砕蜂(ソイフォン)の卍解・瞬閧がかっこいい!夜一との関係や声優も紹介【BLEACH(ブリーチ)】
ツンデレでかわいい
砕蜂の活躍を
『BLEACH』に登場する小柄でかわいいけど強くて部下想いな砕蜂(ソイフォン)。夜一との和解の折には今まで見せなかった思わぬ一面にドキッとした読者も多いのではないでしょうか? 本記事では、そんな『BLEACH』に登場する砕蜂の魅力を徹底解説します!2023年7月から始まる『BLEACH 千年血戦篇-訣別譚-』への予習も兼ねてチェックしてくださいね。 ※この記事は『BLEACH』の重要なネタバレを含みます。
砕蜂(ソイフォン)のプロフィール
二番隊隊長でありながら隠密機動総司令官の砕蜂(ソイフォン)。暗殺を生業とする蜂家に生まれて技を磨いてきました。小柄な美少女ですが実力は本物。その小柄な体を活かして素早い身のこなしで戦います。 性格は一見冷たいように見えますが実は部下想い、いわゆるツンデレです。特に初期の頃は冷徹な一面が強かったのですが、四楓院夜一との間にあったわだかまりが解けたことで少し丸くなった様子。夜一のことを敬愛しており、時には隠し撮りなど行き過ぎた行動も見られます。
隠密機動とは?
諜報や暗殺などを引き受ける部隊です。護廷十三隊とは別の組織ですが、夜一の一族「四楓院家」が代々総司令官を継いでいたようで、四楓院家の当主が総司令官になると隊との結びつきが強固になります。 夜一が総司令官になってからは二番隊の直属の組織という扱いになりました。
【関係】砕蜂は夜一を敬愛していた!過去と現在の2人は?
魂魄消失案件で夜一が失踪
砕蜂と夜一はかつて上司と部下の関係でした。ある日、魂魄消失事件で藍染の実験により旧護廷十三隊のメンバーが虚化。浦原喜助は彼らを助けるも、藍染惣右介の策略により逮捕されかけ、旧護廷十三隊のメンバーも処分対象になります。 彼らを助けるために夜一は逃走を手伝い、その立場を追われ浦原たちとともに現世へ姿を消しました。突然いなくなった夜一に砕蜂は裏切られたと思うようになったのです。
尸魂界篇で宿命の夜一と対決
尸魂界篇では砕蜂と夜一が対峙します。夜一が姿を消した101年間の間に砕蜂は技を磨き続け、夜一を圧倒。新技でとどめを刺そうとするも、夜一も同じ技を使い砕蜂は敗北してしまいます。その際に本音を打ち明け、夜一とは無事和解しました。 和解するときに砕蜂は「なぜ私を連れて行ってくれなかったのです……夜一様……!」と泣き顔を見せ、普段とのギャップに心打たれた読者が続出。普段クールな砕蜂だけに破壊力がハンパなかったです……。
【技】千年血戦篇で大活躍!瞬閧を改良した「無窮瞬閧」とは?
夜一との戦闘で見せた新技は「瞬閧(しゅんこう)」。鬼道を体に纏い拳だけでなく鬼道も一緒に叩き込む技です。 砕蜂は独自でこの技を改良させ瞬閧を長時間維持する「無窮瞬閧」を編み出します。この技を披露した時には相手が強すぎたことや、砕蜂自身まだ技が未熟だったため通用しませんでした。 しかし、もともと砕蜂は自身の卍解と相性が悪く、強くなる方向性としては間違っていません。もっと技を磨く時間があれば強くなっていたでしょう。
【卍解】暗殺と呼ぶには派手過ぎる「雀蜂雷公鞭」
読み方 | じゃくほうらいこうべん |
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能力 | ミサイル発射 |
初発現 | 42巻360話 |
卍解「雀蜂雷公鞭」は右腕が砲台となりミサイルを放つ技です。その威力は絶大で命中すれば辺り一帯を破壊します。 しかし、威力が高い分デメリットも多い卍解です。まず、見た目が派手なので隠密行動ができなくなるうえ、砲台が重いので砕蜂の武器である素早い動きが出来なくなります。また、ミサイルを発射した際の反動も大きく、小柄な砕蜂は吹き飛ばされてしまうのです。 とことん砕蜂の強みを殺してしまう卍解であり砕蜂自身も「自分の矜持に反する」と思っているため、あまり使用しません。
【斬魄刀】二突きで確殺「雀蜂」
能力 | 弐撃決殺(にげきけっさつ) |
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解号 | 尽敵螫殺(じんてきじゃくせつ) |
開放すると中指が針状の刃になった手甲になります。最初の一撃で死の刻印を刻み、二撃目で刻印を突けば相手を倒せる能力。斬魄刀の名前のとおり、2回目でアナフィラキシーショックを起こすスズメバチがモチーフです。 この二撃は必ずしも同じ場所に刻まなければいけないわけではなく、傷口の位置が一致すれば、一撃目は腹部から、二撃目は背後からという攻撃の仕方も可能です。夜一が総司令官を務めていた時には一撃目に持続時間の制限がありましたが、その後は弱点を克服し、現在では持続時間に制限はありません。
【関係】大前田副隊長と砕蜂隊長は仲が悪い?
