2026年7月28日更新

『ヘチ 王座への道』の全話ネタバレ&相関図!最終回の結末や『トンイ』の関係も考察

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ヘチ 王座への道
©SBS

『ヘチ 王座への道』の主人公は、若き日の朝鮮王朝第21代王・英祖(ヨンジョ/イ・グム)。彼は身分の低い母親から生まれたことを理由に、王子でありながらも冷遇されていました。 そんなグムが、悪のはびこる世の中を変えるために、仲間たちに支えられながら王座に就くまでの道のりを描く逆転ストーリーです。ここから『ヘチ 王座への道』の全話あらすじを紹介していきます。 ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。キャストを今すぐ知りたい人はこちら

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ドラマ「ヘチ 王座への道」最終回まで全話あらすじ・ネタバレ!

第1話「卑しい王子」ネタバレ

19代朝鮮王・粛宗(スクチョン)の次男であるグムは、出会った男に「科挙の替え玉受験をすれば馬を譲る」と言われて条件を飲み、試験会場に向かいます。 科挙の替え玉受験を終え、粛宗の三男フォンとともにイノン王后の誕生日の宴に行きますが、グムは誰にも歓迎されません。 さらに、傍系の王族であるタン(ミルプン君)と言い争いに。グムは「王になるのはお前ではなくフォンだ」と主張しました。 その夜グムは、タンが次々と人が殺し、それを記録した「計屍録(ケシロク)」を作っているという噂を耳にします。 その異常さに驚愕してタンの殺人について調査し始めると、同じくタンによる殺人事件を調べていた司憲府(サホンブ/警察のような組織)のヨジと偶然出会います。

第2話「あなたの名は」ネタバレ

グムは試験会場で出会ったムンスの協力も得て、タンの手下たちを尾行。タンとの取引でグムに替え玉受験を依頼し、口封じのために殺害されたノ・テピョンの遺体を発見します。タンの悪行を知った王・粛宗は、グムに自らの死期が近いことを告げ、「お前が誰よりも王の器だった」と呟くのでした。 その後、司憲府のジョンソクはタンが罪人であることを訴えますが、司憲府のトップでありタンを推す「老論(ノロン)派」であるイギョムは、証人がいないと認めないと言い張りました。 するとそこへ、ジョンソクの要請を受けたグムが“替え玉受験を引き受けた”証人として現れます。

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第3話「美徳の不運」ネタバレ

タンの罪の証人として現れたグム。それでも「証拠が不十分だ」という高官らに、替え玉受験の周旋人ゲドルも証人として示しました。 また、「王族や高官は罪を犯しても罰せられない。国法は公平であるべきです。ですから私にも罰を!」と訴えるグムの姿に、粛宗をはじめ高官らは衝撃を受けます。そうして、タンはついに逮捕されました。** ムンスはグムが王子であることを知って驚いていましたが、自身が尊敬するジョンソクとともにタンを追い詰めたグムを讃え、「ヨジと3人で義兄弟のちぎりを結ぼう」と提案するのでした。 同じ頃、ミン・ジノン吏曹判書が暗躍し、グムがあらゆる悪事を働いてきたという悪評が広められていました。

第4話「運命がさまよう夜」ネタバレ

グムは重臣ジノンの圧力に屈してしまい、異母兄弟のフォンを守るために止むを得ず、ジョンソクが偽証させたという嘘の告発文を司憲府に送ります。それにより無実のジョンソクは逮捕され、タンが釈放されてしまいました。 一方、粛宗はフォンを呼び出して、グムを世継ぎにしたいのだと打ち明けます。フォンは父の考えに同意しました。 その後、グムに会いに1人で出かけるフォンを、野放しになっているタンが襲い、殺害します。信頼する友であったビョンジュが自分を陥れたという証拠を掴んだジョンソクもまた、ビョンジュに殺されて命を落としました。 さらに、フォンの死の知らせを受けた粛宗も、ショックのあまり帰らぬ人となるのでした。

