2023年4月13日更新

「コナン」コルンは黒の組織の冷酷スナイパー!キャンティとの関係も解説

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『名探偵コナン』の世界で圧倒的な力を持つ巨大犯罪組織・黒の組織には、主人公サイドに負けず劣らず個性的で魅力あふれるキャラが揃っています。 この記事ではそんな黒の組織のスナイパー・コルンについて徹底紹介。簡単なプロフィールや具体的なエピソードまで解説しているので、気になる人はぜひチェックしてみてください!

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『名探偵コナン』コルンの基本情報・プロフィール

コナン コルン
(c)青山剛昌/小学館
コードネーム コルン(Kornbrand)
本名 不明
所属 黒の組織・幹部
役職 スナイパー
年齢 不明
性格 寡黙・残忍
声優 木下浩之

コルンは黒の組織の幹部のひとりで、凄腕スナイパーとして重宝されています。同じくスナイパーであるキャンティと一緒に行動することが多いです。 帽子とサングラスをかけた無表情の男性で、口数もあまり多くありません。技術面はもちろん、性格面においてもスナイパーにぴったりなタイプだといえるでしょう。

「コナン」コルンの性格は寡黙で残忍?仲間思いな一面も

コナン 黒の組織
(c)青山剛昌/小学館 (c)CYBIRD

コルンは冷静沈着かつ辛抱強く、基本的には最低限の言葉しか発しないタイプです。相棒のキャンティとは相性ぴったりのようで、作中でも息の合ったコンビネーションを見せています。狙撃をするときはコルンが指示を出すことが多く、「俺…頭がいい…」と撃つ場所を好きに選ぶ場面もありました。 冷徹で残忍なスナイパーであるコルンですが、実は仲間思いな一面も。スナイパー仲間のカルバドスを見捨てたベルモットを嫌っていたり、信頼していた仲間がスパイだとわかって残念がったりと、人間らしい心の動きもたびたび見せています。

「コナン」コルンとキャンティはどういう関係?

コルンはスナイパー仲間であるキャンティと行動をともにすることが多いです。そのため一部の読者のあいだでは、ふたりが仲間以上の関係にあるのではないかという声があがることもあります。 しかしキャンティとコルンがいつも一緒にいるのは仕事でコンビを組んでいるからであり、作中の描写でプライベートな関係が匂わされることもありません。そのため現時点でわかる情報からは、彼らは恋人同士である可能性は低いといえるでしょう。

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『名探偵コナン』コルンの来歴・活躍

初登場

コナン 黒の組織
(C)2023 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

コルンが原作漫画にはじめて登場したのは、第48巻収録の「新たなる黒の者」です。この巻では黒の組織によって元自衛官の暗殺計画が立てられており、コルンもキャンティとともに参加することになりました。 おしゃべりですぐ興奮するキャンティと、冷静で寡黙なコルンのコントラストが印象的です。数少ないセリフの中に「俺もベルモット嫌い…」というものがあり、相当彼女のことを嫌っていることがよくわかります。同じくベルモットを憎んでいるキャンティと、こんなところでも気が合うようです。

火傷赤井の殺害任務

名探偵コナン 赤井秀一 ライ
©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996

67巻で実行された赤井秀一を殺害する計画でも、コルンとキャンティは一緒に行動しています。ふたりは赤井が百貨店から出てくるのを待ち受け、狙撃するという役割を与えられました。 キャンティは百貨店の前にある建物、コルンは百貨店の地下出口で張り込みをすることに。しかしこのときの赤井秀一の正体は変装したバーボンで、殺害任務は中止されました。

観覧車が好き!?意外な一面も

夕焼け空と観覧車

第1話「ジェットコースター殺人事件」をリメイクしたスペシャルエピソード「名探偵コナンエピソードONE 」で、コルンは意外な一面を見せています。 彼は遊園地で観覧車をじっと見つめていたところ、キャンティに「(観覧車に)乗りたいの?」と言われて頬を染めていました。図星を突かれたらしいそのようすから、人間らしい部分が垣間見れてほっこりします。キャンティがコルンのようすにちゃんと気づくところも、コンビ感があってまた良いですね。

