2024年5月7日更新

スターアンドストライプは死亡する?奪われた個性はどうなったのか解説!アメリカNo.1ヒーローはなぜ負けたのか【ヒロアカ】

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スターアンドストライプはアメリカのNo.1ヒーローにして、現役最強と謳われるヒーローです。終章で登場した彼女は、恩師・オールマイトがいる日本を救うために死柄木弔と交戦しています。 本記事では「ヒロアカ」アニメ7期から登場するスターアンドストライプについて徹底解説!死亡したのか、個性を奪われたのか、死柄木弔との戦いの結末を踏まえ彼女の強さを紐解いていきます。 ※この記事は『僕のヒーローアカデミア』の重要なネタバレを含みます。

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スターアンドストライプは死亡する?死柄木戦の結末は何話?

結論から言うと、スターアンドストライプは、333話で死柄木との戦いに敗れ、個性を奪われて死亡します。しかし、直前に付与した「新秩序は他の個性と反発する」というルールによって、奪われた個性は死柄木が持っていた多くの個性を巻き添えにして消滅しました。

スターアンドストライプは個性を奪われ死亡

該当シーン 34巻333話

彼女の個性「新秩序(ニューオーダー)」は、「対象に触れた後に名前を呼ぶことで新たにルールを設定できる」というまさに規格外の強さを持つもの。あまりに強力な個性であることから、アメリカでは仔細が伏せられているという逸話も。 スターアンドストライプは、その強力な個性を駆使し、死柄木と互角の戦いを繰り広げていましたが、戦いの終盤、触れたものを崩壊させる個性を持った死柄木に顔を触れられてしまうことに。 世界の脅威である死柄木を倒すことと自分の命を天秤にかけた結果、彼女はヒーローとして前者を選びます。とある方法で死柄木にダメージを与える策を仕掛けると、最期は心の師オールマイトへの感謝の言葉を思い浮かべ、ともに戦うパイロットチームに笑顔と敬礼を向けて崩壊。 「あなたが助けてくれたから素敵な夢に溺れられた だからオールマイト、これが私の恩返し」という言葉を残し死亡しました。 崩れるところまで描写されているため、今後の復活の可能性もほぼゼロでしょう。

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スターアンドストライプはなぜ死亡した?

かつてオールマイトから助けられたことのある、アメリカNo.1ヒーロー・スターアンドストライプ。オールマイトのことを心の師として尊敬する彼女は、日本が危機に陥っていることを聞きつけ駆けつけます。 上空で待っていた死柄木を見つけたスターアンドストライプと戦闘機チームは、その場で死柄木を迎え撃つことに。自身の強力な個性である「新秩序」で“大気から敵の存在を消す”、“レーザーを持つ”といったルールを追加し、死柄木を追い詰めていきます。しかし戦いの中で死柄木は彼女の個性を分析しはじめ、対応するようになります。 スターアンドストライプは戦闘機チームと一丸となって必殺技「新型極超音速大陸間巡航パンチ」を繰り出し、攻撃を畳み掛けていきます。しかし死柄木は個性「崩壊」を使用して攻撃を回避し、彼女の顔に触れるのでした。 死柄木はそのまま彼女の個性を奪おうとしますが、彼女が直前に“新秩序は他の個性と反発する”というルールを追加していたことで死柄木は体内から爆発。スターアンドストライプは、敬礼しながら崩れ去っていきました。

スターアンドストライプの個性は奪われた?なぜその後登場しないのか

スターの個性は、触れた対象に対して任意のルールを設定できるという強力なもの。当然、死柄木(AFO)もその個性奪取を狙っており、死柄木はスターを「崩壊」すると同時に個性も奪いました。 死柄木とAFOの融合体は、早速それを使って米軍陣営に新たな秩序を設定しようとしますが、その瞬間死柄木の身体が破裂。 スターは個性を奪われる直前に、「新秩序」に対して「“新秩序”は他の“個性”と反発する」という設定を付与していたのです。これにより、死柄木の中にある無数の個性と「新秩序」が衝突して、彼にダメージが入り続けることに。 死柄木はあえなく逃亡。「新秩序」は彼の手持ちの個性をほぼ無力化し、最後に「新秩序」自体も消滅しました。

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「ヒロアカ」スターアンドストライプはアメリカNo.1ヒーロー

年齢 42歳
誕生日 7月4日
身長 193cm
所属 アメリカ合衆国No.1プロヒーロー
声優 朴璐美
個性 新秩序(ニューオーダー)
本名 キャスリーン・ベイト

スターアンドストライプはアメリカNo.1の女性プロヒーロー。オールマイト引退後においては、実質的な世界最強ヒーローで、青をベースにしたオールマイト風のコスチュームと星条旗を模したマント、筋骨隆々な肉体がトレードマークです。 彼女は心の師であるオールマイトが守ってきた日本が窮地と知って、33巻で戦場に駆けつけてくれます。本編初登場は33巻ですが、劇場版「二人の英雄」で若きオールマイトに助けられた少女として登場していました。

