【呪術廻戦ネタバレ】223話の内容解説&感想!フルパワーの五条悟がかっこよすぎる……。
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いよいよ五条vs宿儺の最終決戦が始まった『呪術廻戦』。5月22日発売の『週刊少年ジャンプ』に掲載された223話では、五条がフルパワーで先制攻撃を放つ姿が描かれました。 本記事では『呪術廻戦』222話の内容をおさらいしたうえで、最新223話のネタバレ解説をしていきます!
前話222話の内容解説
222話の重要なポイントは以下の通りです。
- 宿儺が19本の指と即身仏を取り込む
- 猪野が七海にかんする何かを伝える
- 虎杖と日下部が入れ替わり?
- 高専メンバーが五条を元気に送り出す
- そして決戦の時がやってくる
12月24日の決戦を控え、味方側も敵側も準備を進めています。宿儺は裏梅に集めさせた指をすべて食らい、いまだ見つかっていない1本を除く19本をすべて取り込んだことになりました。さらに彼はその不足分を補うといって、自身の即身仏を食べてしまいます。 一方で高専組も、決戦に向けて情報共有をしたり修行をしたりしているようす。虎杖と日下部が稽古中に入れ替わっているような場面など、気になる描写もありました。 そしてついに迎えた12月24日、虎杖たちは笑顔で五条を戦場に送り出すのでした。
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前話222話時点での各キャラ状況解説
味方側の主要キャラ
虎杖悠仁 | 日下部と体術の稽古をしていたが、その最中に彼と中身が入れ替わっているような描写も? |
---|---|
伏黒恵 | 宿儺に受肉され、自身の身体を使って姉を殺されたことで深淵に沈む |
釘崎野薔薇 | 依然として生死不明のまま |
五条 | 獄門疆の封印から解かれ、ラストでは宿儺との決戦に向かうべく皆に送り出される |
乙骨 | 狗巻との会話の中で、何かを「使わせてもらうよ」と発言 |
秤 | 他のメンバーとともに五条を送り出す |
来栖華 | 五条や彼を送り出すメンバーのことを遠巻きに眺める |
敵側の主要キャラ
宿儺 | 五条との決戦に向け、19本の指+自身の即身仏を取り込む |
---|---|
羂索 | 五条と宿儺が戦っているあいだ、死滅回游の泳者を狩るつもりでいる |
裏梅 | 221話で五条にやられたときの傷が痛むようす |
【223話ネタバレ①】決戦に向け渋谷にやってきた五条たち
伊地知とともに渋谷にやってきた五条は、獄門疆の時間感覚について聞かれ、「仕事がクソ忙しいときに近い」と表現していました。あっという間に過ぎた一方で、絶対にやり直したくはないくらい長かったとのことです。 続くふたりの会話では、渋谷事変で五条が封印された後、地下5階は彼の残穢で呪いがまったく寄りつかなかったこと、「無量空処」に巻き込まれた人々は後遺症もなく社会復帰を果たしたことが明らかになります。 その後五条と伊地知が向かったビルの屋上では、歌姫と楽巌寺が待ち構えていました。 一方、遠く離れたビルの屋上にいる宿儺は、裏梅に「(決戦の)時間と場所は……」とたずねられ、「そんなもの決める必要はない」と断言。その言葉通り、彼は五条のまがまがしい気配を察知します。
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【223話ネタバレ②】五条と伊地知のアツすぎるやり取り
ここで回想が挟まれ、楽巌寺から夜蛾殺害の事実を聞かされた五条が、いろいろ思うことはあれど「僕が封印されたことが発端だろうし」と責めずに済ますところが描かれました。 さらに五条は楽巌寺がパンダについて上に報告しなかったことを見抜き、彼が総監部のトップになればマシになるだろうと話します。と同時に総監部が全滅しているところが映し出されましたが、おそらくこれは五条の仕業なのでしょう。 一方、伊地知が屋上に向かう前、なぜ自分を結界を張る役目に選んだのかと五条に問いかけるシーンも。これに対し五条は本当に分かっていないのかと呆れたうえで、「オマエが1番信用できる そんだけだよ」とまっすぐな言葉を返します。 伊地知は「逃げた人間」である自分を信用してくれた五条のために、全力サポートを改めて決意。「(最強の信用に)応えられなければここで死ね!」というモノローグがかっこよすぎました。
【223話ネタバレ③】五条が宿儺に先制攻撃を仕掛ける!
