2019年5月28日更新

「ブリーチ」卍解の強さランキングTOP15 死神の究極奥義、解号や能力を紹介【2019年最新版】

2016年に完結した週刊少年ジャンプの人気漫画「BLEACH」。本作の最大の見どころは、ダイナミックなバトルーシーンです。とくに最終奥義「卍解」の迫力は圧巻でした。今回は、最も強い卍解TOP15を厳選して、能力や解号などと共に紹介します。

「BLEACH ブリーチ」死神たちの究極奥義・卍解をランキング付け

「BLEACH ブリーチ」は、久保帯人原作の人気漫画です。2001年から約15年に渡って週刊少年ジャンプで連載され、刀を携えた「死神」たちの活躍を描いています。ある日、ひょんなことから死神の力を得た主人公・黒崎一護が、人の魂を食らう虚(ホロウ)や、別の死神など、さまざまな強敵に立ち向かう物語です。 死神たちは、魅力的な技を駆使して戦いを繰りひろげます。中でも最終奥義である「卍解」は、キャラごとに様々な能力があり、バトルシーンを盛り上げる要素の一つとなっているのです。 今回は、そんな「ブリーチ」に登場する卍解という能力を、独自の採点システムでランキングにしました。どんな能力なのか解説を踏まえたうえで、各キャラの卍解の強さを紹介していきます。 ※この記事は最終巻までの内容を踏まえたランキング記事です。「卍解」は物語の進行と共に明かされていくため、記事の性質上、ランキングには多くのネタバレが含まれています。「BLEACH ブリーチ」を読み切っていないという人は注意してください。

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卍解とは?「BLEACH ブリーチ」で一部の死神が扱える能力

「BLEACH ブリーチ」で物語の中心となるのは、死神という存在です。死神は、幽霊を成仏させたり、悪霊を浄化したりすることを任務にしています。その任務に必要不可欠なのが「斬魄刀(ざんぱくとう)」。 斬魄刀とは、死神が所持している、意思を持った刀のことです。死神が刀との対話を経て、斬魄刀の能力を引き出した状態を「始解」と言います。始解した時の斬魄刀は、人によって様々な形状や能力を持っており、「ブリーチ」の醍醐味ともいえる大迫力バトルを生み出します。 また、始解の能力がキャラによって異なることで、バトルに意外性が生まれたり、大逆転の展開が待っていることもしばしばです。 そして、護廷十三隊の隊長格ともなると、さらに能力を進化させます。それが「卍解」です。卍解は、始解の次段階の能力にして、死神にとっての究極奥義とも言える技です。そしてごく一握りの強者しか、この能力を解放することはできません。

卍解強さランキングTOP15!3つの要素でランク付け

ここからは卍解の能力を、独自のランキング形式で紹介していきます。 採点の基準は「カッコよさ」「意外性」「破壊力」という3つのポイントで、各100点満点になっています。「BLEACH ブリーチ」史上最高の卍解は果たして誰のどんな技でしょうか。

15位 斑目一角(まだらめいっかく)

始解:「裂けろ、鬼灯丸(ほおずきまる)」/卍解:龍紋鬼灯丸(りゅうもんほおずきまる)

斑目一角(まだらめいっかく)は、十一番隊第三席の死神です。本来、卍解は護廷十三隊の隊長格しか使いこなすことはできないハズのもの。しかし斑目は破面編で、卍解「龍紋鬼灯丸(りゅうもんほおずきまる)を習得していたことが明らかになります。 2段階目の解放を遂げた鬼灯丸は、もはや剣ではなく斧のような形状に変化。両手に一本ずつ、背中には屏風状態でさらに刃を背負っている、巨大な姿の卍解です。基本的には両手の刀を使って戦います。 卍解の能力は、ダメージを与えたり、与えられたりすることで、どんどんと霊圧が上がっていくというもの。この能力が完全に覚醒すると、一撃の威力はかなり強力なものになります。しかし、刀の耐久性に難があり、完全に覚醒する前に修復不可能となってしまいかねません。 派手でカッコいい能力なのですが、その強さはトータルで見て、難点の方が大きいと思われます。また、かなり初期に卍解の能力が明かされて以降、これといった進化が無かったので意外性も低く、この順位です。 【カッコよさ】70点 【意外性】45点 【破壊力】60点 【総合力】175点

