2020年1月21日更新

『BLEACH』朽木ルキアの卍解が美しい!実は悲惨な過去の持ち主だった

ブリーチ

『BLEACH』の尸魂界護廷十三番隊所属の死神、朽木ルキア。死神代行黒崎一護の相棒にして良き理解者であり、氷結系の斬魄刀を操る実力者でもあります。本記事では小さな体に秘められた朽木ルキアの強さの秘密と魅力を徹底解説。

目次

『BLEACH』朽木ルキアを徹底解説!まずはプロフィールをおさらい【ネタバレ注意】

朽木ルキアは尸魂界を守る護廷十三隊・十三番隊の女性死神で、死神の名門貴族・朽木家に籍を置いています。身長144㎝、体重33㎏の小柄で髪型はセミロングの黒髪に長い前髪を垂らしています。活動的で見た目はかなりボーイッシュです。 性格はとても生真面目で沈着冷静さらに男勝り、仲間思いで常に相手のことを思いやり、かわいいもの(特にウサギグッズ)が大好きという性格をしています。話し方は古風な言い回しや堅い口調を好んで使い口癖は「バカモノ」「たわけ」。 朽木家当主の義兄朽木白哉を「兄様」と呼び、とても慕っています。 ※本記事では『BLEACH』のネタバレ情報を扱っています。読み進める際はご注意下さい。

尸魂界のうさぎグッズ・チャッピーが大好き

生真面目で男勝りな性格のルキアですが、実はとってもお茶目で可愛いものが大好き。特に尸魂界のファンシーグッズうさぎのチャッピーが大好きで、主人公の一護に尸魂界の用語など説明をする時に、何とも言えないうさぎのチャッピーイラストを用いて説明するほどです。 あまりにもうさぎグッズを溺愛するあまり、敵に利用されピンチに陥ることもしばしばあり、死神代行消失篇では敵の能力によりうさぎのぬいぐるみのような姿に変えられてしまいました。

主人公・黒崎一護とはお互いに信頼し合っている戦友!

ルキアは現世の空座町(からくらちょう)に虚討伐と警戒監視任務のため現地駐在の死神として着任します。そこで出会った黒崎一護を虚から守り深手を負いますが、彼に死神の力を与え、自分は義骸(ぎがい)と呼ばれる仮の肉体に入ることにより、なんとか危機を逃れました。 しかし、死神の力を現世の人間に貸し与えたことを重罪に問われ、六番隊隊長で義兄・朽木白哉の手により尸魂界に連れ戻されてしまいます。更に審問にて処刑を言い渡され、瀞霊廷(せいれいてい)に幽閉の身となります。 ルキアの処刑を知った一護は、元十二番隊隊長で浦原商店店主の浦原喜助(うらはらきすけ)や、元二番隊隊長で黒猫に擬態している四楓院夜一(しほういんよるいち)らの助けを借り、クラスメートで滅却師の石田雨竜(いしだうりゅう)、盾舜六花の能力をもつ井上織姫(いのうえおりひめ)、完現術を身にまとい戦う茶渡泰虎(さどやすとら)たちと共に尸魂界に潜入し、護廷十三隊の死神たちに苦戦しつつもルキアを奪還します。 ルキアは命を救われて以降一護に信頼を寄せ、破面篇や死神代行消失篇では彼が窮地に陥った際は援軍として駆けつけています。援軍として駆けつける際は、必ず修行し一護と共に戦えるように心がけているようです。

ルキアの処刑騒動、裏で藍染が手を引いていた!?

終盤、一護たちがルキア救出に苦戦している一方、尸魂界では衝撃的な大事件が発覚。それは、ルキアが重罪に問われることになった虚の事件を含めた現世での虚襲撃や過去に起きた様々な虚事件が、五番隊隊長の藍染惣右介(あいぜんそうすけ)の手によって起こされた事だと判明するというものでした。 藍染がなぜ一連の騒動を企てたのか。それは崩玉(ほうぎょく)というアイテムを手に入れるためでした。これは浦原によって開発された「死神と虚の境目をなくす」効果をもつアイテムです。 「死神を超越した存在になる」という目的で崩玉を狙う藍染に渡さぬよう破壊を試みましたが、それは叶わず、ルキアの魂魄(こんぱく)に隠されることとなりました。さらに喜助は、現世に渡ったルキアに特別な義骸を使わせて尸魂界に探知されないようにしたのです。 そこで藍染は極刑により魂魄を蒸発させて崩玉を奪うため、ルキアの処刑騒動を引き起こします。最終的に一護らによってルキアの処刑は防がれたものの、藍染はルキアの胸から崩玉を取り出して奪い去ってしまいました。 ルキアは利用されていたという事実が発覚したため、結果、無罪放免されることになります。

