2016年12月24日更新 28,295view

2017年春朝ドラ『ひよっこ』あらすじ・キャスト【有村架純が主演に抜擢!】

2017年度前期NHK朝の連続テレビ小説『ひよっこ』が4月3日から放送されます。主演はオーディションなしで大抜擢された有村架純。脚本は『ちゅらさん』など2度の朝ドラ経験を持つ岡田惠和。高度経済成長時の日本を描く本作に注目が集まっています。

来春、2017年度前期NHK朝の連続テレビ小説『ひよっこ』

ひよっこ2

2017年4月3日から放送開始予定のNHK朝の連続テレビ小説『ひよっこ』。

本作は高度経済成長で沸く日本を陰から支えていた人々の姿を描きます。ストーリーは東京オリンピックが開催された1964年の頃から始まります。

今回はそんな、注目の新朝ドラ『ひよっこ』について紹介していきます。

オーディションなしで有村架純が主演に決定!

有村架純

NHKのドラマといえば、多くの芸能人がこぞって出演したがり、役獲得のためにオーディションを勝ち抜いていくのが普通です。しかし、稀に製作者側の強い意向により、オーディションなしで登用される役者がいます。

今回の2017年度前期の朝ドラ『ひよっこ』はまさにその例で、有村架純が主演に大抜擢されました。

脚本を担当する岡田惠和が映画『阪急電車 片道15分の奇跡』での有村との仕事の経験から、今回の朝ドラヒロイン役へと熱いオファーをしたようです。

2013年の朝ドラ『あまちゃん』で小泉今日子演じる天野春子の青年期に扮していた有村架純。今回は初めての朝ドラヒロインを演じるということで、その頃との心持ちとは全く異なり、主演としてのプレッシャーを感じながら緊張した様子を見せました。『ビリギャル』や『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』など、映画・ドラマと引っ張りだこの有村架純に期待が高まります。

『ひよっこ』あらすじ

ひよっこ

17歳の谷田部みね子は茨城県の北西部の山、あいの村で祖父・母・きょうだい達と住んでいます。父は村で初めて大学へと進学した頭の良い兄の学費を稼ぐため、東京へと出稼ぎに。東京とは遠く切り離された村に住むみね子は、東京がオリンピック開催に向けて沸く中、ぼんやりと家の農作業を手伝ってこれからの人生を過ごすものだと思っていました。

しかし、父が正月に東京から帰ってこないという事件が…。

みね子は父親を探すために東京に上京することを心に決めます。幼馴染である2人の親友と集団就職で東京の町工場で働き始めます。しかしそこでの労働は、低賃金のうえに長時間でとても辛いものでした。それでもなんとか周りの人たちに支えられ、仕事と父親探しを続けていきます。そんな中ある日みね子の働く工場が、オリンピック後の不況が原因で潰れてしまい職を失うことになります。

途方に暮れていたみね子は、東京で出稼ぎをしていた父より以前から聞かされていた味に定評のある洋食屋で仕事をすることになります。心優しい店の女将とその息子の料理長やコックたちに囲まれて忙しく働いていくことで、成長していくみね子。住み慣れない東京での生活が、町の人々との関わりの中で現実のものとなっていきます。

ドラマタイトル『ひよっこ』の意味は?

ひよっこ

ドラマ『ひよっこ』の舞台である1960年代の日本は高度経済成長期の真っ只中。とにかく大量生産が良しとされたこの時代、東京では多くの働き手を確保することが必要とされていました。そんな中、本作のヒロイン・みね子のように田舎から出稼ぎのために上京し「集団就職」をする中卒者たちが増加したのです。彼らは中学卒業間もない若者であったため、低賃金で長時間働くことができ、さらに長い年月をかけて着実に技術を習得していくことができると期待されていました。そんな彼らは労働力として重宝され、「金の卵」と呼ばれていたのです。この言葉は1964年には流行語にも選ばれています。

タイトルである『ひよっこ』は本作が、「金の卵」の1人であるみね子が激動の時代に大都会で社会に揉まれながら自分の殻を破って大きく成長してゆく姿を描いたドラマであるということを表していると言えるでしょう。

