【呪術廻戦】死滅回游のルール・目的解説!最終決戦までの流れをネタバレ
2025年5月30日から『劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折』の公開が予定され、その注目度が改めて上昇している『呪術廻戦』。テレビアニメ第2期の続編「死滅回游」も鋭意制作中とのことで、ファンの期待度が大きく高まっています。 この記事では、そんな死滅回游の目的・ルール・参加者などについて徹底解説!羂索が仕組んだ呪術師や呪霊たちのデスゲームは、いったいどんなもので、どう展開していくのかを本記事でまとめて解説していきます。幕開けから終結までの各話の流れをおさらいしていきましょう! ※この記事は『呪術廻戦』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。
『呪術廻戦』死滅回游(しめつかいゆう)とは

死滅回遊は羂索が仕組んだ呪力を持つもの同士による殺し合いであり、彼が人間という呪力の可能性を求めて開始した恐ろしいゲーム。死滅回遊が始まるより前に羂索は1000人にマーキングをおこなっており、彼が封印を解くことを契機に能力が目覚めることになっています。 「殺し合い」とは銘打っているものの、よくある生存を賭けたバトルロイヤルということではなく、後に説明する8つほどの総則が最初から設けられているところも特徴です。
【経緯】死滅回游はどうやってはじまった?
前述した通り、死滅回游をスタートさせたのは羂索です。アニメ第2期で描かれた「渋谷事変」の終盤において、羂索は虎杖との戦いで弱った真人を取り込み、彼が持っていた術式「無為転変」を手に入れます。こちらは対象の魂に干渉し、その形状を変化させる非常に危険な術式。 羂索はこれを行使し、「呪物を取り込ませた人間」と「生得術式を所持しているが脳の構造が非呪術師の人間」の魂に干渉。前者は「呪物の器としての強度をアップ」させ、後者には「術式を行使できる脳へのアップデート」を施しました。 さらに、羂索は1000万体以上の呪霊を解放。これにより、日本は虎杖らをはじめとする「もともと呪術師だった人間」、羂索により覚醒させられ「呪術師になった人間」、そして「解き放たれた呪霊たち」が行き交う超危険地帯へ変貌することに。 ここから、数え切れないほどの呪術師と呪霊たちが殺し合う「死滅回游」が始まったのです。
【目的】 死滅回游が行われたのはなぜ?
羂索の目的は「人類と天元の同化」

羂索の目的は「人類と天元の同化」、それによる「人類の強制的な進化」です。死滅回游はその目的を達成するための準備、作中の言葉を借りるなら「同化前の慣らし」となります。 羂索はこのゲームに参加するプレイヤーたちの呪力、そして戦いが行われる「結界(コロニー)」、さらに結界同士を結んだ「境界」を利用し、「日本にいる人間全員に呪いをかけ同化の準備をしよう」と画策していたのです。 しかも、11年前に星漿体の取り込みに失敗し高次元の存在となった天元は、羂索の呪霊操術の操作対象内。人類との同化を強制させるのも容易いことでしょう。ちなみに、羂索はこの同化をほぼ興味本位で計画。「人類の進化」を目的に掲げているものの、本当の狙いははっきりとしていません。
虎杖らの目的は「伏黒姉の救出」と「五条悟の解放」

