2023年9月20日更新

タイBL「Theory of Love(セオリーオブラブ)」のあらすじネタバレを最終回まで!相関図も一緒に

このページにはプロモーションが含まれています
『Theory of Love/セオリー・オブ・ラブ』
©GMMTV Company Limited

次々とヒット作が誕生しているタイBLドラマ。2016年の『Theory of Love/セオリー・オブ・ラブ』は、とにかく泣ける切なさと、途中で2人の視点が“反転”する構成の巧さが話題となった作品で、タイBLドラマを見る上で欠かせない傑作です。 この記事では、タイBLドラマ『Theory of Love/セオリー・オブ・ラブ』のあらすじや最終話までのネタバレ、相関図、キャストなどについて紹介していきます。 ※本記事はストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。

AD

【ネタバレなし】「Theory of Love(セオリーオブラブ)」のあらすじ

「Theory of Love/セオリー・オブ・ラブ」
© GMMTV Company Limited

芸術学部の大学3年生であるサードは、共に映画制作を専攻する同級生のカイ、トゥー、ボーンとともに「ギャングスターズ」と呼ばれ大学内で注目を浴びる4人組のメンバーです。 サードにはある秘密がありました。それは親友であるカイに恋をしていること。ところがカイは彼女を作っては別れを繰り返すプレイボーイで、事あるごとにサードに恋愛相談をしてくるのです。 自分勝手なカイに振り回されながら、恋心をひた隠しにしてきたサード。しかしその気持ちをトゥーに気付かれてしまい……。 全12話のドラマ『Theory of Love/セオリー・オブ・ラブ』は、前半はサード視点の切ない片想いが描かれ、後半はカイ視点に反転します。ハリウッド映画やタイの有名映画をモチーフにした演出も面白い作品です。

1〜2話のあらすじ・ネタバレ

「Theory of Love/セオリー・オブ・ラブ」
© GMMTV Company Limited

初めて会った時からカイに恋心を抱くサードは、親友としてそばにいながら3年間片想いを胸に秘めていました。ある日、カイに彼女と行くために人気アイドルグループのコンサートチケットを入手して欲しいと頼まれたサードは、1人で早朝から並んでなんとかゲットします。しかしカイは転売サイトで入手済み。 一緒に観に行くと約束した映画も彼女と行ってしまい、さらには別れた彼女の私物を「捨てといて」と言ったにもかかわらず復縁したから探せと指示され……。サードは、もうこの辛すぎる恋をやめる時期だろうかと考えます。 そんな中、トゥーがサードの恋心に気付いてしまいました。「告白するチャンスを作ってやる」と言うトゥーの計らいで告白するも、鈍感なカイはさっぱり気付かず……。

AD

3〜4話のあらすじ・ネタバレ

『Theory of Love/セオリー・オブ・ラブ』
©GMMTV Company Limited

トゥーの作戦が成功して、サードはカイの部屋に居候することに。幸せな生活に胸を踊らせるのも束の間、カイは新しい彼女を部屋へ連れてきて「しばらく外出してくれ」とサードに言い放ちます。 自分より彼女を優先するカイの言動に、1人涙を流すサード。しかし「女とは体で付き合うけど、お前とは心で付き合う」と言うカイの言葉に心を揺さぶられ……。 大学では学部主催のイベントが。なぜかいつもより優しくて、まるで自分を口説いているかのように甘いカイの態度にサードは喜びます。しかしそれは「サードが自分を好きなのではないか」と思ったカイがサードの気持ちを探るためのものだったとわかり、サードの心はどん底に突き落とされるのでした。

5〜6話のあらすじ・ネタバレ

傷付いたサードは、今度こそカイへの思いを吹っ切ると決意。その後も能天気に振る舞い、新しい彼女とイチャつくカイに耐えられ亡くなったサードは彼に怒りをぶつけます。 仲直りし、今まで通り“いい友達”を続けることにしたサード。しかし酔っ払ったカイに女の子と間違えてキスをされたサードは、再び深く傷付いてしまいます。そしてサードは、先輩の演劇プロジェクトに脚本担当として参加し、1人暮らしも再開して、カイやトゥーたちと距離を置きはじめるのでした。 そんな中、サードのPCを借りていたカイは、サードがSNSに非公開設定で投稿していた動画を目にします。そこには泣きながら「カイ、お前を好きになってごめん」と謝るサードの姿があって……。

AD

7〜8話のあらすじ・ネタバレ

カイがサードにキスをしたのは、親友でい続けるためでした。酔っ払ったふりをして、女の子の名前をよびながらキスをしたカイ。それが裏目に出てサードと距離ができてしまい、さらにサードのPCにあった動画で彼の気持ちを知ったカイは、「友情ではなく、サードを好きなのかも」と考えはじめます。 サードが脚本を担当する演劇プロジェクトで、カイが主演を務めることに。サードとの開いてしまった距離を縮めるチャンスだと奮闘するカイでしたが、「学部のキング」ことアン先輩と仲良くするサードに嫉妬して……。

9〜10話のあらすじ・ネタバレ

「Theory of Love/セオリー・オブ・ラブ」
© GMMTV Company Limited

寝ているサードの頬にキスをしたカイは、「僕をもてあそぶな!」「大嫌いだ、顔も見たくない」とサードに激怒されて平静さを失い、バイクの運転中に事故を起こしてしまいます。 病院で目を覚ますと、トゥーとボーン、そしてサードの姿がありました。サードが一晩中看病してくれていたと知って喜ぶカイ。やがて、完全にケガの回復に至っていないカイの世話をサードがしてくれることになり、2人の物理的な距離が縮まり……。 その後アン先輩とサードの関係に嫉妬したカイは、アン先輩と取っ組み合いの喧嘩になり、熱くなって「好きだから嫉妬した」と言ってしまいます。両思いになった2人でしたが、女の子をとっかえひっかえしているカイを近くで見てきたサードは、「カイが優しいのは最初だけだ」と安心できず……。

