「君が心をくれたから(君ここ)」最終回ネタバレ・全話あらすじ!結末はハッピーエンド?
タップできる目次
- 【ネタバレなし】「君が心をくれたから(君ここ)」のあらすじ
- 第1話のあらすじ・ネタバレ
- 第2話のあらすじ・ネタバレ
- 第3話のあらすじ・ネタバレ
- 第4話のあらすじ・ネタバレ
- 第5話のあらすじ・ネタバレ
- 第6話のあらすじ・ネタバレ
- 第7話のあらすじ・ネタバレ
- 第8話のあらすじ・ネタバレ
- 第9話のあらすじ・ネタバレ
- 第10話のあらすじ・ネタバレ
- 最終回のあらすじ・ネタバレ
- 【考察】案内人の正体とは?
- 【予想】結末はハッピーエンドに?
- 「君が心をくれたから(君ここ)」の登場人物
- 脚本は『信長協奏曲』の宇山佳佑が担当
- 『ミステリと言う勿れ』の製作陣が再集結
- 「君が心をくれたから(君ここ)」最終回ネタバレ・全話あらすじを紹介
【ネタバレなし】「君が心をくれたから(君ここ)」のあらすじ
逢原雨(永野芽郁)は悲しい過去を抱え、人に心を開けないでいる26歳の女性。そんな雨が故郷の長崎に戻った時、偶然朝野太陽(山田裕貴)と再会します。太陽は、雨が唯一心を通わせた男性。雨は今でも、太陽が忘れられずにいました。 しかし太陽は、事故に遭ってしまい……。悲しむ雨の前に、「君が心を差し出すならば、今から奇跡を起こしてあげよう」と謎の案内人が現れます。しかも「心を差し出す」というのは、雨にとってとても残酷な内容でした。果たして心を差し出すとは、一体どういう意味なのでしょうか。
第1話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
2013年6月。高校1年生の雨(永野芽郁)はザー子と呼ばれ、変わった名前から周囲にからかわれ周りと関わらないように生きています。そんな雨が傘がなくて困っている時、高校3年生の太陽(山田裕貴)が赤い傘を差し出し2人は一緒に帰ることに。 2024年12月。雨が久しぶりに長崎に帰省した時、雨は市役所職員の望田(白洲迅)に出会います。望田は祖母・雪乃(余貴美子)の知り合いとのこと。雪乃は望田に雨は東京の有名店でパティシエをしていると紹介するも、雨はそそくさと逃げてしまい……。
ネタバレ
雨と太陽は高校で出会い、友達になることに。雨は母親からの虐待や名前のことで、自分の必要性を見失っていました。しかし太陽は「雨はこの世に必要だよ」と励まします。 太陽は父・陽平(遠藤憲一)に弟子入りし花火師になるという夢がありました。太陽は10年後の大晦日に自分があげた花火を見てほしいと言い、2人は再会することを約束します。 現在。雨は夢を叶えられませんでしたが、雨は望田からスイーツ教室の講師を頼まれ引き受けることに。しかしパティシエ時代に「うちには必要ない」と言われたことが蘇り、パニックで倒れてしまい……。 太陽も妹の春陽(出口夏希)に、赤色が見えていないことを指摘されます。さらに太陽は陽平に花火大会の花火を任せてもらえず、「目を言い訳にしてるなら今日で辞めろ」と 陽平に言われてしまいました。 雨はパティシエを挫折したことを綴った置き手紙を雪乃に残し、東京に戻ろうとします。雪乃はすぐ太陽に連絡し、太陽は急いでバス乗り場へ。 年越しの花火があがる中、太陽と雨は久しぶりに再会。太陽の励ましで雨は雪乃の元に戻ることにしますが、太陽は車にひかれてしまい……。 助けを求める雨の元に、日下(斎藤工)と千秋(松本若菜)が現れます。日下は雨に、雨の「五感」を差し出せば太陽を助けると言い出しました。雨は太陽を助ける決断をし、太陽は奇跡的に意識を回復。2人はまた会う約束をしたのでした。
第2話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
