2020年3月2日更新

『BLEACH(ブリーチ)』ユーハバッハの目的はなんだったのか 滅却師の始祖を解説!

ユーハバッハ サムネイル

「見えざる帝国」の総統であり、あらゆる未来を見通すことのできる能力の持ち主、ユーハバッハ。長い黒髪と髭が特徴で、不気味な存在感を放つ謎多きキャラクターです。そんなユーハバッハの正体や目的、最後の戦いについて迫ります。

目次

『BLEACH(ブリーチ)』ユーハバッハは圧倒的な強さを誇る滅却師の始祖【ネタバレ注意】

「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」の指導者であり、部下たちから陛下と慕われているユーハバッハ。虚(ホロウ)と戦うための特殊な霊力を持った滅却師(クインシー)の始祖であり、その強さは圧倒的です。全てを見通す能力「全知全能」を有しています。 ユーハバッハは強烈なカリスマ性を誇り、滅却師たちだけでなく虚の集団、破面(アランカル)たちも意のままに操ります。目的のためなら、部下を平気で犠牲にする冷酷な一面も。十三隊の創設者である山本総隊長とは因縁の宿敵であり、長年死神たちに恨みを募らせ、復讐の時を待っていました。

霊王を取り込んだユーハバッハの能力「全知全能(ジ・オールマイティ)」とは?

ユーハバッハの能力は「全知全能(ジ・オールマイティ)」。この能力はすべてのできごとを知ることができ、ユーハバッハに能力を知られてしまうと、その威力がなくなるというすさまじい力です。 また、傷ついている者に自身の血や魂の一部を与え、能力を高める力を持ち、その者が亡くなると、自身にその能力を取り込みます。 ユーハバッハの有している能力はさらに進化を遂げパワーアップします。自ら倒した霊王の右腕を吸収することによって、その能力は未来を予見し、全てを思いのままに変えてしまえるまでになりました。この吸収によってユーハバッハ自身の風貌も変化。 体を覆う黒い影には、複数の目のようなものが浮かび上がり、不気味な存在感が増した風貌となりました。

魂を分け与え、回収することで力を増す!斬月のおっさんの正体はユーハバッハだった

ユーハバッハは滅却師の祖で、彼に触れたり一部を取り入れた者に「魂を分け与える」という特殊な能力を持っています。魂を分け与えられた相手は、体の欠損や寂しさなどの「欠けた部分」を補われたため多くの人に頼られました。相手が死んだ場合、与えていた魂はその人の知識や能力が刻まれてユーハバッハに還元されます。 この効果によって赤ん坊の頃には目や耳・体が不自由だった彼は五体満足となり、強大な力を得ていったのです。全ての滅却師には力とともに彼の血が継がれており、母・真咲が滅却師だった一護も例外ではありません。 一護の斬魄刀の象徴かと思われていた「斬月のおっさん」こそ、滅却師の力の象徴だったのです。その姿は「千年前のユーハバッハ」であり、斬月本人にもその自覚があります。

ユーハバッハは実際に信じられている唯一神・ヤハウェがモデル?

全てを見通し思い通りにしてしまえる能力を持ち、圧倒的な強さを誇るユーハバッハは、唯一神のヤハウェが由来になっていると言われています。 ユーハバッハの名をアルファベットで表記すると「YHWACH」となり、唯一神ヤハウェ(YHVH)のルファベット表記と似ていることから関連付けられています。 ユーハバッハの能力は全知全能であり、あらゆる未来を見通し、自由に改変できるものです。また、傷ついた者に自らの血を与えることにより、その者を蘇らせる力も有しています。まさに、「神の力」と呼ぶにふさわしい能力ですね。

霊王を殺害し、世界に崩壊をもたらしたユーハバッハ 目的はなんだったのか

虚圏を支配し、尸魂界を攻め落とし、果ては霊王を殺したユーハバッハ。霊王を殺そうとした藍染は「神になる」という目的を持っていましたが、彼の目的は全く異なるものでした。 霊王は「尸魂界の王」とされ、尸魂界とは異なる世界にある霊王宮で零番隊に守られています。その正体は水晶の中に閉じ込められた男性のような姿で、現世・尸魂界・虚圏の3つの世界を支える礎だったのです。 そのため、霊王が殺されると3つの世界は崩壊してしまいます。ユーハバッハはあえて世界を崩壊させて境を無くし、生と死を1つのものにしようと目論んでいました。生と死を1つにしてしまうことで、全ての人を死の恐怖から解放することが彼の目的だったのです。

ユーハバッハとの戦いで窮地の一護を救ったのは、かつての敵・月島!?

斬った相手の過去を自由に改変することが出来る力「ブック・オブ・ジ・エンド」は、月島秀九郎(つきしましゅうくろう)が有している能力です。これまでの戦いの中でも、敵や仲間の過去や記憶を自由に改変してきた月島ですが、ユーハバッハとの戦いで窮地に立たされた一護の過去を改変し、彼を救いました。 ユーハバッハとの戦いで、卍解「天鎖斬月(てんさざんげつ)」を開放した一護でしたが、呆気なく折られてしまいます。彼の窮地を救おうと共に戦っていた織姫が能力で事象を拒絶し、元に戻そうとしますが、未来を改変された事象は拒絶することができないため、なすすべもありません。そこに現れたのが月島でした。 銀城に一護の味方をしろと言われて来た、と話す月島。彼は、過去を改変し、斬月が折られなかった事実を作り出したのです。元通りに復活した斬月で、ユーハバッハを倒すことを一護は誓うのでした。

「全知全能」VS「鏡花水月」藍染の能力がユーハバッハに牙を剥く!

尸魂界の護衛をしている護廷十三隊の五番隊長である藍染惣右介(あいぜんそうすけ)。彼もまた、ユーハバッハとの最後の戦いに登場します。 藍染の能力は、鏡花水月(きょうかすいげつ)という刀による完全催眠です。相手の感覚を全て支配し、判断や認識を狂わせる恐ろしい能力、この鏡花水月をユーハバッハに放ちます。 鏡花水月の力により催眠状態に入ってしまうユーハバッハは、藍染が一護の姿に錯覚させられたことで判断を誤り、背後から本物の一護に斬られてしまうのでした。

一護によって倒されたユーハバッハ チート級の能力を持ちながら、なぜ敗北したのか

『BLEACH』の主人公であり斬月と呼ばれる刀を使う黒崎一護。これまでもユーハバッハとの戦いを繰り広げてきたわけですが、ついに彼の斬月の前にユーハバッハが倒れる時がきます。 一度はユーハバッハに呆気なく斬月を折られてしまった一護でしたが、月島が過去を改変したことで復活、希望を取り戻します。月島とは対照的に、ユーハバッハは未来を改変させる能力の持ち主。彼に斬られ、死んだ未来をも改変させてしまうのでした。 そんな最強のユーハバッハがなぜ、一護の斬月に倒れたのでしょうか。ユーハバッハは戦いの最中に「静止の銀」と呼ばれる矢を受けてしまいます。 この矢は、受けた者の能力を一瞬無にしてしまうという力があり、その働きによってユーハバッハは未来を見通し改変する能力が制御されてしまったのです。 ユーハバッハの能力が制御されてしまった一瞬をついて、一護の斬月が斬りかかります。ユーハバッハの上半身は吹き飛び、一護の手によってそのまま倒されたのでした。