『シャドーハウス』ショーンが可愛い！エミリコ・ジョンとの関係や性格は？

ショーンは『シャドーハウス』に登場する生き人形の少年です。主人公エミリコとも関わりが深いメインキャラクターの1人で、エミリコにとってはヒーローのような存在です。 本記事ではそんなショーンを徹底解説！エミリコやジョンとの関係や彼の性格などを紹介します。2022年7月からスタートするアニメ2期に向けてショーンの魅力をチェックしておきましょう。 ※この記事は『シャドーハウス』のネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

ショーンは黒髪が印象的な男の子で、ジョンの生き人形です。 亡霊騒ぎについて取調べするバービーの横暴な態度に噛みついたエミリコを庇うように、ショーンはモップでバービーに突撃。これがショーンの初登場シーンです。 このとき目が悪いせいでぶつかってしまったこと、主人であるジョンがメガネをかけていないのでそれに合わせて自分もメガネをかけていないことを説明しています。 バービーにも臆せず意見を言える正義感の強さ、冷静に状況判断できる頭脳を持つ真面目な少年です。

序盤こそクールで無愛想な印象のショーンですが、実はエミリコたちと打ち解ける前から彼の優しさが感じられるシーンが登場しています。 初登場のエミリコをかばったシーンでも、すでに不器用な優しさが感じられますね。深夜の見回りを命じられた際には、まだ知り合って間もないラムとエミリコの分の毛布もちゃんと持ってきてくれていました。 自分の毛布も含めて3枚を持ってくるとなるとかなりの重労働。優しくないとできません。 19話でもエミリコが危ないと咄嗟に彼女を庇っています。倒れたエミリコを自分が下敷きになってキャッチしていて、優しいだけでなく行動力もあって頼りがいがある、実に男らしい性格の持ち主です。

ショーンと言えば気になるのがエミリコとの関係。ちょこちょこ恋愛フラグと思われるイベントが発生していて、恋愛関係に発展するのかどうか見守っているファンも多いでしょう。 ここでは2人の甘酸っぱくてキュンとするシーンを初対面シーンから時系列で順に紹介していきます。ニヤニヤ必至なので要注意を！

2巻17話の初対面シーン。まだお互いの名前も知らない頃、エミリコは星つきのバービーに食って掛かります。そこにヒーローのごとく現れたのがショーンでした。 ショーンは掃除をするフリをしてバービーのお説教を中断。それもあくまで自分の視力が悪いせいというスタンスを貫いていて、真正面から反抗したエミリコとの対比でショーンの言動はとても大人びて見えます。ここではまだ2人は言葉を交わしていませんが、エミリコも彼の優しさに気づいたはずです。

ショーンの初めての笑顔が登場したのが2巻19話。深夜の見回り中、ショーンは終始硬い表情でエミリコとラムの面倒を見ていました。ところがエミリコが不意にポケットからパンを取り出すと、こらえきれないといった様子でパッと笑顔に。 笑うと少年っぽさが増して可愛くなります。初めての笑顔にエミリコも「ショーンが笑いました！」と興奮気味。その後のちょっと照れた様子の「…何だよ」の言い方もなんだか微笑ましいです。

2巻24話。新入りたちのお披露目が始まって、エミリコとショーンは表向きはライバルとなります。序盤から躓いてしまい落ち込むエミリコを、ショーンはさりげなく励ましました。 主人であるジョンのために頑張ろうと意気込みつつも、ショーンは去り際にエミリコの肩に手を置いてガッツポーズで「頑張れ」とエールを送っています。もちろん声には出せないので、ジェスチャーと表情でエミリコを勇気づけました。このおかげでエミリコは再度気持ちを立て直しています。

2人のハグが読めるのは5巻53話。おじい様のすす入り珈琲による洗脳から解けたエミリコとショーンの再会シーン。エミリコはまた本来のショーンと会えた喜びで、思いっきりショーンに抱きつきます。 ショーンは自分たちが人形ではなく人間だからこそ、簡単に抱きつくものじゃないとエミリコを離そうとしますが彼女はぎゅーっとハグして離す気がありません。彼女の気持ちを包み込むかのように、柔らかい表情でポンポンと背中を撫でてあげるショーンの表情が最高に胸キュンです。

5巻63話。星空の下を散策する2人は屋根に座って生き人形とは何なのか、生き人形になる前の生活はどんな感じだったのか、思いを巡らせます。会話の中でショーンは自分の本当の名前がジョンだと確信。そこで2人はお互いをジョン、ケイトと呼び合ってみることにします。 2人で肩を並べて語らっている様子がまるで初々しい恋人のよう。付き合って初めて下の名前で呼び合うカップルのような、可愛らしいシーンです。

ショーンとは犬猿の仲の生き人形・リッキーの主人のパトリック。彼はお披露目の最中、挫けそうなときに励ましてくれたエミリコに恋心を自覚しています。つまりエミリコを巡る三角関係が生まれている状況です。 主人としてリッキーに恋心を悟られまいとするなど、パトリックは立場を超えての恋を強引に進めることはなさそう。そもそもお影様と生き人形とではモーフと人間なので恋が実るのは難しそう。結ばれるとするなら、やはりショーンとエミリコが自然でしょう。

ジョンとショーンは主従というよりも相棒といった感じです。フランクな間柄なので、ショーンも臆せず言いたいことを言うしジョンもそれをちゃんと聞きます。ときには暴走するジョンを、ショーンがストッパーとして制止することも。 普段は友人のような2人だからこそ、寝る前にショーンがおやすみのキスを頬にする姿が印象的。小言を言っていても、ショーンがちゃんとジョンを敬愛していることが感じられます。 2人の関係性のエモさは5巻51話が最高潮。すすで洗脳されたショーンの目を覚まさせようと、ジョンは泣きながらショーンをボコボコに殴ります。洗脳が解けたショーンもジョンを殴り返し、まさに拳で語り合う2人。男同士の熱い絆が見て取れます。

アニメでショーンとジョンの2役を演じているのは酒井広大(さかいこうだい)です。甘めで優しい声が特徴的で、爽やかさが求められる少年役に定評があります。アプリ『A3!』の佐久間咲也役が有名で、『迷家-マヨイガ-』にて初主演を務めました。

『シャドーハウス』のショーンについて紹介しました。クールに見えて意外と熱血でときには手も出ちゃうショーンは、いつもエミリコを助けてくれます。エミリコの性格的にもなかなか甘い空気にはなりませんが、すべてが丸く収まった際には2人の関係も1歩進んでいるのでしょうか？今後のショーンの活躍とエミリコとの進展を見守りましょう！