ルキアは姉の遺言から、朽木家に養子として迎えられた

朽木ルキアはもともと尸魂界の端の南流魂街78地区「戌吊」(イヌヅリ)に住んでいました。死神になるために真央霊術院に入門したところで死神の名門貴族の朽木家に養子として迎えられます。 霊術院でのクラス分けで類まれな霊力を発揮したルキアに目を付けた朽木家が、優秀な死神を傘下に置くため養子縁組したとされていますが、真実は朽木白哉の最愛の妻でルキアにそっくりな実姉・緋真(ひさな)の遺言によるものでした。 緋真はルキアが赤ん坊のころに戌吊で分かれて以降、常に妹であるルキアのことを気にかけていました。自分が病によって先が短いことを知ると最愛の夫の白哉に生き別れた妹を頼みますと遺言を残します。緋真の死後、白哉は遺言を守り、ルキアを朽木家に養子として迎え入れました。

ルキアに様々な影響を与えた人物、志波海燕(しばかいえん)との過去

十三番隊入隊後のルキアは、副隊長の志波海燕(しばかいえん)の下で死神としての修練を積みます。海燕は朽木家の養子として周りから浮いていたルキアに優しく接し、死神としての心構えや剣技を教授しました。ルキアは明るく太陽のような海燕を尊敬し、いち早く十三番隊の一人前の死神として認められたいと頑張っています。 しかし、海燕は自身の妻を殺した虚との戦闘中に虚に同化してしまいます。ルキアは半虚化した海燕の心臓を刺し倒しますが、この事件はルキアの心に大きなトラウマを残しました。 破面篇では敵の十刃(エスパーダ)である、アーロニーロ・アルルエリにトラウマを付け込まれ苦戦。重傷を負いつつもトラウマを克服しアーロニーロを撃破しました。

阿散井恋次(あばらいれんじ)とは幼馴染!もはや腐れ縁の2人

ルキアは護廷十三隊の六番隊副隊長の阿散井恋次(あばらいれんじ)とは流魂街の戌吊に一緒に住んでいた頃からの幼馴染です。治安の悪い流魂街で他の幼い子供たちと肩を寄せ合って暮らしていました。 やがて恋次と共に死神を目指し真央霊術院に入門しますが、ルキアが朽木家の養子に引き取られた為、恋次とは疎遠になってしまいます。しかし、護廷十三隊の六番隊に恋次が入隊したのをきっかけに、以前と変わらない親友関係を取り戻しています。 劇中では、黒崎一護の協力者として恋次と共に駆け付ける場面が多く登場しています。破面篇や死神代行消失篇ではほとんど一緒に行動しており、恋次との軽口の掛け合いは、もはや親友を通り越して腐れ縁です。

滅却師との戦いが終わって10年後、ルキアは隊長に!子供までできていた

「千年血戦編」の最終話ではユーハバッハとの激闘を終えた後、一護たちの10年後が少しだけ描かれました。10年後のルキアは、なんと十三番隊の隊長に就任! さらに幼馴染で数々の難局を共に乗り越えてきた阿散井恋次(あばらいれんじ)と結婚し、娘・苺花(いちか)も誕生していました。苺花は6、7歳ほどですが「護廷十三隊見習い」として既に斬魄刀を持ち、死神見習いとして修業をしているようです。 両親がおらず、治安の悪い地区で過酷な幼少期を過ごした彼女らだからこそ、温かい家庭を築いているのではないでしょうか。また、最終話で苺花と出会った一護の息子・一勇(かずい)も死神の力を持っていることが分かっているので、次世代の良きパートナーとして成長していくのかもしれませんね。

朽木ルキアの斬魄刀は尸魂界一美しい!氷結系の能力を持つ刀

ルキアの斬魄刀は尸魂界一美しいとされる袖白雪(そでのしらゆき)です。尸魂界の斬魄刀としては比較的レアな氷結系の斬魄刀で、その強さも護廷十三隊・十番隊隊長日番谷冬獅郎が持つ氷輪丸に次ぐ斬魄刀と評されています。 劇中初期はルキアが死神としての力を失っていたこともあり、斬魄刀での活躍を見ることができるのは破面篇になってから。BLEACH初期のポンコツ戦闘からは想像できない活躍を見せて、一護の戦友として肩を並べています。

朽木ルキアの始解・袖白雪

読み方は「そでのしらゆき」。解号は「舞え袖白雪」です。斬魄刀の刀身は純白の刃へと変化し刀の柄からは長く細い帯が出現します。 氷結系の斬魄刀から繰り出される剣技はすべて敵を凍結させるものばかりで、長いリボン状の帯をはためかせて舞うような動作で発動します。 ルキアは千年血戦篇で卍解の白霞罰を修行で習得するまで、始解までの斬魄刀の能力を解放できなかったのですが、戦闘力は天才的な鬼道の才能もあり副隊長クラスにも引けを取りませんでした。

朽木ルキアの卍解・白霞罰(はっかのとがめ)