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『名探偵コナン』コルンの映画での活躍

「漆黒の追跡者(しっこくのチェイサー)」

名探偵コナン 漆黒の追跡者
(C)2009青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

2009年に公開された「漆黒の追跡者(しっこくのチェイサー)」では、オリジナルキャラクターとして黒の組織のメンバー・アイリッシュが登場します。 本作でコルンはキャンティとともに登場し、相変わらずの狙撃の腕を披露しました。パトカーとのカーチェイスの際には、スコープで顔を見た佐藤刑事のことを気に入ったようです。 ラストでキャンティが組織の裏切り者を狙撃した際、自分が撃ちたかったとこぼしています。

「純黒の悪夢(じゅんこくのナイトメア)」

名探偵コナン 純黒の悪夢
(c)青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996 (c)2016 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会 原作/青山剛昌『名探偵コナン』(小学館「週刊少年サンデー」連載)

2016年に公開された純黒の悪夢(ナイトメア) も黒の組織が活躍する作品。こちらでもキュラソーというオリジナルキャラクターが組織の一員として現れました。 コルンとキャンティはスナイパーとして活躍し、それぞれターゲットを的確に仕留めています。ヘリコプターからの狙撃シーンも見どころです。

「黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)」

コナン 黒鉄の魚影
(C)2023 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

2023年4月に公開される黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン) にも、コルンとキャンティは登場します。本作でも黒の組織がメインとなるので、またふたりのスナイパーとしての活躍が見られそうで楽しみですね! また、本作では「ピンガ 」という新たな黒の組織メンバーが登場します。コルンとピンガの関係にも要注目ですね!

「コナン」コルンと関係が深いキャラクター

カルバドス

カルバドスはキャンティ、コルンと同じく黒の組織のスナイパー。狙撃を得意とするだけでなく、あらゆる銃を使いこなす有能な人物でした。キャンティとコルンとは仲間意識で結ばれていたようです。 彼はベルモット に好意を寄せていたのですが、彼女にその気持ちを利用され、とある計画で使い捨てられてしまいます。その際逃げられない状況に追い込まれた彼は、組織に対する忠誠心の強さゆえに最期は自決という選択をとりました。

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ベルモット

ベルモット は黒の組織の幹部で、「千の顔を持つ魔女」と呼ばれる変装の達人。組織のボスである「あの方」のお気に入りとも言われています。その立場ゆえに好き勝手動くことが多いです。 カルバドスを見殺しにした一件から、キャンティとコルンは彼女のことを心底憎んでいます。コルンは「ベルモット嫌い」と明言しており、キャンティにいたっては「絶対殺す!!!」とまで吐き捨てていました。

【モデル】コルン(Kornbrand)の元ネタのお酒

コルンはドイツ西部で作られる蒸留酒の一種で、その原料は小麦やライ麦です。ちなみに「コルン(Korn)」には穀物という意味があります。日本ではあまり知られていませんが、ドイツなどでは古くから愛されているお酒です。 無色透明なうえに風味が無いことが特徴のお酒で、淡々としたコルンの性格と結びついてるように思えますね。

『名探偵コナン』コルンの声優は木下浩之

アニメ『名探偵コナン』でコルン役を演じるのは、演劇集団 円所属の木下浩之です。俳優として数々の舞台やドラマなどに出演し、声優としてはおもに吹き替えで活躍しています。 低く耳に心地よい声質の持ち主で、シリアスからコミカルまで幅広い演技をこなす実力派です。アニメのおもな代表作には、『ガンダム Gのレコンギスタ』のグシオン・スルガン役、『亜人』のオグラ・イクヤ役などがあります。

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『名探偵コナン』コルンは冷酷だけどかわいい一面も!

この記事では黒の組織のスナイパー・コルンについて徹底紹介してきました。 冷酷で口数が少ないですが、観覧車が気になるなど意外とかわいらしいところもあるコルン。その独特のキャラクターがクセになってしまいそうです!今後の活躍も楽しみですね。