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第5話「再び 生きた者へ」ネタバレ

ムンスはタンが野放しになっている状況に納得がいかず、落ち続けている科挙の試験に合格し、司憲府の役人になることを心に決めます。 粛宗の没後、長男・景宗(キョンジョン)が即位して1年が経過。景宗は気が弱く、重臣たちから侮られています。 そんな中、囚人が集団で脱獄する事件が勃発。老論派の重臣たちは、そういったトラブルの責任を全て景宗に押し付けようとしていました。 グムは、1年前に清に逃げたタンに遭遇。タンは、清王朝を利用して王の養子になることで王の座に就こうと企み、帰郷していたのです。自らの力の無さに悩む景宗も、タンを養子にして力を得ようと考えます。

第6話「揺らぐ同盟」ネタバレ

タンは王妃を利用して養子に収まろうと画策しますが、大妃によって阻止されます。 一方、科挙に手応えを感じていたムンスでしたが、結果はまさかの落第!正義感の強い司憲府のユン・ヒョクは、老論派による科挙不正に気が付き……。 時を同じくして、グムは不正事実を証明する科挙の答案用紙と証人を発見。ヒョクと連携を取りつつ、老論派による科挙不正を明らかにします。 その件について王に直訴しようとしていたムンスは、殴られているところをグムに救われました。グムが裏切り者でなかったことが分かり、ムンスとヨジは彼との再会を喜ぶのでした。 ジノンは科挙不正に関する調査をやめるよう景宗へ進言しますが、聞き入れられません。

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第7話「扇動の技術」ネタバレ

不正を犯した重臣たちは尋問されることになり、老論派は大打撃を受けることに。もし不正行為がなければ、ムンスは数年前に及第していた可能性もありました。 イ・イギョム大司憲は領議政のキム・チャンジュンを訪ね、「イ・グムを王に推戴すべき」と進言。それは故・粛宗の遺言でもあり、ジノンから主導権を奪えると説得するのです。王宮ではグムを世継ぎである王世弟に立てようとする動きが起こり、混乱が生じ始めます。 そんな中、刺客に襲われたグムは、危ないところをタルムンに助けられました。ミン・ジノンに協力していたタルムンですが、これからは王を目指すグムと共に戦うことを誓います。

第8話「反撃の序幕」ネタバレ

グムが生きていると知ったジノンは、彼を謀反の罪で断罪するべく暗躍を始めました。 その後、グムと間違われてジノンの手下に襲われ、隠れ家へと連れ去られてしまったヨジ。ムンスとタルムンが救いに行き、無事に意識が回復します。そんなヨジにドキドキするグムは、自分の気持ちが一体何なのかわかりません。 その後、景宗は一部の反対を押し切ってグムを世弟とすることを決断し、冊封式が行われることに。ムンスもついに科挙の試験に合格し、司憲府の新人として配属されました。

第9話「人の値打ち」ネタバレ

少論派の重臣であり、グムと教育係となったイ・グァンジャは、グムに「世弟は政治に関わってはならないが、王としての資質があることを証明せよ」と難題を出します。 一方、ヨジとムンスは、人身売買事件の捜査のために妓楼(遊女を置く店)に入り込み、潜入捜査を開始しました。そんな中、その妓楼の所有者ト・ジグァンが人身売買の黒幕であることがわかります。 妓楼に向かったグムは、幼い少女が司憲府の官吏を殺害して逃げるのを目撃。そこへ訪れたビョンジュが状況を誤解してグムを逮捕しますが、グムは真犯人の存在を隠します。

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第10話「黒い入れ墨の少女」ネタバレ

景宗に問い詰められたグムは秘密を隠し通せず、真犯人は少女で、自分の卑しい出自を考えると他人事とは思えず、少女が殺人を犯さざるをえなかった理由を知りたかったのだと明かします。 景宗はそれを聞き、グムに少女の殺人の理由を解明する猶予を3日間くれました。 ヨジ、ムンス、タルムンらと捜査を進めると、売られそうになった貧しい子どもたちが、人身売買から逃れるために殺主(サルチュ)で集団生活をしながら殺人に手を染めていることが判明。 景宗に報告したグムは、「少女の罪も見逃せないが、子供たちに刀を握らせた国の現状を正して欲しい」と求めます。その事実に衝撃を受け、民を守れない自分が王であることを恥じる景宗。その会話を聞いていたグァンジャは、グムの王の器に感心させられるのでした。

