【呪術廻戦ネタバレ】222話の内容解説&感想!最終決戦に向けたそれぞれの動き
『呪術廻戦』最新巻を
2023年5月15日に発表された『呪術廻戦』の222話。このエピソードでは、12月24日におこなわれる最終決戦へのそれぞれの動きが描かれました。 本記事では前話221話の内容を簡単におさらいしたうえで、222話のネタバレ解説をしていきます!
前話221話の内容解説
前話の内容・要点まとめ
- 五条の精神錯乱を危惧し、広大な地で獄門疆の封印を解く
- 封印を解くも五条はおらず獄門疆も消え、羂索のもとに五条が現れる
- 羂索を殺そうと攻撃を仕掛けるも、五条は伏黒に受肉した宿儺に阻まれてしまう
- 宿儺を罵ったことで裏梅に攻撃されるも、一瞬で返り討ちにする五条
- 羂索と五条の会話によって、決戦の日が12月24日に決まる
ついに五条の封印が解かれるも……?
ついに天使の能力で、獄門疆の封印を解く虎杖悠仁たち。しかし天使は獄門疆のなかで、五条の精神が錯乱しているのではと危惧していました。獄門疆の中では、物理的な時間は流れていません。そのため餓死したり老衰したりすることはないものの、体感時間は他人に理解しようがないとのこと。 五条悟は現代最強の呪術師です。もし錯乱した彼が室内で暴れてはいけないと、悠仁たちは広大な修練場に移動しました。ついに天使が「邪去侮の梯子」で、獄門疆の封印を解きます。 駆け寄る悠仁たち。しかしそこから獄門疆は消え、五条の姿もありません。不思議に思っていた悠仁は、突然の地震に驚くのでした。
羂索のもとに五条登場!
羂索(けんじゃく)は五条を封印した獄門疆を、最深部は8000メートルにも及ぶ日本海溝のプレート沈み込み帯に置いていました。天元を取り込み獄門疆裏の存在を知った彼は、万が一封印が解かれても五条を殺せるようにと考えたのです。獄門疆にはさらに何重にも封印をかけ、呪霊も入れていました。 それでも涼しい顔で目の前に現れた五条の姿に、さすがの羂索も驚きます。無駄な世間話を始める羂索を、すぐさま攻撃する五条。そんな彼の前に立ちはだかったのは、伏黒の姿をした宿儺でした。 過去体を手に入れたら、真っ先に殺すと宿儺に宣言されていた五条。悠仁から逃げたと宿儺を罵る彼をみて、裏梅が怒り攻撃を仕掛けます。しかしまったく相手にならず、裏梅は一撃で吹き飛ばされました……!
来る決戦の日は12月24日
裏梅をひょいっと避け、一触即発の宿儺と五条。しかし羂索が戦いに待ったをかけ、宿儺に約束を果たしてもらうと語りかけました。五条はいつものように、飄々とした態度で羂索と宿儺を煽ります。しかし彼もまた、宿儺と戦う前にやることをやっておきたいと考えていました。 五条悟に何か思うものがあるようで、宿儺も羂索の提案に乗ります。今が何日かを聞く五条。11月19日だと言われると、彼は決戦の日を12月24日に指定しました。命日が2つもあったらややこしいと口にする五条に、勝つ気かい?と返す羂索。 羂索の問いに、五条はある日の悠仁との会話に重ねるように勝つさと応えるのでした。
前話221話時点での各キャラ状況解説
味方側の主要キャラ
虎杖悠仁 | 宿儺が体内からいなくなった状態で、呪術高専第四修練場にて獄門疆の解呪を見守る |
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伏黒恵 | 宿儺に受肉され、自らの手で姉を殺めたことで魂を深い闇へと沈められる |
釘崎野薔薇 | 渋谷事変にて真人の「無為転変」によって重傷を負い、その後生死不明 |
五条悟 | 悠仁や天使たちの活躍により獄門疆の封印から解かれ、羂索・宿儺と接触する |
乙骨憂太 | 仙台結界でポイントを集め、その後は呪術高専第四修練場にて獄門疆の解呪を見守る |
秤金次 | 東京第2結界でポイントを集め、その後は呪術高専第四修練場にて獄門疆の解呪を見守る |
来栖華 | 宿儺による攻撃で戦線を離脱するも、獄門疆の解呪に成功する |
敵側の主要キャラ
宿儺 | 伏黒の体に受肉し、五条と交戦する |
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羂索 | 死滅回游を終了するルールを強引に決定し、五条と接触し決戦の日を決める |
裏梅 | 宿儺を罵った五条相手に激昂するも、一瞬で返り討ちにされる |
【222話ネタバレ①】最終決戦に向け準備を進める宿儺
222話は、裏梅が宿儺に指を差し出しながら「申し訳ありません どうしても最後の一本を見つけることができませんでした」と言うシーンから始まります。前話で五条に吹き飛ばされていた裏梅ですが、反転術式のおかげで一応事なきを得たようです。 それに対し、宿儺は「どうせ最後の一本は五条悟が持っている」とコメント。彼は上の人間に“宿儺の指をすべて取り込ませる”という条件で虎杖の死刑を延期していましたが、虎杖をみすみす死なせないため、指を1本持っているのではないかというのが宿儺の予想でした。 こうして伏黒の身体に1本を残した指をすべて取り込ませた宿儺。彼はその不足分を補完するため、自身の即身仏の頭部をむしって食べ始めます。その際、「皮肉のつもりか それとも………」と意味深なセリフを呟いているのも印象的でした。
【222話ネタバレ②】高専側の動向も描かれる
一方、五条と家入、伊地知は情報の共有をしていたようす。そんな中、七海について話があるといって猪野が姿を現します。彼は一体何を語るのでしょうか……。 場面は切り替わり、虎杖と日下部が体術の訓練をしているところが描かれます。が、なぜか虎杖が日下部に対し「そろそろ掴めよ 虎杖」と言い、それに対して日下部が「押忍!!」と答えるという不思議な描写が。詳しくは不明ですが、誰かの術式によって入れ替わりが起こっているようです。 その後には、乙骨と狗巻の会話シーンが続きます。乙骨は「すじこ」と言った狗巻に対し礼を言い、何かを「使わせてもらうよ」と話していました。
【222話ネタバレ③】ついに12月24日、決戦当日!
