2023年3月2日更新

エレンの死亡説まとめ!『進撃の巨人』人類のラスボスを最後に倒したのは一体誰?

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進撃の巨人 エレン
(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会

アニメ版完結編の放送開始で注目を集めている『進撃の巨人』。原作はすでに完結済みで、その怒涛の展開で多くの読者を惹きつけてきました。 本作の主人公・エレンはこれまで数多くのピンチをくぐり抜け、何度も死亡説がささやかれてきた受難のキャラです。この記事ではそんな彼の死亡説について最初から最後まで解説していきます! ※本記事には『進撃の巨人』原作漫画の最終回までのネタバレが含まれます。未読の場合はご注意ください。

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【解説】エレン・イェーガーの死亡理由とは?

始まった地鳴らしと最終決戦

地鳴らしとは、エレンたちが暮らしていたパラディ島を囲む3つの壁のなかで眠る「超大型巨人」を解き放ち、世界を踏み潰させることです。いわばパラディ島にとっての最終兵器であり、発動すれば最後、島以外はすべて全滅してしまいます。 エレンは島の平和を守るため壁の外の人類を絶滅させることを目論み、必要条件をすべて揃えて地鳴らしを発動することに。かつての仲間とも対立し、話し合いはしたもののミカサに暴言を吐き親友のアルミンと殴り合いの喧嘩をするという事態になってしまいました。

最後はミカサが!?

進撃の巨人 ミカサ

地鳴らしを発動したエレンは、おびただしい数の超大型巨人を従え、自身も最終形態である「終尾の巨人」に姿を変化させます。その後アルミンたちと対峙し、最終決戦を繰り広げることになるのでした。 激しい戦いの末、人類はエレンを追い詰めることに成功。エレン本体の首を切り落とし彼の命を奪ったのは、彼を愛してやまないミカサでした。こうして地鳴らしの完遂を止めることはできましたが、それでも結果的に全人類の8割が命を落としてしまいました。

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【考察】なぜ『進撃の巨人』はこんな最後を迎えたのか

エレンの思惑

しかしエレンが地鳴らしを発動したのには、きちんと理由がありました。 まず前提として、パラディ島の人間は壁の外の人類から「悪魔」として忌み嫌われています。それを知ったエレンは、仲間たちの幸せを守るため自分ひとりが悪役となることを選んだのです。 大虐殺をした自分を仲間たちに殺させることで、彼らを英雄として仕立てあげる。それが彼の目的でした。大勢の無関係の人間を犠牲にするところは歪んでいるとはいえ、まっすぐな思いからの行動だったのです。

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エレンが最も大切に思っていたもの

これらのエレンの思惑の根底にあるものは、「1番大切なものを守りたい」という気持ちだったのではないでしょうか? エレンが最も大切に思っていたものは、ここまで人類のために一緒に闘ってきた仲間たちでした。物語中盤、アルミンやミカサに暴言を吐き、サシャの死亡シーンで笑い、悪役だと思われたエレンでしたがそれもこれも彼らの幸福を真折るためだったと思うと納得がいきます。

【解説】エレンに浮上していた死亡説の全て

①巨人に食われたエレンは……

エレンは最終的に死亡する前にも二度死亡説が浮上しています。そのうちのひとつが原作漫画3巻10話、トロスト区攻防戦にて巨人に食われてしまった場面です。 この戦いでエレンはアルミンのピンチを助け、巨人に飲み込まれました。当初はエレンが巨人化能力を持っていることなど明らかになっていなかったので、まさかの主人公死亡と思えるような展開に驚いた人も多かったのではないでしょうか。

②ガビのライフルがエレンの首に……

原作漫画30巻119話では、エレンがガビの対巨人ライフルによって首を吹っ飛ばされるという衝撃的なシーンも登場しました。巨人の弱点にあたるうなじ部分も明らかに損傷しているため、今度こそ死を覚悟してしまいます。 しかしエレンは絶命する前にジークへの接触を果たし、「全ての道が交わる座標」へと到達。始祖ユミルを味方につけて復活を遂げました。

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【解説】死ぬまでのエレンの言動がひどい

エレンはマーレ編に入って以降、独断で危険なことをしたり不可解な言動を見せたりと、何を考えているかよくわからないところがありました。 地鳴らしに反対するアルミンやミカサといった仲間たちとはどんどん遠ざかり、話し合いをしたかと思えば口から出るのは辛辣なことばかり……。ミカサに対し「お前がずっと嫌いだった」と吐き捨てるシーンには、衝撃と怒りを隠せませんでした。 その後ミカサのために怒りエレンに殴りかかったアルミンも、結局はボコボコにされてしまいます。これでは主人公というよりまるで悪役です。

【解説】エレンの首の仕組み

エレンはガビにライフルで撃たれたときや最終決戦にて、首が切れたのにつながるという描写がありました。これはエレンに寄生している「ハルキゲニア(光るムカデ)」の力によるものです。 ハルキゲニアは巨人の起源となる「大地の悪魔」で、始祖の巨人をもたらす存在。宿主を再生させるような力を持っているので、光るムカデと引き離さない限りエレンは何度も復活するといえるでしょう。

『進撃の巨人』人類の最後の敵はまさかのエレンだった!?

主人公だったはずが、最終的に物語のラスボスとなってしまったエレン。しかし彼の真意は仲間の幸せのために自分だけが泥をかぶることでした。彼にとどめを刺したのはミカサで、それぞれの心境を思うと胸が苦しくなります。 その結末をアニメで観られるのはまだまだ先ですが、彼らの行く末を最後までしかと見届けましょう!