『BLEACH(ブリーチ)』のオサレな名言・名シーンランキング!【ネタ迷言から心に響く感動シーンまで】
『BLEACH』といえばオサレ。そんなオサレの源といえば名言です。作中で打ち立てられた数々の名言は、読者からも「中二病っぽいけどクセになる」と評判です。 そこで本記事では『BLEACH』の名言10選と共に、敵勢力の名言も紹介していきます。「なん……だと……」の元ネタや最終話でも美味しいところを持って行った、オサレ名言メーカー藍染惣右介様の名言も必見です! ※この記事は『BLEACH』のネタバレを含みます。
タップできる目次
- 『BLEACH(ブリーチ)』オサレでカッコいい名言ランキング総合TOP10
- 10位:山本元柳斎重國「戯けるな 世界の正義を蔑ろにしてまで通すべき己の正義など無い」
- 9位:朽木ルキア「敗北が恐ろしければ強くなればいい」
- 8位:石田雨竜「ごめんなさい 師匠」
- 7位:黒崎一護「てめえが俺より強かったら……俺が諦めると思ってんのか……?」
- 6位:藍染惣右介「あこがれは理解から最も遠い感情だよ」
- 5位:井上織姫「それで5回とも……同じ人を好きになる。」
- 4位:茶渡泰虎「俺が命をかけるのにそれ以上の理由は必要ない」
- 3位:藍染惣右介「あまり強い言葉を遣うなよ。弱く見えるぞ」
- 2位:黒崎一護・阿散井恋次「ただ俺の魂にだ!」
- 1位:浦原喜助「死ににいく理由に他人を使うなよ。」
- 『BLEACH(ブリーチ)』ネタ迷言を日常で使えるシーンごとに紹介
- 尸魂界(ソウルソサイティ)の他キャラ名言集
- 見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)の他キャラ名言集
- 破面(アランカル)の他キャラ名言集
- 完現術者(フルブリンガー)の他キャラ名言集
- 名言を知れば『BLEACH(ブリーチ)』がもっと面白くなる!
『BLEACH(ブリーチ)』オサレでカッコいい名言ランキング総合TOP10
ここからはSNS上での人気度や、かっこよさオサレ度を基準として名言ランキングTOP10を発表していきます。 『BLEACH』の愛読者である筆者が、これらの基準を用いて厳選したとっておきのオサレ名言達です。是非ランキングを読み進めながら、あの名場面を思い出してください。
10位:山本元柳斎重國「戯けるな 世界の正義を蔑ろにしてまで通すべき己の正義など無い」
18巻 | 155話 |
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護廷十三隊総隊長である山本元柳斎重國の矜持がうかがい知れる名言です。このとき彼は我が子のように大切に思う教え子の京楽と浮竹と対峙していました。 これは世界の危機よりも、自分達の信念を貫くことを選んだ京楽と浮竹への雷にも見えます。しかしこれは元柳斎の息子同然の2人が相手であっても、正義のためであれば一切の情け容赦なく殺すという覚悟の表れでもあるでしょう。 そんな非情さがあるからこそ、1000年以上も総隊長を務めてこられたのだと改めて痛感します。最強の死神としての格と、覚悟の違いが感じられるシーンです。
9位:朽木ルキア「敗北が恐ろしければ強くなればいい」
22巻 | 196話 |
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破面に負けて弱気になっている一護に、ルキアが言った言葉です。怖いものがあればそれを克服してみせろ、そして「私の心に居る貴様はそういう男だ一護!!」だと活を入れます。 一護に対しても檄を飛ばしながらも、その言葉の中にはルキアの一護への尊敬が込められているのが分かります。この信頼と一護の揺るがない姿は、完結まで変わることはありませんでした。 有無を言わさず一護を虚の前に放り込んで、荒療治する辺りが実にルキアらしいですね。この巻では久々の制服ルキアも楽しめます!
8位:石田雨竜「ごめんなさい 師匠」
15巻 | 124話 |
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対涅マユリ戦、雨竜はこの言葉に続けて「だけど…許してはいけないものだけは解っているつもりです」と亡き祖父へ語りかけます。 父がなぜ滅却師ではなく医者の道を貫くことにしたのか、自分の本当に守りたいものはなんなのか?何も分からないけれど、今やらなければいけないことだけはっきりしていると。雨竜のクールな見た目に隠された、一本筋の通った真っ直ぐさが垣間見えます。 滅却師の力を失う覚悟で、雨竜は「滅却師最終形態(クインシー・レットシュティール)」に。形態名のかっこいい呼び名も相まって、雨竜のかっこよさと滅却師としての誇りが際立つシーンです!