第11話「命を懸けた民の思い」ネタバレ

グムはジノンが犯人の少女を連行してきたため、少女が犯人だと認めざるを得なくなります。 一方、人身売買の罪でト・ジグァンを逮捕しに妓楼へ向かったムンスたち。しかし、そこにはなんとタンの姿があり、手出しできずに引き返します。司憲府では少女をかばったグムを罪に問い、さらに殺主を討つことが決まりました。 これにより、殺主村で虐殺が開始。ムンスは司憲府のアボンと共に非道な虐殺を止めようとしますが、逆に捕らえられてしまい、成す術がありませんでした。 グムは責任をとって退位すると景宗に告げますが、景宗はそれを拒否。彼はグムを叱責すると、「耆老宴(キロヨン)」と呼ばれる宴に出るように言います。

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第12話「罪の取り引き」ネタバレ

耆老宴で壇上に立ったグムは殺主について語り、国の現状を非難しました。グムを批判していた民も、彼の言葉に感動します。 またヨジも感銘を受け、女官になって王宮に入り、グムをそばで守りたいと言い出しました。 グムはヨジにキスをしようとしますが、踏みとどまり「2度とたわごとを言うな」と言ってその場を去ってしまいます。 その頃、タンに呼び出されたタルムンは、手下になれと言うタンの申し出を断っていました。激怒したタンに刀を向けられますが、ユニョンの懇願によって救われます。ユニョンはタルムンに泣き付き、「タンが王になるように助けて」と言い出すのでした。

第13話「眩惑」ネタバレ

タンが送った、「王に代わってグムに国政を行わせるべきだ」という上訴文が届きました。タンの思惑通りに景宗は怒り、グムが王座を狙っているのではないかと疑い始めてしまいます。 王宮の異変を感じたグムは、タルムンにタンの動きに不審な点はないか尋ねました。すでにタンの側に寝返っているタルムンは、「何もない」と嘘をつきました。 一方、吏曹正郎となったユン・ヒョクは、司憲府をはじめとした人事改革に乗り出します。的確な助言をするグムの姿に、景宗は「上訴文の通りにグムに代理で政治を任せる」と言い出しました。そんなことを一切望んでいないグムは、誤解を解くために席藁待罪(土下座して罪の処罰を待つ行為)を始めますが……。 その後、タンと結託したビョンジュが、グムが関与していると匂わせる告発文を送ります。景宗は激怒し、席藁待罪を続けるグムに告発文を投げつけました。

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第14話「決戦」ネタバレ

アボンたちはハン・ジョンソク事件の原本を見つけ、司憲府の監察副長ウィ・ビョンジュがジョンソクを殺害し、検死をねつ造していた事を突き止めました。 タルムンは部下たちに命じ、「グムが王の血筋ではない」と書かれた怪書(グエソ)をばらまきます。 グムはムンスが持ってきたその怪書の中に、タルムンが隠した暗号を発見。タルムンが味方であると確信し、暗号を解こうと動き出しました。 そんな中、ビョンジュの進言によって推鞠庁へ呼び出されたグム。王による尋問「親鞫(チングク)」が行われようとした時、突然ジノンが立ち上がります。

第15話「決戦II」ネタバレ

ジノンはグムと敵対する立場ではあるものの、何かが怪しいと考え始めていました。景宗に「謀反の証拠がないのに尋問すべきではない」と主張し、親鞫を中止させます。 ムンスはビョンジュをジョンソク殺害の容疑で告発しようと仲間たちに訴え、賛同を得ていました。司憲府の監察たちがビョンジュの元へ訪れ、ついに逮捕されます。 その後、内禁府はタンとその愛人であるユニョンの捜索を開始。タンは王宮内で追い詰められ、自分を見つけた兵を殺害すると、血まみれの顔で景宗の前に現れました。そこに駆けつけたグムに、タンは「お前を道連れにする」と言って狂った笑みを見せます。

