2023年6月27日更新

『BLEACH(ブリーチ)』を最終回まで全編ネタバレ解説!2023年アニメ化再開

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『週刊少年ジャンプ』にて2001年から2016年まで連載され、シリーズ累計発行部数は1億2000万部を超える大人気漫画『BLEACH』。そんな『BLEACH』の連載開始20周年を記念して、『BLEACH』千年血戦篇のアニメ化が2022年10月より開始されました! 本記事では『BLEACH』のあらすじを、全編ネタバレありで紹介します!千年血戦篇を観る前にあらすじを、主要キャラのその後とあわせて振り返ってみましょう。

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『BLECH(ブリーチ)』ネタバレの前にまずは世界観を振り返り!

BLEACH ブリーチ 黒崎一護
©久保帯人/集英社・テレビ東京・dentsu・ぴえろ

『BLEACH』はバトル漫画としての印象が強いですが、実はファンタジー色も強い作品です。 本作は霊を相手に活動する「死神」の活躍を描いた物語になっています。死神は「整(プラス)」と呼ばれる無害な霊を成仏したり、「虚(ホロウ)」と呼ばれる悪霊を退治する存在です。 作品の主な舞台は人間の住む「現世」、死神の住む「尸魂界(ソウルソサエティ)」、虚の住む「虚園(ウェコムンド)」の3つ。 主人公は高い霊能力を持つ高校生・黒崎一護(くろさきいちご)です。彼が虚から家族を守るため、朽木ルキアから死神の力を託される所から物語は始まります。

【死神代行篇】

家族が虚に襲われた一護は、死神・朽木ルキア(くちきるきあ)の力を分けてもらい、虚を倒します。しかし誤ってルキアから死神としての力を全て取ってしました。こうして彼はルキアの代わりに、死神代行として虚と戦っていくのです。 数々の虚の討伐や母の仇との再会などを経ながら、彼は死神代行として活動します。しかしそんな彼の前に、2人の死神が現れました。その死神、朽木白哉(くちきびゃくや)と阿散井恋次(あばらいれんじ)は、人間に死神の力を渡す重罪を犯したルキアを、尸魂界に連れ戻しに来たのです。 一護は恩人であるルキアのピンチに立ち上がりますが、惨敗。こうして一護は修行を重ね、彼の友人でありライバルである雨竜(うりゅう)、織姫(おりひめ)、チャド、夜一(よるいち)と共に、ルキアの奪還へと向かうのでした。

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【尸魂界篇】

尸魂界潜入篇

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尸魂界への潜入を果たす一護ですが、ルキアの捕らえられている瀞霊廷への突入時に、雨竜や織姫達と散り散りになってしまいます。 道中で出会った護廷十三隊の四番隊隊員・山田花太郎(やまだはなたろう)から、ルキアを救いたい旨を聞く一護。しかし彼の案内で先へ進む彼の前に、恋次と十一番隊隊長・更木剣八(ざらきけんぱち)が立ちはだかるのでした。 修行を重ねた彼は恋次を倒し、剣八と相打ちとなる死闘を繰り広げます。そんな中、護廷十三隊の内部でもある事件が起きていました。 ルキアの処刑を不当だと訴える五番隊隊長・藍染惣右介(あいぜんそうすけ)が、死体で発見されたのです。

尸魂界救出篇

満身創痍ながらも懺罪宮へ到達した一護は、ルキアと再会を果たします。しかし、またも彼の前に立ちはだかる白哉。 一護は白哉との再戦を余儀なくされますが、そこに夜一が乱入し、彼に「戦いは3日間中断」と告げました。そして一護は斬魄刀の最終奥義・卍解を習得するための修行に取り掛かります。 一方その頃ルキアの処刑騒動と藍染の死で揺れる護廷十三番隊ですが、元々藍染の部下であった雛森(ひなもり)が、藍染が生きているのを見つけます。しかし混乱しながらも喜ぶ雛森を、自らの手で殺害する藍染。藍染殺害事件は、藍染自身が企てた世界を支配する計画の一部に過ぎなかったのです。 卍解を会得し白哉に勝利した一護の前に現れる藍染。そして藍染は当初の目的であったルキアの体内にある“死神を虚化できる結晶体”崩玉を抜き取り、虚圏へと逃げていくのでした。

