2018年11月16日更新

知性の塊!レイブンクローの歴代生徒や特徴を徹底解説【ハリーポッター】

ホグワーツには4つの寮があります。中でも有名なのはグリフィンドールとスリザリンですが、残りの2つの寮については知らない方も多いのではないでしょうか?今回はそのうちの1つ、レイブンクローについて徹底解説します。

実は個性派の集まり!レイブンクローの魅力に迫る

「ハリー・ポッター」シリーズのファンなら誰もが知るように、ホグワーツには4つの寮があります。 中でも注目されがちなのはグリフィンドールとスリザリン。主人公のハリーたちが在籍していたグリフィンドールには主役級の勇敢な魔法使いたちが集まり、マルフォイの在籍していたスリザリンには狡猾な「悪役」とでも言うべき魔法使いたちが集まっていました。 しかし、残り2つの寮を忘れてはいけません。中でもレイブンクローは、多くの個性あふれるキャラクターが在籍していた魅力的な寮なのです。 レイブンクローの歴史や個性的な寮生たちを紹介しつつ、その全貌に迫ります。

レイブンクローの特徴

まずは寮の歴史や場所から解説していきます。

個性派と勉強家の集まり!

レイブンクローとは「機知と叡智に優れた者が集う寮」。成績優秀、勉強熱心な生徒が集まっています。 組分け帽子は聡明な頭脳を持つハーマイオニーを、グリフィンドールとレイブンクローのどちらに入れるか迷っていました。

創設者は聡明で偉大な魔法使い。娘との悲しい歴史も

創設者はロウェナ・レイブンクローという人物です。聡明な頭脳と冷静沈着な性格により、中世の最も偉大な魔法使いのうちの一人に数えられます。彼女はいつも着ければ賢くなるといわれる髪飾りを身に着けており、その髪飾りにも「計り知れぬ英知こそ、われらが最大の宝なり!」と刻まれているのです。 そんな彼女には娘がいました。ヘレナという名だった彼女は、ある日母の持つ優れた頭脳を手に入れるために彼女の髪飾りを盗み逃げ出したのでした。逃げた先で彼女は死亡してしまい、そのままレイブンクローの寮憑きゴーストとなりました。 ゴーストとなってからは「灰色のレディ」と呼ばれ、大人しい性格や美しい容姿、またホークラックスの捜索においてハリーを手助けしたエピソードで知られています。

空気、空をつかさどるレイブンクロー

レイブンクローのシンボルは鷲(映画では大カラス)。英語でレイブンは「渡りカラス」、クローは「かぎ爪」という意味です。そのネーミングと、鷲の持つ聡明なイメージがくっつけられたのでしょうか。 シンボルカラーは青とブロンズです。レイブンクローは四大元素の中で空気と結びついていますから、それぞれが空に関連して青空と鷲を表します。

寮の場所は西塔。頭脳派しか入れない⁉

レイブンクローの寮の場所は西塔で、そこの急な螺旋階段を一番上まで上った先の円形の部屋が談話室です。談話室からはホグワーツの敷地を一望できるようになっていますが、これは創設者ロウェナ・レイブンクローの“高みよりすべてを学ぶ”というメッセージが込められているためです。 談話室の中にはアーチ形の窓や濃紺の絨毯、星が描かれたドーム形の天井があり、落ち着いた雰囲気の部屋になっています。 他の寮の場合、寮に入るには合言葉が必要なのですが、レイブンクローは合言葉の代わりに謎を解かなければ寮に入れません。解けない場合は解ける生徒が現れるまで寮の中に入れませんが、これは言い換えるなら、謎が解ければ寮生でなくても入れるということです。実際に、小説版ではマクゴナガルが謎を解いて寮に入りました。

生徒だけじゃない!寮監も個性豊か

ハリー在学中のレイブンクローの寮監はフィリウス・フリットウィック。魔法使いとゴブリンのハーフである彼は、生徒としてレイブンクローに在籍していた頃から大変優秀で模範的な魔法使いだったようです。 呪文学を教えており、「すべての生徒が試験に合格できるように教えてくれる」とわかりやすい授業を行うことで評判で、とても優しい性格であることから他寮の生徒からも人気者です。 ゴブリンの血を引いているためにとても小柄なので、授業の際に机の上に積んだ本の上に乗ったり、回答用紙を呼び寄せる魔法を使った結果吹き飛ばされたりということもありました。 映画版「賢者の石」ではゴブリンに寄せた、白いひげを持っていましたが、ローリングのイメージと違ったために、「アズカバンの囚人」以降は普通の人間のような外見に変更されています。 小柄でどこか可愛らしい外見とは裏腹に勇敢な性格で戦いも強く、ハリーとともにホグワーツの戦いに参加した時には、ヴォルデモート率いる死喰い人たちの中でも強い魔法使いであるアントニン・ドロホフを倒しました。 また、彼の着任時期や前任者などはわかっていません。ただ、不死鳥の騎士団の創立メンバーの一人でハリーの父でもあるジェームズ・ポッターが在学中に試験監督を務めていたことからすると、古くからホグワーツで働いているようです。