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第16話「悪の痕跡」ネタバレ

捕らえられたタンとビョンジュの取り調べが始まり、謀反に関わった者たちへの処罰が言い渡されました。司憲府のトップであるイギョムやチャンジュン領議政など、重臣らも厳罰に。タンには極刑の判決が下ります。 グムが王になる夢を見た景宗は、改めて彼に代理で政治を任せると言います。グムは辞退しますが、イノン大妃に説得され、引き受けることになりました。 グムはジノンから、タンが逃げる時間があったのにも関わらず捕まったことを聞き、疑念を抱きます。そんな折、グムは景宗が薬を飲んだ直後に倒れたと聞き、タンが内医院の薬に毒を仕込んだからだと推理しました。

第17話「悲しい使命」ネタバレ

グムは景宗の元に駆けつけると、内医院の薬を王に飲ませぬよう指示を出しました。 一方で、右議政のチョン・テグは、毒を仕込んだのはグムであり、王の病を治す機会を奪うことで王の座を奪うつもりなのだと疑いを抱きます。 ヨジに会ったイノン大妃は「高貴で純粋な目をしている」と彼女を気に入り、ヨジを大妃殿付きの女中にすることにしました。 内医院の薬の毒は、やはりタンの仕業でした。タンはわざと内医院に自分の痕跡を残してグムに薬を止めさせ、景宗が死んだ時にグムが王を殺したことになるように仕向けたのです。 薬が飲めず、毒のせいもあって病状が深刻な景宗。最後の手段で危険な代替薬を飲ませると、意識を取り戻しますが、「民のために良い王になってくれ」とグムに言い残して息を引き取ります。

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第18話「君主の資格」ネタバレ

景宗の言葉に目を覚ましたグムは、ついに王の座に就き、第21代王・英祖となりました。 貴重な穏健派でグムの師だったグァンジャやムンスは、グムを受け入れないチョ・テグ一派から彼を守るため、辞表を出します。そうして、支えてくれた仲間たちはグムの元を去ってしまったのです。 翌日、賜死を待っていたビョンジュが流刑地から脱走。イ・インジャと共にタンの流刑地を訪ね、タンを救出していました。時を同じくして、原因不明の疫病が都まで広まっていました。グムは緊急会議を開き、重臣らに指示を出していきます。

第19話「黒い災い」ネタバレ

王の交代とタンの逃亡……。まさに計ったかのようなタイミングに、グムはこれが人為的なものなのではと疑うのでした。 民たちは疫病の広まりを恐れ、グムが兄である景宗を殺した天罰だと考え始めます。 その噂を聞いたムンスは、偶然ビョンジュを見かけ、見張ることにしました。また、タルムンは井戸の周辺で病気が発生していることを突き止めます。 そんな中、グムは病人たちが送られる活人署(ファリンソ)を訪問し、「必ず治す方法を見つける」と約束して、最後まで民を見捨てないと宣言するのでした。

第20話「黒い災いII」ネタバレ

誰かが井戸に毒を入れたのだと確信したグムは、井戸を閉鎖し、清潔な水と、以前似た病が発生した時の薬を手配するよう指示します。 一方、タンを担ごうとするインジャはグムに反発する重臣たちを集め、反乱を企てていました。 グァンジャ、ヒョク、ムンスらはインジャの狙いを突き止め、王宮内の不穏な動きに気付いたヨジも、グムの周辺を見張ります。 さらに、意外なことにジノンとテグもグムに協力し、宮内の反逆者を1人残らず逮捕することに成功しました。しかし、インジャはタン、ビョンジュらと共に清州城をすでに占領しており、事態は引き返せないところまで進んでいたのでした。

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第21話「変乱」ネタバレ

インジャたちがタンを王にしようと民を扇動し、各地で反乱が起き始めます。 かつてない大規模な反乱が起きていることに責任を感じるグムでしたが、ジノンやテグは党派を超えて協力し、この危機を乗り越えようと言葉をかけました。 グムは反乱が起きた地に軍を送ることに決め、ムンスやアボン、タルムンらが志願します。 グムは長年に渡って老論派が独占していた政府高官の地位を、小論(ソロン)派と南人(ナミン)に譲ることで反乱を抑えようと考えますが、ジノンはそれを拒否しました。 やがて反乱軍が都城に迫ってきます。ヨジが自らも戦おうと準備を始めると、グムは彼女を引き留め、「もしそなたを守れなければ私は……。」と、涙を流して抱き締めるのでした。