渋谷事変終結後、虎杖は自身の内にいた宿儺の暴走に大きな責任を感じていました。彼は高専に戻らず、脹相と共に呪霊を狩り続けます。そんななか、虎杖の処刑を命じられた乙骨が登場。虎杖の心臓を刺しあっさり殺してしまった……かと思いきや、これは彼を助けるための演技だったと判明します。 さらに伏黒が合流し、虎杖はそこで死滅回游の存在を知ることに。彼は伏黒の「俺を助けろ」という言葉を聞き、死滅回游への参加を決意します。そんな彼らの目的は大きく分けて2つ。「伏黒津美紀の救出」と「五条悟の解放」です。 伏黒の義理の姉である津美紀は、羂索による呪いのせいで寝たきりになっていました。しかし、彼の無移転変により目覚め、死滅回遊に参加する事になってしまいました。 そんな彼女を助けるため、伏黒達は「プレイヤーを非参加者にするルール」と「術師を殺さなくても点移動可能なルール」を追加しようとしているのです。そのため彼らは、100以上の点数を持つ人物の捜索にあたっていました。 また死滅回游には、「術式を消滅させる術式」を持つ術師・来栖華(くるすはな)が参加しています。渋谷事変から封印され続けている五条の解放は、高専側の状況を一変させる超重要事項です。彼らは五条が封印される獄門疆の術式消滅に協力してもらうため、同時進行で来栖の捜索も行います。
【ルール】死滅回游の複雑な規則を解説
元来のルール
1 | 泳者(プレイヤー)は術式覚醒後、十九日以内に任意の結界にて死滅回游への参加を宣誓しなければならない。 |
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2 | 前項に違反した泳者からは術式を剥奪する。 |
3 | 非泳者は結界に侵入した時点で泳者となり、死滅回游への参加を宣誓したものと見做す。 |
4 | 泳者は他泳者の生命を絶つことで点(ポイント)を得る。 |
5 | 点とは管理者(ゲームマスター)によって泳者の生命に懸けられた価値を指し、原則術師5点、非術師1点とする。 |
6 | 泳者は自身に懸けられた点を除いた100ポイントを消費することで管理者と交渉し、死滅回游に総則(ルール)を1つ追加できる。 |
7 | 管理者は死滅回游の永続に著しく障る場合を除き、前項によるルール追加を認めなければならない。 |
8 | 参加または点取得後、十九日以内に得点の変動が見られない場合、その泳者からは術式を剥奪する。 |
上記したルールの通り、羂索に術式を与えられた1000人のプレイヤーは死滅回游への参加を強制されています。プレイヤーは術式覚醒から19日以内に、ゲームへの参加を宣誓しなければなりません。 またプレイヤーは参加、または点取得から19日以内でのポイント移動が義務付けられています。つまりどれだけ好戦的でない術師でも、一定期間以内に人を殺める必要があるのです。 そして死滅回游では、100点を消費してのルール追加が認められています。こちらの規則により、死滅回游には次々に新ルールが登場。それが物語の流れに多大な影響を及ぼすことになります。
追加されたルール
1 | 泳者(プレイヤー)は他泳者の情報ー“名前” “得点” “ルール追加回数” “滞留結界” ーを参照できる。 |
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2 | 泳者は他泳者に任意の得点を譲渡することができる。 |
3 | 泳者は身代わりとして新規泳者を結界外に招き、100点を消費することで死滅回游から離脱できる。 |
4 | 泳者は結界を自由に出入りすることができる。 |
5 | 死滅回游への参加を現時点2018年11月18日21時9分をもって打ち切る。 |
6 | 夏油傑、伏黒恵、氷見汐梨(裏梅)を除く全泳者の死亡をもって死滅回游を終了する。 |
7 | 天元による人類との超重複同化の発動権限は伏黒恵(宿儺)が持つ事とする。 |
作中で追加された新ルールは計7つ。1は鹿紫雲が設定したもので、宿儺を探すために参加者の情報参照を可能にしたものです。2と3は呪術師サイドのために追加されたルールとなり、得点の移動や離脱など、プレイヤーの命を救うために役立つものとなっています。 4~7は羂索をはじめとする呪霊サイドが決めており、彼らの目的達成を大きく手助けする内容。これらルールの追加により、戦況はめまぐるしく変化することに。死滅回游におけるルール追加は、物語を大きく動かす重要な働きをしています。
【用語】死滅回游の独特な用語を解説
泳者(プレイヤー)
死滅回游の参加者を指す言葉。虎杖をはじめとするもともと呪術師だった人間の他、羂索が「呪物を取り込ませた人間」や「無為転変により呪術に目覚めさせられた人間」も含まれています。また、作中では特級呪霊なども泳者として数えられていました。 彼らは結界内で交戦し、保有するポイントを奪い合うことになります。
結界(コロニー)
泳者たちが閉じ込められるエリアで、日本国内に計10箇所設置されています。作中に登場したのは東京第1結界・東京第2結界・仙台結界・桜島結界・御所湖結界の計5つ。結界が記された地図を見ると、この他に青森・愛知・京都・大阪・広島あたりに結界があると推測できます。 羂索はこの結界を利用し、人類全員に呪いをかけようと画策。ちなみに天元は北海道は巨大な霊場として慣らしが済んでいるため、結界は設置されなかったと推測しています。
管理者(ゲームマスター)
読んで字のごとく、死滅回游を管理するものを指す言葉です。羂索を示す用語と思われがちですが、彼は管理者ではありません。管理者は「死滅回游を動かすプログラムそのもの」を指しており、特定の人物を表す言葉ではないのです。 羂索自身が管理者になれなかったのは、「大規模な儀式を成立させるための縛り」だと語られていました。ただ、彼が管理しないことで「羂索が死んでも死滅回游が終わらない」という、大きなメリットも生まれています。
コガネ
コガネは泳者ひとりひとりにつく式神です。管理者への窓口になっており、ルールの追加などをする際は、コガネを通して行うことになります。
【時系列】死滅回游のこれまでの展開をわかりやすく解説!
羂索が1000人の非術師たちを覚醒させる

