『トンイ』モデルとなった人物は?あらすじ・キャスト/登場人物まとめ【韓国ドラマ】

2018年4月11日更新

の本でも大人気の韓国歴史ドラマ『トンイ』。李氏朝鮮時代の王宮を舞台に熾烈な女の権力闘争を描いた本作の、あらすじ・キャスト・登場人物などをまとめてみました!

『トンイ』大人気の韓国歴史ドラマのあらすじ・キャストをまとめました!

2010年3月から韓国で放映されたテレビドラマ『トンイ』。『宮廷女官チャングムの誓い』や『イ・サン』を手がけたイ・ビョンフンが監督を務め、17世紀末から18世紀初頭にかけての李氏朝鮮を舞台に、王宮内の権力闘争や人間模様を描いた作品です。 日本でもファンの多い本作の、あらすじや登場人物をまとめてみました!

韓国ドラマ『トンイ』のあらすじ

陰謀に巻き込まれて兄と父を殺され、過酷な少女時代を送ったトンイ。成長した彼女は、濡れ衣を着せられ亡くなった二人の無実を証明し、事件の真相を知るために、宮廷で働きます。 そのころ宮殿では、第19代国王粛宗の正室仁顕王妃を擁する西人派と、側室チャン尚宮を擁する南人派が対立していました。 チャン尚宮に気に入られ監察府の女官となったトンイ。偶然出会った粛宗と、彼が王であることを知らないまま接近したことから、チャン尚宮の激しい嫉妬を買い、やがて壮大な権力闘争に巻き込まれていくのです。

韓国ドラマ『トンイ』の登場人物・キャスト

トンイ/ハン・ヒョジュ

本作の主人公トンイ。南人の高官が殺されるのを目撃してしまい、さらには濡れ衣を着せられた父と兄を殺害されるという壮絶な少女時代を送り、成長後は事件の真相を探るため宮廷で働きます。正義感が強く行動的。 ハン・ヒョジュは1987年生まれの女優。演技経験がほとんどなかった2006年に、ユン・ソクホ監督のドラマ『春のワルツ』の主役に抜擢されたというシンデレラガール。2009年から放映された『華麗なる遺産』への出演と本作での主演により、一気に韓国を代表する女優の一人となりました。

粛宗/チ・ジニ

李氏朝鮮の第19代国王。トンイとは王の身分を隠している際に出会い、彼女に信頼を寄せ惹かれ合うように。身分を隠し宮殿の外を出歩くなど、庶民的で親しみの持てる人柄です。 やがてトンイを側室に迎えますが、彼女の出自を知り断腸の思いで母子ともに宮中から追放します。立場柄、政治的な決断と家族への思いの間で悩むことが多く、彼の複雑な心境も本作の見所の一つです。 演じるチ・ジニは、2003年に韓国で放映開始された大ヒットドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』でのミン・ジョンホ役で知られています。

禧嬪張氏(チャン・オクチョン、チャン尚宮)/イ・ソヨン

粛宗の側室。本名はチャン・オクチョン、王子を生む前はチャン尚宮と呼ばれています。 元々は正義感の強い性格で、トンイを信頼し監察府の女官に推薦しましたが、やがてとある事件をきっかけに野心と権力欲を露わにします。仁顕王妃を追放し、自らが王妃の座に就くためトンイの殺害を企みます。非常に執着心の強い性格で、トンイと熾烈な女の権力争いを繰り広げる、まさに本作最大の悪役です。 演じるイ・ソヨンは1982年生まれの女優。2003年にペ・ヨンジュン主演の映画『スキャンダル』デビューし、『新入社員』や『春のワルツ』などのドラマに出演し注目を浴びました。日本映画『シャ乱Qの演歌の花道』(1997)をリメイクした韓国映画『覆面ダルホ』(2007)にも出演しています。

仁顕王妃/パク・ハソン

粛宗の正室で、おとなしく思慮深い性格。病弱なため子供を授かることができません。禧嬪張氏とその仲間である南人派たちの策略にかかり、王妃の身分を剥奪、宮殿を追放されます。トンイらの尽力によって復位した後は、側室となったトンイとその息子クムを支えます。 演じるパク・ハソンは1987年生まれ。大ヒットドラマ『王の男』での燕山君の側室役で注目を集めました。2017年にはドラマ『TWO WEEKS』で共演した俳優リュ・スヨンと結婚。結婚式にはハン・ヒョジュやチ・ジニら『トンイ』の共演者が駆けつけ祝福を受けたとのことです。

