2024年12月2日更新

『BLEACH(ブリーチ)』京楽春水の卍解が強すぎる!?声優や名言・死亡説などを徹底解説!

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京楽春水は『BLEACH』に登場するナイスミドルなキャラクター。飄々とした態度を見せる彼ですが、時折見せる冷静さやシビアな顔を持つ魅力も外せない人物です。 本記事ではそんな京楽春水の強さや活躍シーン、名言に至るまでたっぷりと紹介します。 ※この記事は『BLEACH』のネタバレを含みます。

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『BLEACH(ブリーチ)』京楽春水(きょうらくしゅんすい)のプロフィール

本名 京楽 次郎 総蔵佐 春水
役職 八番隊隊長→総隊長(一番隊隊長)
斬魄刀 花天狂骨(かてんきょうこつ)
卍解 花天狂骨枯松心中(かてんきょうこつからまつしんじゅう)
誕生日 7月11日
身長・体重 192cm , 87kg
声優 大塚明夫

護廷十三隊八番隊の元八番隊隊長で、現在は一番隊隊長、そして総隊長を務める京楽春水。200年以上もの長きにわたって隊長を任されている実力者です 。 上級貴族の出身ではありますが、女物の着物を羽織り、女物の長い帯を腰に巻くなど、派手な格好をしている洒落者です。 女の子と酒が好きでノリも軽い性格ではありますが、なかなかのくわせもので、とても頭が切れる人物でもあります。 のらりくらりとしてはいるものの、決めるところはビシっと決めるギャップが魅力的です。京楽は戦い自体を好まないですが、敵味方のしがらみよりも勝利を優先する結果主義者として描かれています。

【卍解】男女の悲恋物語をなぞった「花天狂骨枯松心中」!

スターク戦では「人目につくところで使うもんじゃない」と浮竹に止められた卍解「花天狂骨枯松心中(かてんきょうこつからまつしんじゅう)」。 リジェ・バロ戦では解放した途端に空が薄暗くなり、離れた一護達が寒気を感じていました。男女の悲恋物語をなぞり、順番に発動する4つの技についてご説明します。

躊躇疵分合(ためらいのきずのわかちあい)

自分が負った傷を相手にも負わせることができます。しかし、それがいかに重傷であろうと死ぬことはありません。まさに心中を試みたものの、ためらったことで死ぬほどではない傷を負ってしまったようです。

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慚愧の褥(ざんきのしとね)

相手に傷を負わせてしまったことを男は深く悔い、床に伏し癒えぬ病に罹ってしまう……。その場面を体現するように、相手の体には数多の赤い発疹が出ます。

断魚淵(だんぎょのふち)

あれよあれよと三段目……覚悟を決めた者たちの、淵への身投げ。ここでは、互いの霊圧が尽きるまで湧き出る水に沈められます。焦ったリジェがいくら水面に向かって羽ばたこうとも、決して浮かび上がることはありません。

糸切鋏血染喉(いときりばさみちぞめののどぶえ)

いよいよ結末、〆の段。ここまで進んだ京楽があたかも自分を倒せるような顔をしていることに激昂し、襲い掛かるリジェに白い糸が絡みつきます。その糸は死が怖くなった男の未練……。その未練を断ち切るように、敵の喉元を京楽が斬り裂きます。

花天狂骨枯松心中はアニメ何話で放送?

京楽の卍解「花天狂骨枯松心中」が、2024年放送の千年血戦篇第3クール第9話にてついに放送されました! 原作では「千年血戦篇」の第647話で星十字騎士団のリジェ・バロとの対戦の最中に初披露となっているので、ぜひアニメでの演出もチェックしてみてください!

VSリジェ・バロ
京楽の卍解初披露を

【死亡説】「千年血戦篇」のリジェとの戦いで京楽春水は死んだのか?

BLEACH 千年血戦篇 ブリーチ

京楽が総隊長として霊王宮へ突入した千年血戦篇、原作の最終章です。 京楽が対峙する相手は、親衛隊のひとりである滅却師、リジェ・バロ。リジェは敵の攻撃からは絶対防御、さらに自分の攻撃は防御不能というチートに近い能力を発動します。 苦戦を強いられるものの七緒とともにリジェを撃破した京楽ですが、その際重症を負ってしまいます。そのまま長く作品に登場しなかったため、死亡説が流れてしまいました。 ですが最後の最後に、昔から気心が知れていた浮竹の墓参りに行っているシーンが描かれたことにより、死亡説は撤回されました。

珍しい……
瀕死の京楽を

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【強さ】京楽春水は護廷十三隊の中でも指折りの実力者!

