実は歌もいける?内野聖陽
1968年9月16日生まれ、神奈川県横浜市出身の俳優・内野聖陽。本名の読みは「うちのまさあき」でかつては芸名としても使用していましたが、読めない人が多かったとの理由から2013年7月より芸名を「うちのせいよう」読みに変更しました。
1992年大学在学中に文学座研究所に入所し、翌年研修科1年となったあとはドラマの端役などで経験を積んできたそうです。その後1997年には文学座の座員になり文学座はもちろん、他の劇団の演劇やミュージカル『エリザベート』に出演するなど、ドラマや映画だけでなく様々なところで活躍しています。
『ユー・ガット・メール』よりも先に公開!パソコン通信でのラブストーリー(1996年)
Moto_Ishiduka
(^-^)←こいつの可愛さから全ては始まる。掲示板から知り合ってメッセを送り合うネット内での関係。いわゆる指先からの恋ってやつは今じゃ当たり前だし、なんなら今はスマホだし。でもこれは90年代、大きなパソコンでキーボード両手に会話。フロッピーディスクなんて、久しぶりに聞いた。だからこそ当たり前のことが当たり前のように感じなくて、それがちょっと新鮮で。ハルの真っ直ぐさとほしの純粋さにホッコリした。機械の字は重みがないしホントかウソかなんてわからない。言葉なんてどうとでも書けるからかえって回りくどく表現しちゃう。でも2人はちがって、心で会話して、お互いの不安を埋めて、良い方向に進んでく。この映画でちょっと勉強したらいい恋ができます。
夢を失い平凡な生活を送る速水昇(内野聖陽)は、(ハル)というハンドルネームでパソコン通信の映画フォーラムに参加する。そこで「ほし」(深津絵里)というユーザーと意気投合し、(ハル)は(ほし)に好感を持っていく。そんななか(ハル)は(ほし)の住む盛岡へ出張することになるが.....。
パソコン通信を題材にした異色のラブストーリーの本作は、同様の題材を扱ったハリウッド映画『ユー・ガット・メール』より3年早く公開されました。
生きてる人間が何より怖い!(1999年)
Yuka_Ono
『黒い家』鑑賞。ホラーの中にブラックコメディが入ってる。おばちゃんの狂気。後を引かない怖さだけど、結構な恐怖。サイコパスのような若者が増えていずれ本物がそれに紛れて擬態してしまうと作品内で言ってたけど本当にそうなりそうで怖い。
生命保険会社に勤務する若槻慎二(内野聖陽)は、加入者の菰田重徳(西村雅彦)からの呼び出しで出向いた菰田宅で息子の自殺死体を発見する。保険金の支払いをめぐって調査するうちに、菰田夫婦の異常な行動が明らかになり.....。
本作は第4回日本ホラー小説大賞を受賞した貴志祐介の同名小説の映画化作品で、内野聖陽はまじめで気弱な性格の若槻を演じています。
豆腐屋夫婦の愛と人情物語(2007年)
te_po777
TV放送で鑑賞。じーんとくる良い時代劇でした。お豆腐食べたい。
kojika17
豆腐屋の話。
当時感動した覚えがある。
京で修業してきた永吉(内野聖陽)と桶屋の娘おふみ(中谷美紀)が深川の長屋で営む豆腐屋「京や」は、江戸の人になかなか受け入れられず苦戦していた。おふみの笑顔と努力の甲斐あって次第に繁盛しだし、やがて3人の子どもにも恵まれ幸せな日々を過ごしていたのだが.....。
時代小説の名手である山本一力が直木賞を受賞した小説を映画化した本作で、内野聖陽は中谷美紀とともに主演を務めました。
怒涛のどんでん返しに翻弄される(2009年)
Haruhiko_Kanazawa
何度も何度も「え?」が続く。コメディーと思って観たらあっさり裏切られた。
Abbeyroad0126
配役もはまっているし、先が読めない
展開ですごくすき・:*+.\(( °ω° ))/.:+
実写化された邦画で唯一すきな映画です!
