ドラマ「新・信長公記」あらすじネタバレと原作漫画の情報も【最終回の結末は】
King & Prince・永瀬廉がドラマの主演を務める、新日曜ドラマ『新・信長公記〜クラスメイトは戦国武将〜』の放送中です。この記事では、最新話までのネタバレやキャスト、原作漫画について紹介します。
どんな内容なの?
ドラマ「新・信長公記」は織田信長・豊臣秀吉・徳川家康ら有名戦国武将のクローンが、知力と武力を活かして、名門不良校の総長の座を目指す「学園天下獲りエンターテインメント」です。 ヤングマガジン(講談社)およびコミックDAYSで連載された、甲斐谷忍の漫画『新・信長公記 ~ノブナガくんと私~』のTVドラマ化。連載終了していながらも、根強い人気があり、ファンからTVドラマ化が熱望されていました。
最終回の視聴率は?
ドラマ「新・信長公記」最終回の視聴率は4.4%でした。
ドラマ『新・信長公記〜クラスメイトは戦国武将〜』のあらすじ
「名だたる戦国武将がこの世に同時に生まれたら、本当に強いのはいったい誰か」誰しもが考えるこの疑問を胸に、とある歴史オタクの博士が次々と戦国武将のクローンを作りだし、世に放ちます。 それから15年後の2122年、日本一の不良校と知られる銀杏高校に戦国武将のクローン高校生が大集結。天下統一の争いの如く、銀杏高校の頂点の座、「総長」を目指して、しのぎを削っていきます。 そんな中、一人安穏としていたのが織田信長。学ランに短パンと奇抜な出で立ちで、覇気もないため、多くのクラスメイトから馬鹿にされていました。 しかし、そこに凶暴で非情な徳川家康が転入。桁違いの実力で、総長に名乗りを上げる家康に、ついに静観していた信長が動き出します。 果たして信長は家康に討ち勝てるのか。そして、現代の戦国武将最強の証、銀杏高校の総長の座はいったい誰の手に――。新・戦国時代が幕を開けます。
第1話のあらすじ
クラスメイトが戦国武将!?旗印戦の開幕!
2122年4月。歴史オタクのみやび(山田杏奈)は、銀杏高校の特進クラスに進学することになります。すると信長(永瀬廉)と名乗るクラスメイトがいることに驚き、その姿に見惚れてしまいました。 さらに秀吉(西畑大吾)、光秀(萩原利久)、謙信(犬飼貴丈)、政宗(三浦翔平)、信玄(満島真之介)、官兵衛(濱田岳)などといった戦国武将の名前の生徒たちが集まり、みやびはさらに驚きます。なんと彼らは、戦国武将たちのクローン高校生でした。 しかも理事長の別府ノ守与太郎(柄本明)は、この銀杏高校で一番強い人物を決めると言い出しました。こうして「旗印戦」が開幕することとなり、翌日、「2時間以内に武田信玄を倒す」と書かれた旗印が提出されたのです。
教室の雰囲気はピリピリしていて、みやびは秀吉から「皆総長の座を狙っている」ことを聞きます。みやびは担任の肉山(真壁刀義)に学級委員長に指名され、別府ノ守に挨拶をすることに。 みやびは別府ノ守から、特進クラスはみやび以外全員が戦国武将のクローンであると聞かされました。信長たちは自分たちがクローンだとは知らず、戦うために生まれてきたのです。 みやびは、信長も総長を目指しているのかと問います。しかし信長はいつもスルメを焼いて食べており、総長に興味はないとのこと。みやびは一緒に旗印戦を止めてほしいと信長に頼みますが、「彼らにとって運命だからそれはできない」と断られてしまいます。 そんな時旗印戦がスタートし、「2時間以内に武田信玄を倒す」と205本の旗が立ちました。武田は205人から追いかけられることになったのです。 武田はトイレに籠って時間を稼ぎ、追いかけられると今度は屋上から飛び降りて逃げ回ります。しかし正門で挟み撃ちにされ絶体絶命の時、みやびが助太刀に入りました。すると今度は信長がやってきて、1人で205人を一気に倒します。 ちょうど戦いの最中カメラが布で隠されていたため、クラスメイトたちは武田が戦いに勝ったと思い込んでいたのでした。 そんな時、家康(小澤征悦)がバイクに乗って学校に現れーー。
第2話のあらすじ
秀吉を過去に救った男は誰だ……秀吉の頭脳戦が光る!
