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- ダスティン・ホフマンのプロフィール
- 1.ダスティン・ホフマンの名を知らしめた不朽の名作【1967年】
- 2.ダスティン・ホフマン、英国アカデミー賞主演男優賞受賞作【1969年】
- 3.西部劇の転換期作としても名高い作品【1970年】
- 4.タイトルの語源は老子の語録から【1971年】
- 5.アン・リシェールの伝記小説を映画化【1973年】
- 6.ダスティン・ホフマンが演じるスタンダップコメディアンの生涯【1974年】
- 7.ウォーターゲート事件を題材にした社会派サスペンス【1976年】
- 8.原作者ゴールドマンが脚本も担当した作品【1976年】
- 9.ダスティン・ホフマン、アカデミー主演男優賞受賞作【1979年】
- 10.女装したダスティン・ホフマンのコメディー映画【1982年】
- 11.サヴァン症候群の男をダスティン・ホフマンが熱演【1988年】
- 12.見えない敵と戦う、微生物災害サスペンス【1995年】
- 13.犬が振る尾は国民か、それとも大統領か【1997年】
- 14.キャスト全員が英語で演技する独仏西合作映画【2006年】
- 15.中年男女の恋愛模様【2008年】
ダスティン・ホフマンのプロフィール
1937年8月8日カリフォルニア生まれの俳優、ダスティン・ホフマン。
サンタモニカ市立大学の演劇科を経てニューヨークに移り、生活のため一旦演劇を離れ教員をしていた60年代にブロードウェイで初舞台を踏むと、『The Tiger Makes Out』(1967)という日本未公開の作品のチョイ役で映画デビューを果たしました。
その後映画『卒業』の主演で一躍注目の俳優となると、ハリウッドの職人的俳優として数々の賞を受賞する名優となりました。
プライベートでは1969年に元バレリーナで連れ子のいるアン・バーンと結婚し、娘ジェンナをもうけるも離婚。1980年に映画プロデューサーの娘リサ・ゴットセーゲンと再婚し4人の子供をもうけました。
1.ダスティン・ホフマンの名を知らしめた不朽の名作【1967年】
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サイモン&ガーファンクルの音楽が素敵。童貞でバカ真面目だった主人公が人妻に翻弄されて成長する過程が何だか面白い(笑)エレーンに対してはストーカーじゃないの?と思ってしまう(笑)
有名なラストシーンは見てて爽快。自然と応援したくなってしまう!
大学で新聞部の部長を務め、陸上でも好成績を残す優秀な学生だったベンジャミン(ダスティン・ホフマン)は、大学卒業後に戻った故郷でのパーティで、陽気に振舞いながらどこか将来への不安を抱えて盛り上がれず、部屋に逃げ込みます。
追いかけてきたのは、ベンジャミンの父親のパートナーであるMr.ロビンソンの妻、ロビンソン夫人。裸で迫ってきた夫人を一度は断るベンジャミンでしたが、やがて肉体関係を結ぶようになるのでした。
2.ダスティン・ホフマン、英国アカデミー賞主演男優賞受賞作【1969年】
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いわゆるアメリカン・ニューシネマの代表作の1つ。
ニューヨークでジゴロとして稼ぐことを夢見るテキサスの田舎者ジョーと、ニューヨークで売春のあっせんをする脚の悪いリコとの奇妙な交流と友情を描いた作品。
救いようのない話だけど、やはり名作。