死神代行篇を

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【破面篇】

破面出現篇

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尸魂界での激闘を終えた一護は、空座町の死神代行として正式に任命されます。そんな彼の元に、斬魄刀と虚の仮面を携えた転校生・平子真子(ひらこしんじ)がやってきました。平子は死神と虚の領域に足を踏み入れた者「仮面の軍勢(ヴァイザード)」でした。 そして藍染の力を感じ一護の父・一心が死神に復帰して間もなく、藍染の配下にある破面が、空座町を襲撃します。破面の空座町襲撃で、護廷十三隊は数人の死神を現世に送り込みました。 しかし、死神や一護は破面のグリムジョーらの戦闘力に、苦戦を強いられます。そして己の非力さを痛感した一護は、仮面の軍勢のもと修行を積むのでした。 一方現世に送り込まれた死神達は、藍染の真の目的が“王族の住む空間への鍵”王鍵を作ることだと明かされます。藍染は王鍵を作り、王の殲滅を計画していたのです。

虚圏救出篇

修行が終了し「虚化」を会得した一護。しかしそれと同時に織姫が藍染に拐われる事件が起きます。そして一護、雨竜、チャドは、虚園へと織姫救出に向かいました。 浦原の助けで虚園への潜入に成功した一護達は、彼らに懐いた3人の破面、そして再会を果たしたルキアと恋次と共に織姫の捕らえられている虚夜宮に乗り込みます。しかし虚夜宮にて数々の破面達に苦戦を強いられます。もうダメかと思われたそのとき、彼らのもとに4人の護廷十三番隊隊長が救援に駆けつけるのでした。

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過去篇

破面との戦いも決着を迎えるかと思われたとき、物語は過去へと遡ります。 それは現代から100年前。尸魂界では魂魄が所在不明となる事件が多発していました。事件の調査に当たっていた隊も消息を絶ち、事態を重く見た護廷十三番隊は、尸魂界を挙げての調査を開始します。そんな中一連の事件が藍染の手によるものだと感じ取っていた当時の五番隊隊長・平子は、藍染の罠にハマり実験台にされてしまいました。 実験台にされた平子を救うために、当時隊長だった浦原が藍染のもとに乗り込むも、逆に罪を被せられてしまいます。そして浦原は尸魂界追放処分となったのでした。

空座決戦篇

ときは現代に戻ります。 藍染が織姫を拐った理由は、護廷十三番隊の戦力の分散でした。計画通り一護と隊長4人を虚園に閉じ込め、空座町を襲撃する藍染。しかしその空座町は本物ではなく、浦原が作ったレプリカでした。ウルキオラとの戦いを終え、一護は藍染と隊長達が戦う現世に帰還します。 崩玉と融合し死神では為す術が無い藍染との最後の戦いに挑む一護。圧倒的な力で藍染を追い詰めますが、藍染もより強力な力を手に入れ応戦します。そして最後は彼の「最後の月牙天衝」が発動し、藍染を沈めました。 藍染を討った一護ですが、最後の月牙天衝によって死神としての力を失ってしまうのでした。

破面篇を

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【死神代行消失篇】

死神としての力を失い平穏な高校生活を送っていた一護のもとに、死神代行証を持った銀城空吾(ぎんじょうくうご)が訪ねてきます。訪ねた理由は、銀城が束ねる「X-CUTION」の力を一護に引き継がせ、彼を死神代行として復活させるためでした。 銀城のもとで修行する一護ですが、ときを同じくして織姫が月島と名乗る男に斬られる事件が起こります。それを受け修行のペースを早め、彼は見事完現術を受け継ぐことに成功しました。 しかし突如として一護を斬りつける銀城。実は銀城と月島は結託しており、最初から彼の完現術を奪うのが目的だったのです。 絶体絶命のピンチに追いやられる一護に、1本の刀が突き刺さります。それは彼を助けるため、尸魂界の死神達が霊力を込めた刀でした。こうして一護は死神としての力を再び獲得し、先代死神代行である銀城を討ち取りました。

死神代行消失篇を

【千年血戦篇】

死神代行消失篇後、突然大量の虚が消滅する事件が起こります。そしてときを同じくして、破面のような者から襲撃を受ける一護。彼は敵を破面と断定しますが、その正体は雨竜と同じ「滅却師(クインシー)」の力を有する破面でした。 そして彼はすでに虚園が滅却師の集団「見えざる帝国」に支配されていると知り、仲間を救うため虚園に乗り込みます。 一方その頃尸魂界は、見えざる帝国による襲撃を受けていました。一護と死神達はなんとか見えざる帝国を退けるも、総隊長・山本元柳斎重國(やまもとげんりゅうさいしげくに)の死など、護廷十三番隊は甚大な被害を負ってしまうのです。