特進クラスに転校生が加わることになり、なんとその人物は家康(小澤征悦)。家康はクラスメイトたちをいきなり「ゴミ」扱いし、クラスは一触即発状態に。しかし信長(永瀬廉)だけはいつも通り七輪でホタテを焼いておいしそうに食べています。 一方秀吉(西畑大吾)は、旗印戦を「奥深い心理ゲーム」と考え「信玄を倒そうと集まった他校のヤンキーを倒したのは俺」と嘘を言いふらします。倒したのは本当は信長でしたが、あたかも自分が強いとアピールし始めました。 クラスメイトたちは秀吉の嘘を信じようとしませんが、「全員が全部信じなくていい」と秀吉はみやびに伝えました。少しでも自分が強いと思われたら、それでいいとのこと。 こうして秀吉は、「酒井忠次と榊原康政を1時間以内に倒す」と書かれた驚きの旗印を提出したのです。
酒井と榊原を倒した秀吉ですが、その後清正(須賀健太)が「3時間以内に秀吉をケンカで倒す」を旗印を立てます。同時に合計56の同じ旗印が出され、秀吉は逃げ回ることに。秀吉を守っていたのは、伊達(三浦翔平)。伊達と秀吉は同盟を組んでいたのです。 秀吉は昔から喧嘩が弱く、そのため強い人を味方につけていました。しかし清正と1対1の勝負となり、助太刀がない秀吉は大ピンチに……。 するとそこに信長がやってきて、「貴様、まだブリーフに名前を書いてるのか」と助けます。実は小さい頃、信長はズボンを下ろされていじめられる秀吉を助けていました。秀吉はその人物が信長だったことを知り、何とか食らいついて清正から勝利を奪い取ったのです。 家康は次の旗印に、「3分以内に武田信玄を倒す」と提出。すると宣言通り家康はあっという間に信玄を倒し、周りを圧倒させたのでした。
第3話のあらすじ
明智光秀の裏切り……家康は敗北を宣言!?
家康(小澤征悦)の次のターゲットは、ランキング2位の秀吉(西畑大吾)ではないかとクラスでは盛り上がります。そんな家康は松葉杖をついた信玄に靴を磨くよう指示をしますが、言葉を失う信玄に代わって、光秀(萩原利久)が靴を磨き始めたのです。 その頃理事長(柄本明)は、本来の歴史では家康が唯一負けた相手が信玄でしたが、現在はそれを覆す結果となっていると微笑みます。そして屋上にいる信玄の元にやってきた信長(永瀬廉)は、「1度の敗北がすべての敗北か?」と「風林火山」の旗を渡しました。 一方みやび(山田杏奈)は、ある男に出会います。その男は、武将たちをクローンとして蘇らせたのは自分の父親であると言いました。その男はみやびに「武将たちをコントロールしてほしい、そして家康を何とか止めてほしい……」と頼みます。 そして家康は、「24時間以内に明智光秀を倒す」という旗印を提出しました。
翌日、学校では光秀が勝利すると持ち切りになっていました。というのも、光秀はたった1晩で反家康同盟を組むことに成功。皆を味方につけていたのです。さらに光秀は、信長に力を貸してほしいと頼みました。信長は、「力は貸さないが友人としてなら」とだけ伝えます。 みやびは本能寺の変を思い出し、不安を感じます。信長は、家康がなぜ24時間と指定したのかを考えていました。すると信長は図書館に光秀と一緒に残ると言い、光秀が実は純粋な不良たちに憧れていることを知ります。そして残り4時間となった時、バイクで登校した家康はある言葉を口にしました。 「今回はこの徳川家康の敗北でよい。お前たちゴミに勝っても意味がない」。さらに「1人で生きていく強さを持て。お前らは俺の作った道を歩け!お前が歩んできた裏の道を表に変えてやる!」。この言葉に感動した光秀は、自分に正直に生きたいと信長の手を離し家康の元へ。光秀は降伏し、家康の勝利となったのでした。 みやびは家康の言葉から、家康が自分がクローンであることを知っており、歴史も勉強していることに気付きます。みやびは家康に、人は変われると主張。そして信長は「人が歩く道に表も裏もない」と家康に告げ、ついに「天下を獲る」という旗印を立てたのでした。
第4話のあらすじ
裏切り者は誰だ……手を取り合う和の心!