7位:黒崎一護「てめえが俺より強かったら……俺が諦めると思ってんのか……?」
40巻 | 347話 |
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対ウルキオラ戦、一護は虚化するも「解放」したウルキオラの前ではまったく歯が立ちません。仮面も割れてしまった一護に対し、ウルキオラは力の差が明らかなのになぜ剣を離さないのか問いかけます。それに対しての答えがこのセリフです。 先程も言いましたが、一護の強さはこの「揺るがなさ」です。自分がやると決めたことは、例えどんな障害があっても貫くという覚悟が、一護の強さと言えます。 戯言だと言われても、その度に立ち上がり食らいつく姿はまさにザ・主人公でした!
6位:藍染惣右介「あこがれは理解から最も遠い感情だよ」
20巻 | 170話 |
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自分を敬愛していた部下の雛森の胸を躊躇なく刺した藍染に対し、日番谷冬獅郎は怒りを顕にします。しかし、彼は顔色一つ変えず「良い機会だ。一つ覚えておくと良い、日番谷くん」と、このセリフを続けました。 藍染いわく、憧れを抱く人間ほど御しやすいとのこと。藍染惣右介という男の恐ろしさを如実に表している有名なセリフです。 しかし筆者としては、自身の卓越した能力を見て憧れるばかりで、自分のことを理解出来る人がいなかったことに対する絶望のセリフであるとも考えています。
5位:井上織姫「それで5回とも……同じ人を好きになる。」
27巻 | 237話 |
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破面側に行くことを決意した夜、井上織姫は眠っている一護に別れの言葉を告げます。彼女は人生が5回あったら、「5回とも違う町に生まれて、5回とも違うものおなかいっぱい食べて、5回とも違う仕事して」の後にこのセリフを続けました。 直前寝ている一護にキスが出来なかった愛おしさと、この愛の深さを見せられて、筆者はジャンプの前でマリアナ海溝より深い涙の海を作りました。 織姫の一途な想いのこもった泣ける告白です。最終話を読んでから読むと、いっそう泣けること間違いなし!
4位:茶渡泰虎「俺が命をかけるのにそれ以上の理由は必要ない」
12巻 | 106話 |
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尸魂界で8番隊隊長の京楽春水と対峙したチャドは、ルキアを救いたい理由を問われます。チャドは「一護が命をかけてるんだ充分だ」と言った上で、このセリフを言うのです。 一護とチャドはかつて、お互いの命をかけて守りたいものを命がけで守ると約束していました。背中を預け合うことにした親友同士、譲れない物のために命すら預け合っていることが伝わってきますね……。 回想シーンとあわせて、2人の親友としての絆が熱く感じられる名言です。
3位:藍染惣右介「あまり強い言葉を遣うなよ。弱く見えるぞ」
20巻 | 170話 |
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先程雛森に対して侮蔑の意味を込めた、藍染のオサレ名言に激昂した日番谷に対して、藍染が放った言葉です。雛森の想いを踏み躙られたことを知り、卍解まで繰り出し完全ブチギレ状態の日番谷。そして藍染に「俺はてめぇを殺す」と強い言葉をかけたわけです。 こうも立て続けに皮肉混じりのオサレ名言を繰り出せるなんて、やはり名言メーカーは格が違いますね。
2位:黒崎一護・阿散井恋次「ただ俺の魂にだ!」
17巻 | 143話 |
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卍解会得のため斬魄刀斬月の本体と戦う一護、一方で阿散井恋次は朽木白哉との戦いで卍解を発現し戦います。2人の目的はただ1つ、朽木ルキアを助けること。窮地に立たされた一護と恋次は、それぞれルキアを助ける理由を問われ、自分の魂に誓ったからだと力強く答えます。 当初は白哉に勝てないと諦め、ルキアを助けたい気持ちに蓋をしていた恋次でした。しかし一護の自分の信じたことを曲げない姿に、恋次自身も大きく影響されていたのが分かります。 よきライバルであり友人である2人が離れた場所で同じ意志を語る、熱い名場面です。
1位:浦原喜助「死ににいく理由に他人を使うなよ。」
7巻 | 57話 |
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一刻も早くルキアを助けに尸魂界へ行こうとする一護に、浦原喜助は「今のキミは弱い」と断言した上で、釘を刺すようにこの言葉を投げかけます。 自身の弱さを他人の危機で棚に上げて死にに行くことは、残された人に傷を残すことになるでしょう。 ひょうひょうとしている浦原の底知れぬ強さが垣間見えるとともに、大人ならではのリアルな視点が印象的なセリフです。熱意があればいいというわけではない、現実の厳しさを教えてくれます。 しかし浦原自身が自分の目的のために、他人を死地に放り込む手伝いをする訳なので、そんなこと言える立場か?と突っ込みたくなる気持ちも湧きます。
『BLEACH(ブリーチ)』ネタ迷言を日常で使えるシーンごとに紹介
『BLEACH』の名言の中にはただオサレでかっこいいだけでなく、日常で使えるシュールな言葉、いわゆる『迷言』も多く存在します。 よってここからは日常でも使いたくなる迷言を4選ほど紹介させていただきます。
「なん……だと……」
31巻 | 271話 |