ヒロイン・みね子の家族

父・実/沢村一樹

沢村一樹

出典: topicks.jp

東京に出稼ぎをしており、ある日突然行方知らずとなる、有村演じる谷田部みね子の父親を沢村一樹が演じます。

農業が本当は大好きで、家族とほとんど離れて東京で暮らすも遠くから思っている優しい父親です。

母・美代子/木村佳乃

木村佳乃

奥茨城で夫と離れ、子供達と一緒に暮らすみね子の母を木村佳乃が演じます。

夫が不在の中、寂しい思いをしていながらも農業をしながら内職をし、その明るい性格で家族を支えています。おしゃべりで家族のムードメーカー的存在です。

祖父・茂/古谷一行

古谷一行

寡黙で毒舌な祖父を演じるのは古谷一行です。古谷は『虹』以来となる47年ぶりの朝ドラ出演となります。

実は誰よりも家族のことを理解している、大黒柱的存在です。

叔父・小祝宗男/峯田和伸

峯田和伸

みね子の叔父小祝宗男を演じるのは峯田和伸。パンクバンド銀杏BOYZのボーカル・ギターとしても活動している俳優です。

養子として谷田部家を出ており離れて暮らしていますが、父親が不在を気にかけよく訪れます。明るい性格をしており、海外志向でもある彼ですが東京にも行ったことはありません。

その他キャストは?

助川時子/佐久間由衣

佐久間由衣

主人公みね子の幼馴染の助川時子を佐久間由衣が演じます。ファッション雑誌『ViVi』のモデルとして活躍し、映画『人狼ゲーム ビーストサイド』への出演を皮切りに女優としても活動を始めています。

集団就職で東京のトランジスタラジオの工場で働きますが、村一番の美人である時子は女優になるという夢を持っています。みね子とは性格は真逆で気が強いですが、唯一無二の親友同士です。

角谷三男/泉澤祐希

泉澤祐希

同じく主人公みね子の幼馴染の角谷三男を演じるのは泉澤祐希。朝ドラでは子役時代に『すずらん』に、2015年には『マッサン』にも出演していました。『白夜行』、『東京が戦場になった日』、『表参道高校合唱部!』など多くのドラマに出演しています。

三男は農業を続けたいという思いがあったにもかかわらず、集団就職で日本橋の米屋で働くことになってしまいます。時子に思いを寄せており、東京でもみね子、時子とともに支えあいながら奮闘します。

助川君子/羽田美智子

羽田美智子

時子の母親を『警視庁捜査一課9係』『花嫁のれん』で知られる羽田美智子が演じます。

みね子の母親の美代子とは昔からの幼馴染で、よく谷田部家を訪れ2人でお喋りをしています。娘の上京には快く思っておりません。

角谷きよ/柴田理恵

柴田理恵

出典: jisin.jp

三男の母親をバラエティ番組で活躍する柴田理恵が演じます。

りんご栽培を行う農家で、息子に対しては口うるさい性格です。しかし上京する息子を見送る時は号泣してしまう、情の深い母親です。

助川正二/遠山俊也

遠山俊也

出典: eiga.com

時子の父親の助川正二を遠山俊也が演じます。気の強い妻の君子には尻に敷かれているようです。

益子次郎/松尾諭

松尾諭

出典: eiga.com

村のバスの車掌を松尾諭が演じます。ドラマ『SP 警視庁警備部警護課第四係』や映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』『シン・ゴジラ』など多くの作品に脇役として個性を光らせる俳優・松尾諭。

集落から町をつなぐ唯一の交通手段であるバスの車掌で、村の利用客とは近い関係にありお喋りにも混ざります。

脚本は岡田惠和が担当!