時は一気に流れ、12月24日がやってきます。羂索は宿儺が五条と戦っているあいだに、死滅回游のプレイヤーを狩り自身の計画を進める算段のようです。 一方で高専側の面々は、決戦に向かう五条に対しどんな言葉を向けるか頭を悩ませていました。そこに姿を現した五条も、いつものふざけた雰囲気はどこへやら真剣そのものの表情。 しかし虎杖が手を挙げながら「先生!!術式邪魔!!」(※おそらく術式のせいで身体に触れられないことを言っている)と言い放ったことで、五条は笑顔を見せます。そのおかげで他のメンバーも緊張が解け、五条をべしべし叩きながら元気に送り出すのでした。 皆の言葉に対し、「応!!」と虎杖のような元気いっぱいの返事をする五条。最後のコマでは不敵な笑みを浮かべる宿儺が描かれ、次週はいよいよ最終決戦となります!
222話の内容・要点まとめ
222話の重要なポイントは以下の通りです。
- 宿儺が19本の指と即身仏を取り込む
- 猪野が七海にかんする何かを伝える
- 虎杖と日下部が入れ替わり?
- 高専メンバーが五条を元気に送り出す
- そして決戦の時がやってくる
222話の読者の感想・考察
五条と高専メンバーの再会シーンが詳しく描かれなかったのは意外だったし残念でもありますが、そこにかんしてはいずれ回想などで明かされることを期待したいです。 七海についての猪野の話や乙骨と狗巻の会話なども気になりつつ、やはり一番びっくりしたのは虎杖と日下部の入れ替わり描写。誰の術式によるものかはわかりませんが、虎杖が入れ替わりの術式に目覚めた可能性もありそうです。 そう考えると、ラストで五条が「応!!」という返事をしているのも、もしかしたら虎杖と入れ替わったのかも?と深読みしてしまいそうになりました。 しかし個人的に、ピリついた表情からのラストでの生き生きとした笑顔への一連の変化は、五条本人が浮かべたものであってほしいですね。わざわざ入れ替わる意味についても説明がつきませんし……。いずれにせよ、来たる最終決戦が楽しみでなりません!
【222話考察①】五条悟と虎杖たちが合流する?
ここからは、222話発売前に行った内容の考察になります。
221話では五条が復活し羂索と接触した後に、決戦の日を決めるシーンまでが描かれました。そのため222話では、ついに悠仁たちと五条が再会する可能性が高いでしょう。 悠仁たちと再会すれば、まず五条は自分が封印されてから19日の間にあったことを知ると思います。19日間で色々な事件がありました。みんなボロボロになりながら戦い、子供の頃から面倒をみている伏黒に至っては宿儺の手に落ちてしまっています。 彼は自分が不甲斐なく封印されたばかりに、と考えるでしょう。その態度を五条が、どのように表すのかが注目ポイントですね。いつもの彼らしく表ではおちゃらけるのか、彼らしくない本気の謝罪をみせるのか。再会シーンに注目です!
【222話考察②】最終決戦に向けて修行が始まる?
五条は羂索・宿儺との決戦の日を、12月24日に決定します。本人は命日を合わせたと言っていましたが、約40日も間を空けたのは、五条に他の目的があるからでしょう。実際に彼は221話で、やっておきたいことがあると話しています。 このやっておきたいことは、自分が封印されている間に起きた出来事の把握や、伏黒救出の準備をすることなのではないでしょうか。 五条からすれば、両面宿儺が伏黒に受肉していたことはおそらく想定外でしょう。乙骨や悠仁も伏黒を救う手があると話していましたし、五条も同じ方法を考えていて準備がしたいのかもしれません。 また五条が強いといっても、もちろん他のメンバーのパワーアップも必須です。彼はこの40日間で、悠仁たちに修行をさせて戦力を補強しようとしている可能性もあります。
【222話考察③】いきなり12月24日へ?
221話からの熱量を考えて、222話は12月24日から始まる可能性もあります。そうなれば222話から、最終決戦が始まると考えていいでしょう。 しかし熱量を保ちながら戦いに入るだけで、五条と虎杖悠仁たちの再会シーンや修行シーンは回想としてしっかり描かれると思われます。戦いが始まれば、悠仁も拳を振るうことになりますよね。前に描かれた宿儺や裏梅との戦いは、悠仁の圧敗でした。 この実力差は簡単に埋まらないと思うので、宿儺にも通用する悠仁の新たな強さが描かれ、力を手に入れるまでの画期的な修行が描かれるのかもしれません!
『呪術廻戦』223話で早速五条vs宿儺が見られる!?
『週刊少年ジャンプ』が誇る看板作品の1つである『呪術廻戦』。*222話ではついに最終決戦当日を迎え、ハラハラドキドキが止まりません。223話でどんな戦いが見られるのか楽しみですね!