渋谷事変にて五条悟が封印された後、羂索はこれまでに目をつけていた非術師たちの力を覚醒させていきます。その後羂索は覚醒させた彼らに呪力を使わせるため、死滅回遊の計画を明らかにするのでした。 伏黒の姉である津美紀も覚醒された非術師の1人で、自分の意思とは裏腹に死滅回遊に参加することに。伏黒は彼女を救うため、別行動をしていた虎杖を見つけ出し、「一緒に戦ってほしい」と声をかけます。
虎杖たちが天元、秤と接触

乙骨との戦闘などを経て、その後虎杖は天元と接触。彼らはそこで天元から、死滅回游のルールや夏油傑の正体が羂索であることなどを知らされます。その場にいた九十九由基と腸相は、天元を護衛するためにそのまま薨星宮に残るのでした。 その後栃木に移動した虎杖と伏黒はパンダと合流し、かけ試合を経て停学中の高専3年生・秤金次を仲間に引き入れることに成功。その頃東京第二結界では、鹿紫雲一によって死滅回遊のルール9が追加されていました。
乙骨憂太による仙台結界の制圧!禪院真希の覚醒

仙台結界では乙骨が強敵である過去の術師たち、ドルゥヴ・ラクダワラ、烏鷺、石流、黒漆死と戦闘し、無事に勝利を収めたことで仙台結界を制圧して190ポイントを奪取します。 同時期に禪院家に乗り込んだ真希は、そこで双子の妹である禪院真依を失ったことで覚醒し、禪院家を壊滅させていました。そこで天与呪縛が覚醒した彼女は、結界を自由に通り抜けできるように。 真希によって瀕死の重傷を負わされた直哉は、その後真希の母親によってトドメを刺されて死亡するのでした。
羂索と脹相らが対峙

該当巻 | 23巻 |
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薨星宮直上に、突如姿を現した羂索。彼の狙いは天元ただ一人でしたが、彼を守るべく脹相が戦いを仕掛けます。脹相は善戦するものの、羂索の圧倒的な力の前に倒れてしまうのでした。 その後九十九と羂索の戦いが幕を開け、九十九は自身の術式であるブラックホールで羂索を道連れにしようとしますが失敗し、そのまま死亡します。 獄門疆の裏を持った脹相は、深手を追いながらなんとか逃げ延びるものの、天元は羂索の手中に落ちてしまいました。
宿儺vs五条

