2021年3月2日更新

『進撃の巨人』オニャンコポンが海外で話題に?名前の由来はガーナの神だった

オニャンコポン

『進撃の巨人』のオニャンコポンは、ハンジから絶大な信頼を受ける元マーレ軍の飛行船操縦士。作中でも珍しい黒人キャラの彼は人の良い性格や独特の発言から、海外でも人気のキャラクターです。オニャンコポンの名前の由来や作中の動向を解説します。

目次

オニャンコポンのプロフィール【ネタバレ注意】

『進撃の巨人』のオニャンコポンは、マーレ編で登場したパラディ島側の兵士です。元はマーレ軍に所属していましたが、ライナー達がマーレに戻った後、ジークの「エルディア人安楽死計画」に荷担する反マーレ派義勇兵としてパラディ島に潜入しました。 その後、彼は大陸の科学技術を調査兵団に伝えるなどして、いつの間にか団長のハンジに信頼される存在にまで躍進。一度は素姓を疑われて処刑されそうになるも、「地鳴らし」が始まってからは調査兵団に協力して命を張るまでになりました。 オニャンコポンは作中でも珍しい黒人のキャラクター。真面目で優秀な彼は、「いいやつ」「名前がかわいい」など読者からの評判も高い人物です。 この記事では『進撃の巨人』に登場するオニャンコポンについて、名前の由来や作中の動向、死亡フラグなどをネタバレありで詳しく解説します。

オニャンコポンの初登場回は原作104話!飛行船を操縦

進撃の巨人
©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会

オニャンコポンは、原作104話にて調査兵団のメンバーが搭乗する飛行船の操縦士として初登場。敵勢力であるマーレ国に潜入していたエレンを救出するために、ハンジやアルミンなどの調査兵団がやってくるシーンでの出来事でした。 ハンジから「頼んだよ、オニャンコポン」と肩を掴まれると、彼は「任せてくださいハンジさん!」と威勢の良い返事をしていました。初登場の時点で、彼は既に調査兵団内でも重要なポジションにいたことが分かります。

オニャンコポンの名前の由来

ニャンだけど猫じゃなくて神だった

耳慣れない名前から、初登場時から読者の注目を集めた「オニャンコポン」。日本人からすると猫を思わせる名前ですが、実は彼の名前の由来は西アフリカ・ガーナのアシャンティ人に伝わる神の名前から来ています。 アシャンティ人の宗教では、オニャンコポンは全ての精霊を作り出した天空神。アフリカの天空神の名前が由来であることから、『進撃の巨人』のオニャンコポンは黒人の飛行船操縦士としてキャラクターが作られたのではないかと考えられます。 彼が登場した当初、日本人だけでなく海外の読者からも「日本人が適当に外国名を付けたのでは?」と思われていましたが、彼の名前にはいろいろな意味が込められていたのです。

オニャンコポンの名言に賞賛の嵐?海外の反応

サシャ 進撃の巨人
©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会

あるときサシャから「ところでオニャンコポンは何で肌が黒いのですか?」と訊かれた彼は、「俺達を創った奴はこう考えた。いろんな奴がいた方が面白いってな」と返答しました。 このシーンはアニメ化した場合様々な論争が起こるのではないかと危惧されていましたが、アニメ『進撃の巨人 The Final Season』にて実際にこのシーンが放送されると、国内外で多くの称賛を集めることに。 アニメ本編を見た海外ファンのリアクション動画などでは、オニャンコポンに拍手を送る視聴者まで現われています。オニャンコポンという人となりが分かっただけでなく、読者の意識まで感化するとても重要な一場面でした。

死ぬなオニャンコポン!死亡フラグについて解説

進撃の巨人
©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会

「進撃」のキャラは役割を終えると死亡することが多い

飛行船の操縦士として登場し、マーレ国の科学技術に精通しているオニャンコポンですが、そんな彼には死亡フラグが幾度となく立っています。 彼が活躍したのは、エレンによる「地鳴らし」を止めるべく、アルミンやミカサ、リヴァイなど調査兵団が超巨大化した異形のエレンに向かう際のこと。ハンジに託された飛行船で彼らを送り届けるために、彼は飛行困難な状況でも諦めることなく、なんとかアルミン達をエレンの元へ届けました。 その後、操縦不能になった飛行船に残って「不時着してみせる」と決意を見せたオニャンコポン。このシーンは彼の死亡が暗示されているように思われましたが、その後無事に地上に降りていることが判明しています。 役割を終えたキャラは死亡することが多い『進撃の巨人』ですが、オニャンコポンの役割はまだ終わってはいないようです。

全てが平地に戻るなら、再生の役割を担うのは彼?

地上に降りたあとのオニャンコポンには、一体どんな役割が残されているのでしょうか?考えられる彼の役割としては、「地鳴らし」が止められなかった場合の人類の多様性に貢献する可能性です。 エレンは壁の中の巨人を起こして全世界を踏みならす「地鳴らし」を行っています。アルミン達はエレンを止めようと奮闘しているものの、もし彼らがエレンを止めることが出来ずに「地鳴らし」が完遂されてしまえば、世界が平地に戻ってしまうことは避けられません。 全てが無に帰った後、無事なのはエレンが生まれ育ったパラディ島だけ。そんな結果になったとしたら、オニャンコポンは「いろんな奴がいた方が面白い」との発言の通り、多様性のある人類の再起に重要な役割が残されています。

ギャグじゃないよ!オニャンコポンは生き残れるのか

進撃の巨人The Final Season
©諫山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season 製作委員会

マーレ編で初登場した作中でも珍しい黒人キャラ・オニャンコポン。多様性について独特の価値観を持ち、調査兵団にとっても重要な役割を持つ彼は、国内外で多くの読者から人気のキャラクターです。 調査兵団を異形化したエレンの元へ送り届ける役割を終えた彼は、果たして『進撃の巨人』最終話まで生き残ってくれるのでしょうか?最終話に向けて怒涛の展開が続く原作『進撃の巨人』もお見逃しなく!