『呪術廻戦』アニメ制作会社はMAPPA!監督が変わったことの真偽や理由も解説!
アニメ第2期も高評価を受け、社会的人気を獲得している『呪術廻戦』。 クオリティの高い戦闘アニメーションは原作ファンのみならずアニメファンからも注目を集め、数多くの人々を魅了しています。この記事ではそんなハイクオリティアニメを手掛ける制作会社MAPPAについて徹底解説!気になる監督変更の真相などもあわせて紹介していきます。
アニメ『呪術廻戦』とは
アニメ『呪術廻戦』は週刊少年ジャンプに連載されている同名漫画を原作とした作品です。 第1期は2020年10月から2021年3月まで放送され、そのハイレベルなアニメーションで圧倒的人気を獲得。2021年12月には『劇場版 呪術廻戦 0』が公開され、2023年7月からはアニメ第2期が放送されるなど、今なおブームを巻き起こし続ける大人気作となっています。
アニメ『呪術廻戦』制作会社は「MAPPA」
2012年 | 坂道のアポロン |
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2015年 | うしおととら |
2016年 | この世界の片隅に |
2018年 | BANANA FISH ゾンビランドサガ |
2020年 | ドロヘドロ 進撃の巨人 The Final Season |
2022年 | チェンソーマン |
2023年 | 地獄楽 |
アニメ『呪術廻戦』の制作を担当するのは株式会社MAPPA。老舗制作会社マッドハウスを退社したプロデューサー丸山正雄が2011年に設立し、翌年には手塚プロダクションとの共同制作で『坂道のアポロン』を世に送り出しました。 MAPPAは「常に新しいを追求するプロダクション」という理念を掲げており、その理念通り斬新かつ美しいアニメ表現で数多くの人々を魅了。2016年に公開された映画『この世界の片隅に』は1,000日以上上映される大ヒット作となり、MAPPAの名を世に知らしめるきっかけとなりました。 現在も様々な話題作を手掛けており、日本中を騒がせるエンターテイメントを発信し続けています。
『呪術廻戦』制作会社 MAPPAの強みは?
MAPPAの制作するアニメはどれもクオリティが高く、『呪術廻戦』などを見ればその戦闘アニメーションの迫力や美しさに度肝を抜かれるはず。しかしそういったハデな動きばかりがMAPPAの強みではありません。MAPPAは作品ごとに、その色を大きく変えることができるのです。 『この世界の片隅に』では繊細であたたかみのあるアニメーションを制作しており、『ドロヘドロ』では初の3DCGメインのアニメ制作にも挑戦。「新しさ」を追求し続けるMAPPAは1つのことに捉われずに様々な表現を取り入れ、多種多様なアニメを世に送り出しています。
『呪術廻戦』の監督は?変わったって本当?
アニメ1期・劇場版の監督は朴性厚(パクソンフ)
アニメ1期及び劇場版の監督を務めたのは韓国出身のアニメ監督朴性厚(パクソンフ)です。もともとはアニメーターとして活動しており、その実力は業界内でも「天才」と称されるほど。特にアクションシーンに定評があり、そのこだわりが『呪術廻戦』にも影響していると思われます。 監督デビュー作は2017年から2018年に放送された『牙狼〈GARO〉-VANISHING LINE-』となっており、これ以降はMAPPAを活動拠点としていくことに。それ以前はGONZOやC2Cなど別の制作会社でも活動していました。
アニメ2期の監督は御所園翔太
アニメ2期の監督は御所園翔太です。これまではアニメーターや演出として活躍しており、『呪術廻戦』1期には原画・絵コンテ・演出として参加。演出などを担当した17話はファンたちから称賛の声があがる「最強の作画回」となっており、その実力は折り紙付き。 その他にも『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』や『王様ランキング』など、数多くの話題作に参加。しかし監督経験は過去になく、『呪術廻戦』が彼の監督デビュー作となっています。
2期で監督が変わった理由は?
1期で成功を収めファンからも高評価を得ていた朴性厚ですが、なぜ2期の監督に任命されなかったのでしょうか。実は朴性厚は2021年3月にアニメ制作会社E&H productionを設立し、代表取締役社長に就任。監督交代の裏には彼の独立が大きく影響していたようです。 ちなみに2022年、朴性厚は10年間構想していたオリジナルアニメーションの制作を発表。しばらくはそちらの業務に注力すると思われます。
アニメ『呪術廻戦』は2期で作画が変わった?
2期のPVが公開された際、ファンからは「作画の雰囲気が変わった?」という意見が多くあがりました。「少し怖い印象になった」「さっぱりしてて綺麗な感じになった」などその印象は様々。監督が変われば当然アニメの雰囲気も変わるもの。この変化はむしろ必然と言えるでしょう。 しかしこの変化をよく思わないファンからは「少女漫画っぽくて迫力がない」「ところどころ作画が崩れていて残念」など、手厳しい意見も噴出。1期及び劇場版の迫力ある作画が印象的だったぶん、2期の作画に違和感を覚える視聴者も多かったようです。 ただ2期もそれ単体で見れば、クオリティの高い作品であることは確か。1期との印象の違いはあれど、こちらもハイレベルな作品として楽しむことができるはずです。
MAPPAが手掛ける「呪術廻戦」シリーズに注目!
『呪術廻戦』をはじめ、数多くの名作を世に送り出してきたMAPPA。 「呪術廻戦」シリーズは今後も長く続くと思われ、これからもMAPPAクオリティのハイレベルなアニメーションを楽しむことができるはず。熱い展開が続く原作版とあわせ、アニメ版の今後にも期待していきましょう!