『BLEACH(ブリーチ)』最終章・千年血戦篇をネタバレ解説!最後の敵は滅却師?【2024年10月アニメ再開】
最終章・千年血戦篇の開幕を
2024年10月からアニメ放送が再開する『BLEACH(ブリーチ)』の千年血戦篇。 本編は長きに渡る死神と滅却師の対立、そして主人公・黒崎一護の真のルーツが明かされた『BLEACH』最後の物語。過去に張られた伏線の回収や敵味方問わず魅力的な登場キャラクター達、そして今まで未公開だった人気キャラの卍解が多数描かれておりクライマックスに相応しい内容となっています。 本記事ではそんな千年血戦編を作中の見所やエピソード共に徹底解説!物語を復習したい方必見です。 ※この記事は『BLEACH』のネタバレを含みます。
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タップできる目次
- 一護たち最後の敵は滅却師(クインシー)だった!?
- 新たな敵「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」とは?
- 卍解が奪われる!?尸魂界(ソウルソサエティ)の窮地
- 山本元柳斎重國が死亡!?ユーハバッハの恐ろしき力
- 霊王、そして零番隊が登場!その正体や実力は?
- 一護が自らのルーツを知る!母親が滅却師だった!?斬月のオッサンの正体は……
- 卯ノ花は“初代”剣八だった!?更木との宿命的な戦い
- かつての敵である藍染、月島、グリムジョーなどが味方として登場!
- 石田雨竜、黒崎一護、そして藍染の手によって決着!
- そして平和が訪れる――。物語のその後は?
- 最終章にふさわしい激戦・激闘!「千年血戦編」を読み返そう【アニメ版にも期待】
一護たち最後の敵は滅却師(クインシー)だった!?
物語のはじまりは死神代行消失編のその後。いつも通り現世で死神活動を行う一護たちですが突如、破面(アランカル)らしき人物の襲撃を受けることに。敵と思われたこの破面は石田雨竜と同じく滅却師(クインシー)の力を持っていました。 時を同じくして、尸魂界では「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」という謎の組織が来襲し多くの死神が殺される事件が発生。調査の結果、彼等は滅んだはずの滅却師の軍団であった事が判明します。 滅却師という存在自体は初期から登場しているにも関わらず、作中では今の今まで雨竜と彼の父・竜弦しかその姿を現していませんでした。しかし、この千年血戦編にてついに彼等の正体が明らかとなります。 死神と滅却師は共に虚を倒す事を生業としますが、倒し方の違い故に2組の間では対立が生まれていました。長きにわたる戦いの末、滅却師はそのほとんどが死神の手で滅ぼされたのです。 本編では過去に滅亡したはずの滅却師が新たな敵として一護達の前に立ちはだかります。見えざる帝国は陰で虚圏(ウェコムンド)を支配しながら破面達を使役しており、更には今まで一護と共闘してきた仲間・雨竜もその組織に加わる事になりますが――。
最終章・千年血戦篇の開幕を
新たな敵「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」とは?