「天下を獲る」と旗印に掲げた信長(永瀬廉)を見て、信玄(満島真之介)は家康(小澤征悦)への宣戦布告だと言ったため信長と家康は一触即発の雰囲気となります。 そんな時、家康は「誰かを倒す」の旗印を提出しました。誰を狙うか分からず武将たちがざわついている時、2年の十川八郎が倒されます。さらに家康は名指しせず旗印を提出しました。 家康、光秀(萩原利久)は謎の人とトレーニング室で話しています。家康は「お前の考えた作戦。実に面白いぞ」と笑みを浮かべました。そして今川(松大航也)は、やりたい放題の家康に向かって怒りを爆発。クラスが大騒ぎとなる中、信長は「和の心を持って、天下を獲る」と宣言したのでした。
そんな中、官兵衛(濱田岳)はある作戦を提案。あえてクラス内で対戦し、ポイントを重ねて家康のポイントを上回ろうという、「ポイント倍倍作戦=PBB作戦」を開始することに。しかし井伊(駿河太郎)が何者かに殴られてしまい、犯人探しの結果やはり家康の仕業だろうということになりました。 すると光秀は、家康はこのPBB作戦を見抜いていたと明かします。さらに犯人は家康ではなく、クラスに裏切り者がいると告げました。みやび(山田杏奈)は占いで犯人を突き止めようとし、あえて全員に「○」と書いたメールを送信。このことも裏切り者が家康に密告したため、家康は今川にクラスの和を乱すよう命じました。 今川はみやびからのメールの一斉開示を求め、みやびの嘘を晒そうとします。しかし信長は、みやびがクラスを1つにまとめるためにあえて〇を全員に送ったと暴露しました。そして家康は、裏切り者は光秀と今川だけでなくもう1人いると告げたのです。 翌日、教室には「裏切り者は官兵衛、そして他にもいる」と貼り紙が……。官兵衛は、これは裏切り者を炙り出すためにやったと言います。そこにやってきたのは、なんと井伊。怪我をしたというのは嘘で、裏切り者は井伊だと分かったのでした。
第5話のあらすじ
裏切り者が改心!?手を取り合って天下を獲る!
裏切り者である今川(松大航也)に「裏切り者同士、仲良くしねーか?」と声をかけたのは、信玄(満島真之介)でした。しかし裏切り者同士の連携が取れずに困っていたという今川に、信玄は「やっぱてめぇは裏切りもんか」と呟いたのでした。 その頃官兵衛は、井伊(駿河太郎)に声をかけます。井伊は官兵衛に「てめぇがこっち側なのは心強え」と告げました。すると官兵衛はクラスメイトに、「俺は裏切り者だ。皆を欺いていた」と告白。しかし信長はなぜかそこに、小太鼓を叩きながらやってきました。 伊達(三浦翔平)は官兵衛に対し、「君はもう仲間じゃない」と断言。もうPBB作戦は再開できないと思われた中、信長はどうクラスをまとめればいいか分からず、案がないか考え始めたのでした。
一方謙信(犬飼貴丈)は、光秀(萩原利久)に和平交渉を持ち掛けます。しかし光秀は、敵同士という理由で申し出を断りました。 特進クラスは誰もお互いを信用できず荒れ始める中、黒田は竹中(柳俊太郎)に昔カンニングの濡れ衣を着せられたことを思い返していました。そんな黒田が信長などに接触を図る様子を、竹中はじっと見つめていたのです。 特進クラスではPBB作戦を再開すべく、新たな案で旗印を掲げることに。その頃黒田の元には家康がやってきて、自分の側に付くよう説得。しかし黒田は仲間にはならず、家康が差し出した手を拒みました。 いよいよ旗印戦という中、ある裏切り者が作戦を邪魔をする事態になります。しかし信長が事前に立てこもっていたため、裏切り者の井伊は信長に謝罪しました。井伊は信長の説得で徐々に心が動き始めます。しかしそれを知った今川たちが攻撃を仕掛けますが、黒田も信長の味方につき危機を乗り越えました。 作戦が失敗したことで、家康は激怒します。そんな家康に信長は、これからみんなで手を取り合って天下を獲ることを誓ったのでした。
第6話のあらすじ
家康を裏切る!?戦いはまさかの世界大戦へ!