14位 砕蜂(ソイフォン)

始解:「尽敵螫殺(じんてきしゃくせつ)雀蜂」/卍解:雀蜂雷公鞭(じゃくほうらいこうべん

砕蜂(ソイフォン)は二番隊隊長を務める死神です。二番隊は隠密行動が本領の組織で、戦闘時には俊敏に動き回って敵を翻弄します。実際、彼女が始解「雀蜂(すずめばち)」を披露した時には、蜂のように舞って刺す技で敵を滅殺しました。彼女は「空座決戦編」で、卍解を見せています。 彼女の卍解「雀蜂雷公鞭(じゃくほうらいこうべん)」は、そんな隠密機動のイメージとはまったく真反対の荒技です。解放された斬魄刀は、ロケットランチャーのような形になって右腕に装備されます。そこから打ち出されるのは身長の倍はありそうな針状のミサイル。 重すぎて動きがとても鈍くなるうえ、攻撃を放つまでに長時間の準備が必要な、隠密らしからぬ弱点の持ち主です。ただ、その威力は「一撃必殺」と呼ぶにふさわしい威力で、自身にも大きな反動があります。攻撃力に振り切った卍解です。 砕蜂は隠密行動を売りにしていただけに、この卍解は意外性がありました。高い攻撃力は評価に値しますが、溜め時間の長さ、能力の反動など、弱点が大きいためこの順位です。 【カッコよさ】50点 【意外性】65点 【破壊力】65点 【総合力】180点

13位 阿散井恋次(あばらいれんじ)

始解:「咆えろ、蛇尾丸(ざびまる)」/卍解:狒狒王(ひひおう)蛇尾丸、双王(そうおう)蛇尾丸

阿散井恋次は六番隊副隊長を務める死神です。恋次は斑目一角と同じく、隊長でないにもかかわらず卍解「狒狒王蛇尾丸(ひひおうざびまる)」を身につけました。 能力解放にともなって、斬魄刀が巨大な蛇の骸骨に変貌します。高速で遠距離まで届く伸縮力を利用した突貫攻撃が得意です。「尸魂界編」で、上司である朽木白哉に対して卍解で挑むものの、白哉の卍解「千本桜景厳(せんぼんざくらかげよし)」に破られました。 その後恋次は、「千年血戦編」でもう1段階上の「真の卍解」を身につけます。その名は、「双王蛇尾丸」。右手には巨大な刃「オロチ王」、左手に「狒狒王」の腕が装備された姿はちょっとしたパワードスーツ感覚。とくに右手のオロチ王は、切るだけではなく炸裂系攻撃を放つことが可能です。 「ブリーチ」初期から卍解が明らかになっていましたが、「双王」というさらなる進化系を見せたことで、意外性を評価した順位です。 【カッコよさ】60点 【意外性】65点 【破壊力】60点 【総合力】185点

12位 卯ノ花烈(うのはなれつ)

始解:肉雫唼(みなづき)/卍解:皆尽(みなづき)

卯ノ花烈は、四番隊隊長を務める、女性の死神です。四番隊は救護専門で、他の隊からは弱い死神の集まりだと思われています。しかし卯ノ花は、隊長という名に恥じない戦闘力を持っていて、その正体は初代「剣八」であったことが「千年血戦編」で明らかになりました。 今は更木が名乗っている「剣八」という名は、代々「最強の死神」に引き継がれている名前です。初代「剣八」だった卯ノ花は、元は大悪人でしたが、山本元柳斎に実力を買われて、護廷十三隊に入ったのでした。そして彼女は十三隊の中で一番の武闘派、十一番隊隊長を務めていたそうです。 彼女の始解は「肉雫唼(みなづき)」。能力解放とともに斬魄刀がエイのような巨大生物に変わり、飲み込んだ者を治癒する能力をもっています。彼女は「千年血戦編」で卍解「皆尽(みなづき)」を披露していますが、卍解の能力は不明のままです。 彼女は更木の秘められた能力を解放するため、彼と死闘を繰り広げた末に敗れて死去しました。卍解の能力は明らかになっていませんが、更木と同等以上に渡り合った実力から、この位の順位が妥当ではないかと予想しました。 【カッコよさ】60点 【意外性】55点 【破壊力】80点 【総合力】195点

