回(1979年) 水前寺清子 山川静夫
第29回(1978年) 森光子 山川静夫
第28回(1977年) 佐良直美 山川静夫
第27回(1976年) 佐良直美 山川静夫
第26回(1975年) 佐良直美 山川静夫
第25回(1974年) 佐良直美 山川静夫
第24回(1973年) 水前寺清子 宮田輝
第23回(1972年) 佐良直美 宮田輝
第22回(1971年) 水前寺清子 宮田輝
第21回(1970年) 美空ひばり 宮田輝
第20回(1969年) 伊東ゆかり 坂本九
第19回(1968年) 水前寺清子 坂本九
第18回(1967年) 九重佑三子 宮田輝
第17回(1966年) ペギー葉山 宮田輝
第16回(1965年) 林美智子 宮田輝
第15回(1964年) 江利チエミ 宮田輝
第14回(1963年) 江利チエミ 宮田輝
第13回(1962年) 森光子 宮田輝
第12回(1961年) 中村メイ子 高橋圭三
第11回(1960年) 中村メイ子 高橋圭三
第10回(1959年) 中村メイ子 高橋圭三
第9回(1958年)  黒柳徹子 高橋圭三
第8回(1957年) 水の江滝子 高橋圭三
第7回(1956年) 宮田輝 高橋圭三
第6回(1955年) 宮田輝 高橋圭三
第5回(1954年) 福士夏江 高橋圭三
第4回(1953年) 水の江滝子 高橋圭三
第3回(1953年) 本田寿賀 宮田輝
第2回(1952年) 丹下キヨ子 藤倉修一
第1回(1951年) 加藤道子 藤倉修一

評価の高さランキング!最高の司会者は誰?

紅白歌合戦の歴代司会者から「最高の司会者」をランキング化!評価の軸は、生放送でのトラブルに対応する「安定力」と、会場を沸かせる「トーク力」です。 圧倒的な実力で紅白を成功に導いた名司会者トップ5を紹介します。

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1位:有働由美子

有働由美子

1位は、元NHKアナウンサーとしての確かなアナウンス技術と、親しみやすさを兼ね備えた有働由美子です。紅組司会や総合司会を7度歴任し、生放送のトラブルに動じないだけでなく、生放送慣れしていない共演者へのフォローなど、圧倒的な「安定力」で番組を支えました。 椎名林檎が「私は一方的に見惚れていたんです」と番組で告白。「いきものがかり」の水野良樹も「凛として美しかった」と語るなど、紅白の共演者からも高く評価されています。

2位:大泉洋

大泉洋

2位は、圧倒的な「トーク力」で紅白に新風を吹き込んだ大泉洋です。3度司会を務めており、1度目の第71回は、コロナ禍の無観客開催という異例の紅白に。 それでも総合司会・内村光良との絶妙な掛け合いと、無観客というステージを逆手にとった盟友・福山雅治のモノマネや尾崎紀世彦の「また逢う日まで」歌唱など、やりたい邦題でお茶の間を沸かせました。また、歌手へのリスペクトは忘れず、歌唱後に「ブラボー」と盛り上げる姿もSNSで話題になりました。

3位:内村光良

内村光良

3位は、第68回(2017年)から4年連続、平成から令和にかけて総合司会を務めた内村光良です。出演者全員に対する温かい眼差しとリスペクトにあふれた進行は、番組全体に一体感を生み出しました。 「LIFE!」とのコラボコントや、欅坂46「不協和音」とのダンス共演など、自ら体を張って盛り上げる姿が印象的。特に後者は、失神寸前で踊るセンター・平手友梨奈に対して「大丈夫?」と声を掛けるシーンがあり、SNSから絶賛の嵐でした。老若男女問わず誰からも愛される、理想的な総合司会者です。