個人的には、ジョン・ヴォイト扮するジョーが人間として少しずつ変化していく点がいい。フロリダ行き途中でカウボーイスタイルの衣服とブーツをゴミ箱に捨てるシーンがとても印象的。彼の挫折と成長を象徴するシークエンスだね。
そしてダスティン・ホフマン。
演技うますぎ。
「トッツィー」の役者、「ミートザペアレンツ2」のお父さんと本当に同一人物?ってくらい。偏屈で狡猾で底辺でくすぶってる感の演技が本当に凄い。
「フロリダでは俺のことをラッツォじゃなく、ちゃんとリコって呼んでくれ。」って虫の息でジョーにお願いするリコがたまらなく哀しい。
金持ちの女性を相手に、男の魅力で金を稼ごうとテキサスからニューヨークに出てきた青年ジョー(ジョン・ボイド)は、逆に娼婦に手玉に取られて金を巻き上げられる始末。
やがてジョーは足を引きずり頻繁にせき込む小男ラッツォ(ダスティン・ホフマン)とスラムで知り合い、廃墟での生活を共にするなか友情が芽生え、ラッツォの夢であるフロリダへ連れて行ってやろうとします。
3.西部劇の転換期作としても名高い作品【1970年】
アメリカ先住民族であるシャイアン族に育てられ、121歳まで生きているジャック・クラブ(ダスティン・ホフマン)の数奇な半生を描いた物語です。
幼少期に両親を殺したシャイアン族のもと「小さな巨人」とあだ名される勇気ある子供として育ったジャックは、白人との戦いで騎兵隊に捕まり、白人の村で生活することになります。そこには先住民族根絶に執念を燃やす、カスター将軍がいるのでした。
4.タイトルの語源は老子の語録から【1971年】
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暴力賛美映画ではないと思うけど、暴力によるカタルシスは凄まじいものがありました…
登場人物全員げすいし、どうかと思いながらも、「暴力にのまれる」ということの描写がしっかりされていて、目を背けることなく観れたあっという間の120分。
映画でしか体験できない体験しました。
暴力が蔓延るアメリカを離れ、妻エミーの故郷であるイギリスのコーンウェルに移ってきた数学者のデビッド(ダスティン・ホフマン)は、無知な村人に奇異の目で見られ時に罵られながらも、研究に集中する日々を送っていました。
しかし精神薄弱者のヘンリーを家の納屋に匿ったことがきっかけで、デビッドは暴力の渦に巻き込まれていきます。
5.アン・リシェールの伝記小説を映画化【1973年】
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「大脱走」や「アルカトラズからの脱出」のような脱獄映画を想像していたけれど、全く違った。自由への執着心に憑りつかれ、何度も脱獄を繰り返す主人公・パピヨン。脱獄に失敗して何年も独房に入れられても諦めないパピヨンを演じるスティーブ・マックイーンの姿には狂気すら感じました。冒頭からギロチンで囚人の頭が飛んだりと痛々しいシーンが多く、かなりヘビーでしたが、脱獄シーンはなかなか見ごたえあって面白かったです。飄々とした演技のダスティン・ホフマンがまた良かった~
胸の蝶のタトゥーから「パピヨン」とあだ名される男(スティーブ・マックイーン)は、金庫破りをしたにも拘わらず仲間の裏切りで殺人の罪を着せられ、南米仏領ギアナの監獄へ送られます。
理不尽な強制労働を課せられ、納得のいかないパピヨンは脱獄を決意。計画に必要な資金や物資を集めるべく、国債の偽造で捕まった囚人ルイ・ドガ(ダスティン・ホフマン)と協力しながら事を進めます。
6.ダスティン・ホフマンが演じるスタンダップコメディアンの生涯【1974年】
駆け出しのコメディアンであるレニー(ダスティン・ホフマン)は、ストリッパーのハニーと結婚してコンビで活動を始めるも、ほどなくして生活は破綻してしまいます。