AD

11話・12話(最終回)のあらすじ・ネタバレ

演劇プロジェクトに参加する女子生徒シンシンが、カイにアプローチしてきます。そしてカイとシンシンがキスしているところを目撃してしまうサード。シンシンが突然カイにキスをしたというのが真実でしたが、サードは心を閉ざしてしまうのでした。 すれ違いから海へのロケハンに行けなかったギャングスターズの4人は、仕切り直して海へ行くことに。まだ心を開けずにいるサードを前にして、カイは「愛とは何か」と向き合います。 そしてついに、サードが脚本、カイが主演で参加する舞台は本番を迎えました。ラストでサードを舞台へ上げたカイは、自分が気付いた「愛とは何か」を伝えて真摯に告白します。その愛は短く終わることはなく、2人は卒業後も愛し合っているのでした。

「Theory of Love(セオリーオブラブ)」の主題歌

Getsunova (ゲツノバ)の歌がドラマに合いすぎる

ドラマ『Theory of Love/セオリー・オブ・ラブ』の主題歌は、タイの人気バンド「Getsunova」の楽曲『พระเอกจำลอง』です。エンディングや劇中の切ないシーンで流れるこの曲が、ドラマにとにかくピッタリで泣けるんです。 「僕は主人公じゃない」というような意味のタイトルのこの曲の歌詞は、「主役の影でいいからそばにいたい」「君には見えない脇役でも構わない」「君を愛せるだけで幸せだよ」などといった内容で、前半のサードの思いとリンクします……。

AD

「Theory of Love(セオリーオブラブ)」の相関図

『Theory of Love/セオリー・オブ・ラブ』

「Theory of Love(セオリーオブラブ)」のキャスト

サード役/アタパン・プーンサワット (ガン)

サードは、親友であるカイに密かに思いを寄せる主人公です。映画制作では監督を担当しています。 サードを演じたのは、ガン(Gun)の愛称で知られる俳優のアタパン・プーンサワット。10歳で子役デビューし、映画『Slice』(2009年)などに出演しました。 ドラマ『Theory of Love/セオリー・オブ・ラブ』では長年のキャリアで培われた高い演技力を発揮し、泣きのシーンで思わずもらい泣きする視聴者が続出しています。

カイ役/ジュンポン・アドゥンキッティポーン (オフ)

カイはサードの親友で、プレイボーイな大学3年生。映画制作では音声を担当しています。 カイを演じたのは、オフ(Off)の愛称で知られる俳優ジュンポン・アドゥンキッティポーン。ドラマ『Senior Secret Love: Puppy Honey』(2016年)でサード役のガンと初共演したほか、人気ドラマ『SOTUS/ソータス』(2016年)への出演でも人気を集めました。

トゥー役/ナワット・プンポーティンガム (ホワイト)

トゥーはギャングスターズの一員で、カメラが得意な大学3年生。映画制作では撮影を担当しています。 トゥーを演じたのは、ホワイト(White)の愛称で知られる俳優ナワット・プンポーティンガームです。2014年から放送されたドラマ『Love Sick The Series』で主演を務め一躍有名に。2021年のドラマ『A Tale of Thousand Stars』にも出演する実力派です。

AD

ボーン役/シナラット・シリポンシャワリット (マイク)

ボーンはギャングスターズの一員である大学3年生。映画制作では編集を担当しており、またDVDレンタルもしているカフェでアルバイトをしています。 ボーンを演じたのは、マイク(Mike)の愛称で知られる俳優チンラット・シリポンチャワリット。2020年のメガヒットドラマ『2gether』でのマン役で有名です。

リン役/ニーラ・スワナマー (ニーラ)

リンは、サードたちと同じ大学で放送を専攻する女子学生。撮影の授業でモデルを務める美女です。 演じたのは、ニーラ(Neen)の愛称で知られるニーラ・スワナマー。ドラマ『Ugly Duckling』(2015年)のアリス役や『SOTUS/ソータス』(2016年)のメイ役をはじめ、複数の人気ドラマに出演しています。

パーン役/サーラー・レック (サーラー)

パーンはサードたちの大学で講師を務める女性。ボーンがバイトをするカフェに客として来店してボーンと親しくなります。 パーンを演じたのは、サーラー(Sara)の愛称で知られるサーラー・レック。映画『Edge of the Empire』(2010年)や映画『Thai Theep』(2006年)などに出演しています。

AD

アン役/ピラパット・ワタナセッシリ (アース)

アンは、サードたちの芸術学部の先輩。「学部のキング」「夫にしたい人 第1位」などの異名を持つイケメンです。 アンを演じたのは、アース(Earth)の愛称で知られる俳優ピラパット・ワタナセッシリ。『ラブ・バイ・チャンス/Love By Chance』(2018年)などの人気ドラマで脇役を務めた後、大ヒットドラマ『A Tale of Thousand Stars』(2021年)の主演で一躍人気俳優になりました。

タイBL「Theory of Love(セオリーオブラブ)」のあらすじ・ネタバレを最終回まで

ドラマ『Theory of Love/セオリー・オブ・ラブ』は、タイBLドラマファンが「タイBLドラマ史上最も切ない」と言い切れる傑作です。演技・展開ともにクオリティの高い作品なので、タイBLドラマ初心者さんにもおすすめの1作ですよ。 ぜひ主題歌の和訳にも注目しながら鑑賞してみてください!