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4位:綾瀬はるか

綾瀬はるか

4位は、予測不能な言動で数々の伝説を残した綾瀬はるかです。言い間違いすらも愛嬌に変え、会場全体を和やかなムードに包み込む力は唯一無二。 「NHKホールが生きているみたい」や「浜崎あゆみさんのみなさんでした」、「紅白の司会目は〜(紅白の司会は〜回目の言い間違い)」など、綾瀬語録がいくつも飛び出し、共演者をハラハラさせる場面がありつつ、懸命に進行する姿が逆に応援されるようになりました。 計算ではない「天然」の魅力で、紅白に温かい笑顔をもたらす司会者です。

5位:中居正広

5位は、紅組・白組の両方で計6回の司会を務めた中居正広です。全体を俯瞰する視野と、絶妙な間合いのトーク技術はプロ中のプロ。 歴代最年少、25歳で白組司会を務めた際には「確かに緊張しております。かなり緊張しております。ド緊張でございます」とオープニングで語っていた中居。会を重ねるごとに安定感のある司会に成長していきましたが、その裏側では紅・白関係なくすべての台本を頭に入れてから本番に臨むなど、圧倒的な努力がありました。

【2011年〜2024年】直近の司会者を振り返ろう!それぞれの評判は?

まずはじめに、記憶に新しい直近14年間の司会者を振り返ってみましょう。司会者ごとの特色や評判を解説していくので、どんな雰囲気だったか思い出してみてくださいね!

放送年 紅組司会 白組司会
第75回(2024年) 橋本環奈 , 有吉弘行 , 伊藤沙莉 , 鈴木菜穂子アナ
第74回(2023年) 橋本環奈 , 有吉弘行 , 浜辺美波 , 高瀬耕造アナ
第73回(2022年) 橋本環奈 , 大泉洋 , 桑子真帆アナ , 櫻井翔(スペシャルナビゲーター)
第72回(2021年) 川口春奈 , 大泉洋 , 和久田麻由子アナ
第71回(2020年) 二階堂ふみ 大泉洋
第70回(2019年) 綾瀬はるか 櫻井翔
第69回(2018年) 広瀬すず 櫻井翔
第68回(2017年) 有村架純 二宮和也
第67回(2016年) 有村架純 相葉雅紀
第66回(2015年) 綾瀬はるか 井ノ原快彦
第65回(2014年) 吉高由里子
第64回(2013年) 綾瀬はるか
第63回(2012年) 堀北真希
第62回(2011年) 井上真央

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【第75回(2024年)】有吉弘行、橋本環奈、伊藤沙莉、鈴木奈穂子

「第75回紅白歌合戦」の司会は、タレントの有吉弘行(2年連続)、女優の橋本環奈(3年連続)、伊藤沙莉(初)、鈴木菜穂子アナウンサー(初)です。 橋本環奈は、連続テレビ小説『おむすび』のヒロイン、伊藤沙莉は連続テレビ小説『虎に翼』で主演を務めており、朝ドラの前・後期主人公が揃うのは史上初。 第75回のテーマは「あなたへの歌」です。昨年の「ボーダレス」に通じる多様性を意識し、世代や環境を問わず楽しめるような演出が目立ちました。 特に反響を読んだのは、星野源の歌唱です。性加害を連想させる「地獄でなぜ悪い」から「ばらばら」に直前で変更。歌詞の一部を変え「本物はあなた わたしも本物」と、強いメッセージを込めて歌いました。

【第74回(2023年)】有吉弘行・橋本環奈・浜辺美波・高瀬耕造

「第74回紅白歌合戦」の司会は、タレントの有吉弘行、女優の橋本環奈、浜辺美波、高瀬耕造アナウンサーです。橋本環奈は2022年に引き続き2度目、有吉弘行&浜辺美波は初司会となります。 今年の紅白歌合戦のテーマは「ボーダレス-超えてつながる大みそか‐」。明るく希望あふれる最高のエンターテインメントを届けるべく、1年の締めくくりにふさわしい司会者が選ばれました。 2年連続の司会となる橋本環奈は、抜群の存在感と安定感で番組を盛り上げてくれること間違いなしです。 2022年には歌手として紅白に出演した有吉弘行は、紅白に新しい風を吹き込むことを期待しての抜擢。紅白初登場の浜辺美波は、連続テレビ小説『らんまん』のヒロインとして注目を集めた彼女の明るさとフレッシュさが視聴者を魅了すると確信して抜擢されました。

