『今際の国のアリス』テツ(大倉孝二)は薬物依存症のダメキャラ?憎めない

大人気Netflixシリーズ『今際の国のアリス』。2025年9月25日からシーズン3の配信が開始され、話題になっています。そのなかでも注目を集めているのが、大倉孝二演じる新キャラクターのテツ。 この記事では、『今際の国のアリス』シーズン3に登場するテツについて紹介します。
『今際の国のアリス』テツ(大倉孝二)のプロフィール
本名 | シマザキ テツ |
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初登場作品 | 『今際の国のアリス』シーズン3 エピソード2 |
特徴 | 短気で口が悪い、情に厚い、薬物依存症を隠している |
キャスト | 大倉孝二 |
『今際の国のアリス』シーズン3で新キャラクターとして登場したテツ。彼もまた、アリスやほかのキャラクターたちと同じように、過去に1度「今際の国」に来たことがあるようです。 彼は当初、短気な性格と乱暴な言葉遣いから孤立しがちでした。感情の抑制が効かないテツは、デスゲームという極限状態では、トラブルの種になりかねないと思われていたのです。しかし次第に、実は情に厚く、お人好しな一面のある人物だということが明らかになっていきます。 テツの当初の荒っぽい態度は、彼が現実世界で抱えてきた孤独や苦悩が原因だったのかもしれません。
【過去】テツは短気だが憎めない?不安定さの背景は薬物依存症に
テツはかつてユキコという女性と結婚していました。しかしその後、薬物依存症になり別れてしまったようです。 「今際の国」に戻ったテツは薬物依存症だった過去を隠していました。彼は禁断症状に悩まされながらも、アリスや専業主婦のサチコをはじめとする仲間たちと打ち解け、本来の性分である情に厚い部分やお人好しな一面が顔を覗かせるようになります。 当初見せていたテツの短気で乱暴な態度は、彼の本性ではなかったのです。
【活躍】テツはゲームをクリアしチームの要に?

最初のゲーム「おみくじ」では、テツは非協力的な態度でした。しかし2つ目のゲーム「ゾンビ狩り」ではアリスの作戦に乗り、勝利を得ることになります。 「ゾンビ狩り」はチーム内の信頼と裏切りが勝敗の要となるため、本来情に厚くお人好しなテツにはかなりストレスのかかる状況だったのではないでしょうか。しかし彼のその性格こそ、裏切らない信頼を勝ち取る理由となりました。 3つ目のゲーム「かんけり」でも、仲間と協力しながら中盤でクリアします。
【最期】テツは最終決戦で死亡した?衝撃の結末を解説
最後のゲーム「未来すごろく」ではサイコロを振って出口を目指しますが、それぞれの扉に映し出された未来が“本当に起こる”ということがポイントになっていました。 進むたびにポイントが減っていくので、なるべく一緒に行動したほうが良く、1度別れても合流するというのがアリスの作戦。しかしテツは再び薬物依存になる未来を恐れ、作戦とは違う行動を取ってしまいます。 ところが結局どの部屋に進んでも、彼は再び薬物依存に陥る未来が映し出されていました。最後は元妻ユキコに似た女性に導かれ、入った部屋でポイントが0になりゲームオーバーとなってしまいます。
【俳優】テツを演じるキャストは大倉孝二!
テツを演じるのは、劇団ナイロン100℃に所属する大倉孝二です。 2002年の映画『ピンポン』でアクマ役を演じ、その個性的な演技で一躍有名になった彼は、その後、大河ドラマ『新選組!』(2004年)やドラマ『MIU404』(2020年)、映画『ラストマイル』(2024年)など、数多くの映画やドラマに出演しています。 その間も舞台への出演もつづけており、2025年9月からは『最後のドン・キホーテ THE LAST REMAKE of Don Quixote』に出演しています。
テツの活躍を『今際の国のアリス』シーズン3でチェック!

短気な性格と乱暴な言葉遣いながら、実は情に厚くお人好しという憎めないキャラクターのテツ。ストーリーが進むにつれ、彼を好きになっていった視聴者も多いのではないでしょうか。 テツの活躍が光る『今際の国のアリス』シーズン3は、Netflixで配信中です。