2023年12月7日更新

『ゴールデンカムイ』作者がいい意味でおかしい!?やばいエピソードを紹介

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ゴールデンカムイ

2024年にアニメ最終章の製作や実写映画の公開を控え、再び話題となっている漫画『ゴールデンカムイ』。個性豊かすぎるキャラが多数登場することで知られる本作ですが、実はその作者も相当濃い人物として知られています。 本記事では、ファンから(いい意味で)「やばい」「おかしい」と言われている『ゴールデンカムイ』の作者・野田サトルについて詳しく紹介していきます!

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漫画『ゴールデンカムイ』作者は野田サトル

ゴールデンカムイ アシリパ

『ゴールデンカムイ』の作者である野田サトルは、北海道北広島市出身の漫画家です。出身地以外の情報は顔写真も含めて公開されておらず、漫画家として活動する以前の経歴は明らかになっていません。 『ゴールデンカムイ』で「第22回手塚治虫文化賞マンガ大賞」や「第51回日本漫画家協会賞コミック部門大賞」などを受賞しており、本作をきっかけに漫画家として注目を集めるようになりました。

『ゴールデンカムイ』作者・野田サトルの経歴

ゴールデンカムイ 尾形
2003年 読み切り作品『恭子さんの凶という今日』でデビュー
2006年 読み切り作品『ゴーリーは前しか向かない』で「第54回ちばてつや賞ヤング部門大賞」を受賞
2011~12年 『週刊ヤングジャンプ』にて『スピナマラダ!』を連載
2014~22年 『週刊ヤングジャンプ』にて『ゴールデンカムイ』を連載
2023年7月~ 『週刊ヤングジャンプ』にて『ドッグスレッド』を連載中

野田サトルは読み切り作品の掲載などを経て、『週刊ヤングジャンプ』にて初の連載作品『スピナマラダ!』を発表しました。しかし本作はあまり読者ウケせず、全6巻で打ち切りとなってしまいました。 続く『ゴールデンカムイ』はご存じの通り人気作品となり、全31巻で堂々完結。その後、『ドッグスレッド』という新作の連載が始まりますが、実はこちらの作品は、打ち切りに終わってしまった『スピナマラダ!』のリブート作品です。読者からどう評価されるのか気になりますね……!

『ゴールデンカムイ』作者がおかしいと言われている6つの理由

ゴールデンカムイ
©野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会

1.作中にクセの強い変態キャラが何人も登場

『ゴールデンカムイ』には、レギュラーキャラから一瞬しか登場しないキャラまで、「変態」と呼ばれるにふさわしい者が数多く登場します。 自分が殺される姿を想像して興奮する辺見和雄、「精子探偵」というワードの時点でお察しの宇佐美時重、人間の死体で服を作る江渡貝弥作……これはあくまで代表例で、すべて挙げていてはキリがありません。 こうしたぶっ飛んだ、狂人レベルのキャラを生み出せることから、作者本人も「おかしい」と評価(?)されているのです。

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2.刺青人皮(いれずみにんぴ)を巡るストーリー

そもそも『ゴールデンカムイ』の鍵となる「刺青一皮」もなかなかに残酷です。“殺して皮を剥ぎ取る”ことを前提に、死刑囚に金塊の在り処をしめす暗号を刺青として入れる……その常軌を逸した設定に驚愕してしまった人も多いのではないでしょうか。 ぶっ飛んだキャラを生み出せる点でもそうでしたが、この場合の「おかしい」は誉め言葉ですね。

3.ファン企画に自ら参加

『ゴールデンカムイ』連載当時、Twitter(現X)では「#ゴールデンカムイ版深夜の真剣お絵描き60分一本勝負」というハッシュタグが大盛り上がりしていました。これは簡単に言えばファンアートの企画で、現在もさまざまなイラストが投稿されています。 なんと野田サトルはしばしばこのハッシュタグを使用してイラストを投稿。まさかの本家登場にファンは騒然となり、今でも珍エピソードのひとつとして語り継がれています。サービス精神も旺盛な作者のようです。

4.単行本で大幅に加筆

『ゴールデンカムイ』は単行本になるとき、「ヤングジャンプ」誌上で発表されていた内容に大幅な加筆・修正が加えられることでも有名でした。 もちろん、単行本化の際に少々変更が加わること自体はよくあるのですが、野田サトルの場合その量が異常。10ページ以上分量が増え、解釈が一変させられる……なんてこともありました。 細かい部分も含めればとんでもない量の加筆修正がされていることは間違いなく、その「おかしい」ほどのこだわりが伝わってきます。

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5.「し」から始まる休載理由

『ゴールデンカムイ』は休載の際、公式が独特の言い回しでお知らせをしていました。 それは「野田先生が○○のためお休みです」という定型文の中に、「狩猟」や「試食」、「出塁」などなど、「し」から始まる理由を当てはめていくというものです。おそらく、代表的な休載理由である「取材」をもじっているのでしょう。 中でも話題を呼んだのが「出産」という休載理由。作者が男であると名言しているにもかかわらず、野田サトル女性説が流れたほどでした。

6.「サザエさん」を毎週録画し続ける

サザエさん
(C)長谷川町子美術館

野田サトルは「このマンガがすごい!WEB」でのインタビューで、「2006年ごろから『サザエさん』を録画してます」と発言しています。当時が2016年だったので、少なくとも10年間は毎週録画し続けているということです。 インタビュー内ではさらっと流されていましたが、あの国民的アニメをわざわざ録画するとはなかなか珍しいタイプ……。ちなみにメインキャラのひとり・白石由竹は、作者にとってカツオ的存在だそうです。

祝・実写化!映画『ゴールデンカムイ』が2024年に公開

2024年1月19日、ついに実写映画『ゴールデンカムイ』が公開されます!主人公の杉元佐一役は実写作品常連の山崎賢人、その相棒であるアシリパ(正式な表記は「リ」が小文字)を演じるのは山田杏奈で、ほかにも眞栄田郷敦や玉木宏など豪華なキャストが勢ぞろいです。 良くも悪くもギリギリな描写が多い本作ですが、果たして実写ではどのように表現されるのでしょうか……。本編を観られる日が楽しみですね!

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『ゴールデンカムイ』作者によるぶっ飛びっぷりをチェックしてみよう!

実写映画をきっかけに再び大きな話題を呼んでいる『ゴールデンカムイ』。作品も作者本人も、いい意味でぶっ飛びまくっています。これを機会に、原作漫画やアニメを観てその魅力を味わってみてはいかがでしょうか。