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【第73回(2022年)】橋本環奈・大泉洋/桑子真帆、櫻井翔(スペシャルナビゲーター)

3年振りにNHKホールで有観客開催される「第73回紅白歌合戦」。今回の司会は、3年連続の大泉洋と紅白初司会の橋本環奈、経験豊富な桑子真帆アナです。 近年の紅白といえば、大泉による曲終了後の「ブラボー!」が名物。そして、同じ掛け声でカタールW杯を盛り上げた長友佑都がゲスト出演、NHKのサッカーテーマソングを歌った「King Gnu」の歌唱が終わると、長友と大泉のブラボー共演がついに実現しました。 女性司会は大河ドラマや朝ドラのヒロインを据えるのが通例ですが、制作サイドはSNSのフォロワー数などを重視して橋本を起用したとのこと! 新設のスペシャルナビゲーターには、「嵐」として5年連続、個人として第69回・第70回の白組司会を務めた櫻井翔が抜擢されました。 コメディの才能抜群な大泉と橋本を中心に、笑顔あふれる紅白となりました。

【第72回(2021年)】川口春奈・大泉洋/和久田麻由子

東京国際フォーラムへ会場を移し、2年ぶりに有観客で開催された「第72回紅白歌合戦」。今回から「紅組司会」「白組司会」「総合司会」が撤廃され、「司会」に統一されました。 司会を務めたのは、2年連続の大泉洋と紅白初司会の川口春奈、そして和久田麻由子です。 川口は大河ドラマ『麒麟がくる』(2020年)で帰蝶役の代役も務め上げ、株を上げた1年に……。大泉の暴走にも鋭くツッコみ、会場を盛り上げる機転の利いた“回し”を披露しました。一方の和久田麻由子は、総合司会を務めた第70回に続き2回目の進行役でした。 軽快なトークを繰り広げる大泉と川口、合いの手を入れつつ見事にタイムキープした和久田アナ、3人のコンビネーションに評価が集まりました。

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【第71回(2020年)】(紅)二階堂ふみ(白)大泉洋(総合)内村光良/桑子真帆

「紅白」初の無観客で開催された「第71回NHK紅白歌合戦」。紅組司会の二階堂ふみは、前期放送の朝ドラ『エール』にて主人公の妻で、ヒロインの小山音を演じました。歌唱シーンも話題となり、日本のお茶の間で愛される“朝の顔”に! 白組司会の大泉洋は、大河ドラマ『真田丸』(2016年)をはじめNHK作品と縁が深く、2018年からは音楽番組『SONGS』の責任者に就任しています。 どちらも「紅白」の司会は初めてなので、総合司会は4年連続の内村光良、3回目となる桑子真帆のベテラン勢が支える形に。大泉の巧みな話術とユーモアを交えた自由なトークに、大盛り上がりとなりました。

【第70回(2019年)】(紅)綾瀬はるか(白)櫻井翔(総合)内村光良/和久田麻由子

元号が平成から令和へ改元された後に、初めて開催された「第70回紅白歌合戦」。紅組司会は3回目となる綾瀬はるか、白組司会は櫻井翔が前年から続投しました。 キャスターや番組MCとしても支持を集める櫻井ですが、今回はアーティスト名を間違えるなど“らしからぬミス”があり、視聴者から心配される場面も。一方で、“世界最速の男”こと陸上の短距離選手ウサイン・ボルトに直撃インタビューするなど、過去の経験を生かした活躍もありました。 綾瀬は紅白司会がすっかり板につき、お馴染みの天然キャラでお茶の間を虜に!企画コントでは福山雅治のモノマネを披露し、全力投球っぷりが評判でした。 3年連続で総合司会を務める内村光良は、一歩引きつつも的確に進行をサポート。初司会の和久田麻由子アナウンサーとともに、令和最初の「紅白」を盛り上げました。