第22話「勝ち戦」ネタバレ

戦況が有利であると見たタンは「これからは殿下と呼べ」と威張りはじめ、ビョンジュもほくそ笑みます。 そこへ待ち伏せていたムンスらの軍と、激しい戦いに。ビョンジュが撃たれ、戦況が良くないと判断したインジャはタンを連れて後退しました。 戦いに勝利し、生き延びたことを喜び合うムンス、アボン、タルムンら仲間たち。それでも諦めていないタンでしたが、インジャはタンを囮に使って逃げようと計画します。脱走を試みたインジャでしたが、ムンスらに包囲されて逮捕されました。 インジャに裏切られたと知ったタンは取り乱し、ユニョンはそんなタンを見捨てられず、一緒に清国へ逃げるための船を手配します。

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第23話「長年の悲願」ネタバレ

インジャはついにグムと対面し、「罪もない民を巻き添えにした」と責められるも、世の中を変えようとしただけだと反乱を正当化します。 今回の反乱を通じて考えを改め、政府高官の地位を譲ることに賛同したジノン。老論派から非難されるも彼らを説得し、老論のトップを辞任しました。 グムは新たな政争が始まると予見し、ムンスを司憲府へと呼び戻します。その後、司憲府における「吏曹銓郎(イジョチョルラン)」の人事権を廃すると宣言し、王宮内は激しく揺れることに……。 一方、逃走中のユニョンは案内人の男と口論になり、タンを庇って刺されてしまいました。寄り添ってくれたユニョンを喪い、深い絶望感に襲われるタン。彼は包丁を持って王宮へ乗り込むと、「自らこそが王だ」と叫んで騒ぎを起こします。

【最終回】第24話「善悪を裁く伝説の生き物」ネタバレ

タンはその場に駆け付けたグムに刃を向けたかと思いきや、タンが刺したのは彼自身でした。 絶命するタンをグムは愕然として見つめます。その後、グムはイ・インジャとビョンジュの両者を斬首刑に処しました。 グムは政治改革を進め、新しい制度を作ろうと動き始めます。さらにグムは、民の声を聞きたいと言い、民との公開討論を開くことに。 公開討論で、軍税の負担が大きいという民の不満を聞いたグムは、その場で軍税を半分にする「均役(ギョンヨク)法」を決定します。民は喜び、「主上(チュサン)殿下、万歳 ! 」の声をあげるのでした。 月日は流れ、ヨジと共に外出したグムは、橋の工事に関する意見を求め民の元へと走ります。

【相関図】キャストの関係をおさらい

韓国ドラマ『ヘチ 王座への道』相関図

【時代背景】名作『トンイ』との関係・実話との比較

歴史的事実を基としたフィクションである本作。朝鮮王朝時代(1392~1910)は高麗の武将・李成桂が建国し、27代に渡って王が存在した時代でした。その中でこのドラマの舞台となったのは、第19代朝鮮王・粛宗末期から第21代朝鮮王・英祖初期までです。 この頃、朝廷では「老論派」と「少論派」の二大党派が派閥争いを繰り広げていたほか、「南人派」も勢力を持っていました。彼らは自分の党派を優位にするため、官僚という立場にいても不正や悪事を働いています。 本作で重要なポジションとなるのが、朝鮮王朝の中央官庁の組織のひとつである「司憲府(サホンブ)」です。司憲府は、官僚による不正や違法行為を監視して取り締まる、現代の日本でいう警察のような組織です。 ドラマのタイトルにもなっている善悪を裁く伝説上の動物の名「ヘチ」は、司憲府の官僚らを象徴する言葉として知られていました。 そして本作の主人公・グムは『トンイ』でトンイの息子・クムとして登場した人物です。ファンやタンなども実在した人物ですが、ファンは早くに亡くなったものの、タンに殺される展開はフィクションとなっています。 またタンが殺人などの悪事を重ねる設定や、グムが自ら王位継承を望んだ設定は史実ではなく、ドラマオリジナルの要素です。

人気ドラマ『トンイ』との関係とは?

