血も涙もない!ベラトリックス・レストレンジが怖すぎる9つの理由【ハリー・ポッター】

2017年11月3日更新

「ハリー・ポッター」に登場する悪役のうち、最も異彩を放つ人物の1人であるベラトリックス・レストレンジ。彼女はどうしてこんなにもサディスティックで冷酷なのでしょうか。今回は彼女が血も涙もないと言われる9つの原因を紹介していきます。

1.ベラトリックス・レストレンジ、名前と性格

名前の由来

ベラトリックス・レストレンジ(旧姓ブラック)は1951年、歴史あるブラック家の3人姉妹の長女として生まれました。ブラック家は星から名前をとっており、ベラトリックス(Bellatrix)とはオリオン座の中で3番目に明るい星でアマゾン(ギリシア神話に登場する女戦士達)・スターの異名も持っている星です。 "Bella"はラテン語の複数形で「戦争」、単数形で「美しい」という意味を持ち“trix”は女性接尾辞です。つまり生まれながらにして「戦う戦士」なのです。

どんな性格?

ベラトリックス・レストレンジといえばサディスティックで非常に気性の荒い人物として知られています。暴力的傾向もあり、「不死鳥の騎士団」のメンバーであったネビル・ロングボトムの両親を誘拐・拷問した結果、2人は精神的異常をきたし、生まれたばかりの息子も思い出すことができなくなったほどでした。 この2人の拷問の罪でアズカバンで終身刑を言い渡され1996年のアズカバン脱獄までの15年間服役しました。このアズカバンでの服役は、それ以前も精神的に不安定だった彼女に大きな打撃を与えることとなりました。彼女のクレイジーさは、この出来事が原因であることは間違いないでしょう。

2.ホグワーツ時代はスリザリン寮

ベラトリックス・レストレンジはホグワーツに入学し、スリザリン寮へと組み分けされました。スリザリンといえばマグル(魔法を使えない人間)生まれを許さず、ほとんどが純血の生徒で構成されています。ベラトリックス・レストレンジは同じくスリザリン出身のロドルファス・レストレンジと出会い結婚します。

3.純血主義の家系「ブラック」と「レストレンジ」

ブラック家に生まれたベラトリックス・レストレンジ。ブラック家の人々は純血であることを誇りに持つように育てられます。ベラトリックス・レストレンジには2人妹がおり、1人はドラコ・マルフォイの母親であるナルシッサ・マルフォイです。 もう1人はアンドロメダ・トンクスで、彼女はマグル生まれの魔法使いと結婚したためブラック家から絶縁されることとなりました。ベラトリックス・レストレンジはレストレンジ家に嫁ぎましたが、純血を守るため以外何もなく、彼女にとって結婚とはただの義務的なものでした。

4.デスイーターの一員

デスイーターとは純血主義の闇の魔法使いたちの集まりで、メンバーの多くはスリザリン出身です。彼らの左腕には「闇の印」が刻まれておりこの印をヴォルデモートが触るとデスイーターのメンバーが集合する仕組みとなっています。 ベラトリックス・レストレンジはホグワーツ卒業後、夫と共にデスイーター(死喰い人)のメンバーとしてヴォルデモートの下で活動しました。

5.ヴォルデモートへの忠誠心と愛

ベラトリックス・レストレンジはヴォルデモートの最も忠実なしもべの1人で、ヴォルデモートから闇の訓練を直々に受けるほどでした。アズカバンに服役していた頃の裁判では、他のデスイーターとは違い一度もヴォルデモートを裏切りませんでした。このことにはヴォルデモート自体も敬意を払っています。 彼女は単なる部下としてでなくヴォルデモートを愛していました。形式だけの結婚なので自身の夫に対して愛情を示すことはなく、話題にさえすることもなかったのです。ヴォルデモートは愛を理解することが出来なかったので、彼女の愛に応えることはありませんでした。

6.自身の従兄弟であるシリウス・ブラックを殺害

ベラトリックス・レストレンジの従弟にはハリーの後見人であるシリウス・ブラックがいました。彼は純血主義ではなくマグルに対して理解を持っていたのでブラック家とは絶縁状態でした。ベラトリックス・レストレンンジもシリウスのことを「血を裏切る者」として軽蔑してました。 彼女は従弟であるにもかかわらず「不死鳥の騎士団」でシリウスに死の呪いを命中させ、殺害しました。つまり、彼女にとって血の繋がりは重要なものではないということです。その証拠に不死鳥の騎士団に所属していた実の姪であるニンファンドーラ・トンクスも決闘で打ち負かしました。

7.ハリー・ポッターの親友ドビーを殺害

1998年、ハリー達はベラトリックス・レストレンジの金庫に侵入しました。その結果捕らえられ、マルフォイの館へと連行されてしまいます。侵入したことを聞いてパニックに陥ったベラトリックス・レストレンジはハーマイオニー・グレンジャーを拷問して何を盗んだのか聞き出そうとします。 助けようと駆けつけたハリーとロンに対し、ハーマイオニーをナイフで殺すと脅しベラトリックス・レストレンジがヴォルデーモートを呼び出そうとしたその時、ドビーが現れハリー達を救出。ベラトリックス・レストレンジはかつてルシウス・マルフォイの「屋敷しもべ」であったドビーを厳しく非難します。 ドビーが呪文で姿を消そうとした瞬間、彼女がナイフを投げつけ、ドビーの胸に命中してしまいます。ハリーは、ドビーにとって自由を与えてくれた恩人なので、彼はハリーを救えたことを喜び死に絶えました。

8.モリー・ウィーズリーへの挑発

ウィーズリー家の肝っ玉母さん、モリー・ウィーズリー。彼女は『ハリー・ポッターと死の秘宝』でベラトリックス・レストレンジを倒すことに成功します。どうして、ただの主婦が倒すことができたのでしょう。 ベラトリックス・レストレンジは、モリーの娘であるジニー・ウィーズリーに対し死の呪いを放ちますが、寸前のところで外れました。母の子供に対する愛情は強く、その一部始終を見たモリーは逆上し彼女と一騎打ちにでました。 完全にモリーを見くびっていたベラトリックス・レストレンジは、モリーの息子で死んでしまった双子の1人のフレッドを「フレディ」と呼び挑発しました。モリーは油断している彼女の胸へと呪文を放ち、それが致命傷となってベラトリックス・レストレンジの人生の幕が閉じるのです。

9.知られざるベラトリックス・レストレンジの娘、デルフィーニ

モリー・ウィーズリーとの決闘で死してなお、ベラトリックス・レストレンジの恐怖は残ります。彼女は自身の夫とではなくヴォルデモートとの娘を1998年頃に出産。その娘はデルフィーニと名付けられ父親の死後、サラザール・スリザリンの継承者となりました。 2016年に発売した『ハリー・ポッターと呪いの子』で登場するデルフィーニはどんな人物なのか、そしてベラトリックス・レストレンジの面影があるのか、映画化に期待です。