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【第69回(2018年)】(紅)広瀬すず(白)櫻井翔(総合)内村光良/桑子真帆

平成最後の紅白となった「第69回紅白歌合戦」は、朝ドラの記念すべき100作目『なつぞら』のヒロインに決定した広瀬すずが、紅組司会の座を射止めました。 広瀬は発表会見でも不安を口にしていましたが、時間内に曲紹介が収まらなかったり、アーティスト名を間違えたりと非常に緊張していたようです。対する白組司会は、同年5月公開の『ラプラスの魔女』で広瀬と共演した櫻井翔。3年連続で「嵐」のメンバーが起用される形となりました。 櫻井は『news zero』の“櫻井キャスター”としてもお馴染みで、番組司会の経験が豊富です。紅白でも安定感あるトークを展開し、パーフェクトな司会っぷりに絶賛の嵐!2年連続で総合司会を務めた内村光良と桑子真帆とともに、広瀬をフォローする姿も印象的でした。

【第68回(2017年)】(紅)有村架純(白)二宮和也(総合)内村光良/桑子真帆

有村架純
©️ciatr

2017年の「第68回紅白歌合戦」の紅組司会は有村架純が続投し、白組司会は二宮和也。前年の相葉雅紀に引き続き、「嵐」のメンバーが務めています。 有村は二宮のサポートもあり、前年よりも司会スキルが上がっていたと評判でした。二宮はアドリブで間をつないだり、トーク中も上手くタイムキープしたりと、抜群の安定感が話題に!総合司会には、紅白初司会となる内村光良、桑子真帆アナウンサーが抜擢されました。 内村は「襷坂46」の楽曲とのコラボ企画で、体調を崩した欅坂メンバーをフォローしながら踊る姿が映し出され、その気遣いを絶賛する声も。自身がMCを務める『LIFE!~人生に捧げるコント~』とのコラボコーナーもあり、MC以外の部分でも番組を盛り上げました。

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【第67回(2016年)】(紅)有村架純(白)相葉雅紀(総合)武田真一

「第67回紅白歌合戦」の紅組・白組司会は、2017年上半期放送の『ひよっこ』でヒロインに抜擢された有村架純、「嵐」の相葉雅紀の初司会コンビ。 有村は紅白司会としては初の平成生まれで、相葉も「嵐」のメンバーが単独で司会を務めるのは初と、初めて尽くしの回でした。武田真一も「紅白」どころか、音楽番組の司会自体が初めてだったこともあり、「全体的にヒヤヒヤした」という声が多数あります。 著名な劇作家がSNS上で演出に苦言を呈したほか、「演出自体がグダグダだった」といった指摘も多く、司会だけの責任とは言えないでしょう。 相葉はよほど不安だったのか、「嵐」の歌唱中に仲間の姿を見て泣き出してしまい、メンバーに慰められる場面も……。ファンの間で話題を呼び、もらい泣きする人が続出しました。

【第66回(2015年)】(紅)綾瀬はるか(白)井ノ原快彦(総合)黒柳徹子/有働由美子

綾瀬はるか

2015年の「第66回紅白歌合戦」は、「精霊の守り人」シリーズで主演を務める綾瀬はるかが、2年ぶりに紅組司会として復帰しました。 白組司会は「V6」の井ノ原快彦が務め、出演アーティストに上手く話題をふったり、迷司会の綾瀬にフォローを入れたり……。さまざまな番組で磨かれたMC力、的確な相槌から生まれるテンポの良さが評判になり、発表記者会見時から好感度は抜群。 2度目の紅組司会となった綾瀬も前回よりミスが減り、安定して進行をこなしていました。 総合司会は有働由美子アナウンサーと黒柳徹子が務め、黒柳は1983年の第34回以来、32年ぶりに紅白の司会に復帰!有働は放送当時、井ノ原と『あさイチ』で共演していたため、朝イチコンビのやり取りも注目されたようです。