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【最終巻ネタバレあらすじ】

ラスボスはユーハバッハだった!?明らかになった彼の能力や目的を解説

一護が最後に死闘を繰り広げる物語のラスボスである「見えざる帝国」の陛下・ユーハバッハ。滅却師とは虚に対抗する霊力を持った霊能者で、その始祖であるユーハバッハは「全知全能(ジ・オールマイティ)」という圧倒的な能力を有しています。 「全知全能」は全ての出来事を知ることができ、全ての能力を無効化できる能力です。またこの能力は成長も可能で、霊王の右腕を吸収した際は、未来を予見し全てを思いのままに変えられる能力に進化を遂げました。 またユーハバッハの目的は、霊王の殺害です。霊王とは現世、尸魂界、虚園の全てを支える礎。そのため霊王がいなくなれば、世界は崩壊してしまいます。ユーハバッハは自らの手で世界を崩壊させ、生と死の境を無くすことで、人を死の恐怖から救おうと考えていたのです。

戦闘勃発!苦戦する黒崎のもとに過去の敵が加勢

ユーハバッハとの戦闘に苦戦を強いられる一護。怒涛の攻撃をユーハバッハに浴びせ卍解を解放しますが、そこにはすでに折られた斬月の姿が。卍解を脅威だと感じたユーハバッハに、未来で折られてしまったのです。 斬月を失い絶望する一護ですが、そこにかつての敵、月島が現れます。銀城に加勢を頼まれたと語る月島は、一護の過去を改変し折れた斬月を元に戻すのでした。 尸魂界に到着したユーハバッハを迎えるのは、京楽春水が解法した藍染惣右介です。2人の戦いが始まる間際、ユーハバッハに追いつく一護。 そして彼に致命傷を負わせたユーハバッハは、勝利を確信します。しかしユーハバッハが攻撃したのは一護ではなく、藍染でした。藍染は「鏡花水月」で自身が一護に見える幻を見せていたのです。 一護はその隙を見逃さず攻撃を仕掛けますが、ユーハバッハは自身が死ぬ未来さえも書き換えてしまいました。しかしそこで雨竜はユーハバッハに、能力を一瞬無にする「銀の鏃」を打ち込みます。 そして一護は数々の人物の力を借り、能力が使えなくなったユーハバッハを討ち取るのでした。

最終巻を

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主要キャラのその後とは?キャラごとに解説

BLEACH 千年血戦篇 ブリーチ

黒崎一護・井上織姫

ユーハバッハとの死闘から10年。一護は実家である「クロサキ医院」を継ぎ、医者となっていました。そして本作のヒロインである織姫と結婚しており、一勇(かずい)という息子もいます。 仲間と共にプロボクサーとなったチャドのタイトルマッチを観戦しており、その姿は幸せそのものでした。

朽木ルキア・阿散井恋次

物語の最後には朽木ルキアと阿散井恋次の幼馴染みコンビの10年後も描かれています。恋次は10年前と変わらず六番隊の副隊長を務めていますが、ルキアは十三番隊の隊長に任命されていました。 また一護達同様ルキアと恋次も結婚しており、娘である苺花(いちか)も登場しています。

次世代を担うのは苺花と一勇か?

一護と織姫そしてルキアと恋次の子供として登場した一勇と苺花。この2人はお互いに死神としての能力を持っています。苺花に至っては、死神見習いであると自分から発言していました。 そうなるとやはり『BLEACH』の世界の次世代を担うのは、この2人で間違いないでしょう。過去には世代を跨いで続編が始まる作品も存在しました。 2人が主人公となる『BLEACH』の続編も期待してしまいます!

『BLEACH(ブリーチ)』ネタバレを振り返ってアニメ前の復習をしよう!

作り込まれた世界観と、少年漫画らしい熱い展開が魅力の『BLEACH』。今回はそんな本作の全編あらすじを、ネタバレありで紹介しました。 「死神代行消失篇」までももちろん面白い『BLEACH』ですが、やはり物語を締めくくるのは「千年血戦篇」です。 読者なら誰もが待ち望んだ「千年血戦篇」のアニメ化。前篇までをおさらいしながら、放送を待ちましょう!