2023年8月23日更新

ドラマ『Manner of Death/マナー・オブ・デス』の原作をネタバレありで紹介!法医学者×容疑者のタイBL

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2020年にヒットした異色のタイBLドラマ『Manner of Death/マナー・オブ・デス』。原作は現役医師でもあるSammonによる犯罪小説で、そこに大人のBL要素が盛り込まれたサスペンス・ロマンスが話題を呼びました。 日本語訳小説とコミカライズ版も刊行され、日本でも一気に知名度が上がった本作。この記事では、本作の原作あらすじをネタバレありで解説し、ドラマ版との違いやキャストを紹介します。

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原作1巻ネタバレ感想

バンはタイ北部の公立病院に勤務する県内ただ1人の監察医。ある時、ジェンという女性教師の首つり死体の検視に立ち会った際、これが自殺ではなく他殺だと気付きます。 しかしその後、何者かに襲われて「自殺と検視報告しろ」と脅迫され、この事件には複雑な裏側があることを知ります。親友の検事プートも失踪し、直感的にジェンの恋人で塾講師のテーンに疑いの目を向けていたバンでしたが、逆に「犯人探しを手伝わせてほしい」と言われて戸惑わされてばかり。 その執拗な態度を余計に訝しく思っていたのに、暴漢から守られたり自宅に匿われたりするうちに、テーンにある感情を抱くように。バンはテーンもゲイであることを知り、感情のまま2人は体を重ね合うのでした。 しかし実はテーンはプートの失踪に関りがあり、地元のマフィア一家の愛人の息子で、プートとは異母兄弟でした。 長兄ポーは残忍な性格で、母を人質に取られて命令に従うしかない状況。プートから「ジェンを殺してしまった」という電話を受けたテーンは、プートが逃亡している間にジェンを「自殺」として処理するよう命令されていたのです。

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監察医×容疑者なんてなかなかないシチュエーション!しかも本格的なクライム・サスペンスとして面白い。初めはテーンを疑っていたバンが、次第に彼の本質に触れて心惹かれていくのが見どころです。

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原作2巻ネタバレ感想

真相を知ったバンは、まずプートとコンタクトを取ることを提案。そこでプートもバンに親友以上の感情を持っていたことを知ります。心配したバンの兄ブンも駆け付けて事件解決に協力し、プートの居所を突き止めますが、彼は毒殺されていました。 テーンはポーがプートを殺したと考え、一方ポーはテーンが犯人だと思って母親を人質にしたまま対決。テーンはポーを銃で撃ち、バンは警察に保護されました。この時にはお互い離れがたい存在になっていたバンとテーン。しかしバンはバンコクに戻り、テーンは裁判を乗り切らねばならず、一度は離れ離れに。 その後、実はジェンの姉ルンがプートと開発事業で詐欺を働いていたことをジェンに知られ、ルンがジェンを殺したこと、そしてプートが後悔して自首する前に毒殺したことが判明。事件はすべて解決します。 バンコクからニューヨークに留学していたバンのもとに、サプライズでテーンが訪問。2人は二度と離れないことを誓い合ったのでした。

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テーンの家族背景と、ゲイであることを悩み続けていたバンの過去がツライ。それでも2人がそれを乗り越えて、本当の気持ちをお互いに伝え合えたのがとてもステキなラストでした!

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『Manner of Death』の原作とドラマに違いはある?

タイBL界のレジェンド「MaxTul(マットゥン)」が4度目の共演!

『Manner of Death』MaxTul
©KADOKAWA AMARIN COMPANY LIMITED

原作のバンとテーンをドラマ版で体現したのが、タイBL界のレジェンドともいわれるトゥン(Tul)ことパーコーン・タナシーワニットチャイとマックス(Max)ことナッタポン・ディロックナワリットの2人。2016年のドラマ『Bad Romance』から3作連続で同じ配役としてカップルを演じた彼らの息はピッタリです! 原作のバンは法医学者としてかなりクールな印象ですが、ドラマ版ではお酒で羽目を外したりする可愛らしい一面も。ミステリアスなテーンはそのままの雰囲気で登場します。

ドラマ版は相関図がより複雑になる改変あり

原作とドラマの違いは大まかにいえば、原作がバンとテーンの内面を重視した展開になっているのに対して、ドラマでは登場人物も増えて相関図がより複雑になっています。 特に第1話ではテーンの恋人ジェーンがバンの友人として先に登場し、テーンとバンもジェーン殺害事件の前に顔見知りになっていました。また、テーンとバンが同居する際に、原作では別室だったのに対し、ドラマでは同室に。サスペンスのハラハラとロマンスのドキドキが同居する、実にナイスな改変!

ドラマ版のキャスト紹介

バン役/パーコーン・タナシーワニットチャイ(Tul)

本作の主人公である法医学者のバン。友人のジェーンが謎の死を遂げ、自分も危険を承知で事件の謎に飛び込んでいきます。最有力容疑者であるテーンを疑いながらも、その魅力に引き込まれていき……。 バンを演じているのは、1992年10月8日生まれ、タイ出身の俳優パーコーン・タナシーワニットチャイ。テーン役のマックスとはプライベートでも仲が良いとか!

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テーン役/ナッタポン・ディロックナワリット(Max)

殺人事件の最有力容疑者となった、ジェーンの恋人で塾講師のテーン。ミステリアスな雰囲気をまといつつ、執拗にバンに近づく彼の目的とは? テーンを演じているのは、1994年6月9日生まれ、タイ出身の俳優ナッタポン・ディロックナワリット。バン役のトゥンとは『Bad Romance』(2016年)から「Together with Me」シリーズ3作で、コーン役×ノック役のカップルを演じています。

『Manner of Death』原作をネタバレありで紹介しました

人気のタイBLドラマ『Manner of Death/マナー・オブ・デス』の原作小説とコミカライズ版を紹介しました。日本でもじわじわとタイBLの波が押し寄せて来て久しいこの頃、今後も本格的にたくさんの作品が楽しめる環境になると良いですね!

法医学者×容疑者!
原作コミカライズ版を