案内人の日下(斎藤工)は雨(永野芽郁)に、あと5日ほどで雨の味覚が失われると告げます。そしてこの奇跡については、太陽(山田裕貴)だけには明かしてもいいとのこと。他の誰かに告げた場合、奇跡は終了し2人とも死ぬと言われたのです。 太陽はお見舞いで春陽(出口夏希)にマカロンをもらい、雨と一緒に食べます。マカロンは、2人の思い出の味。2015年、パティシエの面接で緊張していた雨に、太陽はマカロンをプレゼントし元気づけていて……。しかしこの時太陽は、マカロンのお菓子言葉を忘れたとごまかしていました。
ネタバレ
現在。太陽は退院し陽平(遠藤憲一)にもう一度花火を教えてほしいと頭を下げます。その頃雨は味覚がなくなる前に、長崎名物を食べ歩きすることに。 一方太陽は火事のニュースを見て、小さい頃の火事は自分が引き起こしたのではないかと思うように。図書館で調べ、母・明日香が亡くなった火事は5歳だった太陽の火遊びが原因だと判明します。陽平は過呼吸を起こす太陽のため、明日香の写真を全て燃やしていました。 太陽はショックで逃げ出してしまい、雨は太陽の元へ。雨は太陽に「今度くじけたら太陽君のこと絶対に許さない」と言い、雨は自分も母に会うことを決意。雪乃(余貴美子)と共に母・霞美(真飛聖)に会った雨は、自分で作ったマカロンをプレゼントします。 マカロンのお菓子言葉は、「あなたは特別な人」。霞美は雨に感謝を伝え、翌日雨は太陽にもマカロンを作ってプレゼント。その瞬間、雨の味覚は消失し……。雨はパティシエの修行をしたとき、もっと頑張ればよかったと後悔したのでした。 その後太陽は、千秋(松本若菜)が前も自分と雨のことを見つめていたことに気づいたのです。
第3話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
2014年。雨(永野芽郁)は太陽(山田裕貴)に誘われて、高校の文化祭の実行委員をすることに。雨と太陽は書くと願いが叶うという「恋ランタン」の話をし、雨はこの時太陽に初恋の人がいたことを知ります。 夜、雨は雪乃(余貴美子)に「大事なのは最初の人になることじゃない」と助言されます。雨は恋ランタンに「好きな人の最愛の人になれますように」と書きました。 そんな雨の時計は、次は11日後に嗅覚を失うと表示していて……。視覚や聴覚ではないことに安心した雨ですが、日下(斎藤工)は「嗅覚にはもっと大切な意味がある」と告げました。
ネタバレ
雨はクレープを食べながら歩いているカップルとすれ違い、その匂いで高校時代を思い出します。クレープは、太陽との思い出の匂い。 一方太陽は、病院で雪乃を見かけます。雪乃は実は脊椎に癌が見つかり、もって半年と言われたがもう1年生きているとのこと。雨は病気のことは知らず、雪乃は太陽に「雨の幸せを願う気持ちを受け取ってほしい」と頼みました。 太陽は、雨に告白することを決意。雨は望田(白洲迅)に結婚式場のバイトを紹介され、そのバイト終わりに太陽とランタン祭りに行くことに。 雨は結婚式を見て、「嗅覚=思い出」であることに気づきます。落ち込んで太陽との待ち合わせにも行こうとしない雨を見た千秋(松本若菜)は、「太陽君と思い出作っておいでよ」と背中を押します。 ランタン祭りのあと、太陽は雨に告白。しかし雨は「他に好きな人がいる」と断ったのです。雨がずぶ濡れになって帰っていると、傘を差し出したのは望田。雨は望田に、抱えきれず五感を失うことを明かし……。望田は涙を流す雨を、抱きしめたのでした。
第4話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
