2020年2月18日更新

『BLEACH』浦原喜助は結局何者だったのか!?謎に満ちた過去や活躍を解説

bleach サムネ

スタイリッシュな画風と、独特のネーミングセンスが目を惹く大人気漫画『BLEACH』。本作に登場する浦原喜助は、物語に様々な影響を与える謎めいた男です。今回はそんな彼の活躍や、斬魄刀の能力、隠された過去について徹底解説します。

目次

『BLEACH』浦原喜助(うらはらきすけ)はただの駄菓子屋じゃなかった!【ネタバレ注意】

浦原商店の店主として登場する浦原喜助(うらはらきすけ)。甚平に下駄で、目ぶかに被った帽子が印象的な怪しい人物。飄々とした態度と何かを仄めかすような話し方から周囲にはかなり胡散臭く思われているようです。 ですが、ことある事に一護たちを手助けし、物語に様々な影響を与えている重要人物です。今回はそんな怪しい駄菓子屋の過去や、強さなどを徹底解説します。 ※本記事では『BLEACH』のネタバレ情報を扱っています。読み進める際はご注意下さい。

浦原喜助は駄菓子屋を営む闇商人!現世の死神たちがお客さん

浦原喜助の生業は古びた雑貨屋「浦原商店」の経営。生活用品から駄菓子まで販売していて、握菱鉄裁(つかびしてっさい)、紬屋雨(つむぎやうるる)、花刈ジン太という店員を雇っています。 自ら「ちょっと陰のあるハンサムエロ店主」や「しがない駄菓子屋の店長」と名乗ることも。しかしそれは世を忍ぶ仮の姿で、現世にいる死神に尸魂界から仕入れた道具を売るのが本業のようです。 ルキアが一護をかばって重傷を負った時にも必要な物を手に入れるため浦原商会を頼っていました。赴任中の死神は重宝しますね。

四楓院夜一(しほういんよるいち)とは幼馴染み!?浦原を助け出したために現世にとどまっていた

四楓院夜一は浦原の幼馴染で無二の親友といえる存在です。二番隊の第三席だった浦原を、空席となった十二番隊隊長に推挙したのも当時二番隊の隊長を務めていた夜一なのです。 彼が濡れ衣を着せられ四十六室から全霊力の剥奪と現世への永久追放を申し渡された時にも覆面姿で現れ救い出してくれました。夜一自身も逃亡幇助の罪に問われたので現世に身を隠すことになったのです。

過去には護廷十三隊の隊長だった!?隊を自分の色に染め上げた

浦原は帽子を目深にかぶり仁平姿に下駄、手には杖と扇子という緊張感のない身なりをしています。飄々として裏があるかのような発言を繰り返すため周囲から胡散臭がられていますが、実は護廷十三隊の元十二番隊隊長だったのです。 110年前、前任の曳舟桐生(ひきふねきりお)が零番隊へ昇進した折り後任に入りました。副隊長のひよ里は曳舟桐生を慕っていたこともありなかなか受け入れずにいましたが、いつの間にか浦原のペースに乗せられ打ち解けることができたのです。 彼は当時、「蛆虫(うじむし)の巣」に収監中であった科学者の涅マユリを引き入れ、隊の付属機関として「技術開発局」を創設。十二番隊を自らの色に染めていきました。

初代・技術開発局局長として崩玉を開発!波乱の物語はここが起点となる

十二番隊隊長のポストについた浦原喜助は、隊首室を実験室に改造。次に「蛆虫(うじむし)の巣」に収監されていたマッドサイエンティスト・涅マユリを口説き落とし「技術開発局」を創設しました。自らが初代局長に就任、副局長に涅マユリ、「蛆虫の巣」から他にも人材を抜擢し研究の場を整えたのです。 技術開発局の成果のひとつとして挙げられるのが、虚と死神の間の堺を越える物質「崩玉(ほうぎょく)」。魂の壁を取り払うと限界を超えた力を手に入れることが出来るとされるため、危険性を危ぶみ破壊しようとしましたが失敗しました。

藍染の策略により、事件の濡れ衣を着せられ尸魂界追放へ……。

隊長就任から9年後に魂魄消失事件が発生。調査に出ていた者たちの霊圧も消失してしまいます。浦原は増援に向かった部下の身を案じ、大鬼道長の鉄裁とともに命令を無視して現場に向かいます。 現場では調査隊および部下のひよ里が虚化され、手を下した藍染には逃げられてしまいました。崩玉によって治療しようとしますが、藍染の根回しで中央四十六室に捕らえられた上に虚化実験の罪を着せられ尸魂界を追放されることになったのです。

浦原喜助の斬魄刀は鬼道系?卍解は触れたものを造り変える強力な能力!

