『君の名は。』瀧くんを徹底解明!その後の就職先は?『天気の子』にも登場してる?
2016年8月に公開され、大きな話題を呼んだ新海誠監督の長編アニメーション映画『君の名は。』。本文では『君の名は。』の主人公・瀧くんこと立花瀧について解説していきます! 瀧くんの基本情報はもちろん、出身高校やバイト先、三葉とのその後についても深掘りします。本文を読めば、瀧くんの魅力がより一層わかるはず!
“瀧くん”こと立花瀧はどんな人?
名前 | 立花瀧(たちばなたき) |
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年齢 | 17歳(高校2年生) |
誕生日 | 12月1日 |
声優 | 神木隆之介 |
家族構成は父親と2人暮らしで、東京タワーが見える場所に住んでいます。出身高校は「東京都立神宮高等学校」、バイト先はイタリアンレストラン「IL GIARDINO DELLE PAROLE」で、特技は絵を描くこと。建築や美術に興味を持っていて、趣味はカフェ巡りです。
瀧くんの出身高校・バイト先のモデルはどこ?
瀧くんの出身高校・東京都立神宮高等学校のモデルは?
瀧の出身高校「東京都立神宮高等学校」のモデルは2つあるようです。外観や立地は東京都立新宿高校、内観は広島県立基町高校だといわれています。内観に関しては基町高校の特徴的な吹き抜けホール、外観に関しては新宿高校の正面玄関付近の階段状の形状が似ているとのこと。 立地については新宿高校は新宿駅から5分ほどの距離にあり、劇中では瀧と入れ替わった三葉が初めて神宮高校に登校するシーンで、新宿駅の南口から東側を見た風景が映し出されていました。ちなみに基町高校も新宿高校も偏差値69とかなり学力の高い進学校です。
瀧くんが働いているイタリアンレストランのモデルは?
瀧のバイト先はイタリアンレストラン「IL GIARDINO DELLE PAROLE」。モデルとなっているのは「カフェ ラ・ボエム」新宿御苑店です。店名のイタリア語の意味は「言葉の庭」で、これは新海誠監督の作品『言の葉の庭』のイタリア語版タイトルとなっています。 そして実はモデルとなったカフェは、『言の葉の庭』の舞台となった新宿御苑の隣にあるのです!新宿御苑から「カフェ ラ・ボエム」へと、『言の葉の庭』から『君の名は。』の聖地巡礼ができ、ファンの間では公然の人気スポットになっているようです。
『君の名は。』の主人公・立花瀧は外見も内面もイケメン
整った容姿!
瀧は外見はもちろん、内面もイケメン!まず見た目が整った容姿であることは一目瞭然です。三葉も劇中でノートに瀧のことを「けっこうイケメン」と書いていましたね。 田舎暮らしに嫌気がさしていた三葉は「来世は東京のイケメン男子にしてください!」と願っていましたが、実際その言葉通りになっているともいえます。
かっこいい特技
瀧の特技は絵を描くことですが、その画力はかなり高いもの。しかも劇中では、その特技が物語が展開する重要なカギとなっています。 瀧は記憶力もずば抜けているようで、入れ替わった時に見ていた風景など細かく描写していました。それを頼りに三葉が住む町が「糸守町」であることを突き止めますが、同時に糸守町が大災害に遭い、三葉がそれに巻き込まれて亡くなっていることを知ってしまうのです。
大人びていて勇敢な性格
年齢の割にどこか大人びた雰囲気を持つ瀧ですが、それは母親不在の父子家庭だからでしょうか。自分のことは自分でしなければならない環境があり、父親とも対等に話をしているような印象があります。 年ごろの男子ではあるものの、普段の服装はオシャレよりも実用的な動きやすいものを選んでいるよう。興味がある建築については、カフェ巡りをしながら独学したり絵を描いたりと、自分の将来も見通している地に足が付いた現実主義者でもあるようです。 また、三葉がすでにこの世の人ではないと知った後も、彼女や糸守町を救おうと奔走する姿はとても勇敢で実行力があります。
瀧くんの声優を演じたのは神木龍之介
主人公・立花瀧の声優を務めたのは、俳優の神木隆之介(かみきりゅうのすけ)です。埼玉県出身で、生年月日は1993年5月19日 。幼い頃から子役として活躍し、声優としてデビューを果たしたのは2001年に公開されたアニメ映画『千と千尋の神隠し』でした。 俳優としても活動しており、幅広い役柄を演じる所も定評があります。俳優としての主な出演作は2012年公開の『桐島、部活やめるってよ』 前田涼也役、2015年公開の『バクマン。』高木秋人役などがあります。 実は今作のオファーを受ける前から、新海誠監督のファンだったそう。高校生の時に『秒速5センチメートル』を観て以来、ファンとして次回作を楽しみにしていたとか!そのため、オファーを受けた時は「これはドッキリなのか」とさえ思ったようです。
『天気の子』に瀧くんは登場してる?
『君の名は。』の新海誠監督の次作『天気の子』には、立花瀧として再登場しています。『天気の子』の主人公・帆高と陽菜が始めた「晴れ女」サービスの依頼者・立花冨美の孫という設定です。 お盆で祖母の冨美の家に遊びに来ていた時に帆高たちと遭遇し、その際に帆高に陽菜への誕生日プレゼントを贈ることを提案しています。もちろん声優を務めたのは神木隆之介!この再登場は、新海誠監督が個人的に「再会する前の瀧と三葉の姿を見てみたかった」ために実現したようです。
瀧くんの就職先・その後の三葉との関係は?
『天気の子』では三葉も新宿のアクセサリーショップの店員として再登場していますが、その後の2人はどうなったのでしょうか?映画の中ではその答えはわかりませんが、小説版にヒントがあります。 帆高が高校を卒業してから、2度目に冨美を訪ねるシーンに「飾られている孫の結婚写真」という表現がありました。これはおそらく、2人が結婚した証なのではないでしょうか? また瀧の就職先も気になるところですが、『君の名は。』本編では就活に苦労する様子も描かれていました。しかしラストで瀧と三葉が再会した時、瀧は社会人1年目のはず。面接を受けていた建設会社に無事就職できていたら良いですね!
立花瀧の魅力を知ると『君の名は。』がもっと面白くなる!
新海誠監督の大ヒット作『君の名は。』の主人公・立花瀧の魅力に迫ってみました! 偏差値の高そうな高校に通っている東京のイケメン男子高校生。画力が高くて、好きな人に一途で実行力があり勇敢。改めて書き連ねてみると、主人公としてはかなり魅力的なキャラクターです。 そんな彼にも就活に苦労したという一面があり、親近感もわきます。本作の魅力はそんなキャラ設定の細かい部分にもあるのかもしれませんね!