『トンイ』

2010年に放送された人気ドラマ『トンイ』との関係に気付いた方も多いのではないでしょうか? ドラマ『トンイ』もまた史実を基にしたフィクション時代劇で、最下層の身分に生まれ、朝鮮王朝第19代王・粛宗の側室となり、後に第21代朝鮮王・英祖を産むトンイの生涯を描いています。 つまりドラマ『トンイ』は、『ヘチ王座への道』の主人公グム(英祖)の生母の物語。また、王の長男・景宗(キョンジョン)が『トンイ』に登場したヒビンの息子であるなど、随所に繋がりが見られます。 何を隠そう、『ヘチ王座への道』と『トンイ』は、どちらも同じ脚本家キム・イヨンが手がけた作品。直接の続編ではありませんが、続編のように楽しむこともできるドラマとなっているのです。

【キャスト】主要な登場人物とその結末・最後

ヘチ 王座への道
©SBS

主要人物

イ ・グム(延礽君) /チョン・イル 9代朝鮮王・粛宗の次男で、後の第21代朝鮮王・英祖。 身分の低い母から生まれたため王子扱いされず、都の外で暮らしていました。 最後は民に寄り添う王となり、幸せな結末を迎えました。
パク・ムンス(朴文秀) /クォン・ユル 科挙試験に落ち続ける「万年科挙準備生」。替え玉受験を受けに来たグムと出会います。 尊敬するハン・ジョンソクの事件で闘志に火がつき、司憲府に入ってグムを支えます。 戦に勝ってインジャを逮捕し、最後までグムを支えました。
ヨジ /コ・アラ 司憲府の女性捜査官。司憲府で最も優れていると言われ、「歩く人間兵器」などと呼ばれています。 日本語や中国語も堪能で、男性には難しい捜査もこなす貴重な存在です。 グムの側室になることはありませんでしたが、最後まで側に残りました。

王族

景宗(キョンジョン) /ハン・スンヒョン 粛宗の長男で、20代朝鮮王。 王位継承者ですが、病弱で世継ぎとなる子ができないことが判明します。 最後は若くして病に倒れ、志半ばで亡くなりました。
粛宗(スクチョン) /キム・ガプス グムの父で、第19代朝鮮王。 正妻との間には子ができず、3人の側室から1人ずつ息子が誕生しました。 最後はフォンが亡くなったショックで息を引き取ります。
イ・フォン(延齢君) /ノ・ヨンハク 粛宗の三男。 心やさしく、母違いの兄グムを常に気にかけています。 王位継承者として、少論派に支持されています。 しかしタンに命を奪われ、この世を去りました。
イ ・タン(密豊君) /チョン・ムンソン 傍系の王族で、老論派に支持されています。 本来ならば自分が直系の王位継承者だったという被害者意識から王座に執着。 また王族であるのを良いことに、殺人を楽しむようなサイコパスな一面があります。 最後、追い詰められたタンは王のまま死ぬことを選び、自決しました。

その他

ミン・ジノン /イ・ギョンヨン 老論派のトップで、粛宗の正妃の兄。 「吏曹判書」という役職です。 タン側の人間でしたが、最後グム側につき、責任を取ってトップの座を辞職します。
チョ・テグ /ソン・ビョンホ 小論派。 行政府の最高機関である議政府の官僚「右議政」です。 最初はグムと敵対していましたが、最後はグムを認め、協力します。
タルムン /パク・フン 武術の達人で、暴漢のボス。 捨て子として育ち、世の中に正義などないと考えていましたが、グムと出会い変わり始めます。 はじめはジノンに従っていましたが、最後はグムを応援し、協力者となりました。

『ヘチ 王座への道』の全話あらすじ・ネタバレ!最終回まで観よう

悪がはびこり、民に負担がかかっている世の中を変えるため、恵まれない王子・グムは王座への道を歩みます。仲間や民、敵だった重臣たちの信頼を勝ち取っていく姿には、思わず感動! あらすじでは紹介しきれませんでしたが、熱い友情シーンやスカッとするシーンなどもたくさんあります。気になった人はぜひ観てみてくださいね!