一時は生死を彷徨っていた来栖でしたが、家入の治療により復活。そのまま自身の術式を使用して五条を復活させることに成功します。五条は羂索のもとへ向かったものの一旦休戦となり、まずは12月24日に新宿で宿儺と戦うことに。 その間に宿儺は19本の指と即身仏の頭部を吸収し、戦いへの準備を開始。当日高専メンバーに見守られながら五条と宿儺の戦いがスタートします。両者譲らぬ攻防を繰り広げるものの、力をつけた宿儺の前についに五条が敗北してしまうのでした。
羂索を倒すのは高羽?
該当巻 | 27巻 |
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御所湖結界において交戦した羂索と高羽。高羽はウケると確信した想像を現実にする術式、「超人(コメディアン)」で善戦を見せるも敗北を喫してしまいます。しかし、そこに乙骨が加勢!一瞬の隙を突いて奇襲を仕掛け、羂索の首を落とすことに成功するのでした。
宿儺との激烈な戦闘

五条や鹿紫雲が敗北したのち、ついに虎杖が宿儺との最終決戦に参加!彼は仲間と協力しながら、少しずつ宿儺にダメージを与えていきます。しかし、日車や乙骨らが次々に戦線離脱しピンチに。さらに、宿儺は奥義「竈(カミノ)」を発動させ、大爆発で辺り一帯を吹き飛ばしてしまいます。 脹相に守られ何とか生き延びた虎杖ですが、その心は折れる寸前。そんななか、頼もしい加勢として東堂が現れるのでした。 ちなみに、宿儺はこの戦いのなかで「虎杖の父・虎杖仁が宿儺の双子の兄弟の生まれ変わり」だと推測しています。その真相は長らく不明のままでしたが、単行本29巻のおまけページで「虎杖の祖父・虎杖倭助が宿儺の兄弟と同じ魂を持っていた」と明かされています。
乙骨がコピーした術式で五条を乗っ取る!伏黒の魂が復活

東堂の加勢後、戦場に死んだはずの五条が現れます。なんとその正体は乙骨。彼は羂索の「脳移植により対象の肉体を乗っ取る」術式をコピーし、五条の死体へ乗り移ったのです。これにより形勢が大きく変わるか……と思いきや、宿儺は少々ダメージを負っただけで次々に呪術師たちを撃破していきます。 そんななか、虎杖が領域展開を発動!さらに、宿儺のなかにいる伏黒の魂が目覚め、内側から宿儺を足止めします。そしてここで死んだと思われていた、釘崎が生きていたと判明することに。彼女は宿儺の指に共鳴りを打ち込み、遠隔で宿儺にダメージを与えます。 仲間たちが生み出した隙を見逃さず、虎杖は強烈な「黒閃」を宿儺に打ち込むのでした。
死滅回游決着!

該当巻 | 30巻 |
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虎杖の黒閃を食らった宿儺は伏黒の体から引きはがされ、小さく弱々しい化け物のような姿になってしまいます。そんな宿儺に対し、虎杖は「俺だけはオマエと生きていける」と優しく語りかけ、「もう一度生き直す」ことを提案しました。 しかし、宿儺はそれを拒否。呪いとして死ぬことを選び、そのまま消滅してしまいます。これにより、長かった戦いに終止符が打たれることに。死滅回游、そこから繋がった宿儺との最終決戦がついに終結を迎えたのでした。
【参加者】死滅回游のプレイヤー一覧!過去の強者や現代の天才が集う
泳者(プレイヤー)には3パターンの術師が存在
泳者(プレイヤー)には3パターンの術師が存在しており、1パターンは1000年前から羂索がコツコツと契約してきた術師が受肉した過去の術師、もう1パターンは一般人が術式に目覚めた現代人の術師、さらにもう1パターンとして後から結界内に侵入してきた術師なども挙げられます。 非術師に関しては羂索から呪いを与えられており、呪物を取り込ませた者と真人の「無為転変」を用いて術師の脳に整える事で呪力を発揮させました。
受肉した過去の術師
来栖華/天使(くるすはな/てんし)
初登場巻 | 17巻 |
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来栖華は「術式消滅の術式」を持つ術師です。彼女は1000年前から存在する術師であると判明しており、「天使」を名乗っています。作中では、その異名通りの輪と羽が描かれていました。 「あらゆる術式を消滅させる術式」を持っていることから、五条悟の封印を解く鍵として虎杖たちのターゲットとなった彼女。どうやら伏黒とは、過去に関わりがあるようです。
伏黒津美紀/万(ふしぐろつみき/よろず)