2016年2月。卒業を控える雨(永野芽郁)は、太陽(山田裕貴)に何か欲しいものはないかと問われます。太陽の制服の第2ボタンをもらい損ねた雨でしたが、マーガレットの小さな花束を買ってもらいました。2人はこの香りを、思い出の香りにしようと話します。 2024年1月。雨は太陽からの告白を断り、望田(白洲迅)には自分が珍しい病気で五感を失うことになったと打ち明けます。そして雨は、本当は太陽が自分を特別扱いしてくれるところが好きだと望田に話し……。
ネタバレ
夜、春陽(出口夏希)が雨を訪ねてきました。春陽は2016年、雨が太陽に告白しようとした時「お兄の夢、邪魔しないでくださいね」と伝えたことがあり、そのことを後悔しているとのこと。春陽はこのことを謝罪し、今太陽にチャンスをあげてほしいと頼んだのです。 雨は太陽に誘われ、ハウステンボスに行くことに。しかし雨は望田も誘い、太陽にわざと嫌われるために望田が好きなふりをしたのです。雨は望田にも、付き合っているふりをしてほしいと頼みました。 望田は恋人役はやるものの、2人で観覧車に乗ってくるよう提案。仕事を理由に望田が帰宅した後、太陽は雨にマーガレットの花束をプレゼントします。太陽は雨を観覧車に誘い、雨はマーガレットの花占いで乗るか乗らないかを決め……。 偶然マーガレットが偶数だったため、雨は観覧車に乗ることに。しかし観覧車で太陽に、望田と付き合うこと、望田が自分を特別扱いしてくれるところが好きだと明かします。雨は太陽ともう会わないと言い、赤い傘を太陽に返して2人は別れたのでした。 そして21時、雨の嗅覚は失われました。帰って雪乃(余貴美子)に全て話そうとした時、雪乃が家で倒れていて……。
第5話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
病院に運ばれた雪乃(余貴美子)は、雨(永野芽郁)に癌であることを明かします。ショックを受けた雨は千秋(松本若菜)に、雪乃も奇跡で助けてほしいと頼みました。しかし案内人には与える権限はないとのこと。 雨の時計に、手のマークが表示されます。雨が次に失うのは触覚。雨は自分が寝たきりになるのか尋ねると、日下は歩行困難になってもいいように準備しておくといいと勧め……。
ネタバレ
雨は雪乃の病室に行き、自分が五感を失ってしまう病気であることを打ち明けます。雪乃はこれからも生きて、雨を支えると寄り添いました。雨は望田(白洲迅)に連絡し、体が動かない時に入れる施設を紹介してもらうことに。 一方雪乃も望田に連絡し、あることを頼みます。望田は太陽(山田裕貴)に、雨とは付き合っておらず雨が五感を失う病気にかかっていることを打ち明け……。 望田は太陽にある手紙を渡します。この手紙は、雨が太陽宛に高校時代に書いたものの、その後捨ててしまった手紙。雪乃は捨ててあった手紙を、ゴミ箱から拾っていたのでした。 手紙を読んだ太陽は涙を流し、雨の元へ。太陽は全てを知ったことを伝えますが、雨は「なおさら会いに来ないでよ」とバスに乗り込んでしまいました。太陽はバスを追いかけて走り、雨はバスの中で降りるかどうか葛藤します。 迷っている雨に、日下は「今はすべてを魔法のせいにして、幸せな後悔をするべきだ」と伝えます。雨はバスを降り、太陽に「五感を失っても私のこと好きでいて。お願い」と告白。太陽は「ずっと大好きだからね」と雨を抱きしめたのでした。
第6話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
雨(永野芽郁)と太陽(山田裕貴)は付き合い始め、雪乃(余貴美子)が入院中のため太陽は雨の家に泊まることに。太陽は雨に「これから雨って呼びたい」と言うも、「ちょっと考えさせて。自分の名前まだ苦手で」と言われてしまいました。 雨は雪乃の部屋で、ボイスレコーダーを見つけます。昔、雨と雪乃は声で交換日記をしていました。 そんな中、雪乃の容態が急変し雪乃は「家に帰りたい」と言い……。家に戻った雪乃は、太陽にあることを頼んだのです。
ネタバレ