滅却師(クインシー)の軍団「星十字騎士団(シュテルンリッター)」との戦いを描いた最終章「千年血戦編」では、ついに卍解を習得します。 ルキアの卍解は兄・朽木白哉を倒したエス・ノトとの戦いで登場しました。攻撃を当てた相手の恐怖心を煽り、精神的に追い詰めるエス・ノトですが、ルキアを怯ませることができず巨大化して襲い掛かります。 読み方は「はっかのとがめ」。主な能力は卍解発動者の体温を氷点下まで下げ周りを自分の氷温の支配下に置き敵を殲滅するもので、絶対零度まで周囲を包み込むことが可能です。卍解の能力発動後、ルキアは白装束の着物に純白の簪を刺した美しい姿になり、広範囲を瞬時に凍結させます。 凍結した敵は砕け散り消滅しますが、強力すぎるが為に能力発動のリスクも高く、能力解除の瞬間を誤れば発動した本人も砕け散ってしまうという繊細で恐ろしい卍解です。 ファンの間では能力の清涼感とCOOLさ(かっこよさ)、「はっかのとがめ」という発音から「ハッカのど飴」に聞こえると話題となり物議をかもしました。

舞うように技を繰り出し、敵を凍結させる!ルキアの思わず見惚れてしまう技一覧

ルキアの剣技は十三番隊副隊長の志波海燕との修行によって開発し身につけたものがほとんどです。それまでのルキアは鬼道は得意ですが剣技については軽量な体重と低身長のためあまり得意ではありませんでした。 死神の役職上どうしても虚との戦闘は避けられず、剣技を習得し斬魄刀を使いこなす必要があったため、副隊長の海燕と修行を積みました。そして見事に斬魄刀「袖白雪」の特性を生かした剣技の数々を習得します。 習得した技はすべて凍結系の技で舞のような動作とともに発動します。

「初の舞・月白」(はつのまい・つきしろ)

斬魄刀で地面に円を描き、その円内の地上から上空までの全ての範囲を凍らせる氷結系の剣技です。

「次の舞・白漣」(つぎのまい・はくれん)

斬魄刀で4か所地面を突き立てた後、切先が示す方向に冷気を雪崩のように放ち敵を凍結させる剣技です。

「参の舞・白刀」(さんのまい・しらふね)

大気中の水分で精製した霧氷の刃を刀身の延長線上に解き放つ剣技で、大きさを自在に変えられます。

高い霊力と才能を求められる「鬼道」はルキアの得意な術

ルキアは幼少の頃より霊力が高く、真央霊術院に入門後はその霊力を生かし鬼道で優秀な成績を収めています。鬼道は霊力だけではなく独自のコントロールと才能がないと操るのも難しい霊術です。鬼道を苦手とする死神も少なくない中でルキアは才能に恵まれ、十三番隊に入隊した時点での鬼道の実力は副隊長クラスになっていました。 さらにルキアは上級者が習得する鬼道や熟練者のみが使用する詠唱破棄、二重詠唱といった高難易度のスキルも使いこなしています。戦闘では敵を足止めする霊術の縛道(ばくどう)とともに使い分け、特に中級鬼道の蒼火墜(そうかつい)、赤火砲(しゃっかほう)をメインに使用。ルキアの鬼道のセンスの良さを覗わせます。

アニメ版『BLEACH』で朽木ルキアを演じた声優は折笠富美子

朽木ルキアの声優は折笠富美子(おりかさふみこ)が務めています。折笠富美子は東京都江戸川区出身の声優で所属事務所はアトミックモンキーです。 また、劇団員としても活躍しており、俳優三宅裕司の劇団「スーパー・エキセントリック・シアター」に所属していました。特技は手話で全国手話検定3級、NPO手話技能検定2級を取得しています。 声優のデビュー作はアニメ『GTO』のヒロイン教師冬月あずさ役、以後様々な年代の女性の声を担当しました。声優代表作は『あたしんち』主役立花みかん役、『銀魂』柳生九兵衛役、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』メイリン・ホーク役などです。

実写版『BLEACH』で朽木ルキアを演じたのは杉咲花

BLEACH
(C)久保帯人/集英社 (C)2018 映画「BLEACH」製作委員会

実写版映画『BLEACH』で、凛としたルキアを演じたのは杉咲花(すぎさきはな)。長めの髪型に変わってしまっている点には違和感を感じてしまいましたが、演技は全くの違和感なし。凛とした佇まい、アニメと同様のやや低く威厳のある声を見事に再現していました。 彼女はもともと子役「梶浦花」として活動していました。中学生になり、女優をより強く志望し改めてオーディションを受け、研音に所属し改名したという経歴があります。 皆さんも一度は目にしたことがあるであろう「味の素CookDo 回鍋肉」のCMで、回鍋肉を頬張る美少女として話題に。2013年1月放送の『夜行観覧車』で荒れた少女役を好演し、以降は映画やドラマに次々と出演している大人気女優です。

『BLEACH』多くの困難を乗り越え、成長を遂げた朽木ルキア

今回は『BLEACH』の中核を担うキャラクター・朽木ルキアについてご紹介しました。物語の序盤では下級の平隊員にすぎなかった彼女が隊長にまで至ったことを振り返ってみると、その成長ぶりに驚かされますね。 原作の他に原作者・久保帯人が監修したスピンオフ小説でも彼女の活躍が見られますので、気になった方はぜひご覧ください!