普段はできるだけ戦いを避けているようですが、真央霊術院出身の初めての隊長であり、隊長のなかでも鬼道と霊圧が圧倒的で、元柳斎、藍染卯ノ花という早々たるメンバーの後に名前を連ねるほどの戦闘能力を誇っています。 また、元柳斎が「見事な瞬歩」と言うほどの瞬歩のスキルを持っていることからも、そのスペックの高さがうかがえます。 本来戦闘は二刀流なのですが、本気を出さないときは1本の刀しか使いません。それでもスタークが苦戦するほどの剣術で敵を圧倒します。 内面ももちろんですが、この戦闘力の高さも買われ、元柳斎亡きあとは護廷十三隊の総隊長を任されました。霊圧、鬼道、瞬歩、剣術、どれをとっても高水準!

チャドの霊圧が消えた!?斬魄刀の始解はおろか抜く事すらなく圧倒……

京楽春水の初戦闘は、チャドとの戦いでした。直前に八番隊の3席を瞬殺したチャドでしたが、結果は刀を抜くことすらしない彼に敗北。京楽春水はこの戦いで底知れない実力を発揮します。 この戦闘で敗北したチャドは命までは失わなかったものの、瀕死の状態になり霊圧が消滅。それを感じ取った一護は「チャドの霊圧が消えた……!?」と驚愕しました。 京楽春水に負けた以降も、チャドはよく負けたり存在感が消えるので、読者間でチャドの出番が少ないことを「霊圧が消える」とネタにされるようになりました。チャドがよくかませ犬扱いされるのは、初戦の相手である京楽春水が強すぎたからと言えますね。

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【斬魄刀】二刀一対の「花天狂骨」(かてんきょうこつ)!

始解 「花天狂骨」(かてんきょうこつ) 
解号 「花風紊れて花神啼き 天風紊れて天魔嗤う(はなかぜみだれてかしんなき てんぷうみだれててんまわらう)」

斬魄刀は珍しい二刀一対の刀で、「花天狂骨」(かてんきょうこつ)と言います。自らの霊圧内で「遊び」をはじめる能力で、京楽を含め、敵をそのルールに強制的に従わせることができます。 敵はそのルールを推察するしかないという点で、京楽を敵に回すととても厄介です。

「花天狂骨」は伊勢家と関係がある!?

京楽の二刀一対の斬魄刀は、太刀を花天(かてん)と呼び、小太刀を狂骨(きょうこつ)と呼びます。狂骨は始めから存在したものではなく、伊勢家の呪いの原因と考えられた「神剣・八鏡剣」を隠すために、後になって作られた斬魄刀です。

【関係】副隊長の伊勢七緒(いせななお)とは2代にわたる深い信頼がある!

普段はだらしのない隊長をしっかりと叱る、凛とした副隊長を務める七緒。しかし、2人には単なる上司と部下の関係ではなかったのです。 七緒の家系、「伊勢家」は女しか生まれない女系の一族で、婿を迎えてもなぜか早死にする呪いがあると言われていました。彼女の母は呪いを信じ、言い伝えを断ち切ろうと京楽の兄に嫁いだものの……兄は死に、母は伊勢家へ戻ることとなったのです。 娘・七緒を呪いから守るため、原因であろう刀を京楽に隠してもらった母。それこそが彼女の斬魄刀だったのです。七緒に斬魄刀を渡すよう頼まれますが、母の願いを聞いた京楽は内心渋ります。 しかし七緒の強い決心、慕う相手は呪いなど笑ってくれるはずという信頼によって斬魄刀を渡すのでした。上司と部下にしては距離が近いシーンがありましたが、2代にわたる関わりによる深い信頼があるのでしょう。

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【技】花天狂骨(かてんきょうこつ)の技は7種類!

始解した花天狂骨の能力により、京楽を含めて霊圧の届く範囲内にいる者が巻き込まれる命がけの「遊び」。ルールは花天狂骨が決めるため、場合によっては京楽が不利になることも……。

艶鬼(いろおに)

指定した色がある部分にお互い攻撃できるようになります。交互に色を選べますが、リスクの大きさに応じて威力が変わります。安全な色を選べば強く斬りつけても威力は低く、自分も攻撃されやすい色であれば掠めただけでも大ダメージを与えられます。

影鬼

相手の影を踏んだら勝ちの影鬼。勝った者は影にまつわる特別な力が使えるようになります。コヨーテ・スターク戦では、思いもよらない影の中からの攻撃を食らわせました。リジェ・バロ戦では、影の中に潜める特性を生かして攻撃を避けていましたね。

嶄鬼(たかおに)