雪乃は太陽に、霞美(真飛聖)を家に連れてきてもらいます。雪乃は生きているうちに、雨と霞美をどうしても仲直りさせたいと思っていました。こうして雨たちは、最初で最後の家族旅行に行くことに。 雨と霞美は、海辺で向かい合ってゲームをします。向かい合ってじゃんけんをし、勝った方が質問をして一歩進むゲーム。お互い質問をし合い、雨はその中でもうすぐ五感を失うことを霞美に伝えました。 涙を流す霞美に、雨はどうして雨という名前をつけたのかと問います。霞美は出産後に降った雨で娘が笑ってくれたような気がして、「雨があなたを笑顔にしてくれますように」と願いを込めたと説明。その後雪乃は雨と霞美に、「いい人生だった」と感謝しました。 雪乃が亡くなり、雨は望田(白洲迅)から雪乃が預けていたというボイスレコーダーを受け取ります。そこには昔の雪乃の声と、亡くなる前の雪乃の声が入っていて……。雪乃の温かな優しい声に、雨は涙が止まりませんでした。 雨は太陽に、「これから雨って呼んで。自分の名前を好きになろうと思って」と頼みます。しかしその後太陽は、望田から「友人の医師に五感を失う病気はないと聞いた」と連絡を受け……。
第7話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
雨(永野芽郁)が触覚を失うまで、あと1ヶ月半。雨は太陽(山田裕貴)の家に招かれ、陽平(遠藤憲一)たちと対面します。しかし雨の言う五感を失う病気はないと分かった太陽は、元気がありません。 太陽は今度行われる「桜まつり」で、自分の花火を上げたいと陽平に申し出ていました。そのためには、長崎花火協会の会長の審査を通過する必要があります。ですが陽平は、まだ太陽には難しいと言い……。
ネタバレ
花火の件を聞いた雨は、陽平に「チャンスをあげてほしい」と頼みます。陽平は悩んだ末、「雨がお前の花火どうしても見たいそうだ」と太陽にチャンスをあげることに。 雨が触覚を失うまで、あと5時間。太陽は雨に、桜まつりの花火の審査は断ったと伝えます。太陽は「あと35日しかないから。赤い色も克服できていないし次の春に頑張る」とのこと。しかし雨に、もう次の春はありません。 翌朝、雨は触覚を失い階段から転落してしまいます。雨はそのまま入院し、太陽はどんなことでも受け止める決意で、雨から真実を聞き出しました。 雨は日下(斎藤工)と千秋(松本若菜)を呼び、五感を差し出す代わりに太陽を救った奇跡を説明します。太陽は涙を流しながら、自分の五感を雨に差し出したいと申し出ました。しかし日下は、奇跡を受け入れたら全ての五感を失うまで終わらないと言い……。 雨は退院し、触覚は幸せを確かめるためにあることに気づきます。雨が次に奪われる五感は、視覚。タイムリミットは34日後で、ちょうどこの日は桜まつりの日です。雨は太陽の左手にミサンガを巻き、「あなたの花火を私に見せて」と頼みました。 太陽も「目が見えなくなる前に雨に花火見せるから」と約束し、2人は指切りをしたのでした。
第8話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
太陽(山田裕貴)は桜まつりで、花火の審査を受けられることに。そんな太陽は望田(白洲迅)に、雨(永野芽郁)がもうすぐ視覚を失うことを伝えました。さらに太陽は桜まつりが終わったら花火師を辞めて、雨のために生きる覚悟をしていて……。 太陽は陽平(遠藤憲一)と妹の春陽(出口夏希)に、今夜雨にプロポーズすると報告。雨が五感を失っていくことも、2人に打ち明けたのです。
ネタバレ