ユーハバッハを総統に、全メンバーが滅却師で構成された組織「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」。彼等は精鋭部隊である星十字騎士団(シュテルンリッター)と狩猟部隊(ヤークトアルメー)に分けられ、第1次尸魂界侵攻の際には副隊長クラスを瞬殺した程の強さを見せました。 かつては「光の帝国(リヒト・ライヒ)」という名で、現代と遜色ない技術文明を築いていましたが、1000年前に尸魂界へ侵攻を開始し、山本総隊長率いる死神軍勢に敗北。組織は壊滅したとされていました。 しかし、実は尸魂界に影空間を作りそこに逃げ込むという大胆な技で彼等はその命を繋ぎ止めていたのです。それから1000年後、かつての屈辱を晴らすため見えざる帝国は再び動き出します。
見えざる帝国の初登場を
見えざる帝国を率いる“陛下”ユーハバッハ
ユーハバッハは「見えざる帝国」の指導者であり、千年血戦編のラスボス。全ての滅却師の祖とされており、未來を予見し・改変する力「全知全能(ジ・オールマイティ)」を有しています。 この能力は、ユーハバッハに自身の能力を知られてしまうとその効果がなくなるというもの。つまり、倒すどころか傷1つ付けられなくなるという脅威の力です。 また、己の魂を分け与え他人の心身を高めるという特殊な能力も持ち合わせており、相手が死ぬと与えていた魂はその人の知識や経験、能力が刻まれユーハバッハに帰されます。 部下からは「陛下」と呼ばれカリスマ性があるように見えますが、目的のためなら敵味方問わず犠牲にするなどかなり冷酷無慈悲な性格をしています。護廷十三隊の総隊長とは宿敵同士であり、長い間死神達へ復讐する機会を窺っていました。
ユーハバッハの初登場を
星十字騎士団(シュテルンリッター)とは
星十字騎士団(シュテルンリッター)は見えざる帝国の精鋭チームでそ、の人数は20名以上とされています。各メンバーがそれぞれの能力に対応するアルファベットをユーハバッハから授かっており、個人の戦闘力は護廷十三隊の隊長格を圧倒する程。 肉体を強化させる戦闘術・血装 (プルート)や、死神の斬魄刀において始解に相当する聖文字(シュリフト)、更には卍解に匹敵する滅却師完聖体(クインシー・フォルシュテンディッヒ)を使用して戦います。 同族ながらもユーバッハへの忠誠心が薄いメンバーも少なくなく、内輪での裏切りや殺し合いなく人格に問題があるキャラクターも多数在籍。組織のチームワークという点ではかなりの欠点があるようです。
星十字騎士団との戦いを
卍解が奪われる!?尸魂界(ソウルソサエティ)の窮地
人智を超えた戦闘力を有する星十字騎士団ですが、特に護廷十三隊を苦戦させたのが、死神の奥義"卍解"を奪い取る技・星章化(メダライズ)です。彼等は「メダリオン」と呼ばれる金属板で死神が発動した卍解を奪い、自ら使用することを可能としました。 ただし、星章化は負担が大きいため完聖体との併用が出来なかったり、実力と釣り合わない卍解を奪えば星十字騎士団側にも危険が生じるなどデメリットも少々。恐らく、相手を弱体化させる事(卍解の無効化)を目的としているのでしょう。 見えざる帝国が尸魂界に侵攻を開始した際は朽木白哉含む隊長4人が一斉に卍解を奪われ、侵入からわずか7分で1000人以上の犠牲者を出し尸魂界は多大な被害をこうむりました。
卍解が奪われる!
尸魂界のピンチを
山本元柳斎重國が死亡!?ユーハバッハの恐ろしき力
卍解を奪われることが発覚し窮地に追い込まれた尸魂界ですが、十一番隊隊長の更木剣八や、総隊長である山本元柳斎重國(やまもとげんりゅうさいしげくに)が戦場に赴くと、死神たちは闘志を取り戻します。 山本は敵の総大将・ユーハバッハと対峙。2人には1000年前の戦で1戦を交えた過去がありました。山本は卍解「残火の太刀(ざんかのたち)」 によりユーハバッハを倒すことに成功。 しかし殺したはずの相手は偽物で、直後に姿を現した本物のユーハバッハにより山本は卍解を奪い取られてしまいます。彼は奪った卍解で山本の身体を両断。護廷十三隊最強の総隊長はここで戦死してしまうのでした。
山本が死ぬ?
山本VSユーハバッハ戦を
霊王、そして零番隊が登場!その正体や実力は?