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【第65回(2014年)】(紅)吉高由里子(白)嵐(総合)有働由美子

吉高由里子

2014年の「第65回紅白歌合戦」は、同年前期に『花子とアン』でヒロインを演じた吉高由里子が紅組司会を務め、自身初の司会に挑戦しました。 吉高本人が「よくもまぁ選んだ」とコメントしたとおり、視聴者の間では暴走を心配する声も。当日は緊張した様子が画面を通じて伝わり、独特な言葉選びも笑いを誘ったようです。白組司会は同年にデビュー15周年を迎え、話題性も十分な「嵐」が担当しました。 5年連続での起用となり、アナウンサー以外では最多の記録を達成した嵐。2020年末を持って活動休止するため、事実上グループで紅白司会を務めた最後の年となりました。3年連続で総合司会を務めた有働由美子との相性もバッチリで、櫻井は後に『news zero』で有働と再共演しています。

【第64回(2013年)】(紅)綾瀬はるか(白)嵐(総合)有働由美子

「第64回紅白歌合戦」の紅組司会は、大河ドラマ『八重の桜』で主演を務め、主人公・新島八重を演じた綾瀬はるかが起用されました。白組司会と総合司会は、嵐と有働由美子が前年から続投。 綾瀬は曲名を間違えたり、セリフを噛み続けたりと迷司会っぷりを発揮したものの、天然キャラの愛嬌として受け入れられました。本人は本番終了後の取材に応じた際、ミスの連発を反省しつつ司会続投への意欲をのぞかせ、2015年に再び起用されています。 白組司会の嵐は過去4回、全て5人全員で進行する形式を取っていましたが、今回と第65回はメンバーがパートごとに分かれて進行。アナウンサー以外が4年連続で白組司会を担当したのは史上初めてで、この記録は翌年に自ら更新しました。

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【第63回(2012年)】(紅)堀北真希(白)嵐(総合)有働由美子

堀北真希

2012年の「第63回紅白歌合戦」は、同年上半期に『梅ちゃん先生』で主演を務めた堀北真希が紅組司会を務め、2年連続で朝ドラ女優が起用されました。 どちらかと言えば、堀北は大人しくおっとりしたイメージがあることから、発表時は彼女の起用を不安視する声もあったようです。しかし当日は白組司会の「嵐」と共にそつのないトークとテキパキとした進行を展開し、視聴者を驚かせました。 総合司会は当時、人気実力ともにトップクラスだったNHKアナウンサーの有働由美子です。2001年から2003年までは、3年連続で紅組司会を担当した有働。番組MCや生放送の経験も豊富な「嵐」と堀北をサポートし、番組を取りまとめました。

【第62回(2011年)】(紅)井上真央(白)嵐(総合)阿部渉

井上真央
©︎ciatr

2011年の「第62回紅白歌合戦」では、紅組司会には女優の井上真央が初起用され、白組司会は2年連続で「嵐」のメンバーが務めました。 井上は同年前期放送の朝ドラ『おひさま』で、ヒロイン・須藤(丸山)陽子役を演じています。聞き取りやすい口調と明るい雰囲気で番組を進行し、「安心して観られた」と評判。松本潤との「『花より男子』コンビ」が揃い、息の合ったやり取りも話題になりました。 総合司会を担当したのは、3年連続での起用となった阿部渉アナウンサー。阿部は2001年の第52回以降、4回にわたって白組司会も務めました。有働由美子らと同じく「紅白歌合戦」ではお馴染みのアナウンサーのひとりです。

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これまでにもっとも司会者を担当したのは誰?15人のランキング!