「徳川家康(小澤征悦)を倒す」と書かれた旗印を手にする信長(永瀬廉)の元には、みやび(山田杏奈)など仲間たちが集まります。黒田(濱田岳)たちは家康に勝ち切るためにはどうすればいいのかと、皆で考えることに。 ついにPBB作戦で家康のポイントを抜いた特進クラスに、家康がやってきます。家康は信長の襟元を掴んだものの、なぜか信長の乱れた襟元を直して去っていきました。 明智(萩原利久)は1、2年生の96%を家康派に入れたと家康に報告するも、「残りもすべからず、従わせろ」と命じます。 翌日家康は、「1時間以内に特進クラスの誰かを倒す」と再び同じ旗印を提出しました。そんな時、秀吉(西畑大吾)が倒れてしまいます。こうして家康と信玄(満島真之介)の激闘が始まったのでした。
現時点での家康派は、明智(萩原利久)、竹中(柳俊太郎)、真田(田野倉雄太)、今川(松大航也)。家康は旗印を提出して本多(阿部亮平)を倒し、机の中にまだ他に裏切り者がいるような手紙を入れます。秀吉も家康に倒されますが、実は家康は信長の襟元に盗聴器をつけ、特進クラスの和の崩壊を狙っていたのでした。 しかし、信長たちは家康が盗聴器をつけていたことを知っていました。というのも、明智が信長派に寝返り、土下座をして特進クラスに謝罪。家康の作戦を暴露し、皆も明智を受け入れます。こうして家康に明智が寝返ったことを悟られないようにし、本多と秀吉はわざと家康に倒されたふりをしていたのでした。 一方の信玄は、単独で家康に果たし状を突きつけます。力では到底家康に敵わない武田ですが、最後の力を振り絞って家康の足を攻撃しました。結果、信玄は力では負けたものの勝負には勝っており、信玄は城を築くことを信長に託しました。 こうして、信長は家康を倒す旗印を立てようとします。するとそこに、ペリー、ジャンヌ・ダルク、始皇帝たちがやってきたのでした。
第7話のあらすじ
新たな敵の登場!捕らわれたみやびとあの人物を助ける!?
ペリーは家康(小澤征悦)に、「俺たちの目的は、お前の敗北」と言い放ちます。しかし信長(永瀬廉)の活躍で、ペリーたちは何とかアジトへ戻りました。 そんなペリーたちに、家康のクローンを作った博士(酒向芳)の息子(波岡一喜)が声をかけます。なんと博士は当時3歳だった家康に殺され、息子はずっと復讐を狙っていたのでした。 その頃トレーニングルームでは、竹中(栁俊太郎)が「みやび(山田杏奈)を狙え」と話しています。そんなみやびは、信長に家康と一度話し合うよう提案しました。信長は、「奴ともいつか、分かりあえる日が来ると良いのだが……」と呟きます。 そしてみやびが1人で林道を歩いていると、真田(田野倉雄太)と今川(松大航也)が現れたのです……。
真田と今川がみやびに近づいたとき、ちょうどジャンヌダルクがやってきました。ジャンヌダルクは真田と今川を襲うも、助けに入ったのは伊達(三浦翔平)でした。そしてペリーはみやびを連れ、ある人物の元へ。 そこにいたのは、家康に父を殺害された博士の息子。こうしてみやびは息子に捕まり、伊達に助けてもらった今川と真田は家康への不満が高まり、家康派から抜けることを決めました。 緊急連絡として、信長たちにみやびが捕らわれたことが伝えられます。みやびを返す条件は、家康に敗北宣言をさせること。みやびを助けるには、ペリー達を倒すか家康を倒すかの2択となったのです。 家康は仲間を失い、そんな家康の前にペリー達が現れます。しかし家康はなぜか反撃をせず、そのまま捕まってしまいました。その姿を見た信長は、ある決心をします。 それは、「みやびも家康も奪還」すること。特進クラスは1つにまとまり、2人とも助けようと一致団結したのでした。
第8話のあらすじ
団結する特進クラス!みやびと家康を救い出せるか……!
