【呪術廻戦ネタバレ】225話の内容解説＆感想！五条と宿儺が領域展開……！

引き続き、五条と宿儺がタイマン中の『呪術廻戦』。6月12日に公開された225話では、衝撃の展開が繰り広げられることとなりました……。 本記事では『呪術廻戦』224話の内容をおさらいしたうえで、225話の展開をネタバレしていきます！

五条の強烈な先制攻撃を喰らった宿儺ですが、欠損した右腕もすぐに治しノーダメージ状態に。そのままふたりは呪力をまといつつ肉弾戦を始めます。五条は教え子である伏黒の姿をした相手と戦っているわけですが、手加減は一切なし。どうやら細かいことは、宿儺を倒してから考えると決めたようです。 お互いにまだまだ余裕の表情で、地面やビルを破壊しつつ元気に殴り合いをする最強ふたり。このままでは勝負の決着がつく前に、辺り一帯が更地になりかねません……。

いよいよ激しさを増す五条vs宿儺ですが、225話冒頭では場面が切り替わり、高専関係の人間や日車、鹿紫雲など、術師たちが皆でふたりの戦いを観戦している姿が描かれました。 彼らの会話によれば、宿儺は五条の無下限呪術を領域展延で中和しています。展延は生得術式との併用ができないため、現時点で宿儺はほぼ術式なしで五条と張り合っているということに。天使がコメントしている通り、もし宿儺が展延以外の攻略法を見つけたとしたら、五条は敗北してしまいかねません。 それにしても、あの五条と術式なしでやり合えるとは、改めて宿儺の強さを思い知らされます……。先週まではどちらも余裕で互角のように見えましたが、思った以上に五条はまずい状況に置かれているのかもしれません。

そんな中、三輪が「だったらなぜ宿儺は領域を展開しないのか」という疑問を口にします。 これについて憂憂が「宿儺は領域の押し合いで勝つ自信がないのか」と発言すると、硝子が「仮にそうだとしたら五条から領域を展開するはず」と返答。すると脹相が横から、宿儺は領域展開をするときに結界を閉じていないという可能性を示唆しました。 結界を閉じずに領域を展開するのは、常識的に考えてまずありえないこと。術師のあいだでもさまざまな議論が交わされますが、結論は出ません。 鹿紫雲は宿儺の実力を“神懸かってる”と評価し、五条に六眼が無ければすべてにおいて彼が勝っていたはずとコメント。さらに乙骨は、宿儺の呪力総量が自身の倍以上あるらしいと推測しました。 結局のところ、ふたりの領域がぶつかったらどうなるのか、そんなことは本人含めて誰にもわからないのでは……そんな空気になった矢先、宿儺と五条に動きがみられます！

日車の「来るぞ」という言葉の直後、五条と宿儺が同時に領域展開。しかしさすが最強同士、拮抗しており双方の必中命令が互いに打ち消し合っています。 つまりどちらも領域を展開した状態で戦闘をおこない、先に自身の領域を崩壊させてしまったほうが必中術式で襲われるというわけです。 しかしそのとき、宿儺の領域の効果範囲が五条の領域の外殻より外に広がったことで、事態は激変します。領域の結界は外側からの攻撃に弱い――そう、五条の領域は外側からいともたやすく壊されてしまったのです。 次の瞬間、五条は宿儺の必中術式によって首を斬られてしまいました。彼にとっても予想外の出来事だったのか、驚愕の表情を浮かべています……。

やはり今後の展開として最も気になるのは、領域の押し合いで負けてしまった五条の安否。誰にも傷つけられないはずの最強が血を流すラストは、なかなかショッキングでしたよね。 しかし彼ほどの術師がこの流れをまったく想定していなかった……というのは考えにくいので、なんらかの手を用意していると思いたいところです。 また冒頭で高専メンバーが最強のタイマンを観戦していたのは、なんだかシュールでした。それぞれの会話で状況や情報を整理できたのは、読者としてはありがたかったです。そんなことしていて良いのかと思わなくもないですが、彼らは彼らできっと何か作戦があるのでしょう。 五条はどう動くのか、それを受けて観戦サイドがどんな反応を見せるのか……なんにせよ、次週でまた大きな動きがあることは間違いないですね。

五条は223話で歌姫、楽巌寺、伊地知のサポートによって自身の力を強化し、全力の虚式「茈」を放っています。対する宿儺はまだ大技を使うようすはなく、今回の肉弾戦でも小手調べといった雰囲気を漂わせていました。まあそれにかんしては、五条も同様ですが……。 このままずっとこのお遊び的な流れが続くとも思えないので、次は宿儺のターンが来ることでしょう。彼が本気でかかってきた場合、五条はこれまで通り余裕で流すことができるのか、ダメージを受けてしまうのか。 今のところ両者は互角であるように思えますが、宿儺がまだ本気を出していないのは少々怖いですね。そろそろ形勢が変わる頃かもしれません。

今回は五条と宿儺が戦っているシーンだけが描かれ、それ以外の人物は一切登場しませんでした。そこで気になるのが、五条側の歌姫と楽巌寺、伊地知、そして宿儺側の裏梅が今何をしているかです。 特に裏梅にかんしては、さすがに直撃とまではいかなくとも、五条の茈に巻き込まれたはず。ただでさえ五条にやられた傷が痛んでいた裏梅ですが、無事でいるのでしょうか？さすがに描写なしで死亡することはないと思いますが、さらなるダメージを負った可能性もあります。 裏梅は元気でいれば、五条にバフを付与している歌姫たちを狙うことになるでしょう。場合によっては、彼ら裏方同士の戦いも描かれるかもしれませんね。伊地知がんばれ。

引き続き規格外のバケモノ同士のタイマンが描かれる『呪術廻戦』。225話ラストではついに五条が傷をつけられ、ますます先が気になる展開になってきました。果たして現代最強は無事なのか……次回も目が離せません！