ロサンザルスに移りヘロインに溺れる2人の生活は荒む一方でしたが、娘が生まれて後、ストリップ小屋の司会で始めた自虐ネタや痛烈な社会風刺。黒人を前に黒人差別を堂々と叫ぶなどの過激なトークで、アンダーグラウンドのコメディアンとして徐々に人気を博していきます。
しかしそれも長くは続かず、周囲に見放されていったレニーは…。
7.ウォーターゲート事件を題材にした社会派サスペンス【1976年】
tophelos
2014/04/19 BS
たまたまの偶然なのだが「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」にも出演しているロバート・レッドフォード出演の本作を鑑賞した。言わずと知れた「ウォーターゲート事件」を題材にした実話の映画化であるが、事件を追いかけるのは刑事ではなく新聞記者なので、「捜査」ではなく「取材」である。謎の情報提供者「ディープ・スロート」との密会シーンにこそ強い緊迫感が漂うが、アクション的な要素も皆無で派手さは全くと言っていいほどない。それでもスリリングな展開でグイグイと物語に引き込まれてしまうのだから、さすがアカデミー四部門受賞作である。それにしても70年代数々の名画の絵作りはどれもこれも素晴らしい。
1972年。ウォーターゲート・ビルの5階にある民主党全国委員会本部オフィスに5人の男たちが不法侵入する事件が起き、犯人が逮捕されます。
ワシントン・ポストの新米記者ボブ・ウッドワード(ロバート・レッドフォード)は、上司であるハワード・ローゼンフェルド(ジャック・ウォーデン)に事件について調べるように命ぜられ、容疑者の身元を調べるなか1人がCIA職員であると発覚し、ただの侵入事件ではないと確信します。
ボブも先輩記者であるカール・バーンスタイン(ダスティン・ホフマン)もまた事件に興味を抱いており、共にこの事件の担当にして貰えるよう、上司に頼み込むのでした。
8.原作者ゴールドマンが脚本も担当した作品【1976年】
コロンビア大学の大学生ベイブ(ダスティン・ホフマン)は、趣味のマラソン中に自動車事故を目撃します。事故で亡くなったのは、国際指名手配中のナチスの戦犯であるクリスチャンの老いた兄クラウスと、ユダヤ人の老人。
クリスチャンはアメリカの諜報組織「デヴィジョン」に所属するドクを通じてダイヤの密輸をしており、クラウスはその連絡役なのでした。
横領を疑ってドクを暗殺し、死の間際に傍にいたベイブに何か言い残したのではないかと思いこんだクリスチャンは、ベイブを拉致して拷問しますが…。
9.ダスティン・ホフマン、アカデミー主演男優賞受賞作【1979年】
kkkomoeri
テッドが徐々に父親らしくなっていく様子がほっこりする。子育てするのに適切な性別はない、という言葉には考えさせられた。最後と最後にフレンチトーストを作るシーン、好きだな〜 #ネタバレ
仕事人間のテッド・クレイマー(ダスティン・ホフマン)は、妻ジョアンナ(メリル・ストリープ)と結婚8年目を迎え、7歳になる息子ビリーを気にかけつつも、朝まで家に帰らない日々を送っていました。
やがてビリーを残して出て行ってしまうジョアンナ。テッドは仕事とビリーの世話でてんてこ舞いになるなか、それまで放置してきた息子との関係を改めて築き上げていくのでした。
10.女装したダスティン・ホフマンのコメディー映画【1982年】
akamatushin
女装ものの中でも1、2を争うコメディ。これとロビン・ウィリアムスのMrs.ダウトは抜群の面白さ!
ダスティン・ホフマンが女装って…胸にもこだわりをもって望んでる様子。
続けて真夜中のカウボーイを観たので、ダスホフの凄さがより分かりました!