死神がもつ斬魄刀、浦原喜助が持つ刀の名は「紅姫(べにひめ)」です。普段持っている杖がこの刀で、解号を唱え、始解すると柄の先が折れ曲がった直刀へと見た目が変化します。

始解

解号は「起きろ」、「啼け」。封印状態の時は仕込み杖になっていて、杖の先で突くと肉体から魂魄を切り離すことが出来ます。「起きろ」で直刀の形状に変化して、「啼け」で刀身から血を流しその血で技を繰り広げます。

血霞の盾(ちがすみのたて)

刀身から血を出して敵の攻撃を防ぐための防壁も膜を作ります。ヤミーとの戦いの時に披露しました。

剃刀紅姫(かみそりべにひめ)

その名の通り、紅い剃刀の刃のような斬撃を繰り出す技です。帰刃形態のルピーの触手を切り落としたことがあります。

縛り紅姫(しばりべにひめ)

剣先から出した血が黒い網の形状になり相手を拘束する技です。藍染との戦いの時に使用しています。

卍解

名前は「観音開紅姫改メ(かんのんびらきべにひめあらため)」。卍解すると刀がなくなり、背後に巨大な天女のようなものが現れます。 一定範囲内のあらゆるものを造り変える能力を持っています。具体的には失明した目に触れて視力を取り戻す、太刀で斬られた腕を新たに造りだす等、再生や強化に特化しています。

鬼道を術名すら唱えず使えるほどのやり手!九十番台も詠唱破棄で繰り出すことができる

死神が使う霊術「鬼道」。大きく分類すると攻撃系の「破道」と防御系の「縛道」、それと回復系の「回道」があります。破道と縛道にはそれぞれ一番から九十番台までの術があり、数字が大きくなりにつれ高度になり威力を増します。 また術を発動するには決まった言霊を詠唱した後に術名を唱えることが必要です。しかし浦原は詠唱せずに破道の九十一を使用していたので、相当な鬼道の使い手であることが伺えます。

「千年血戦編」で見せた浦原の本気!アスキンナックルヴァール戦を解説

「千年血戦編」で登場した隊長格すら苦戦する強敵揃いの滅却師軍団「星十字騎士団(シュテルンリッター)」。その中でもユーハバッハとともに霊王宮へ侵攻することを許された実力者集団・親衛隊の1人で「The Deathdealing(致死量)」の能力をもつアスキン・ナックルヴァールの相手を務めました。 アスキンは摂取した物体の致死量を認識・操作でき、自分には耐性をつけつつ相手には毒となるような状況を作ります。おしゃべりで飄々としながらも冷静な分析を欠かさず、霊子や霊圧を取り込んで夜一ら死神側の勢力を追いつめていきます。 毒に対応し続ける浦原をも完聖体「神の毒見(ハスハイン)」で追いつめますが、卍解による体の作り直しで対抗。アスキンはさらに脱出不可能の猛毒の結界に彼を閉じ込めますが……卍解で結界自体を作り直し、侵入させたグリムジョーの一撃により勝負が決しました。 ユーハバッハすら警戒した浦原の「未知数の手段」が見事に勝ったのです。

浦原喜助の名言3選!普段はふざけてるけど深いセリフはとことん深い

普段は物腰柔らかく飄々としつつも、時にはガラリと人柄を変えながら多くの活躍を見せた浦原喜助。そんな彼のギャップに痺れる名言を、3つ厳選してご紹介します。

「死ににいく理由に他人を使うなよ。」

「尸魂界潜入編」の序盤でルキアを連行しにきた恋次・白哉にあっさりと倒されてしまった一護。そんな自分の実力も分からず、焦る彼に現実を突きつけた一言です。その威圧感で思わず一護は黙っていましたね。

「死なない為に死ぬほど準備することなんて みんなやっている事でしょう」

かつて倒したはずのグリムジョーが現れたこと、浦原が彼をも手段の1つとしていたことに驚くアスキンへの返答です。あらゆる可能性を考え、手段を用意しておくことは彼にとって当たり前のことだったのです。

「誰も見たことのないものを創るなら自分の手で それが科学者ってもんス」

3つの世界を壊してまで何かを作ろうとするユーハバッハに興味をもっていたアスキン。何が作られるのか見たくないのかと彼に問われた時の返答です。「誰が作るか」へのこだわりは科学者ならではでしょう。

アニメ版『BLEACH』で浦原喜助を演じた声優は三木眞一郎(みきしんいちろう)

浦原喜助の声を担当した三木眞一郎(みきしんいちろう)は81プロデュース所属の声優、ナレーターです。東京都出身、1968年3月18日生まれのAB型で「ミキシン」の愛称で親しまれています。 代表作は峠を攻める走り屋たちを描いた『頭文字D』の主人公・藤原拓海役。アニメ放送が始まった1998年から16年にわたって担当していました。また『ポケットモンスターシリーズ』ではロケット団のコジロウやサトシのリザードンの他、多くのポケモンを演じています。