信長(永瀬廉)は家康(小澤征悦)がきっと変わってくれると信じ、救い出すことを決意します。そんな中ペリー達のアジトでは、家康のクローンを作った博士(酒向芳)の息子(波岡一喜)が怒っていました。なぜ信長が家康を救おうとするのか……息子は「叩き潰す!」と怒りをあらわにします。 みやび(山田杏奈)はその会話を聞き、家康に信長を信じようと声をかけます。しかし家康は、これまでとは別人のように何も語らずにいました。 特進クラスでは、信長がノープランで立ち向かおうとしていました。その頃ペリー達には、信長たちが倉庫に移ってそこに陣を張るという情報が入ります。そこで息子は、始皇帝に倉庫へ向かうよう指示を出したのでした。
始皇帝が倉庫に向かうと、そこにいたのは謙信(犬飼貴丈)と信玄(満島真之介)。2人はライバルでしたが、手を組んで始皇帝に立ち向かいます。 その頃信長、伊達(三浦翔平)たちの前にはジャンヌダルクが現れ、伊達が対応することに。伊達は幼少期にジャンヌダルクに会ったことがあり、伊達の目の負傷はかつてジャンヌダルクを助けたときにできたもの。伊達は戦わずに、ジャンヌダルクを正しい道に戻そうとしていました。 謙信と信玄が始皇帝と戦う中、信長と本多(阿部亮平)はようやく敵のアジトに到着。本多がすぐにペリーたちにやられてしまうも、信長はペリーと戦わず待っています。信長は、家康に全てを委ねていました。それを知った家康は覚醒し、自分で拘束を解き放ったのです。 家康の強さを見た息子は怯えますが、家康は息子には何も罪がないと手を出しません。こうして信長は、みやびと家康を助け出しました。 ペリーは、信長を褒めたたえます。その頃逃げ出した息子の前には、刀を持った何者か……。そして信長は予定通り、家康を倒すために旗印を掲げたのでした。
第9話のあらすじ
知られざるクローンの秘密!黒幕はあの人物……!?
信長(永瀬廉)がなぜ家康(小澤征悦)に旗印を出したのか、他の仲間は理解できずにいます。信長はあえて理由を語ろうとせず、教室を出ていきました。 その頃理事長(柄本明)は、信長が「総長」の正体に気づいていると睨みます。 一方みやび(山田杏奈)は、打ちアワビやかち栗を食べる信長を見て「まるで戦国時代の武将のようですわ」と呟きます。信長はそれから、みやびにある衝撃の告白をしました。 みやびは突然、花梨(柚希礼音)と名乗る女性に声をかけられます。そして黒田(濱田岳)は理事長室の会話を盗み聞き、自分たちが武将のクローンであることに気づき始めたのでした。
信長はみやびに、自分が武将のクローンであることを知っていると明かしました。そしてみやびは花梨から、総長は理事長であり、クローンを作り出した張本人であることを聞かされます。 さらにクローンの研究には、みやびの父・誠太郎(池田鉄洋)も関わっていたことが判明。誠太郎は、例えクローンであっても「愛」を持って育てればその子は変わると理事長に訴えていました。 花梨は、愛を持って信長を育てました。しかし家康は博士(酒向芳)に育てられるも、理事長は博士を殺害。家康は心に傷を持ったまま育ち、今の姿になったのです。 さらにクローンたちが、18歳まで生きられないというリミットがあることも判明。みやびはそれを知り、心を痛めました。 こうして信長と家康は、同時に旗印を提出。死闘の末、信長は家康に勝利します。こうして信長は、理事長に最後の戦いを挑んだのでした。
最終回のあらすじ
総長の真の目的が判明!信長たちの運命は……!