中年俳優のマイケル・ドーシー(ダスティン・ホフマン)は、スタッフと年中揉めてしまう性格により、仕事がゼロになってしまいます。
一度売り込んで断られたTV曲に、翌日女装して乗り込んだマイケルは、女性のドロシーとしてソープオペラの病院経営者役に合格。
仕事と割り切ってドロシーを演じていたマイケルでしたが、徐々に人気が加速してしまいます。
11.サヴァン症候群の男をダスティン・ホフマンが熱演【1988年】
arsktm
お金欲しさに、父親の遺産相続人である自閉症の兄を施設から連れ去った弟が、兄と旅をしていくうちに本来あるべき兄弟の絆を取り戻す話。名作だと思います。見て損なし。映画のタイトルからどんな内容なのか想像もできなかったけど、観ていくうちにタイトルの意味が分かってきます。自閉症の症状がどういうものなのか丁寧に表現されていました。真の兄弟愛、素敵でした。兄弟、姉妹の関係について考えさせられました。
ロサンゼルスで高級車のディーラーをしているチャーリー(トム・クルーズ)は、仕事が上手くいかず悶々と過ごすなか、父の訃報を受けます。
故郷に帰ったチャーリーを待っていたのは、父の遺産が車と薔薇を除いて、サヴァン症候群で施設にいる兄レイモンド(ダスティン・ホフマン)に預けられるという内容の遺言でした。
遺産の取り分をどうにか増やそうと兄を施設から連れ出したチャーリーは、兄の特殊な能力である記憶力や数学的才能に気付き、ひと儲けしようとラスベガスへ向かうのでした。
12.見えない敵と戦う、微生物災害サスペンス【1995年】
Yuka_Ono
「アウトブレイク」鑑賞。結局一握りの上層部の人しか正しい情報が入ってないのよね。一般市民は上の人たちが何かしてくれるのを待つしかない。作品の意図とはズレてるけどそこが気になったな。頭の良さや判断力、専門的知識って大事だね。
アフリカのモターバ川周辺で謎の出血病が発生し、原因特定のため陸軍の医学研究所リーダーのサム(ダスティン・ホフマン)が調査を進めると、1967年に同じ病気が発生し、感染した傭兵部隊を丸ごと爆撃した事実に辿り着きます。
更に軍は爆撃の前に採取した血液を使い、出血病の原因となるウィルスで細菌兵器を作ろうと計画していたのでした。
13.犬が振る尾は国民か、それとも大統領か【1997年】
選挙中にセックススキャンダルを起こした大統領は、揉み消し屋「スピン・ドクター」ことコンラッド・ブリーン(ロバート・デ・ニーロ)を招集します。
コンラッドはスキャンダルから国民の目を逸らす為の、アルバニアとの架空の戦争をでっちあげるべく、ハリウッドの大物プロデューサーであるスタンリーの協力で、アルバニアが非情な国であることを印象付ける映像を作り上げていきます。
14.キャスト全員が英語で演技する独仏西合作映画【2006年】
epocheche
調香師の物語なので香りの描かれ方が幻想的で引き込まれましたが、最後のシーンは、現実離れしすぎていて呆気にとられてしまいました。
ですが、アラン・リックマン好きとしては観ていて損がないな、と。過保護なアラン・リックマン、最高です。
時は18世紀。パリの魚市場に産み落とされたジャン=バティスト・グルヌイユ(ベン・ウィショー)は、数キロ先のにおいをかぎわける能力を持っていました。
大人になったジャンはその能力が故にある少女の香りに取りつかれ、勢い余って殺害してしまいます。
能力を生かし調香師として成功したジャンは、理想の香りを手に入れるべく新たな少女を探しては殺し、香水の材料にしていくのでした。
15.中年男女の恋愛模様【2008年】
pixieazchan
こんな人生もありかなって。。♪主人公がどん底に落ちて行くのを観ているはブルーになってしまうけど、ステキな出会いをした彼は幸せ者♡ほんわかハートフルな作品。大好きなDustin HoffmanとEmma Thompsonの共演!ステキすぎます♡
離婚してニューヨークで一人暮らしをしているCM作曲家のハーベイ(ダスティン・ホフマン)は、娘の結婚式の為にロンドンへ飛びますが、式場でも仕事にかまけ、娘に自分ではなく義父とバージンロードを歩きたいと言われます。
空港のバーで落ち込んで飲んでいたハーベイは、同じように孤独を抱えた女性ケイト・ウォーカー(エマ・トンプソン)と知り合います。