歌姫の術式が、歌や舞などによって範囲内の任意の術師の呪力総量・出力を一時的に増幅させる「単独禁区(ソロソロキンク)」というものだと判明。だからこそ彼女は五条のサポート役としてやってきたわけです。 歌姫は呪詞や掌印、舞、そして楽巌寺が奏でる楽と、すべての手順を省略せずきっちりおこないます。そうすることで術式は儀式にまで昇華され、最大限の効果を発揮することに。その恩恵を受けた五条も同様に、呪詞の詠唱や掌印を一切省くことなく、200%の力で虚式・茈を放ちました。 攻撃を受け止めた宿儺ですが、伊地知が張った結界によってその威力を見誤ります。伊地知の役目は、宿儺が五条の動向を把握できないよう、結界で巧妙に隠すというものだったのです。結果、宿儺はいきなり右手を欠損することになります。 こうして史上最強の術師・宿儺と現代最強の術師・五条がいよいよ対峙。見事な先制攻撃を仕掛けた五条は、「そっちが挑戦者(チャレンジャー)だから」と宿儺を煽ってみせます。
223話の内容・要点まとめ
223話の重要なポイントは以下の通りです。
- 五条は伊地知、歌姫、楽巌寺と渋谷の屋上で集まる
- 回想シーンで総監部が壊滅したことが判明
- 伊地知の「デカい仕事」は最終決戦にあたって結界を張ること
- 歌姫の術式は任意の術師を強化する「単独禁区(ソロソロキンク)」
- 五条が宿儺に先制攻撃!
223話の読者の感想・考察
いよいよ開幕した五条vs宿儺ですが、223話では五条による全力の先制攻撃が描かれました。ただでさえ最強の彼が、頼れる仲間のサポートによって能力を底上げする描写は、かなりアツかったです。特に伊地知とのやりとりはぐっとくるものがありました。 ただあの五条が浮かべる真剣そのものの表情や、万全を期して挑むようすが、逆に宿儺の規格外の強さを強調しているようでもありました。そう思うと五条のかっこよすぎる姿も、死亡フラグをどんどん積み重ねているとしか思えなくなってきます……。 来週は宿儺の反撃も描かれ、両者の力関係が実際にどんなものなのかがわかっていくことでしょう。楽しみであるような、恐ろしいような、なんとも複雑な気持ちです。
【223話考察①】いよいよ五条と宿儺のぶつかり合いが描かれる?
ここからは、223話発売前に行った内容の考察になります。
222話では五条と虎杖たちの再会シーンは特に出てこず、準備~決戦当日までの流れがサクッと描かれました。ラストは五条が仲間たちに送り出され、宿儺が不敵に笑うコマで終わるので、223話では早速両者のぶつかり合いが描かれることでしょう。 決戦に向かおうとするときの五条は、彼にしては珍しく、恐ろしいほどに真剣な表情を浮かべていました。作中で評されている通り「勝って当たり前の人間」だった彼ですが、さすがに今回ばかりはヘラヘラしてもいられないのでしょう。 宿儺は19本の指+即身仏を取り込み済みで、ほぼ完全に近い状態にあります。過去に「力を全て取り戻した宿儺ならちょっとしんどいかな」と発言していた五条ですが、果たして勝負の行方はどうなってしまうのでしょうか? 宿儺いわく、指の最後の1本は五条が持っている可能性が高いので、この1本が鍵になるのかもしれませんね。
【223話考察②】虎杖が入れ替わりの能力に目覚めた?
223話では虎杖と日下部が修行をするシーンが出てきましたが、虎杖が日下部に対して「虎杖」と呼びかけ、対する日下部が「押忍!!」と答えているのが印象的でした。どうやらふたりはこのとき入れ替わっていたようですが、なぜこのような現象が起こっているのかは不明です。 「精神」の入れ替わりからどうしても連想してしまうのが、九十九が遺した「魂」の研究記録の存在。この研究を役立て、虎杖が何らかの能力に目覚めたのかもしれません。 ちなみに一部のファンのあいだでは、この入れ替わり描写と、222話ラストの五条が虎杖のような発言・表情をしているのを踏まえ、「五条と虎杖が入れ替わっているのでは?」という考察も繰り広げられています。 ふたりが入れ替わっていれば敵もすぐに分かるはずなので、この説の真偽については223話で明らかになることでしょう。
【223話考察③】鹿紫雲一vs宿儺はどうなる?
400年前の術師のひとりで、生粋の戦闘狂である鹿紫。彼は秤との戦闘で敗北した後、「宿儺と戦わせること」を条件に仲間に加わりました。 彼の術式についてはまだ明かされていませんが、「一発それっきり」のもので、宿儺にしか使うつもりがないとのこと……。これだけ想いを懸けているのだから、戦わずに終わってしまうなんてことになったらさすがに可哀想です。 もしかすると、五条と宿儺の戦いの前に鹿紫が割り込んできて、まずは鹿紫vs宿儺が実現するという展開もあるのかもしれません。その場合、どうしても引き立て役的な立ち位置になってしまいそうではありますが……。
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『呪術廻戦』224話で宿儺はどんな動きを見せる?
223話では五条が見事な先制攻撃を決めてみせましたが、当然宿儺もやられっぱなしなわけがありません。次週以降は両者のぶつかり合いが見られそうで、期待が高まります!
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