初登場巻 | 7巻 |
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伏黒津美紀は伏黒恵の義理の姉です。恵が言うには「典型的な善人」の彼女ですが、中学卒業後に呪いの犠牲者となり、寝たきりになっていました。 しかし死滅回游にて、彼女は羂索がマーキングしていた人間のうちの1人だったと判明します。しかし彼女の正体は、1000年前の術師である万が受肉したものでした。
鹿紫雲一(かしもはじめ)
初登場巻 | 18巻 |
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鹿紫雲一は400年前から甦った過去の術師の一人で、初登場時点ですでに200ポイントを所有していました。強者との戦いを好む戦闘狂的な一面がある彼は最初敵として登場するものの、秤の交渉により協力関係に。 使用する術式は全身に自在に電撃を流すものでかなり強いものですが、海中などの電気を通しやすい環境が弱点です。
石流龍(いしごおりりゅう)
初登場巻 | 20巻 |
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石流龍も受肉した過去の呪術師の1人で、ポンパドールヘアと裸に羽織ったファー付きの革ジャンが特徴的です。彼は一度目の人生には比較的満足していたものの、心のどこかにある「渇き」を潤すために死滅回遊に参加することに。 彼は「大砲」と称されるほどの死滅回游全泳者中最強の呪力出力を誇っていることに加え、かなりのタフネスも持ち合わせています。
烏鷺享子(うろたかこ)
初登場巻 | 20巻 |
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烏鷺亨子も石流と同じく受肉した過去の呪術師で、ほぼ全裸という露出的なファッションが特徴的。平安時代の呪術師である彼女は、かつて藤氏直属暗殺部隊の隊長を務めていました。 彼女の能力は、空を操る術式。さらに反転術式も取得しており、乙骨や石流と互角に渡り合っていることから1級相当以上の実力を持っていることが分かります。
レジィ・スター
初登場巻 | 19巻 |
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レジィ・スターも呪物となって時を超え、受肉した過去の呪術師の1人。いつの時代を生きていた呪術師なのかは明らかにされていませんが、恐らく1000年以上前の呪術師であると予想されています。 怪しい見た目に反して、彼の戦闘力の高さは折り紙付き。レシートなど、契約書の契約内容を具現化する再契象という術式を使用して戦います。
ドルゥヴ・ラクダワラ
初登場巻 | 20巻 |
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受肉による2度目の復活を果たしたドルゥヴ・ラグダワラは、弥生時代に活躍していた呪術師。長髪に顎髭を蓄え、腰巻きのみを着用したまるで仙人のような出立ちが特徴的です。 自立した二体の式神を自在に操る術式を使用し、乙骨からも「とても強い術師」と評されるものの、残念ながら乙骨により瞬殺されてしまいます。
大道鋼(だいどうはがね)
初登場巻 | 22巻 |
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大道鋼は受肉体ではあるものの、一般人程度の呪力しか持ち合わせていない非術師です。かつては天下無双の無名の剣豪だった彼は、死滅回遊では珍しく戦闘時に呪力を使わず剣技のみで戦います。 刀を求めて桜島結界に侵入したところで禪院真希から刀のレプリカを渡されたことで、その場の状況を大きく動かすことになりました。
三代六十四(みよろくじゅうし)
初登場巻 | 22巻 |
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三代六十四は河童のような見た目をした泳者で、その見た目から呪霊に間違われがちですがれっきとした人間。極度の相撲好きである彼は、高いテンションですれ違う人すべてに「相撲しようぜ!」と声をかけ続けます。 術式を持っているかどうかは不明ですが、基本的には相撲に基づく肉弾戦で戦う彼。真希と相撲を取ることで、彼女の悩みを晴らしました。
新たに術式に目覚めた現代の術師
日車寛見(ひぐるまひろみ)