11位 市丸ギン

始解:「射殺せ、神鎗(しんそう)」/卍解:神殺鎗(かみしにのやり)

市丸ギンは、元三番隊隊長で、藍染とともに護廷十三隊を裏切った人物です。彼は、不気味な微笑みや冷酷な振る舞い、尸魂界を裏切るなどの所業で、「破面編」まで嫌われ者でした。しかし彼が藍染側についていたのは、ひそかに藍染を倒すべく、内部から事情を探るためだったのです。 彼の始解は「神鎗(しんそう)」。超高速で自在に伸び縮みするという、シンプルかつ強力な能力です。市丸は自らの能力を紹介する際、手を叩き、「この音が君らの耳に届く速度の500倍で伸縮する」と言っていました。音速を超えるとんでもない速さで攻撃されては、防ぎようがありません。 そして彼の卍解は、「神殺鎗(かみしにのやり)」。能力は始解よりもさらに速く、さらに長くなる......、かと思いきや、彼は藍染討伐のために本当の能力を隠していました。実際には、彼の斬魄刀は、自身が説明したよりも速くないし、長くもないのです。 卍解「神殺鎗」の本当の能力は、刀が伸縮する際、一瞬だけ刀身が塵状になって相手を突き刺すというもの。そして、相手の中に残った斬魄刀の欠片は、細胞を溶かす猛毒となって相手を襲います。市丸は一瞬の隙をついて、真の能力を藍染に叩き込みました。 隠されていた真の能力、その意外性とカッコよさを高く評価してランクインです。 【カッコよさ】65点 【意外性】80点 【破壊力】55点 【総合力】200点

10位 朽木ルキア

始解:「舞え、袖白雪(そでのしらゆき)」/卍解:白霞罰(はっかのとがめ)

朽木ルキアは「BLEACH ブリーチ」の全エピソードを通して、物語の中心的役割を果たしてきた女性の死神です。「ブリーチ」のストーリーは、主人公・一護が、彼女から死神の力を授かるところから始まります。ヒロイン的なポジションでありながら、しっかり強いキャラクターとして「主役級」の活躍をしていました。ラストでは護廷十三隊の十三番隊隊長になった人物です。 彼女の始解は「袖白雪(そでのしらゆき)」。尸魂界でもっとも美しい斬魄刀として名高い刀で、鍔(つば)から刀身まで純白そのものです。能力は冷気を用いたもので、周囲や相手を氷結させて戦います。しかしこの斬魄刀の真価は、ルキアの体温を氷点下にしてしまうというところ。彼女が触れたものは、凍てついてしまうのです。 また、彼女の卍解は「白霞罸(はっかのとがめ)」、「千年血戦編」のエス・ノト戦で初登場しました。能力解放と共に、斬魄刀だけでなくルキア自身が、氷の彫像のような美しい純白の姿に変身します。始解を超える猛烈な冷気で敵を瞬間冷凍、散り散りに粉砕する能力です。しかし彼女の体温も始解の時より下がるため、活動限界があるのが弱点です。 卍解の能力は絶大な強さを誇るうえ、真っ白で美しいルキアの姿が読者を震わせ、クールビューティな魅力は申し分なし。ただ、活動限界という弱点から、破壊力は低めにつけてこの順位です。 【カッコよさ】80点 【意外性】60点 【破壊力】70点 【総合力】210点

9位 更木剣八(ざらきけんぱち)

始解:「呑め、野晒(のざらし)」/卍解:?

