鈴木京香出演のおすすめ映画12選

女優・鈴木京香は、1989年の映画デビュー以来、多くの作品に出演してきました。特に三谷幸喜作品には多く出演しています。今回はそんな鈴木京香が出演するおすすめ映画12作をご紹介します。
鈴木京香のプロフィール
鈴木京香は1968年5月31日生まれ、宮城県出身の女優です。大学在学中からモデルとして活躍していました。
スクリーンデビューは1989年。『愛と平成の色男』で女優として活動し始めました。さまざまな役柄を柔軟にこなす女優として知られています。代表作は、『きらきらひかる』『華麗なる一族』『ラヂオの時間』『39 刑法第三十九条』などです。
1:三谷幸喜監督が初めてメガホンをとった作品!【1997年】
素晴らしい演技派が出演されているのですが、私の中で一際印象的だったのが今は亡き細川さんの古風二枚目顔芸と渋い音量で発せられるしょうもない台詞であります
笑どころは随所にあるんですが、なぜか細川さんだけは極端にツボでした
ドナルド・マクドナルド!!
正直、三谷さんの他の作品の方が好きだし面白いと思う。しかし、この映画から学べることがたくさんあった。
ラジオドラマの無限の可能性。 音作りの大切さ。 経験の賜物だと思った。

『ラジオの時間』は、1997年に公開された三谷幸喜の初監督作品。コメディ映画で、実際にあった出来事を元にした話です。
鈴木京香は平凡な主婦役として出演しました。コンクールに応募したシナリオが採用されたところからストーリーが始まります。コミカル色の強い作品で、今観ても充分に楽しめる作品となっています。
2:鈴木京香主演の映画!ベルリン国際映画祭に出品した作品【1999年】

『39 刑法第三十九条』は、1999年に公開された鈴木京香の主演映画。刑法39条に対する問題提起というのが映画のテーマとなっていて、考えさせられるサスペンス映画です。
”ある事件”を中心に映画は展開していきます。鈴木京香が演じているのは、その事件の犯人の精神鑑定人である精神科教授の助手・小川香深。鑑定の結果、犯人は多重人格で、本来何ら責任能力なしになるところですが、香深はその結果に疑問を抱き、再鑑定をしていくというストーリーになっています。
3:恩田陸の小説を鈴木京香を主演に迎え実写化【2002年】
見終わって思ったのが、同じような一つの部屋で推理する系で男版なのがキサラギかなと。似ているようでだいぶ違うけど( ´∀`)

『木曜組曲』は恩田陸原作の映画で、2002年に公開されました。鈴木京香は主人公の、ノンフィクションライターである塩谷絵里子を演じています。
4年前に謎の死を遂げた女流作家を偲ぶ会が行われ、5人の女性たちが集まります。推理サスペンス映画であるこの作品では、登場人物がそれぞれ女流作家の死について独自の推理をしていきます。物語の真実がどこにたどり着くのかも、見どころとなっています。
4:ビートたけし主演でキネマ旬報ベストテン2位と評価の高い作品【2004年】


『血と骨』は、梁石日の小説が原作の映画で、2004年に公開されました。主演はビートだけしで、鈴木京香は主人公である金俊平の妻・李英姫を演じています。
映画の舞台は1923年の大阪です。韓国から来日してきた金俊平はかまぼこ工場を立ち上げ、財を成して金持ちになりますが、一方では身勝手な暴力や欲望に溺れており、その結果、少しずつ破綻していくというストーリーになっています。
暴力的ではありますがとても衝撃的で、一度観ておいて損はない作品です。
5:終戦60周年を記念して製作された戦争映画【2005年】


辺見じゅん著『決定版 男たちの大和』が原作の映画です。戦艦大和を描いた作品で、2005年に公開されました。
この映画は戦艦大和の乗組員とその家族や恋人にスポットが当てられています。鈴木京香は戦艦大和の二等兵曹・内田守の養女役で出演しており、父の生き様を知るために船で大和の沈没地点に向かいます。
終戦60周年を記念して制作されたということもあり、平和について深く考えさせられる映画です。
6:三谷幸喜監督作品の4作目、佐藤浩市を主演に迎えたコメディ映画【2008年】