明聖大妃/パク・チョンス

宮中で絶大な権力を持つ粛宗の母。禧嬪張氏とその一族をとても嫌っています。高齢で煎じ薬を飲み続けていましたが、やがて病死。彼女の死の真相は、本作の重要なキーポイントとなります。 演じるパク・チョンスは1953年生まれ。結婚を機に一度は引退しましたが、15年のブランクを経て復活。『宮廷女官チャングムの誓い』などのドラマの他ミュージカルなどで活躍する女優です。

チャ・チョンス/ ペ・スビン

トンイの幼馴染で、兄のような存在。トンイの兄の親友で、父の助手をしていました。少女時代のトンイと逃亡中に生き別れてしまいます。 その後捕盗庁の仵作人(検視官)となりトンイと再会。トンイの危機をたびたび救い、生涯に渡り彼女を守り続けます。 演じるペ・スビンは、北京で暮らしていた際にウォン・カーウァイ監督の薦めで、20代半ばから演技の勉強を始めたという異色の経歴の持ち主。ドラマ『風の絵師』で正祖役などで知られています。

ソ・ヨンギ/チョン・ジニョン

捕盗庁の従事官で、チョンスの上司。元々はトンイの父ヒョウォンの友人でした。ヒョウォンが殺人の罪を着せられたことにショックを受けつつ、彼らを追います。 その後宮廷で働き始めたトンイと再会しますが、彼女がヒョウォンの娘だと気づきませんでした。トンイの過去を知り嫌悪するものの、やがてチョンスからヒョウォンらの無実を知らされ、その後はトンイの良き理解者として彼女を応援します。 大ヒットドラマ『王の男』での燕山君役で知られるチョン・ジニョンが演じます。

チャン・ヒジェ/キム・ユソク

禧嬪張氏の兄。根っからの怠け者ですが、妹を王妃にして自身も権力を手に入れるためならどんな汚い手でも使う卑劣な男。邪魔者のトンイを目の敵にし、亡き者にしようと企みます。 演じるキム・ユソクは1966年生まれの俳優。キム・ギドク監督の『魚と寝る女』(2000)の主演をつとめた他、『王の女』『階伯』『大王の夢』などの時代劇で活躍しています。

チョン尚宮/キム・ヘソン

監察府の尚宮で、トンイの上司。トンイを厳しく指導をしつつも暖かく見守ります。 演じるキム・ヘソンは『宮廷女官チャングムの誓い』など多くのドラマに出演する女優。白川翔子の芸名で日本で活動していた時期もあるようです。

オ・テソク/チョン・ドンファン

禧嬪張氏を支持する南人派のリーダー。禧嬪張氏やチャン・ヒジェらと共に、政治勢力の転覆を企み独裁を狙います。実は6年前の南人派連続殺人の黒幕で、トンイの父と兄を冤罪に陥れた張本人。 味方を殺し、気に食わない者にその罪を着せるという大胆な方法でのし上がってきた彼ですが、それが南人派の仲間からの信用を失い恨みを買うことまでは予想できなかったのか、皮肉な最期を遂げることになります。 演じるチョン・ドンファンは、1949年生まれのベテラン俳優。舞台で活躍する一方で『冬のソナタ』や『王女の男』など多くのドラマに出演しています。

トンイのモデルとなった淑嬪崔氏とは?

トンイのモデルとなったのは、李氏朝鮮の第19代国王粛宗の側室で、 第21代国王英祖の生母である淑嬪崔氏(1670-1718)。 彼女の本名や入宮前の経歴などは、資料が少なく謎に包まれていますが、低い身分の出身だったとのこと。淑というニックネームから察するに、非常に穏やかで人当たりの良い女性だったようです。 同じく賤民出身の側室禧嬪張氏から激しい嫉妬を受け対立。仁顕王妃の没後、禧嬪張氏が呪詛を行なっていたことを粛宗に伝え、その罪により禧嬪張氏は死罪となりました。 本作では悪役として描かれている禧嬪張氏ですが、身分の低い淑嬪崔氏が子供の産めない仁顕王妃と結託し、王子を産んだ禧嬪張氏を死罪に追いやったという見方もできますね。禧嬪張氏の視点から歴史を描いたキム・テヒ主演のドラマ『チャン・オクチョン-張禧嬪-』では、淑嬪崔氏が悪女として描かれています。 淑嬪崔氏の息子英祖は王になると、国民の税負担を減らすなど貧しい人々を救うために尽力しました。本作はあくまでフィクションですが、彼の政治的信念から察するに、淑嬪崔氏はトンイのように正義感が強く優しい女性だったのかもしれません。