紅白の司会には大きく分けて4つの種類が存在します。紅組司会と白組司会、そして総合司会、司会の4つです。※下記のランキング表では(紅・白・総・司)と表記しています。 また、「嵐」のグループとして参加している場合も各メンバー1回としてカウントしています。それでは、ランキングを見ていきましょう!

1位:宮田輝 計15回(紅:2,白:11,総:2,司-)
2位:山川静夫 計13回(紅:0,白:9,総:4,司-)
3位:石井鐘三郎 計12回(紅:0,白:0,総:0,司:12)
4位:高橋圭三 計9回(紅:0,白:9,総:0,司:-)
5位:櫻井翔 計8回(紅:0,白:7,総:0,司:1)
6位:阿部渉 計7回(紅:0,白:4,総:3,司:-)
6位:有働由美子 計7回(紅:3,白:0,総:4,司:-)
8位:宮本隆治(総合司会1位) 計6回(紅:0,白:0,総:6,司:-)
8位:中居正広 計6回(紅:1,白:5,総:0,司:-)
8位:黒柳徹子(紅組司会1位) 計6回(紅:5,白:0,総:1,司:-)
8位:相葉雅紀  計6回(紅:0,白:6,総:0,司:-)
8位:二宮和也  計6回(紅:0,白:6,総:0,司:-)
13位:佐良直美(紅組司会1位) 計5回(紅:5,白:0,総:0,司:-)
13位:大野智  計5回(紅:0,白:5,総:0,司:-)
13位:松本潤 計5回(紅:0,白:5,総:0,司:-)
16位:相川浩  計4回(紅:0,白:0,総:4,司:-)
16位:水前寺清子  計4回(紅:4,白:0,総:0,司:-)
16位:仲間由紀恵  計4回(紅:3,白:0,総:0,司:1)
16位:内村光良 計4回(紅:0,白:0,総:4,司:-)
16位:桑子真帆 計4回(紅:0,白:0,総:3,司:1)
16位:綾瀬はるか  計4回(紅:3,白:0,総:0,司:1)
22位:中村メイコ  計3回(紅:3,白:0,総:0,司:-)
22位:北出清五郎  計3回(紅:0,白:0,総:1,司:2)
22位:森光子 計3回(紅:3,白:0,総:0,司:-)
22位:生方恵一 計3回(紅:0,白:0,総:3,司:-)
22位:鈴木健二 計3回(紅:0,白:3,総:0,司:-)
22位:加山雄三 計3回(紅:0,白:3,総:0,司:-)
22位:堺正章 計3回(紅:0,白:3,総:0,司:-)
22位:古舘伊知郎 計3回(紅:0,白:3,総:0,司:-)
22位:和田アキ子 計3回(紅:3,白:0,総:0,司:-)
22位:久保純子 計3回(紅:3,白:0,総:0,司:-)
22位:三宅民夫 計3回(紅:0,白:0,総:3,司:-)
22位:大泉洋 計3回(紅:0,白:1,総:0,司:2)
22位:橋本環奈 計3回(紅:-,白:-,総:-,司:3)
22位:有吉弘行 計3回(紅:-,白:-,総:-,司:3)

計1位:宮田輝アナウンサー

宮田輝は「紅白」の歴史で唯一、紅組・白組・総合司会すべてを担当した人物です。NHKアナウンサーを経て1974年にフリーに転身し、晩年は参議院議員としても活躍しました。 初めて白組司会を務めたのは1953年の第3回で、第1回・第2回の担当者だった藤倉修一の海外出張に伴い、ピンチヒッターという形で出演。1962年~1967年は6年連続、1970年~1973年は4年連続と計11回担当しており、「紅白」史上最多記録となります。 ちなみに、紅組・総合司会の回数も含めると計15回で、こちらも番組の最多記録です。 2位タイで計9回の山川静夫アナウンサーと高橋圭三アナウンサーが続き、5位には2010年から5年連続で務めた「嵐」がランクインしました。