総隊長の死を皮切りに、見えざる帝国に敗北を喫した護廷十三隊。尸魂界中が危機的状況に陥る最中、名前だけが明かされていた「零番隊」、そして尸魂界の王「霊王」の存在に焦点があたります。 兵主部一兵衛を始めとする零番隊は、5人で構成された少数精鋭部隊であり、個々の強さは隊長クラス以上。総力は5人で十三隊全軍以上と言われています。さしずめ、十三隊が警察的な立ち位置ならば、零番隊は現世でいう皇宮警察のような組織といったところでしょうか。普段は世界の均衡を守る存在である霊王を守護する役割を担っています。 再起不可能といわれた白哉の傷を治したり、一護の斬魄刀を打ち直し稽古を付けるなどの働きを見せますが、それ程の力があるにも関わらず、その後見えざる帝国の前にあっさり敗北。 戦闘シーンもほとんど描かれず、強さを誇示することなく退場しました。
零番隊の初登場を
一護が自らのルーツを知る!母親が滅却師だった!?斬月のオッサンの正体は……
本作の主人公・黒崎一護は死神と虚の力を併せ持っていたことが現在までに判明していました。しかし、この千年血戦編では新たに滅却師の力をも有していたことが発覚します。 実は彼の母親・黒崎真咲は純血の滅却師で元は雨竜の父・竜弦の婚約者でした。彼女は8年前にユーハバッハによってその力を奪われ虚に殺害されてしまいます。 当然、一護はその血を引いていることになり、滅却師の力も受け継いでいるわけです。今まで彼の精神世界で斬月を名乗っていた男「斬月のオッサン」は、彼の中に潜む滅却師の力が体現化したもので、1000年前のユーハバッハと同じ姿をしていたのでした。 一護が滅却師の力を用いる場面は多くありませんが、作中では無意識に血装を使い防御するシーンが描かれています。
黒崎真咲の正体は?
卯ノ花は“初代”剣八だった!?更木との宿命的な戦い
侵攻で多くの隊員が戦闘に参加する中、四番隊隊長である卯ノ花烈は戦の成り行きをただ眺めていました。見えざる帝国が1度撤退した後、新たに総隊長となった京楽からは驚愕の事実が告げられることに。実はこの卯ノ花、現在の十一番隊の形を作った初代剣八で、かつては尸魂界史上まれにみる大悪党だったのです。 彼女はユーハバッハとの戦いで更木が全力を出すため、誰にも邪魔されることのない「無間」という空間にて自ら決闘を申し出ます。卯ノ花はかつて更木を見出した張本人。 彼らが初めて戦った時、更木は初めて互角に戦える相手を殺してしまわないように、力を抑え込んでしまいました。それ以来、無意識に力を眠らせてしまった更木。卯ノ花は、自分が更木の成長を止めてしまった事に負い目を感じていました。 この決闘はそんな彼が知らずの内にかけていたリミッターを外すための稽古であり、壮絶な戦いの末、卯ノ花は“眠っていた力”を思い出した更木に斬られることになります。
卯ノ花VS更木剣八を
かつての敵である藍染、月島、グリムジョーなどが味方として登場!
この千年血戦編では、今まで敵として一護達の前に立ちはだかってきたキャラクター達が今度は彼等に加勢する形で登場するエピソードが満載。かつて戦った相手が見方となり、共闘する……。こんなに心強いことはないですよね。そんな胸アツな展開を度々観ることが出来るのも本編の見所の1つとなっています。
グリムジョー・ジャガージャック
グリムジョーは破面編にて登場した十刃(エスパーダ)の1人。かつては藍染の部下として一護の前に現れ死闘を繰り広げました。 千年血戦編では一護達が敵に侵入を許した霊王宮に突入する際、夜一に呼ばれひょっこり再登場。ユーハバッハの企みで虚圏(ウェコムンド)が崩壊するのは困る、という真っ当な理由から彼等に加勢します。 ただし手は貸すものの「一護の敵」というスタンスは全く崩さず、単独行動を取ろうとした矢先に星十字騎士団のアスキンと遭遇するのでした。 1度はアスキンによって帰刃(レスレクシオン)をする余裕もなく戦闘不能に。その後浦原によって治療され、今度は帰刃状態で彼に奇襲をかけ致命傷を与えます。 しかしその後、瀕死のアスキンが最後の力を振り絞ったことでまたもや重傷を負い、ネリエルによって救出される場面が描かれました。
グリムジョーが再登場する巻を
月島秀九郎