更木剣八は、十一番隊隊長を務める死神です。彼は護廷十三隊隊長たちの中で、唯一始解も卍解もできない状態で隊長になりました。しかし始解なしでも、圧倒的な霊圧と強靭な肉体で、序盤から「ブリーチ」最強キャラの呼び声高い人物でした。 彼は、代々「最強の死神」に引き継がれてきた「剣八」という名を継ぐ、十一代目「剣八」です。斬魄刀の能力を解放しなくても十分強かった更木ですが、「千年血戦編」でついに始解を見せます。 彼の始解は「野晒(のざらし)」。身の丈の数倍はある巨大な斬魄刀で、刀というよりは斧のような形状です。特段変わった能力は無いものの、圧倒的な破壊力を持っています。星十字騎士団のグレミィと戦った際、グレミィが生み出した巨大な隕石を一刀両断しました。 始解を身につけた更木は、さらに卍解も使えるようになります。彼の相棒的存在である草鹿やちるは、実は彼の斬魄刀から生まれた存在でした。やちるが更木の斬魄刀に戻り、卍解を発動します。 更木の卍解の名前は不明です。彼は能力解放と共に、肌が赤くなり、言語能力を失って獣のようになります。その強さは自身を滅ぼしかねないほど強力で、刀を一振りすると体が耐えられず、腕が弾け飛んでしまいました。 あの更木が卍解を身につけたという意外性、またその圧倒的な力が評価ポイントとなり、ランクインです。 【カッコよさ】60点【意外性】70点【破壊力】90点【総合力】220点

8位 黒崎一護

始解「斬月(ざんげつ)」/卍解:天鎖斬月(てんさざんげつ)

黒崎一護は、「BLEACH ブリーチ」の主人公であり、死神代行を務める人物です。霊感とケンカが強い高校生だった彼は、虚(ホロウ)に襲われたことをキッカケに、ルキアから死神の力を与えられます。一護の正体は最終章で明らかになるのですが、虚に憑かれた滅却師(クインシー)の母と、死神の父の間に生まれたサラブレッドでした。 彼の始解は「斬月(ざんげつ)」。常時、始解の能力が開放されている斬魄刀です。見た目は、鍔(つば)を持たない、巨大な包丁のような姿。相手に斬撃を飛ばす必殺技「月牙天衝(げつがてんしょう)」は、強力です。「尸魂界編」でルキアを救出したい一心から、蒲原喜助の元で修行し、始解の力に目覚めました。 また、一護の卍解は「天鎖斬月(てんさざんげつ)」。能力解放とともに「斬月」が、黒く細身の刀身に変化します。合わせて一護の死覇装(しはくしょう)も、ロングコートのような姿に変身。卍解状態で繰り出す「月牙天衝」は、大きな山を真っ二つにしてしまうほどの威力を持っています。 敵を圧倒する高速の機動性が特徴の卍解「天鎖斬月」。他の卍解と比べ、より派手な見た目になったり、技が増えたりなどがない、シンプルな能力です。スピードと力で敵を圧倒する戦いぶりには、一護のストイックさが感じられます。一方で、意外性はあまりないため一歩引いた順位に。 【カッコよさ】80点 【意外性】65点 【破壊力】90点 【総合力】235点

7位 狛村左陣(こまむらさじん)

始解:「轟け、天譴(てんげん)」/卍解:黒縄天譴明王(こくじょうてんげんみょうおう)