部下との交流をあまり好まないため、部下に対してもクールな砕蜂。二番隊には大前田というふくよかな体型をした副隊長がおり、よく不平や不満を零していることなどから砕蜂は殴るなどして良く叱りつけています。 日頃からどちらかというと、大前田に対しては冷たくぞんざいに扱っているイメージが強いのですが、部下の大前田のピンチの際には自分の命よりも部下の命を優先したという事実もあり、実は部下思いな一面もあるようです。
【活躍】腕を失っても最後まで戦うタフな隊長!
破面篇:バラガン戦で左腕を失う
活躍巻 | 43巻 |
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破面篇では砕蜂は第2十刃のバラガンと戦います。バラガンに従属するジオ=ヴェガに圧倒されるも、敵の実力を見切るための演技で見切った後はジオ=ヴェガを瞬殺。 その後はバラガンと戦闘しますが、バラガンの能力「老い」に苦戦し左腕を失ってしまいます。卍解するも倒しきれず窮地に陥ったところ、「仮面の軍勢」の有昭田鉢玄が救援にきました。 バラガンを有昭田の結界「四獣塞門」に閉じ込め、そこに卍解のロケットを打ち込み深手を負わせ、有昭田の機転でバラガンを倒します。
千年血戦篇:2回に渡るBG9との戦闘
活躍巻 | 62巻 |
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千年血戦篇では「星十字騎士団(シュテルンリッター)」のBG9と2回戦います。 1回目では早々に卍解をしたため、「メダリオン」により卍解を奪われてしまいました。 2回目では奪われた卍解の穴を埋めるためにも新技「無窮瞬閧」を生み出し、第二次進行で再びBG9と相対します。無窮瞬閧を繰り出すもBG9に通用せず意識不明の重体に。しかし、侵影薬により卍解を取り戻し、雀蜂雷公鞭を食らわせ撃退しました。
【服装】露出度高めの刑戦装束には意味がある!?
砕蜂は他の隊長のほとんどが袖のある羽織を使う中、珍しく袖なしの羽織を身に着けています。また、下には刑戦装束という腕と背中を露出するスタイルの衣装を身に纏っているのですが、実はこれには理由があります。砕蜂の「瞬閧」は圧縮した霊圧を肩から腕にかけて纏う技であり、この技を使うとその霊圧の高さで衣服が吹き飛んでしまうのです。 これは同じ隠密起動を務めた夜一も同じようなスタイルを取っており、非常にセクシーなスタイルであるとファンからも好評な様子。
【声優】砕蜂(ソイフォン)役は変更した?キャスト2人を紹介!
砕蜂役を務めた声優は2人います。 初代は川上とも子。『ヒカルの碁』の進藤ヒカル役や『少女革命ウテナ』の天上ウテナ役が有名ですね。川上とも子はガンが発見され療養しますが残念ながら亡くなってしまいます。 2代目には休業中に代役で出演していた桑島法子が引き継ぐことになりました。桑島法子は『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のステラ・ルーシェ役や、『ハートキャッチプリキュア!』の明堂院いつき役が有名です。
『BLEACH(ブリーチ)』ツンデレでかわいい砕蜂は夜一大好きっこ
初登場時は夜一とのわだかまりも解けておらずクールな印象だった砕蜂。しかし、夜一と和解した後には夜一にぞっこんなかわいい一面が見られるようになりました。 そんなかわいい砕蜂は2023年7月から始まる『BLEACH 千年血戦篇-訣別譚-』でも活躍が見られます。アニメの放送が待ち遠しいですね!