最初から最後まで趣向を凝らしたストーリー展開で、飽きないし、盛大な悪ふざけ感が本当に可笑しい。 基本的にはコメディだけど、村田がラッシュを観るシーンとか、高瀬允とのやり取りのシーンは不意打ちでジーンときますネ。 終わり方が大好き。

『ザ・マジックアワー』は三谷幸喜監督作品で、2008年に公開されました。
この作品のテーマは、「人生で最も輝く瞬間」であり、三谷作品らしく、様々な要素が複雑に絡み合ったコミカルな映画となっています。鈴木京香が演じているのは、往年のモノクロ映画に出てくるヒロイン、という複雑な役。
古参の三谷ファミリー女優らしく、自然な演技でファンの目を惹いています。
7:伊坂幸太郎の小説が原作となった作品【2009年】


『重力ピエロ』は伊坂幸太郎の小説が原作の映画で、2009年に公開されました。鈴木京香は主人公の亡くなった母親役を演じています。
伊坂幸太郎の作品は多くが映画化されていますが、この作品は特に完成度が高いと原作ファンも納得するクオリティ。
鈴木京香が演じてる母親で作中では既に亡くなっていますが、物語にも大きく関わってきます。綺麗な母という役柄にぴったりの美しさにも注目してみてください。
8:日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞!3時間22分の長編映画【2009年】

俳優さんがやっぱりいいし、あまりダラダラしないで、必要最低限だけが残された感じだったからかな

『沈まぬ太陽』は山崎豊子の長編小説が原作の映画で、2009年に公開されました。航空会社の社会倫理を表現した作品で、鈴木京香は主人公である国民航空労働組合委員長の妻・恩地りつ子役を演じています。
鈴木京香は夫を献身的に支える妻として、強靭な態度で家族を守っています。テーマが社会的なものでありつつも、影にいる女性のおかげで男性が外で頑張ることができるということを表現しています。
9:三浦しをん原作で箱根駅伝を舞台にした映画【2009年】

ただ箱根ファンとしては、そんなに簡単に箱根駅伝って出られないだろーってシビアな目を向けてしまいます(´-`) 少し現実味がないかなと思いますが、すごく爽やかで後味のいい映画です。

『風が強く吹いている』は三浦しをんの小説が原作の映画で、2009年に公開されました。鈴木京香は特別出演として、主人公・ハイジの主治医役を演じています。
映画の舞台は箱根駅伝で、駅伝を通して成長する大学生の姿が描かれています。この作品では原作ファンのみならず、駅伝ファンにも多く絶賛されました。
10:1582年に実際にあった清洲会議を基にした三谷幸喜監督作品【2013年】


『清須会議』は、三谷幸喜による小説が原作で、2013年に三谷自ら映画化した作品です。鈴木京香が演じているのは織田信長の妹である、お市様。
この作品は1582年に実際に行われた清州会議を元にした映画です。リアリティが重視され、鈴木京香は眉を剃り、お歯黒をするという少々ショッキングなビジュアルを披露しました。
11:広告制作の裏側を描いたコメディ映画【2014年】
テンポ良く笑えて真剣で文句なし! 歌はサカナクション!音楽の組み方オシャレでした


『ジャッジ!』は2014年に公開されたコメディ映画で、国際広告祭でのCM審査が舞台になっています。鈴木京香は主人公の会社のライバル企業の社員役で、自身が手掛けたトヨタのCMを広告祭に出品しています。
広告祭には多くの企業が出品し、それぞれ自分の気に入った作品を入選させたいというライバル心を燃やしていますが、次第に友情も芽生えてくるというストーリーにも注目。
12:国語の教科書にも載った戦争児童文学を実写化【2015年】

いやしかし。 戦争とはいかにこわいものか。 ウチの母親は、戦争物を見るのを未だに嫌がります。 小さかったとしてもやっぱりイヤな気持ちになるんでしょうね。
あの時代のお母さんって、強かったんやなあ

『おかあさんの木』は1969年に大川悦生によって発表された児童文学が原作の映画です。戦争がテーマになっており、2015年に終戦70年目の節目として映画化されました。
鈴木京香はおかあさん・田村ミツを演じています。繊細な演技が多くの人の涙を誘いました。