狛村左陣(こまむらさじん)は、実は人狼でありながらも、七番隊隊長を務める死神です。初登場ではオオカミの顔が笠で隠されており、正体が明らかになった時には読者を驚かせました。 彼の始解は「天譴(てんげん)」。刀の形状は変化しませんが、自身の動作に合わせて、巨大な剣撃や拳が具現化し、相手を攻撃します。狛村のワイルドな見た目とマッチした、ダイナミックな技を繰り出して戦う能力です。 また、卍解は「黒縄天譴明王(こくじょうてんげんみょうおう)」。巨体の狛村ですらコメ粒ほどに見える、大きな鎧武者が彼の背後に現れます。基本的な能力は始解の時と同じで、狛村の動きと連動して、相手に攻撃を与えます。しかし、明王への攻撃が狛村にもダメージを与えたり、大きい分動きがノロかったりと、デメリットも多い能力です。 そして、彼の卍解にはさらに上の段階がありました。狛村は「千年血戦編」で、明王が鎧を脱いだ姿になる「断鎧縄衣(だんがいじょうえ)」という形態を披露します。鎧が無い分弱点が露呈していますが、その分とてつもなく高い攻撃力を誇ります。そして狛村は、明王へのダメージが狛村自身に返ってくるという弱点を、「人化の術」で克服しました。 術者と具現化した卍解がダメージを共有するという、大きな弱点はあります。しかし、狛村自身がその弱点を克服したことにより、ほぼ無敵の能力となりました。ダイナミックな見た目と高い攻撃力を評価し、上位にランクインです。 【カッコよさ】90点 【意外性】70点 【破壊力】80点 【総合力】240点

6位 日番谷冬獅郎(ひつがやとうしろう)

始解:「霜天に坐せ、氷輪丸(そうてんにざせ、ひょうりんまる)」/卍解:大紅蓮氷輪丸(だいぐれんひょうりんまる)

日番谷冬獅郎(ひつがやとうしろう)は、十番隊隊長を務める死神です。彼は史上最年少で隊長に上り詰めた天才で、容姿は少年ですが、大人びたクールな性格をしています。しかし、時には松本乱菊との絡みでコメディパートを担当することも。強さと少年っぽさのギャップが魅力的で、初期「ブリーチ」の人気ランキングでは常に上位でした。 彼の斬魄刀は「氷輪丸(ひょうりんまる)」、氷雪系最強の斬魄刀です。。能力解放とともに、日番谷からあふれ出る霊圧が、水と氷の竜を形成します。同時に、四方三里の天候を支配する「天相従臨(てんそうじゅうりん)」が発動します。 卍解は「大紅蓮氷輪丸(だいぐれんひょうりんまる)」。翼を模した氷が日番谷の体を覆い、氷の花びら(氷華)が彼の背後に現れます。当初、氷華は卍解の持続時間を示していて、花びらが溶けきると能力が解除されると思われていました。ところが、「千年血戦編」では意外な展開を見せます。 「見えざる帝国」のジェラルドとの戦いで、日番谷は卍解して戦っていましたが、戦闘が長引いたため氷華が溶け切ってしまいます。ピンチかと思われたものの、そのことが意味するのは「大紅蓮氷輪丸」の完成でした。 卍解が完成すると、日番谷が凛々しい青年の姿に変わるとともに、能力がグレードアップします。完成した卍解を解放しながら踏みしめた空間にあるものすべてを凍結する「四界氷結」という技で、巨大化したジェラルドをたやすく凍結し、圧倒的な強さを見せました。 氷を使った技の数々は、美しく華があります。加えて大きな翼のインパクトや、真の卍解で見せた大人っぽい姿など、見た目のカッコよさは「ブリーチ」随一です。それを高く評価してこの順位に。 【カッコよさ】90点 【意外性】75点 【破壊力】85点 【総合力】250点

5位 涅マユリ(くろつちまゆり)