雨と太陽は花火を楽しみ、線香花火が終わると太陽は「俺と結婚してほしい」とプロポーズします。雨は突然のプロポーズに喜ぶも、「一度落ち着いて考えたい」と答えを保留しました。 雨はプロポーズは嬉しかったものの、太陽が介護の本を読んでいたことにショックを受けていました。雨は、太陽は自分の将来を気遣ってプロポーズしてくれたんだと感じるように。 一方春陽は、太陽が花火師を辞める予定だと知り太陽に激怒。春陽は雨の元に行き、太陽に花火師を続けてほしいからプロポーズを断ってほしいと頼みました。悩んだ末、雨は太陽に「結婚してください」とOKの返事をします。しかし真相は……。 2人は婚姻届にサインをし、雨は自分が出しておくからと太陽を先に帰します。しかし雨は望田に、婚姻届を出すつもりはないと報告。雨はあと1か月で太陽の前からいなくなるつもりだと、婚姻届を破りました。 雨と太陽は、自宅で2人だけの結婚式を行います。誓いのキスをした太陽と雨。その頃春陽は、陽平から母・明日香の写真を初めて見せてもらいます。実は明日香の旧姓は千秋。案内人の千秋(松本若菜)は、太陽と春陽の母親だったのです。
第9話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
太陽(山田裕貴)は春陽(出口夏希)から、母・明日香の写真を見せられ驚きます。そこに写っていたのは、案内人の千秋(松本若菜)。太陽は雨(永野芽郁)にも千秋の写真を見せ、雨は「これから伝えたいことが伝えられるね」と喜びます。 すると日下(斎藤工)が現れ、「止めた方がいい」と忠告。太陽が千秋に「母さん」や生前のことを話してしまうと、千秋は月明かりに溶けて消えてしまうと言い……。
ネタバレ
千秋は日下から、雨と太陽が千秋の正体に気づいたことを教えられます。千秋は太陽に会い、太陽のこれまでの人生を教えてほしいと頼みました。太陽は千秋に、火事に巻き込んだことを謝罪します。 一方雨は日下に、「自分を死なせてほしい」と頼みます。五感を失って暗闇で生きることに不安を抱える雨。しかし日下は、それはできないと断ります。そして自分自身の過去を語り始め……。 日下は1953年に東京で生まれ、家出をして脚本家を目指していました。画家志望の小夜子という女性と恋に落ちたものの、20歳の時に小夜子が事故で重傷を負ってしまいます。病院に駆けつけた日下の前に、案内人が現れ奇跡のことを持ち出されました。 日下は奇跡を受け入れたものの、小夜子は目覚めると日下に「あなたを支えることはできません」と手紙を残し、姿を消してしまったのでした。 太陽は雨に、雨の五感を必ず自分が取り戻すと宣言。雨は、太陽が笑顔で暮らす未来を遠くから見たいと、それまで生きることを決意したのでした。 その後日下は、小夜子の絵を美術館に見に行きます。遺作となった絵のタイトルは「ごめんなさい」。そこには、日下と小夜子が手を繋ぐ絵が描かれていたのでした。 そしていよいよ、太陽の花火を審査する日がやってきて……。
第10話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
太陽(山田裕貴)は、桜まつりの花火の審査に合格します。雨(永野芽郁)も大喜びし、雨は人生で1番大切な10秒間はこれからなのだと感じたのでした。 桜まつり当日。雨は望田(白洲迅)の運転で、母・霞美(真飛聖)の病院へ。雨はすでに触覚がなく、もうすぐ視覚を失うことを霞美に伝えました。霞美は涙を流し「お母さんの子供に生まれてきてくれてありがとう」と雨を抱きしめます。
ネタバレ
