2018年1月6日更新

『君の名は。』は傑作?それともつまらない?評価・レビューを紹介【海外での評価は?】

(C)2016「君の名は。」製作委員会

2016年の大ヒット映画『君の名は。』少年と少女の入れ替わりをテーマに、恋愛と青春物語を描いた新海誠監督の長編アニメーション。ユーザーからはどんな声が上がっていたのでしょうか?

映画『君の名は。』の評価・レビューはが知りたい!海外での評価は?

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映画『君の名は。』は新海誠が原作、脚本、監督を務めたアニメーション映画で、2016年8月26日に公開された作品です。東京で暮らす男子高校生、立花瀧と岐阜県の山奥に暮らす、田舎の女子高生宮水三葉はある日突然入れ替わりを経験します。そして、互いの生活を楽しむ2人でしたが、その入れ替わりが突然終わりを告げ……。 『秒速5センチメートル』や『言の葉の庭』など、美しくクオリティの高いアニメーション映画を送り出した新開作品ということで、公開前からの期待値も高かったことから全国約300館での公開となりました。 公開後、13週のうち12週で週末動員数1位を獲得するなど、日本歴代興行ランキング1位に輝きました。今回はそんな話題となった作品から、感想や評価・レビュー、海外の声も含めて集めてみました。

あらすじをチェック

共感できて泣ける!高い評価の感想【ネタバレ有】

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新海作品は繊細で美しい描写が魅力ということもあり、今回も「美しい作品だった」という声が多く寄せられています。 今回は入れ替わりがテーマということで、これだけですとありがちなテーマなのですが、そこにタイムスリップ要素も加わりました。そのため、物語は少々複雑にはなったものの、過去への想いなど、キャラクターたちの想いがより強くなったことがストーリーの魅力を強くした様子。 特に、三葉と瀧の時間軸がずれていて、実は三葉が既にこの世界にはいない、と分かった時。そして、その運命を変えようと必死でもがく主人公の姿にはグっときた人も多いのでは?お互いがお互いを認識しようと必死で腕に「好きだ」と書いてしまうシーン。そして、最後に「君の名は」と告げるシーン。 ポイントをついて伏線を回収してくる展開はときめきを感じずにはいられません。

幅広い年齢層に支持された

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主人公の2人が10代の少年少女であること。入れ替わりにタイムスリップ、青春、恋愛、といったテーマを含む作品ですので共感を呼べそうなのは主に10代、20代といったイメージがあります。NHKのインタビューによれば新海も10代、20代に見て欲しくて作ったと語っています。 しかし、実際に蓋を開けてみると公開1週間後では3割ほどだった30代が公開14週目には半分ほどを占めていました。50代、60代の視聴者も少なくなく「実際に自分が体験した出会いと別れを思い出した」という意見も。幅広い年齢の心に響いた理由としては青春の懐かしい思い出、すれ違ってしまった大事な人を思い起こさせるようなストーリーだったことがあげられそうです。 60年代の方に関しては、お孫さんと見に行ってストーリーの爽やかさに最近のアニメの面白さを知った、というご意見も。10代から広がったパターンもあったようです。因みに、このヒットは作者の新海も予想外だったとのこと。本人も何がそんなにウケたのか不思議に思っているのだとか。

「共感できない」「つまらない」という低い評価も

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公開前からCMなどで大々的に宣伝をしていたので、大きな期待を持って見に行ったという人もいるのではないでしょうか。しかし、実際見に行ったものの「つまらない」「感動はしなかった」という意見も寄せられています。 物語が薄っぺらい、新海の描く物語そのものが夢見がち、との厳しい意見もある中、つまらなかったというユーザーの声を拾ってみると「キャラクターや物語に共感できず、話が理解しがたい」「分かりにくい」といった意見が多い様子。また、10代の青春恋愛ものに共感できない、といった意見もありました。 また、共感できないという意見の中には主人公の立花瀧のキャラクターが分からず共感できないという意見も。彼の行動原理が何なのか、三葉に惹かれる理由は何なのか?といったところがしっくりこない、と首を傾げたユーザーもいたようです。

消化不良気味で気になってしまう?

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この物語は非常に壮大であるため、細かい部分まで手が行き届いていない部分があるようです。何故こうなったのだろう?と疑問に思うシーンが多いと感じたユーザーは、モヤモヤ感を感じてしまい、消化不良気味になってしまったとの意見も。 作品に表現不足、説明不足感を感じたユーザーからは不満が残ってしまった様子。また、恋愛ものとして見ていくと「ロマンチックな世界観」は確かに描かれてはいるものの、心理描写の表現が甘く恋愛ものとしては見られない、との意見も。 ときめいたり、おお、と思う部分はあるようなのですが、モヤっとした感が残ってしまったユーザーにとっては、そんなに評価されるもの?と感じられたようです。

海外レビューでは高評価!

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アメリカの大手批判サイトRotten Tomatoesによると、一般視聴者からの支持率は95%を記録しているとのこと。アメリカではかなり評価が高いようですね。日本のアニメはクオリティの高さで人気を誇っていますが、この作品についても様々な意見がある模様。 実際に上がっている声としては「映画が美しい」といった意見から「入れ替わりのテーマをデリケートに扱い、夢のような領域に持って行った」「古き良き日本と現代の日本が混ざり合っている」「ストーリーが幻想的」などの意見が多く、幻想的な美しさや、ストーリーの良さなどが高く評価されたようです。海外でも思わず泣いてしまった、という意見も多く感動的な作品として広く認知されています。

『君の名は。』はアジアでは5冠達成!各国で高評価・良い感想多数

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日本でも大ヒットとなった『君の名は。』ですが、世界でも話題を呼んでおり、中国、台湾、タイ、香港と日本を含む5か国でも1位を記録しています。アジア各国でも日本のアニメーション作品は人気が高いのですが、それより前に公開されていたジブリ作品や『ドラえもん』などを抜いて堂々の1位を獲得。凄まじいブレイクぶりですね。 世界では125か国での配給が決定しており、2017年現在既に公開を終えた国もあれば、これから公開される国もあるとのこと。まだまだ『君の名は。』ブレイク止まりそうにありません。 アジア以外では、前述のアメリカ以外でも評価が高く、イギリスの雑誌エンパイアでは新海について「宮崎駿と同等の評価を彼は得るだろう」と大絶賛。他の雑誌でも「目がくらむほどの入れ替わりロマンス」と作品だけでなく、新海本人も高い評価を受けています。