信長(永瀬廉)は、総長である理事長(柄本明)に最後の戦いを挑みます。その前に理事長は、どうして武将たちを集めて戦わせてきたかその理由を明かしました。 その頃理事長から18歳まで生きられないこと、クローンであることを聞かされた黒田(濱田岳)は、1人葛藤します。クラスメイトたちにこの現実を話していいものか、悩んでいました。 こうして、武将たちと理事長の最後の戦いが開始。家康も「和の心」を持って仲間となり、クラスメイト達は一丸となって戦います。
実は総長の正体は「徳川」。家康(小澤征悦)の末裔であり、なんと江戸幕府の復活を目論んでいました。そして家康が友情を選んだため、総長は家康を失敗作と揶揄。江戸幕府を復活できそうもないため、「やり直す」と言い始めたのです。 黒田は悩んだ末、18歳までの命でありクローンであることを皆に明かしていました。こうして皆は最後の宴で盛り上がり、翌朝総長たちとの戦いに挑んだのです。 戦闘型クローンに歯が立たない信長たちですが、光秀(荻原利久)を庇った家康は斬られてしまいます。信長は家康の手を取り「友だ」と語り合いますが、家康はそのまま目を閉じてしまいました。 こうして信長たちは、総長と壮絶な争いを繰り広げます。信長は戦国時代の織田信長に取り込まれそうになりますが、みやび(山田杏奈)の声で我を取り戻しました。そして信長は総長を倒して勝ち名乗りを挙げますが、その場で倒れてしまいます。急所は外れていましたが、そのまま信長は意識を失ってしまいました。 みやびが「私が必ずや助けます」と誓った7年後、みやびは教師として銀杏高校で働いています。特進クラスでは、あの武将メンバーたちが勢ぞろい。彼らはなんと、落第し今や8年生になっていました。 皆の卒業を祈るみやびの前で、信長たちは「うつけ」の歌を大合唱したのでした。
キンプリ永瀬廉が織田信長を演じる
主人公の織田信長を演じるのが、King & Princeの永瀬廉。永瀬が民放GP帯連続ドラマの主演を務めるのはこれが初めてです。 高校生の織田信長は学ランと短パンを織り交ぜた奇抜な恰好をしており、西洋文化を好んで取り入れた、史実の織田信長さながら。常に何かモノを食べている、個性的なキャラクターで、周りのクラスメイトからは変人だと軽んじられています。 織田信長を演じる永瀬は今回の役柄について、残虐・冷酷なイメージもある信長だが、史実とはちょっと違っている無気力、無欲な一面も垣間見えており、その裏側にどんな思いが潜んでいるのか想像しながら楽しんでほしいと、コメント。 7月の放送に向けて「精一杯、自分自身を出し切れるように、これからこの作品と向き合っていきたい」と意気込みを語っています。
ヒロインキャストは山田杏奈!武将ではない普通の女子高生
織田信長のクラスメイト、日下部みやびを演じるのが山田杏奈です。山田はドラマ『刑事のまなざし』(2013年)で女優デビュー。2022年春に放送されたドラマ『未来への10カウント』では女子ボクシング部員を演じるなど、続々と話題作に出演している若手実力派女優です。 山田演じる日下部みやびはクラスの紅一点、歴史好きの普通の女子高生です。クラスメイト全員が戦国武将のなか、ひょんなことから委員長に指名された日下部。無事に高校卒業を目指し、委員長として戦国武将らとぶつかり合いながら、クラスを一つにまとめ上げていきます。 山田は今回演じる日下部みやびについて「新しい設定、新しい世界観にとにかくワクワクしました。みやびのちょっと古風な口調にも注目していただけたらと思います」と語っています。
豊臣秀吉役/西畑大吾(なにわ男子)
史実の豊臣秀吉通り、喧嘩は弱いが、自分を大きく見せることに長けているキャラクター。総長になる人物を見極め、その手下について、No.2になることを目指しています。入学早々、みやびにちょっかいをかけるほどの女好き。不良界隈に疎いみやびに、情報を教えてくれる一面もあります。 そんな豊臣を演じるのは、ジャニーズのアイドルグループ・なにわ男子のメンバーである西畑大吾です。過去、NHK連続テレビ小説『ごちそうさん』での演技が評価され、いくつかの作品で主演も務めてきました。2021年にグループがデビューしてからは、バラエティ番組でも大活躍中です。 主演の永瀬廉とは同期で、今回の共演では2人の関係性を良い意味で組み込みながら演技したいと語っています。
