2020年1月28日更新

『BLEACH』市丸ギンの壮絶な復讐劇は涙なしで語れない!悲しい最期まで徹底解説

bleach 市丸ギン

大人気漫画『BLEACH』に登場する死神の市丸ギン。糸目が特徴的で度々見られる言動は掴み所がなく、ミステリアスな雰囲気も相まって胡散臭さが漂っていました。そんな彼には悲惨な過去があり、胡散臭さにも全て理由があったことが判明。徹底解説します。

目次

『BLEACH』市丸ギンの胡散臭さには全て理由があった!悲惨な過去の持ち主【ネタバレ注意】

市丸ギンは9月10日生まれの流魂街出身。身長185㎝で、三番隊元隊長・五番隊元副隊長です。 常に薄ら笑いを浮かべおり、狐の様な顔をして何を考えているのか全く分からず、不気味な雰囲気を持つ人物。ミステリアスさに惹かれるのか、女性ファンから人気が高いようです。 ※本記事では『BLEACH』のネタバレ情報を扱っています。読み進める際はご注意下さい。

物語序盤、黒幕は市丸ギンと思われていた?

市丸ギンは尸魂界(ソウルソサエティ)編で、死神の実力は当時の黒崎一護よりはるかに上のはずでした。にも関わらずみすみす逃してしまったり、怪しい行動や言動が多かったため、当初は彼が黒幕ではないかと疑われていました。 しかし本当の黒幕は藍染惣右介(あいぜんそうすけ)。彼と組んでいたギンは藍染の指示通り動いていたため疑いをかけられたようです

市丸ギンと松本乱菊は幼馴染だった!2人の間には友情を超えた絆が

護廷十三隊・十番隊副隊長の松本乱菊とは同期であり流魂街からの幼馴染です。 幼い頃、流魂街で貧しい暮らしをしていた市丸ギン。空腹で行き倒れていた乱菊に干し柿を差し出して助けたのが2人の最初の出逢いでした。一時は一緒に暮らしていた時期もあり、仲は友人以上の関係だと思われます。 乱菊いわく、行き先を告げずに消える癖があるようで、後に市丸ギンが藍染と共にソウル・ソサエティを離れる際に、理由も告げずいなくなるギンを見送る悲しそうな乱菊の顔が印象的でした。

乱菊の誕生日は“ギンと出会った日”

ギンの幼馴染・乱菊の誕生日は9月29日。通常、誕生日は言葉の意味通り人が生まれた日に自動的に決まるものですが、彼女の誕生日には優しく切ない過去が関係していることが判明しています。 乱菊はギンと一緒に育ちますが、いわゆる孤児であったため彼女には誕生日というものがありませんでした。きっと幼かった乱菊は劣悪な環境で必至に生き延びるため、誕生日など考えることがなかったのでしょう。実際作中での乱菊はギンに出会うまで日にちを数えられるような生活をしていなかったと話しています。 そんな中、ギンが乱菊に誕生日を尋ねると、当然乱菊はそんなものは知らないと答えます。そこでギンは彼女の誕生日を“自分と出会った日”とするのです。 その言葉は乱菊にとって、あまりにも素直で優しいものでした。こうして乱菊の誕生日は“ギンと出会った日”、9月29日となったのです。

尸魂界を裏切ったのも、藍染の配下に下ったのも、全ては復讐のためだった

藍染と共に全ての仲間を裏切り、尸魂界を後にした市丸ギン。忠実な藍染の補佐役と思われていたギンの本当の目的は、彼への復讐でした。藍染の懐に入り込むことで、油断したところを自分の手で殺すことが目的だったのです。 ギンは幼い頃、乱菊と2人で裕福ではありませんが平和で幸せな暮らしを送っていました。しかしある日ギンが家に戻ると焼けてなくなった家と、そこに魂を削られて倒れている乱菊がいました。 戻る途中で首謀者(藍染)と思われる人物を脳裏に焼き付けたギンは、首謀者の私利私欲のために乱菊が傷つけられたことに復讐心を燃やします。 藍染をこの手で葬り去ることで、盗られた魂を取り返し、また昔の様に乱菊と静かで穏やかな生活を送ることを夢見ていました。