岡田惠和

出典: twitter.com

脚本を担当するのは、『ちゅらさん』、『おひさま』の脚本も担当した経験のある岡田惠和。そんな彼が3度目の朝ドラに挑戦します。

岡田は自分の幼少期であった東京オリンピックからの時代、古き良き日本と言われる時代のリアルな社会・人々を描くことに意気込みを見せています。

どんな時代にも今と同じように光と同時に影もある。そこにも目を逸らさずに、新しい日本がスタートして、まだ「ひよっこ」だった時代を懸命に生きた人の人生を観ることで、今を生きるためのヒントになれたら、そう思っております。

あまりスポットライトの当たることのない茨城への思いも大きいようです。東京からもさほど遠くもなく、しかし決して近くもない「日本の故郷の原風景」である茨城のことを日本中の人々に知ってもらいたいと語っています。

また、脚本を担当するにあたり岡田はヒロインに有村架純を熱望していました。岡田は、

有村架純さんとはデビュー当時から何度か仕事をさせていただいてきて成長を見てきました。そして朝ドラをやるべき人だと強く思っていました。朝ドラのヒロインをやってほしい。そしてその朝ドラは絶対私が書きたい。そう強く熱望して願いがかないました。今、とても幸せです。

と、熱くその胸中を明かしました。

音楽はディズニーのショーも担当する宮川彬良

宮川彬良

音楽を担当するのは数々のイベントや番組などの音楽を手掛けてきた人気音楽家・宮川彬良です。宮川はディズニーランドで音楽の担当をしてほしいと依頼が来て担当しました。

また、2004年に大ヒットした曲・マツケンサンバの作曲を手掛けたのも宮川です。その一方でピアノコンサートを開いたりするなど多彩な音楽の才能を発揮しています。果たして、今回のドラマの音楽はどのようになるのでしょうか。

『ひよっこ』舞台は茨城県北西部!

茨城県

今回ドラマの舞台となるのは茨城県北西部です!あまり物語の舞台となることが少ない茨城県。全国の魅力度調査でも常に下の方にランクされる茨城は、NHK朝ドラでもまだ一度しか舞台となっておりません。

農業産出額全国2位の農業が盛んな日本の原風景を楽しめることが予想されます。

魅力度最下位の魅力をアピール!?

『ひよっこ』

舞台の茨城県は、残念ながら日本でも魅力度が低い県として知られています。そんな茨城ですが、今回スポットが当てられるのではないでしょうか。 

主演を務める有村架純は

必ずこのドラマで茨城県の景色だったり、人柄の良さも伝えてまいりますので、ぜひ応援のほど、よろしくお願いいたします

と茨城の魅力を伝えていくと言っています。

また、山形出身の峯田和伸は

しばらくこんな光景見てなくて、懐かしいなと。ちょっとしたシーンでも遠くから見ているんですけど、泣けてくるなところがありまして。本当にいい作品に関わらせていただいているなと感謝しています
引用:getnavi.jp

と茨城の景色の良さを語っています。

この他にもドラマで新たな魅力がたくさん出てくるのかもしれません。

有村の「だっぺ」に注目!

有村架純『ひよっこ』

ドラマ内での会話は茨城弁でしています。茨城弁は茨城県の方言で、標準語と比べても発音などが違っています。例えばか行、た行の濁音化があります。

また、作中では’だっぺ’という言葉が多く出てきます。だっぺは茨城県の方言で意味は~でしょ、~だろう。という意味です。有村などがこのだっぺを使って会話しておりその姿がかわいいとスタッフで話題になりました。

朝ドラでは「じぇじぇじぇ」や「びっくりぽん」などの言葉も流行したのでこの言葉も流行するのではないでしょうか。

朝ドラ『ひよっこ』の放送予定

ひよっこ

朝ドラ『ひよっこ』は2017年4月3日から9月30日にかけて全156話放送されます。月曜から土曜まで1週間に6話公開されます。
放送時間は以下の通りです。

・毎週月曜から土曜(1日1話)
7:30〜7:45(BSプレミアム)/8:00〜8:15(NHK総合)/12:45〜13:00(NHK総合)/23:00〜23:15(BSプレミアム)

・毎週土曜日(総集編)
9:30〜11:00(BSプレミアム)

この記事はこちらの特集に含まれています。

NHK朝ドラ特集
参考URL
www.nhk.or.jp
www.hochi.co.jp

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