初登場巻 | 18巻 |
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日車寛見は能力を覚醒させられた、弁護士の術師。見た目はオールバックにスーツ姿で、弁護士らしさが残っています。 これまで呪術を使用したことがなかったものの努力とセンスで力を伸ばしており、「天才」と称される彼。「ジャッジマン」という式神を操り、弁護士らしい術式を使用して相手を翻弄します。
高羽史彦(たかばふみひこ)
初登場巻 | 17巻 |
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高羽史彦は大阪で活動する売れないお笑い芸人です。売れるには“5:5”ではなく“7:3”と発言していました。死滅回遊の最中でも殺人は一切行わないというポリシーを持っていますが、笑いを取るためには暴力的な行為も厭いません。 そんな彼の術式は「超人(コメディアン)」で、五条にも匹敵しうる能力だとも言われています。
シャルル・ベルナール
初登場巻 | 21巻 |
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シャルル・ベルナールは外国人らしい彫りの深い顔立ちが特徴的な、漫画家志望の美青年。漫画に対する熱すぎる情熱がある一方で、実力は伴っていないようです。 穂先がGペン型になっている槍「G戦杖」を作り出し、条件を満たした場合には対象の少し先の動きを視ることができるという漫画家らしい術式を使用して戦います。
結界内に侵入した現代の術師・呪霊
- 虎杖悠仁(いたどりゆうじ)
- 伏黒恵(ふしぐろめぐみ)
- 乙骨憂太(おっこつゆうた)
- パンダ
- 秤金次(はかりきんじ)
- 禪院真希(ぜんいんまき)
- 加茂憲紀(かものりとし)
- 三輪霞(みわかすみ)
- 禪院直哉(ぜんいんなおや)
- 黒沐死(くろうるし)
秤金次(はかりきんじ)
初登場巻 | 18巻 |
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秤金次は高専東京校の3年生です。虎杖が高専に通いだした頃は、すでに先輩術師への暴力沙汰がきっかけで停学中でした。 実力は非常に高く、五条が自分と並ぶ術師になると話すほど。熱い想いに敏感で、虎杖らの協力申請を受け入れ死滅回游に参加しました。使用する術式はパチンコをイメージしたもので、領域展開がデフォルトで組み込まれています。
禪院直哉(ぜんいんなおや)

初登場巻 | 16巻 |
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禪院直哉は禪院家26代当主・直毘人の息子ですが、禪院真希とその母親によって殺害されました。しかし呪力がない攻撃で殺害されたことにより呪霊化し、再び真希の前に姿を現します。呪霊化した姿は、芋虫に人間の腕が生えたようなおぞましいもの。 術式は生前と同じく投射呪法を使用しますが、人間だった頃よりもさらにスピード感が増しています。
黒沐死(くろうるし)
初登場巻 | 20巻 |
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黒沐死は仙台結界に投入された呪霊で、まるでゴキブリのような不気味な姿をしています。ドルゥヴと相性が悪かったことから休眠していましたが、乙骨がドルゥヴを殺害したことで覚醒。 無数のゴキブリを操る術式で乙骨を追い詰めますが、口から反転術式を流し込まれることで祓われてしまいます。
アニメ【呪術廻戦】死滅回游編に期待!

死滅回游のルール・目的と幕開けから結末までの流れを解説してきました。コミックでは死滅回游から繋がった最終決戦も終結し、ついに完結を迎えた『呪術廻戦』。 原作漫画は終了しましたが、今後もアニメは継続予定となっています。 テレビアニメ第2期の続編にあたる「死滅回游」も鋭意制作中とのこと。今後の新情報解禁を楽しみに待ちましょう!