伊達政宗役/三浦翔平
伊達政宗は北部最強と名高い青年です。コスプレが好きで、芸人気質を持ち合わせていることでも知られています。喧嘩は強く、武田と張るくらいの実力者。右目に黒い眼帯をつけているのが特徴です。 そんな伊達を演じるのは俳優の三浦翔平。ドラマ『ごくせん 第3シリーズ』(2008年)でデビューして以来、さまざまなドラマや映画で活躍してきました。『おカネの切れ目が恋のはじまり』(2020年)や『ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜』(2021年)などの話題作にも出演しています。 本作への出演にあたっては、「とにかく真剣にお芝居をして、真剣にふざけていこうと思うのでご期待下さい!」とコメントを発表しています。
武田信玄役/満島真之介
武田の騎馬隊の如く、甲州街道で暴走族のリーダーを務めていたのが武田信玄です。喧嘩の腕も一流で、2年の駒尾馬流が仕掛けた防衛網もバイクで突撃し、難なく突破。また、多くのクラスメイトが織田信長を「うつけもの(愚か者)」と見くびるなか、武田は唯一織田の強さを見抜き、一目置いています。 そんな武田を演じるのは俳優の満島真之介です。女優の満島ひかりの弟で、彼女に憧れて芸能界デビューを目指しました。ドラマや映画はもちろん、アニメで声優を務めた経験もあります。おもな代表作は映画『風俗行ったら人生変わったwww』(2013年)、ドラマ『ナンバMG5』(2022年)などです。 今回武田を演じるにあたって、「これまで継承されてきた武田信玄の強さ、想いをしっかり持って挑むしかないと心に決めました」と意気込みを語っています。
黒田官兵衛役/濱田岳
黒田官兵衛は史実の通り、天才的な軍略家として描かれています。知力にすぐれていて、ライバルたちの思惑を見事に見抜いていきます。 黒田を演じるのは個性派俳優として知られる濱田岳。彼は過去に大河ドラマ『麒麟がくる』(2020-21年)でも黒田官兵衛を演じた経験があります。おもな代表作は映画『アヒルと鴨のコインロッカー』(2007年)や『永遠の0』(2013年)などです。 本作については「日曜日から何を見せているんだろう、というところを目指してみんなで頑張ります」と言いつつ、「最終回にはクレームの嵐かもしれません(笑い)」とお茶目なコメントを発表しました。
徳川家康役/小澤征悦
戦国武将のクローンの中でも、最も総長の座に近い人物です。高いカリスマ性から人を惹きつけ、喧嘩の強さに加えて、東大合格できるほどの頭脳を持つハイスペックぶり。原作では転校生として突如登場し、総長争いに波紋を広げます。 そんな徳川家康を演じるのは俳優の小澤征悦。ヒゲが特徴のダンディな人物で、シリアスからコミカルまで幅広い役柄をこなすことでも知られています。おもな代表作はドラマ『もみ消して冬〜わが家の問題なかったことに〜』(2018年)、『パパがも一度恋をした』(2020年)などです。 出演にあたっては、「まずはなによりも 15 歳として頑張ります(笑)」とのコメントを発表しています。
原作漫画は『新・信長公記〜ノブナガくんと私〜』
おはようございます。とんでもないニュースが飛び込んできました。 pic.twitter.com/3Bjt03OOf4
— 甲斐谷忍@3巻11月17日発売!カモのネギには毒がある (@mangakap) May 26, 2022
ドラマの原作は甲斐谷忍の漫画『新・信長公記〜ノブナガくんと私〜』です。作者の甲斐谷は、戦国時代の武将を現代に集結させて戦わせたい、という発想がきっかけで物語を構想。ドラマ化に関して「現代に集結した戦国武将をタレントさんが演じるのを見る、最高の楽しみができた」と語っています。 また、ドラマ化に伴い、原作漫画が「ヤンマガWEB」にて20話まで無料で試し読み可能。原作漫画を読んでおけば、ドラマ版との違いを比較しながら楽しめるので、この機会に読んでみてはいかがでしょうか。
ドラマ「新・信長公記」のあらすじをネタバレありで更新!永瀬廉主演で実写化
本記事では、2022年7月放送開始の新日曜ドラマ「新・信長公記」のあらすじやキャスト、原作漫画を紹介しました。 本記事では、毎話ネタバレを更新していきます。ドラマを見逃してしまったときや、内容を復習したいときなど、ぜひチェックしてみてくださいね!