雨は望田と花火会場に向かうも、徐々に雨が降り始めます。その頃花火の準備をしていた太陽は、強風で打ち上げ筒が倒れ下敷きになってしまい……。太陽はすぐに病院に運ばれます。 目を覚ました太陽ですが、大雨で花火大会は中止かもしれないと耳にします。雨も渋滞で車が進まず、大雨の中5キロ以上の道を歩き始めました。望田は春陽(出口夏希)に連絡し、春陽は雨を支えて一緒に歩き出します。 太陽は日下(斎藤工)と千秋(松本若菜)を呼び、奇跡で雨を何とかしてほしいと頼みます。しかし案内人では奇跡は起こせず、千秋は自分が天との約束を破って月明かりに溶ければ、空は晴れると言い出し……。千秋は太陽に「あなたのお母さんなの」と打ち明け、消えていったのでした。 千秋のおかげで雨は止み、花火大会が始まります。雨と太陽は空を眺め、まず陽平(遠藤憲一)の花火が打ちあがります。しかし太陽の花火がなかなか上がらず、そろそろ雨の視覚が失われる時間。ようやく赤い花火が上がったのですが、雨は違う方向を見ていました。 雨は「すごく綺麗な赤い花火だったよ。最後にこんなに素敵な花火を見せてくれてありがとう」と太陽に伝えます。ですが雨の視覚は、太陽の花火が上がる前に失われていたのでした。
最終回のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
視覚を失った雨(永野芽郁)の時計に、最後の1つ「聴覚」が失われるまでのタイムリミットが表示されます。日下(斎藤工)は雨の代わりに、太陽(山田裕貴)に「1週間後の3月31日午後4時。雨さんの聴覚は奪われます」と告げました。 雨と太陽はあと1週間、2人でたくさん楽しもうと約束し……。
ネタバレ
2人は眼鏡橋に行ったりもう1度観覧車に乗ったり、思い出の場所を巡ります。3月30日、最後に雨が行きたいと言ったのは長崎高校。そこは、2人が最初に出会った場所でした。 雨は春陽(出口夏希)にメイクをしてもらい、春陽は雨と「絶対花火師になるからね」と約束。こうして雨と太陽は高校に向かい、最初に話した下駄箱、教室を回ります。 時計は午後3時まであと3分。雨は太陽に「もう会いに来ないでほしいの。私のこと、2度と思い出さないで」と最後の約束を伝えます。太陽が「どうして?」と言っている間、雨は動かなくなり……。 本当のタイムリミットは午後3時。雨は太陽を気遣って、日下に4時と伝えてもらっていました。泣き崩れる太陽の前に現れた日下は、「まだ奇跡は終わっていません」と言います。 雨が目を覚ますと、なぜか五感が戻っています。望田(白洲迅)に「太陽君は亡くなったんだ」と言われ、葬儀に出席する雨。太陽は「雨が差し出したその心を受取るか否か」という天からの選択を拒否し、雨に五感が戻る代わりに太陽は急性心不全で亡くなったのでした。 雨は太陽が録音した最後の言葉を聞き、太陽の作った最後の花火を眺めます。雨は太陽の赤い傘を手に、東京へ。数年後パティシエになるという夢を叶え、雨は空に向かって「叶えたよ。2つとも。赤い傘と未来の約束」と太陽に呟いたのでした。
【考察】案内人の正体とは?
案内人は、日下(斎藤工)と千秋(松本若菜)の2人。案内人は雨と太陽にしか見ることができず、案内人の2人もすでに亡くなっていて幽霊のように存在し、成仏できていないのではと思います。 千秋は恐らく、亡くなった太陽の母親・明日香ではないかと予想します。千秋の太陽を見つめる視線が切なく、明日香の過去の写真は1枚も残っていません。千秋と太陽は他人のようには見えませんね。 冷徹な雰囲気の日下ですが、あくまで予想ですが雨の父親ではないでしょうか。雨の父親は存在が明かされておらず、雨は母の霞美と狭いアパートで暮らし生活も苦しそうでした。冷たい人物であるという点でも、雨の父親ではないかと考えます。
タイトル『君が心をくれたから』の意味とは?
このドラマのタイトル『君が心をくれたから』は、「雨も太陽も、お互いが心をくれたから生きている」という意味が含まれています。1話で、すでにタイトルの意味を回収していましたね。 雨は生きる意味を見失っていた高校時代も現在も、太陽に「雨が必要だ」と生きる道筋を与えてもらいました。一方太陽は事故に遭い、雨が五感を差し出したことで今生きていますね。お互いが心をくれたことで生きられている、という2つの意味が込められていると思います。
【予想】結末はハッピーエンドに?