【個性】スターアンドストライプが強すぎる?理を捻じ曲げる「新秩序」

スターアンドストライプはその個性があまりにチートすぎるため、アメリカの「国防の象徴」として能力の詳細は国家機密として秘匿されています。チートといわれる理由は、ルール付与によって物事の概念すら変えてしまえるからです。 チート級の個性といえど肉体強化などに用いる場合は上限があります。「崩壊」を食らった際も「私は崩れない」というルールを付与しましたが、強化の上限に達して崩壊してしまいました。 さらにルールの設定ができるのは、1度に2つまで。詳細は不明ですが、基本的に1つは自身の強化に使用しているようです。自己強化をしている最中は、通常時と画風が異なるところが特徴。 もう1つの「新秩序」の弱点として挙げられるのが、「対象の正しい名前を知っておかなければならない」ということ。自我を確立している存在に対しては、本人が自覚している名前と彼女が口にする名前が一致していない場合は発動できません。 相手が最凶のヴィランだったため負けてしまいましたが、理屈はわかっても対策しようがない大技を次々繰り出す姿は、まさに世界最強でした。

死柄木戦で付与したルール一覧
  1. フィスト・バンプ・トゥ・ジ・アース大気が、スターアンドストライプの1,000倍の大きさで固まるというルール。空気でできた視認できない巨人を創り出し、その巨人はスターアンドストライプの動きに合わせて操作することが可能です。
  2. ケラノウス複数のレーザーが、1本に固まるというルール。これはスターアンドストライプが引き連れた多数のステルス機から放たれた超高出力レーザーを一点に集め、巨大な光の槍を生み出すというものです。
  3. 新型極超音速大陸間巡航パンチ米軍が保有する新型極超音速大陸間巡航ミサイル「ティアマト」10発に、旋回するというルールを付与したもの。これをフィスト・バンプ・トゥ・ジ・アースとともに叩きつけることで、天文学的な破壊力を持つ爆発を引き起こします。

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【過去】オールマイトを慕う理由や仲間への想いを解説

スターアンドストライプは幼い頃、家族でサンタモニカピアに向かう途中で突如逃走中の強盗に襲われました。家族全員が死を覚悟したものの、アメリカに留学していたオールマイトによって救われます。その様子は、劇場版1作目となる「2人の英雄」の冒頭でも描かれました。 それ以降スターアンドストライプは、オールマイトを心の師として尊敬し続けます。その後、彼の故郷である日本がピンチに陥っていると聞いて、すぐに駆けつけたのでした。 さらにNo.1ヒーローとなる前、「新秩序」がうまく使いこなせていなかったスターアンドストライプ。そんな中戦闘機チームは彼女のことを「女だから」と特別扱いすることはなく、仲間として対等に見てくれていました。 お互いを信用しているからこそのチームワークで死柄木を翻弄する姿には、思わず胸を打たれます。

【活躍】大きな功績を残すも早すぎる退場……

魔王になりつつある死柄木に対して、命と引換えに大きな痛手を与えるというインパクトを残したスターアンドストライプ。存在感ある活躍を見せてくれた彼女ですが、328話初登場、333話で死亡というあまりに早すぎる退場となりました。 しかし彼女が最後に施した策のおかげで、死柄木完全復活まで1週間の猶予が生まれます。しっかり爪痕を残しての退場となったわけです。 ちなみにスターはアニメ版では2024年春から放送の第7期に登場します。原作を考えるとアニメでの話数はそう多くないでしょうが、濃い活躍がどう描かれるのか楽しみですね。

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【声優】スターアンドストライプを演じるのは朴璐美

朴璐美 朴ろ美 パクロミ

スターアンドストライプを演じるのは朴璐美(パクロミ)です。『進撃の巨人』のハンジ・ゾエ役や新旧『鋼の錬金術師』のエドワード・エルリック役、『BLEACH』の日番谷冬獅郎役などが有名。 ハスキーな声を生かし、少年役から強い大人の女性役まで幅広く演じ分けます。彼女の力強い声がスターの強さに説得力を持たせてくれそうです。

吹き出し アイコン

キャスティングの偉い人ありがとう。漫画以上に最高のエピソードになる予感しかない。

「ヒロアカ」スターアンドストライプは世界の窮地を救うのか?【これが私の恩返し】

窮地に駆けつけるNo.1ヒーロー、スターアンドストライプについて紹介しました。もっとその活躍を見たいキャラの1人ですが、原作ではすでに退場済み……。2024年春スタートのアニメ「ヒロアカ」で、改めてスターの活躍を楽しみましょう!