『竜とそばかすの姫』しのぶくん/久武忍は最後に付き合う?アバター(アズ)やすずとのその後を解説
 
『竜とそばかすの姫』(2021)の主人公・すずを常に見守っていた、幼馴染の「しのぶくん」こと久武忍。すずの母が亡くなる現場に居合わせたしのぶは、「すずを守る」と固く決意した過去を持ちます。 この記事では、そんなしのぶのプロフィールや声優情報をまとめて紹介!さらに、「すずとのその後」や「<U>のアバターは持っていた?」など、重要な情報を考察します。 ※この記事は『竜とそばかすの姫』(2021)のネタバレを含みます。
『竜とそばかすの姫』久武忍/しのぶくんのプロフィール
「しのぶくん」こと久武忍(ひさたけしのぶ)は、すずの幼馴染で同級生です。バスケットボール部のエースを務め、女子生徒から絶大な人気があります。 幼い頃、すずの母が中洲に取り残された子どもを救い、命を落とす事故現場にしのぶも居合わせました。しのぶは、母を追おうとするすずを力ずくで引き止め、その後「すずを守る」と約束します。 転校を経て高校で2人は再会しますが、釣り合わないと感じるすずに距離を置かれてしまい、しのぶは遠くから見守るようになりました。
『竜とそばかすの姫』しのぶくんはすずと付き合う?その後を解説
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— 【公式】『果てしなきスカーレット』@スタジオ地図 (@studio_chizu) September 13, 2021
映画のラストでしのぶとすずの"その後"を連想させる描写がありました。 しのぶは「やっと解放された。もう見守るんじゃなくて、普通に付き合えるような気がする。昔からそうしたかったんだ」とすずに告げます。 この「付き合う」には「①恋人として」と「②対等な個人として」の二重の意味が考えられます。これまで「保護者」のように見守ってきたしのぶは、「②」として向き合いたいと意図した可能性が高いです。 しかし、すずは顔を赤らめ、「①」の意味で受け取った様子がうかがえます。すれ違いから、お互いの本心を確かめ合い、恋人になるという"その後"も十分に考えられますよね。
『竜とそばかすの姫』しのぶくんはなぜベルの正体に気づいた?

しのぶがなぜ「すずの正体がベル」だと気づいたのでしょうか。作中では、しのぶが正体に気づいた描写は描かれていません。 推測になりますが、しのぶはすずの「歌声」を聞いて、ベルの正体だと気づいたと考えられます。むしろ歌声以外で、しのぶが正体に気づくヒントがありませんでした。 そして、母を亡くしてから歌えなくなっていたすずですが、小学校時代から家族ぐるみで関係のあったしのぶであれば、すず本来の歌声を聞く機会もあったはずです。
『竜とそばかすの姫』しのぶくんのアバター/アズは登場する?

『竜とそばかすの姫』のエンドロールでは、主要人物とアバター/アズが順番に映されますが、しのぶのアズは登場しません。つまり、しのぶは〈U〉のアカウントを持っていないと推測できます。 また、終盤の廃校シーンでも、周囲がデバイスを装着して〈U〉の世界からすずを応援する中、しのぶだけはデバイスを装着していませんでした。やはりしのぶは「現実世界」ですずを見守っていたのです。
『竜とそばかすの姫』久武忍/しのぶくんの声優は成田凌が担当

しのぶの声優を務めたのは、成田凌です。映画『スマホを落としただけなのに』(2018)で日本アカデミー賞・新人俳優賞、『窮鼠はチーズの夢を見る』(2020)で優秀助演男優賞にノミネートされるなど、演技派俳優として知られています。 細田守作品では、『君の名は。』(2016) で勅使河原克彦役を演じ、『天気の子』(2019)でも同役でカメオ出演しました。
『竜とそばかすの姫』しのぶくん/久武忍はすずを見守る幼馴染

細田守作品『竜とそばかすの姫』(2021)に登場する、しのぶくんこと久武忍のプロフィールや声優、すずとの関係性について解説・考察しました。 世界中でただ1人、ベルの歌声の主がすずだと感じ取ることができたのは、しのぶが幼い頃からずっと、現実の世界ですずをそばで見守り続けてきたからこそでしょう。 ぜひ、しのぶの視点にも注目して『竜とそばかすの姫』を改めて鑑賞してみてください。
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