原作がないため予想になりますが、結末は「雨と太陽はお互い五感を差し出しながら、共に生き続ける」というハッピーエンドになってほしいなと願います。 実はこのドラマは、2018年に発売された『この恋は世界でいちばん美しい雨』という書籍の世界観を受け継いでいると発表されています。案内人が男女2人に合計20年分の命を10年ずつシェアする、「ライフシェアリング」を提案される物語です。 ドラマでは雨だけが五感を差し出していますが、ゆくゆくは太陽も五感の一部を差し出し、2人で五感を分け合いながら共に生きていく決断をするのではないかと予想します!
「君が心をくれたから(君ここ)」の登場人物
逢原雨(あいはら あめ)役/永野芽郁
心を奪われるという過酷な奇跡を背負うことになった主人公・逢原雨を演じるのは、永野芽郁です。雨は過去のとある経験から、心を閉ざしながら生きています。 雨という名前から「ザー子」というあだ名をつけられていましたが、ただ1人明るく声をかけてくれたのが太陽でした。雨の夢は、パティシエになること。上京したのですが長崎へ帰ることになり、そこで太陽と再会することに。 演じる永野は、今作がフジテレビドラマ初主演、そして月9ドラマでも初主演となります。本作はかなり難しい役どころとなり不安もあるようですが、「今の自分の全てをかけて挑みたい」と意気込んでいます。
朝野太陽(あさの たいよう)役/山田裕貴
雨が高校時代から想いを寄せている朝野太陽を演じるのは、山田裕貴です。太陽は花火師になるという夢を持っていて、とても明るい性格。 老舗煙火店の跡取り息子であり、家を継ぐために修行に励んでいます。高校時代から気になっていた雨に自分の想いを伝えられず、8年間離れ離れに。それでもずっと、雨のことを想い続けていました。 演じる山田は、「女神の教室」(2023年)以来の月9ドラマ出演。永野と山田は「ハコヅメ」(2021年)で共演しており、先輩警察官と新人警察官で見事なタッグを組んでいました。山田はオファーを受け、「こういう作品がやりたかった」と喜びを表しています。
脚本は『信長協奏曲』の宇山佳佑が担当
本作は原作がなく、脚本を担当するのは純愛小説の名手として人気の宇山佳佑です。宇山は『今夜、ロマンス劇場で』(2018年)や『信長協奏曲』(2014年~)などの脚本を担当。小説『桜のような僕の恋人』は、発売後爆発的な人気を集めましたね。 ドラマの脚本は『絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜』(2018年)の第8話以来、約6年ぶり。これまで数々の感動作を生み出し、涙を届けてきました。 運命に翻弄されたキャラクターを切なく純粋に描くことに定評があり、本作でもどのようなストーリーを描くのかとても楽しみですね。
『ミステリと言う勿れ』の製作陣が再集結
本作の監督を務めるのは、松山博昭です。松山は2023年に大ヒットを記録している映画『ミステリと言う勿れ』の監督を務めています。これまで『LIAR GAME』(2007年)などフジテレビドラマでも監督を務めており、脚本の宇山とは『信長協奏曲』(2016年)でタッグを組んでいます。 プロデューサーは、草ヶ谷大輔です。草ヶ谷は監督の松山と映画『ミステリと言う勿れ』(2023年)でタッグを組んでおり、制作陣としては『ミステリと言う勿れ』チームが再集結。本作の舞台は長崎で、異国情緒あふれる長崎の地でどのようなラブストーリーが生まれるのか、注目です。
「君が心をくれたから(君ここ)」最終回ネタバレ・全話あらすじを紹介
月9「君が心をくれたから(君ここ)」は、2024年1月スタートです。今期の月9は、ピュアで切ないながらも心温まるラブストーリーになりそうですね。 この記事では、「君が心をくれたから(君ここ)」のあらすじネタバレを、最終回まで更新予定です!