急停止したエレベーターに閉じ込められてしまった、見るからにワケありな男女4人。非常ボタンは故障し携帯電話は電池切れという最悪な状況で、なぜかそれぞれの秘密を暴露し合うことになり互いに不信感を募らせていくなか、思いもよらぬ事件が待ち構えていた。
木下半太の同名ベストセラー小説をテレビ構成作家の堀部圭亮が映画化し、主演の内野聖陽は刑務所帰りで空き巣を狙っていた男・安井三郎を演じています。
正義を貫いて死んでいった内野聖陽(2010年)
S117_JON
シンプルいずベスト。
ストーリーは分かりやすくすんなり見れる。
役者は最高。
殺陣や演出のインパクトも強く素晴らしい。
このようにちゃんとしたいい映画をもっと邦画で出してほしい。
松平斉韶(稲垣五郎)のあまりの暴君ぶりに、老中・土井は御目付役・島田新左衛門(役所広司)に斉韶暗殺の命を下す。新左衛門のもとに集った刺客たちは江戸から明石への参勤交代の道中で斉韶の暗殺を計画するが、刺客13人対300人超の対決が始まってしまう.....。
内野聖陽はこの作品で、松平斉韶の暴政を訴えるため老中・土井大炊頭屋敷前で切腹自害した明石藩江戸家老の間宮図書を演じました。
人気テレビシリーズが待望の映画化(2012年)
Sacchin
検死官ならではの死亡推定時刻のワナ。狂気の認定と冤罪。
tieko
再放送でドラマ観て流れで鑑賞。
面白かったです。
都内で起きた無差別通り魔事件の犯人は、心神喪失が認められ刑法第39条により無罪が確定してしまう。それから2年後、犯人の担当弁護士と精神鑑定を行った医師が殺害され、通り魔事件の遺族に疑いの目が向けられる。しかし検視官の倉石義男(内野聖陽)は死亡推定時間に疑問を持ち、犯人は別にいるという推察のもと事件の真相を追っていく。
ベストセラー作家・横山秀夫が描く同名小説の人気テレビドラマ劇場版の本作で、内野聖陽は敏腕ながら型破りの検視官の倉石を演じています。
悪魔のような女子高生との対決(2015年)
wakamewatts
この映画原作が小説で、しっかりまとまっていて面白かった。高校生の一人娘が突然学校のベランダから落ちて死ぬ。父親は落ち込んでしまう。やがて娘のパソコンにある日記から、二人の同級生にいじめられていたことを察知。しかし、この二人の友人の一人は、頭がよくで悪知恵が働く。執拗に原因を探ろうとする父親と、この悪知恵の女の戦いが始まる。いじめという問題は、犯罪にしにくい傾向があるが、その絶妙な間隙で物語は展開する。(#15-122)
娘の加奈が高校のベランダから転落死したことを受け止められない父親の安藤聡(内野聖陽)は、娘の死が事故か自殺かクラスメイトに接触し調べていく。そんな折、スクールカーストの頂点に君臨する美少女・咲(吉本実憂)と対峙することになるが.....。
娘の死の真相を追う行動心理学者を内野聖陽が演じ、人の心理を操る術を持つ女子高生との攻防が描かれています。
日本とトルコの友好映画(2015年)
copparman
20160121
日本人であることが少し誇らしくなる。
見返りのない優しさを持つことの大切さ。
kei_happyvalley
史実に基づいた映画。
国を越えた助け合い。素晴らしい。
泣けた。
1890年9月の和歌山県沖、オスマン帝国の親善訪日使節団が乗った船が座礁し618人の乗組員たちが海へ投げ出されてしまい、元紀州藩士の医師・田村元貞(内野聖陽)ら地元住民が協力して救助活動を行っていく。のちにイラン・イラク戦争下のテヘランでは、取り残された日本人のためトルコ政府がある行動を開始する。
日本とトルコの友好関係のきっかけとなったトルコ軍艦エルトゥールル号海難事故と、戦争下での日本人救出を題材にした本作で内野聖陽は第39回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を得ました。