始解:「掻き毟れ、疋殺地蔵(かきむしれ、あしそぎじぞう)」/卍解:金色(こんじき)疋殺地蔵

涅マユリは、十二番隊隊長と技術開発局局長を務める、死神です。彼は自身の体や斬魄刀を改造しており、戦い方もマッドサイエンティストな面があります。例えば破面ザエルアポロとの戦いでは、彼に自身が開発した薬を投与し、勝利を納めました。 彼の始解は「疋殺地蔵(あしそぎじぞう)」。柄の部分には赤子のような顔があり、三刀一体となっている斬魄刀です。能力は、斬りつけた相手の四肢の動きを封じるというもの。ただし麻痺とは違い、痛覚は残ったままです。マユリはこの斬魄刀に改造を施し、一定の範囲内に入った敵を自動で斬りつける能力を加えています。 また、マユリの卍解は「金色疋殺地蔵(こんじきあしそぎじぞう) 」。斬魄刀が能力解放と共に、赤子の顔に芋虫の体をもった巨大な姿に変化します。致死性の毒をまき散らす能力があり、巨体で押しつぶす物理攻撃も可能です。 マユリは斬魄刀を改造できるので、卍解の能力も、大きな成長性を秘めています。斬魄刀とは思えない姿に、致死毒を使った強力な攻撃など、汎用性がある強い能力とその意外性を高く評価して上位にランクインです。 【カッコよさ】85点 【意外性】85点 【破壊力】85点 【総合力】255点

4位 京楽春水(きょうらくしゅんすい)

始解:「花風紊れて花神啼き、天風紊れて天魔嗤う、花天狂骨(はなかぜみだれてかしんなき、てんぷうみだれててんまわらう、かてんきょうこつ)」/卍解:花天狂骨枯松心中(からまつしんじゅう)

京楽春水は、元八番隊隊長で、山本元柳斎が死去した後は総隊長となった人物です。飄々とした立ち居振る舞いで、どこかつかみどころのない性格。しかし彼は、冷静な判断力と確かな強さで、「やる時はやる男」です。 彼の始解は「花天狂骨(かてんきょうこつ)」。珍しい二刀一対の斬魄刀です。能力は童児の「遊び」をモチーフにしたもので、「影鬼(かげおに)」や「艶鬼(いろおに)」といった技があります。これらは相手にルールを強いる能力で、例えば「影鬼」は、相手の影を踏むことで陰の中から攻撃できたりするのです。 また卍解は「花天狂骨枯松心中(かてんきょうこつからまつしんじゅう)」。始解が初見殺しの能力なうえ、この卍解の力も、相手が防ぎようのない技を繰り出します。この能力は、解放と共に周囲を霊圧で囲い込み、演劇に見立てた四段階の攻撃で、範囲内の対象全員を打ち倒すものです。 始解では遊びをモチーフにしているのに反し、卍解になると「心中」を想起させる、残酷で協力な能力であるという意外性。また、防ぎようのない連撃で相手を追い込む攻撃力を評価し、上位にランクインです。 【カッコよさ】85点 【意外性】90点 【破壊力】90点 【総合力】265点

3位 兵主部一兵衛(ひょうずべいちべえ)

始解:「黒めよ、一文字(いちもんじ)」/卍解:しら筆一文字

兵主部一兵衛(ひょうずべいちべえ)は、霊王宮を守る「零番隊」のリーダー的存在です。霊王宮とは、現世と尸魂界のバランスを保つ存在・霊王が住む宮殿で、その存在は死神たちの間でもあまり知られていません。兵主部は、尸魂界に存在するあらゆるものの名づけ親であり、そのことが評価され零番隊入りしています。 彼の始解は「一文字(いちもんじ)」。斬魄刀は巨大な筆のような姿で、この刀の墨で塗りつぶされたものは、名前を失ったうえで兵主部に帰属してしまいます。つまり、どんなものでも塗りつぶすことで自分のものにしてしまうのです。 また彼のさらなる能力は「しら筆一文字」です。卍解の発祥となった能力であり、山本元柳斎の斬魄刀「流刃若火(りゅうじんじゃっか)」よりも古くから存在します。彼の始解「一文字」で名前を失ったものに対して、新たに名前を与え、その名前が持つ性質を相手に与えます。 名前を自在に操るという奇想天外な能力であり、すべてのものの性質を自在に操ることが出来るという、最強の能力です。始解と卍解が2つで1つの能力になっていて、カッコよさも申し分なし。 【カッコよさ】90点【意外性】90点【破壊力】95点【総合力】275点

2位 朽木白哉(くちきびゃくや)

始解:「散れ、千本桜」/卍解:千本桜景厳(かげよし)