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紅白だけでなく「のど自慢素人音楽会」「ふるさとの歌まつり」など、昭和の歌を支えた功労者!耳馴染みのよい声、落ち着いたトーン、豊富な歌謡曲の知識、これぞNHKのアナウンサーです。

計2位:山川静夫

山川静夫は、白組9回・総合司会4回の計13回紅白で司会を務めた人物です。 特に白組司会は、1974年か9年連続担当し、最長記録保持者となっています。1956年NHKに入局し、1994年の定年退職まで「NHKの顔」として活躍しました。

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NHKの科学番組「ウルトラアイ」と「紅白歌合戦」といえば、私の中では山川アナウンサーです。現在でもフリーアナウンサーとして活躍する姿がかっこいい!

計3位:石井鐘三郎

石井鐘三郎は、司会として12回紅白に出演しています。 入局からわずか1年後の1954年から1960年、さらに1962年から1967年と、連続して司会を務めました。著書には『魅力的な話し方』(1978年)があります。

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「ここにも歌がある」や「歌は生きている」などで昭和史・放送史を語っている声を聞き、「NHKの歌」の歴史を紡いだ偉大なアナウンサーだったと分かります。

総合司会1位:宮本隆治アナウンサー

もっとも多く総合司会を担当したのは、元NHKアナウンサーで、フリーアナウンサー・タレント・司会者として活躍する宮本隆治。 1995年~2000年、第46回から第51回まで計6回にわたって総合司会を務めました。初総合司会に決定した第46回は、大晦日が来るのが怖かったそうです。「紅白」を含め音楽番組の司会経験が豊富だったことから、フリー転身後も音楽関係の番組に関わっています。 また総合司会2位は計4回で有働由美子アナウンサー、2位タイで内村光良がランクイン!内村は音楽企画ユニット「ポケットビスケッツ」として、1998年の「第49回紅白歌合戦」に出場した経験もあります。

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生で聞いたら声が良すぎてびっくり。誰にでも気さくに話してくれる性格や、背筋が真っすぐ伸びた佇まいなど、現代では珍しい紳士さが際立つアナウンサーです!

紅組司会1位:佐良直美・黒柳徹子

紅組司会の担当回数がもっとも多いのは、元歌手・タレント・女優・作曲家の佐良直美。2025年現在は、主に実業家として活動中です。また、YouTubeチャンネル「佐良直美のいいじゃないの幸せならば」で元気な姿を見せています。 最初は司会者ではなく、歌手として1967年の「第18回紅白歌合戦」に初出場し、1979年の第30回まで13年連続で出場しました。そのうち、1972年の第23回、1974年~1977年の計5回にわたって紅組司会を担当。これは黒柳徹子と並ぶ最多記録で、女性の歌手兼司会者回数としても最多です。 1位タイで黒柳徹子、3位は計4回で演歌歌手・女優の水前寺清子が続きます。黒柳は2015年の「第66回紅白歌合戦」で総合司会を務め、32年ぶり紅白司会に復帰!水前寺は歌手として22回出場しており、1983年の第34回では紅組のトリを飾りました。

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佐良さんは日本レコード大賞新人賞・大賞を取って、紅白の司会やバラエティ、さらにドラマでも活躍。昭和のマルチタレントの代表的存在でした!

「NHK紅白歌合戦」を彩る歴代司会者たちに注目!今年も音楽を楽しもう

この記事では、「NHK紅白歌合戦」の歴代司会者たちをまとめて紹介しました。70年以上の歴史をたどってみると、お馴染みのあの司会者も、意外な司会者もいますね。 2025年の第76回は、実績十分の有吉弘行・橋本環奈に、初司会の今田美桜を加えた強力な布陣です。過去の「紅白」を彩った司会者たちにも思いを馳せつつ、今年も紅白を楽しみましょう!