10年間秘密裏に進めてきた藍染暗殺計画、その結末は……。

護廷十三隊を巻き込んだ戦いの終盤、ついに藍染の寝首をかいたギン。直前に対峙している一護にすら使わなかった、卍解「神殺鎗(かみしにのやり)」のもう1つの能力を藍染にしかけます。 人の体に毒を回らせ、内部から破壊することが出来るこの技で、藍染の体は崩壊しかけたかに思えましたが、彼は崩玉と完全融合を果たし、再起。残念ながらギンでは藍染を倒すことは叶わず、ある程度のダメージを与えただけに終わっていまいます。 自らの手で藍染を倒すために挑んだギン、10年ものあいだ耐え続けましたが、その結果は報われないものとなってしまいました。

市丸ギンの壮絶な最期

朦朧とした意識の中、ギンのそばに乱菊がかけよります。彼の表情は無念に包まれていました。乱菊が泣きたてるも、既に致命傷を負っているギンには彼女の言葉を聞き取ることはできません。 乱菊が泣かずにすむような世界を作るため、死神になり、藍染とともに尸魂界(ソウルソサエティ)を裏切り、100年以上ものあいだ誰にも、乱菊さえにも本心を隠し続けて生きてきたギン。そんな彼の眼に最後に映ったのは泣き叫ぶ乱菊の姿でした。 ギンは尸魂界を裏切り乱菊と別れることとなった瞬間、「ご免な」とつぶやいた時のことを思い出します。あの時は思わず本心を漏らしてしまったのでしょう。そしてギンは思うのです。 「あぁ、やっぱり謝っておいてよかった」と。 ギンは、幼い頃にたてた乱菊との約束を果たすことができなかった悔しさと最後に彼女と再会することの出来た安堵の中、息絶えるのでした。 乱菊のため全てを懸けたギンの最期は壮絶で儚いながらも、彼の乱菊を護るという信念の強さと優しさがあらわれた瞬間でもありました。

気付いたら貫かれてる!?市丸ギンの斬魄刀は伸縮自在、最速の能力を持つ

市丸ギンの斬魄刀の能力は、刀身が伸び縮みする力で、伸縮速度最速は視認出来るレベルを遥かに凌駕しており、対策は容易ではありません。ここでは、始解と卍解についてや、その能力を徹底解説します。

始解:“神槍(しんそう)”

市丸ギンの斬魄刀の始解は、”神鎗”(しんそう)と呼びます。刀身が伸び縮みする刀で、長さだけでなく速度もギンの意思で自由自在に操ることができます。 舞踏という技があり、驚異の速度で伸び相手を射抜きます。また、舞踏を連続で放つ“舞踏連刃”は、舞踏の攻撃力と速度を超える速さで連続して放つため、けた違いの威力を発揮する技です。

卍解:“神殺槍(かみしにのやり)”

始解より長く刀身が伸び、その距離はなんと、13㎞も伸びます。そして、速さは音速の500倍と本人が解説していました。 しかしどうやらその能力は藍染を欺くための嘘だった様子で、実際はそんなに長くも、早くもないのだそう。 本来の能力はというと、伸縮する際、一瞬刀身が塵に変化するというもの。さらに卍解時の斬魄刀の刀身は細胞を溶かす猛毒を持っており、伸ばして相手の体を貫き、縮ませる際に塵状になった刀身のカケラを一部体内に残すことで、内部破壊させ死に至らせることができます。市丸ギン最大の大技です。

糸目で滅多に開眼しない市丸ギン……。目は何色?

市丸ギンが目を開けているシーンは戦闘の時以外はあまり見ることはできません。ちなみに原作では一護と藍染との戦闘の時、アニメは、破面大百科の第二解放ウルキオラが登場する回に開けていたようです。 また、ギンの眼の色は、アニメ、ゲーム、原作とでそれぞれ色が違います。アニメでは水色、原作は赤。そしてゲームでは黄色となっています。公式、原作者は特に色分けに対してコメントはしていないので、どれが正解の色なのかは不明です。

TVアニメ版『BLEACH』で市丸ギンを演じた声優は遊佐浩二(ゆさこうじ・画像手前から2番目)

市丸ギンの声を担当したのは遊佐浩二(ゆさこうじ)。1968年8月12日生まれで、身長173㎝の京都出身です。所属事務所は、デビュー当初はオフィス薫でしたが、現在はフリーとして活躍中。 主な出演作品は『BLEACH』市丸ギン役はもちろん、『黒執事』劉役などがあります。本人曰く、瞳をあまり開かないキャラクターを演じることが多いそうです。ギンも例外ではないですね。