レイブンクロー生は優等生ばかり?寮生の特徴

ロウェナ・レイブンクローという大変優秀な魔法使いが創設者であり、「機知と叡智に優れた者が集う寮」と言われているだけあって、レイブンクロー生には成績優秀で勉強熱心な魔法使いが多いようです。 また、聡明で熱心なことに加えて、個性的であることもレイブンクローでは重んじられており、他の寮の生徒が避けるような、変わった魔術を練習する生徒も少なくないようです。奇妙で風変わりなことが好きな「変わり者」も歓迎する寮なのです。 その一方で、レイブンクロー生が全員完璧な優等生であるわけではありません。中には、優秀であることを重視するあまり頭が固かったり、自己顕示欲が強かったり、自分と考え方の合わない生徒を見下したりする、一癖ある生徒もいるのです。

ハリーがいた時代のレイブンクロー生

ハリーがいた時代のレイブンクロー生には誰がいるのでしょうか?

愛されキャラの不思議ちゃん・ルーナ

おそらく最も有名なのはルーナ・ラブグッドでしょう。彼女はいわゆる「変わり者(ルーニー)」で、その個性的なファッションや、マイペースで空想的な性格をからかわれていじめに遭うこともありました。 現実主義者のハーマイオニーとは最初のうちは考えが合いませんでしたが、神秘部の戦いでハリー、ロン、ハーマイオニー、ネビルの4人とともに戦ううちに仲良くなり、お互いの考えを尊重し合うまでになりました。ホグワーツの戦いにも参加しており、生還しています。 卒業後は魔法生物学者となり、多くの生物を発見しました。同じく魔法生物学者のロルフ・スキャマンダーと結婚しましたが、実は彼は「ファンタスティック・ビースト」シリーズの主人公であるニュート・スキャマンダーの孫であるという裏設定があります。

ハリーの初恋の相手・チョウ

ハリーポッター 炎のゴブレット チョウ・チャン
© 2005 Warner Bros. Entertainment Inc. - Harry Potter Publishing RightsJ.K.R.

また、同じくらい有名なのがハリーの1学年上の女子生徒であるチョウ・チャンです。ハリーが一目惚れし、その後付き合うことになる相手であり、真面目で思慮深い性格と、ホグワーツ内でも有数の美貌を持つ人気者です。 彼女はハリーと付き合うことになり、2人は大変仲良しでした。しかし、二人の蜜月は長くは続きませんでした。ハリーたちが教授陣に内緒で結成していた「ダンブルドア軍団」の存在を、真実薬を飲まされた彼女が告白してしまいます。 さらにそのことや、ハリーがハーマイオニーと親しくしすぎていること、チョウが亡くなった前の恋人・セドリックのことを忘れられずにいることなども関係の崩壊に拍車をかけ、ほどなく2人は別れてしまいました。

過去のレイブンクロー生

それでは、ハリーがホグワーツに入学する前のレイブンクロー生には誰がいたのでしょうか?

まず、忘れてはならないのがマートル・エリザベス・ウォーレンでしょう。ハリーたちが入学する約50年前にレイブンクローに所属していた女子生徒で、泣き虫で気の弱い性格だったために、いじめられるたびに3階の女子トイレにこもって泣いていました。 しかし、当時のスリザリン生だったトム・リドルが秘密の部屋を開放した際に、バジリスクの犠牲となって死んでしまいました。それからゴーストとしてそのトイレに住みつき、「嘆きのマートル」として知られるようになります。ハリーとは友好的な関係を築いているようです。

また、現在は寮監であるフィリウス・フリットウィックも、過去には生徒としてレイブンクローに在籍していました。 他にも、ギルデロイ・ロックハートやシビル・トレローニーのように、過去にレイブンクローで学び、現在は教授であるキャラクターもいます。

影が薄いなんて言わせない!レイブンクローの魅力

ホグワーツに入学すると、それぞれの適正によって分けられる4つの寮。ついグリフィンドールとスリザリンばかりに注目してしまいがちですが、頭脳明晰な個性派集団とでもいうべきレイブンクローもとてもおもしろい寮です。 また、チョウやルーナ、マートルのような比較的メジャーなキャラクターもレイブンクロー生だったんですね。誰が何寮に属しているのかを意識しながら作品を振り返ると、新たな発見もありそうです。

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