朽木白哉は、尸魂界の四大貴族「朽木家」の当主であり、六番隊隊長を務める死神です。彼はルキアの義兄にあたりますが、尸魂界編ではルキアの処刑を受け入れる厳格な面が描かれました。しかし後に、ルキアは白哉が愛した女性の妹であることを明かし、2人は和解しています。「ブリーチ」キャラの中でも最もイケメンで、女性人気の高いキャラクターです。 彼の始解は「千本桜」。能力解放とともに刀身が無数の刃に分裂して、宙を舞い敵を切り裂きます。まるで桜の花びらのようになった斬魄刀は、普通の刀としては使うことが出来なくなるため、接近戦は少し苦手なようです。 また、彼の卍解は「千本桜華景厳(せんぼんざくらかげよし)」。卍解を解放すると、並木のように連なった巨大な刀身が現れ、始解の時とは比べ物にならない規模の刃に分裂します。そして、花びらの濁流のような攻撃で、敵を圧倒するのです。 そのままでも十分な殺傷力を持つのに敵を包みこんで身動き取れなくしてしまう「吭景(ごうけい)」や、すべての刃を一本の刀状に密集させることで攻撃力を極限まで高める「終景(しゅうけい)」など、攻めのバリエーションが多彩なことも特徴です。 多彩な攻撃で見せる意外性、そして見た目のインパクトや破壊力も申し分なく、2位にランクインです。 【カッコよさ】95点 【意外性】95点 【破壊力】90点 【総合力】280点

1位 山本元柳斎重國(やまもとげんりゅうさいしげくに)

始解:「万象一切灰燼(ばんしょういっさいかいじん)と為せ、流刃若火(りゅうじんじゃっか)」/卍解:残火の太刀(ざんかのたち)

山本元柳斎重國(やまもとげんりゅうさいしげくに)は、一番隊隊長と総隊長を兼任する、史上最強の死神です。「自分より強い死神は1000年以上生まれていない」と言い放っており、1000年もの間、護廷十三隊を守り続けています。しかし、「千年血戦編」でユーハバッハに敗れ、死去しました。 彼の始解は「流刃若火(りゅうじんじゃっか)」。すべてを燃やし尽くしてしまうほどの巨大な炎を刀身にまとう、炎熱系最強の斬魄刀です。炎による攻撃はもちろんのこと、敵を一刀両断にしてしまう切れ味も持っています。 また、卍解は「残火の太刀(ざんかのたち)」。始解時は炎に包まれていた刀身が、焦げた姿で現れます。炎は見えなくなりますが、刀の内側に常軌を逸した炎熱と破壊力が込もっていて、触れたものを焼失させてしまいます。また、天候を操る力も持っており、尸魂界中で異常乾燥が観測されました。 卍解では、始解よりも炎が大きくなるのかと思いきや、まさかの鎮火。しかしその熱は、刀の内側で爆発的な攻撃力を生んでいるという、意外性に溢れた渋カッコいい能力です。さらにその破壊力も恐ろしいもの。100点満点で1位です。 【カッコよさ】100点 【意外性】100点 【破壊力】100点 【総合力】300点

「BLEACH ブリーチ」は卍解だけじゃない 今読み返しても面白い作品

今回は、「BLEACH ブリーチ」に登場する卍解の能力について、キャラの経歴や始解をおさらいしつつ、ランキング形式で紹介してきました。 今回は「卍解」がメインの内容だったのですが、藍染惣右介の「鏡花水月(きょうかすいげつ)」など、始解だけでも強いキャラもいます。また、破面(アランカル)が使う能力「帰刃(レスレクシオン)」や、異能力「完現術(フルブリング)」など、死神以外の能力もカッコよさと強さを兼ね備えたものばかりです。 こうした個性豊かな登場キャラクターたちや、強く意外性のある能力が、「ブリーチ」の中にはふんだんに盛り込まれています。そのため連載が終わった今でも、読み返すたびに、刺激をたくさん与えてくれる作品です。 この際、一度「BLEACH ブリーチ」を読み返してみてはいかがでしょうか。