こちらもコヨーテ・スターク戦で登場した遊びです。高い所にいる方が勝ちとなるようですが、攻撃前に虚閃を撃たれてしまったので不発となりました。

不精独楽(ぶしょうごま)

刀から竜巻のような風を起こして相手に飛ばし、視界と動きを阻害します。目くらましとして使用しましたが、他に効果があるかは不明です。何らかの遊びにまつわる要素があったと考えられます。

だるまさんがころんだ

「鬼が目隠ししてかけ声とともに振り返り、動いた人を捕まえる」ルールを付与します。参加者は鬼に見られる前に鬼に触れれば勝利、鬼は触れられる前に参加者を見つければ勝利です。 技をかけた相手であるリジェ・バロはこの遊びをスペイン圏における同様の遊び「チョコラテ・イングレス」として即座にルールを把握しました。 余談ですが、チョコラテ・イングレスというなんだか甘そうな名称は作者が作った適当な造語だと大多数の読者から思われていたそうです。本当に実在する用語だったため驚いた読者は多かったとか……。

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影送り

影を見つめて別の場所に残像を移す遊びです。相手に自身の影を見せ、瞬間移動を行います。京楽春水の影を一瞬でも見た相手は、遊びが続く限り彼の影法師に翻弄されます。 優れた霊圧を持っている人物ほど、残像が色濃く残り惑わされる能力です。

指斬り

名前の通り「ゆびきりげんまん」を元にした遊びです。自分と相手が嘘をつけなくなるルールで、嘘をつくたびにデメリットが付与されます。 一度嘘をつくと指が動かなくなり、二度目は全身が麻痺、三度目は体の内を針で刺されるような激痛に襲われます。

【片目】戦いで右目を失い眼帯姿になるも貫禄があってかっこいい!

もともとは眼帯をつけていなかった京楽ですが、霊王宮に突入し、「星十字騎士団(シュテルンリッター)」のロバート・アキュトロンと戦うことになります。激戦を繰り広げますが、京楽は右目を失明してしまいます。 その後は右目に眼帯をつけるようになりました。もともと洒落た派手な格好をしている京楽なので、眼帯が加わるとさらに貫禄が上がってかっこいいとファンの間でも評判の模様です。

眼帯姿のきっかけ
アキュトロン戦を

【声優】京楽春水を演じるのは大塚明夫!色気がダダ漏れ……

大塚明夫

京楽春水の声を担当しているのは、マウスプロモーション所属の俳優・声優である大塚明夫です。ダンディな低音ボイスで色気のある大人の男性を数多く熱演しています。京楽春水もその1人と言えるでしょう。 他には「ブラック・ジャック」のブラック・ジャック役や「機動戦士ガンダム 0083 スターダストメモリー」のアナベル・ガトー役などを担当しています。

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【名言】結果主義者の京楽春水が残した名言とは?

良い子になろうとしなさんな。貸しがあろうが借りがあろうが戦争なんて始めた瞬間からどっちも悪だよ

愛川羅武とスタークとの戦いに介入し、顰蹙を買った際のセリフです。「流儀に酔って勝ちを捨てるのは三下のすること」と発言し、普段の飄々とした態度とはまるで異なる面を見せました。 人情が厚い一護や織姫たちとはちがい、京楽は徹底した結果主義者。少年漫画では、勧善懲悪、正義のために戦う、ということが多いのですが、京楽はそうではありません。 彼のなかでは戦いにおいて善悪なんて概念はなく、求めるのは結果のみ。ふだんおちゃらけている彼が言うからこそ、さらに深みのあるセリフになります。隊長としての責任感も感じさせる、ベテランの雰囲気もたまりませんね。

この名言を確認しに

面子じゃ世界を護れない。悪を倒すのに悪を利用する事をボクは悪だとは思わないね

『BLEACH』の最終章・千年血戦編で、犯罪者の藍染惣右助を利用することを仲間たちに話した際の発言。面子を重んじる護廷十三隊のメンバーからは不満の声が上がりますが、総隊長として反対意見を跳ね除けました。 「面子じゃ世界は護れない」という彼の言葉も結果主義者の彼らしい考え方ですね。総隊長として頼もしいかぎりです。使えるものはなんでも使うという行動は確かに身を結び、藍染はユーハバッハ打倒に大きく貢献しました。

藍染を利用する京楽を

ギャップが魅力!護廷十三隊の総隊長・京楽春水!

最終章では護廷十三隊・総隊長を務めた京楽春水について解説しました。普段は柔和な笑顔を浮かべる伊達男でありつつも、総隊長に相応しい強さと冷酷さも魅力な人物です。 2023年7月からはアニメ「千年血戦篇」が放送再開します。京楽も登場するので、ぜひチェックしてみてください。

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