月島は死神代行消失編にて、1度失った死神の力を再び取り戻そうとした一護の前に現れた男です。一護の家族や友達、ほぼ全ての周辺人物を自身の能力で操り、彼を精神的に追い込みました。 最終的には戦いに敗れ穏やかに死んでいった……と思われていましたが実は、死後は尸魂界の村外れで穏やかに暮らしていたことが明らかになります。 本編では、ユーハバッハによって斬魄刀・斬月を折られピンチに陥った一護に借りを返すため登場。 未来を思いのままに変えることが可能なユーハバッハは、全ての未来軸において斬月を破壊し、織姫でさえ直すことの出来ない状況を生み出します。 しかし、ここで月島の能力が役立つことに。彼は斬った相手の過去を自由に変えることが出来る力「ブック・オブ・ジ・エンド」の持ち主。月島は斬月が折られることがない過去を作り、織姫の力で斬月を修復できるようにしたのでした。
月島が再登場する巻を
藍染惣右介(あいぜんそうすけ)
「私が神になる」という野望を持ち尸魂界を裏切った藍染惣右介。空座町の決戦にて一護に敗れた彼はその身を封印されることとなりましたが、千年血戦編では再び姿を現します。 尸魂界侵攻時に牢獄に収容されていた藍染の元を訪れたユーハバッハは、彼を配下に加えようと声をかけます。しかし藍染はこの申し出をキッパリと拒否。この時彼は、鏡花水月という相手の認識や判断を狂わす能力でユーハバッハの時間感覚を鈍らせ、見えざる帝国による尸魂界の崩壊を回避します。 その後は、ユーハバッハの脅威に対抗し得る存在とみなされて「見えざる帝国」と敵対する立場に。拘束具を装着させられながらも最強クラスの強さを発揮するのでした。
藍染と一護の共闘を
石田雨竜、黒崎一護、そして藍染の手によって決着!
月島の能力によって斬月を復活させた一護は、藍染とユーハバッハの戦いに合流。当初は拘束故に全力を出せない藍染と、1度は敗れた一護が共闘してもユーハバッハに勝てる見通しはないかに思われました。しかし愛染の鏡花水月によって、ユーハバッハは2人の姿を逆に錯覚。判断を誤った彼は、本物の一護によって背後を斬られてしまいます。 初めて致命傷らしい怪我を負ったユーハバッハですが、何とか立ち直ろうと再び戦闘態勢に。その直後、一護達の傍を離れ星十字騎士団に加入したはずの雨竜が戦いに乱入します。 ユーハバッハから自身の後継者にまで指名されていた石田は見えざる帝国側についたはず……でしたが、それはあくまで一護達を守るため、内側から彼を倒すためとった行動だったのです。 雨竜はほんの一瞬だけあらゆる者の能力を無効化出来る「静止の銀」でユーハバッハの動きを止めることに成功。能力が制御された一瞬の隙をつき、一護は斬月を振り下ろします。 ユーハバッハの身体は2つに両断され、尸魂界史上最大最悪の敵は一護・藍染・石田の手によって倒されたのでした。
千年血戦編の決着を
そして平和が訪れる――。物語のその後は?
その後、描かれたのは10年後の世界。尸魂界では戦死した浮竹の代わりに十三番隊隊長として朽木ルキアが任命されます。 一方現世では一護と織姫が結婚し、黒崎一勇(くろさきかずい)という男の子を授かることに。同じくして、恋次とルキアの間でも阿散井苺花(あばらいいちか)という女の子が生まれます。 ユーハバッハはというと、倒されてから10年という時を経ても尚その一部が残っており、尸魂界では常に死神達が臨戦態勢を整えていました。 しかしあるとき、空間に開いた孔から漏れる「ユーハバッハの力の残滓」をたまたま見つけ、無邪気に手を触れた一勇がその残滓を消滅させてしまいます! 少し不思議なこの状況ですが、単純に考えると織姫の「事象の拒絶」に似た力を一勇が受け継いだからなのでしょうか。物語はこうして幕を閉じました。
10年後はどうなっている?
最終巻を
最終章にふさわしい激戦・激闘!「千年血戦編」を読み返そう【アニメ版にも期待】
次世代のヒーロー達の物語を匂わせる形で16年の歴史に幕を下ろした『BLEACH』。最終回のタイトルは第1話と同じ「Death&Strawberry」と、『BLEACH』の原点に立ち戻ったかのように感じさせられました。 千年血戦編では集大成と呼ぶに相応しい、滅却師や一護のルーツ、未登場であった多くの卍解が登場するなど胸が熱くなる展開が盛り沢山です。この魅力を伝えきることはできないので、ぜひこの機会に漫画を読み返してみてはいかがですか?
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最終章・千年血戦篇の開幕を