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『なんだと」単体ならここまで話題になることもなかったでしょう。ですが「なん……だと……」という独特な間と、久保帯人氏の癖なのか一護がこの間合いを多用したことで、瞬く間に世間に広まりました。 『BLEACH』を読んだことない方でも、この間合いで知らないうちに言ってしまってるのではないでしょうか? 因みに作中では「〇〇……だと……」と形を変え、派生系も数多く登場しています。
「叫べ!我が名は……!」
8巻 | 66話 |
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一護が初めて斬月を解放した際、一護の中の斬月が叫んだセリフです。 このセリフは誰かに名前を呼ばれた際、または名前を告げなければいけない時など多岐に渡って使えます。 使用の際はまずは隣に「叫べ!我が名は!」と言ってくれる友人を置きます。あとはお好きなように、自身の名前を叫ぶのがいいでしょう。
「エサクタ!」
38巻 | 324話 |
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フィンドール・キャリアスの名言で、スペイン語で正解という意味を指します。 相手に「正解!」と言いたい時にあえて使ってみましょう。普段より数倍のオサレを感じることが出来るはずです。 ついでにスペインの友達に、ちょっとスペイン語が使えるんだぞとアピールするのにも使えますね。ちなみに不正解の時はノ・エス・エサクトと言いましょう。
「チャドの霊圧が消えた」
13巻 | 108話 |
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「何回チャドの霊圧消えるんだよ」とツッコミたくなる、そんな有名な迷セリフです。初登場は京楽対チャド戦での敗北後、一護が呟いたセリフです。 このセリフのせいで毎度チャドは霊圧消えてるように見えますが、チャドの霊圧は作中で2回しか消えていません。意外と健闘しているチャドを褒めてあげてください。 日常ではLINEやメールを返してくれない友達に対して使うのが効果的でしょう。
尸魂界(ソウルソサイティ)の他キャラ名言集
尸魂界はいわゆる死後の世界です。現世・虚圏と並ぶ「三界」の1つ。一般的な魂がたどり着く流魂街(るこんがい)と、霊圧の高い貴族や死神たちが暮らす瀞霊廷(せいれいてい)とに分かれています。ここからは死神たちの名言を見ていきましょう!
「教えた筈だ。仲間がやられたら好機と思え。」
39巻 | 333話 |
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2番隊隊長にして隠密機動総司令官の砕蜂(ソイフォン)。破面篇で自分を助けに来た部下に対し、「間に入るな後ろから刺せ。それすらできぬ程敵との力量が隔たっている、ならその場で仲間は見殺しにしろ。それが隠密機動だ」と説きます。 その直後、本物の暗殺を見せると言ってジオ=ヴェガを瞬殺する流れも込みでシビレますね!
「上に立つ者は下の者の気持ちは汲んでも顔色は窺ったらあかん」
36巻 | 107話 |
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浦原が12番隊隊長に着任した際の回想シーン、平子は隊長の先輩としてその心得を説きます。続けて彼は「好きなようにやったらええ、それで誰もついて来えへんかったら器やなかったっちゅうだけの話や」と続けました。 数ある名言の中でも、とくにビジネスで役立つセリフとして有名に。平子の人格者としての一面が感じ取れるセリフです。
「私が貴様を斬るのは ただ 貴様が私の誇りに刃を向けたからだ」
34巻 | 302話 |
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第7十刃ゾマリ・ルルー戦で、留めを刺した後に白哉兄様が放ったセリフです。死神が虚を斬ることが驕りだと激昂するゾマリに対し、白哉は静かに死神として斬ったのではないと言います。 この戦いではルキアがゾマリ・ルルーに傷つけられていました。だからこそ白哉は静かに怒り、斬ったのです。ルキアへの愛が感じられますね。
「我等 今こそ決戦の地へ」
28巻 | 248話 |
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一護やルキアらとともに虚圏(ウェコムンド)に突入した恋次は、5つの分かれ道を前にして護廷十三隊伝統の誓いを口にします。 「我等 今こそ決戦の地へ!信じろ 我等の刃は砕けぬ 信じろ 我等の心は折れぬ!たとえ歩みは離れても 鉄の志は共に在る!誓え!我等地が裂けようとも再び生きてこの場所へ!」 全文だとさらに滾りますね。
「世界を愛せなくなったこの男が再び世界を愛せるように」
44巻 | 386話 |
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親友である東仙要と敵対することになった狛村の慈愛にあふれた言葉です。狛村は変わり果てた東仙と戦いながら、彼との過去を回想します。 東仙がこの世界を憎んでいることに気づきながらも、狛村はそんな彼のために本当の友になろうと決心したのです。その後も狛村はとどめを刺すことができず、彼の優しさが記憶に残る戦いとなりました。
「負けを認めて死にたがるな!死んで初めて負けを認めろ!」
24巻 | 207話 |
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流魂街で放浪しては強い者と戦っていたかつての更木剣八は、後に部下となる斑目一角ともやりあいます。そこでボコボコにされた一角は自分を殺すよう言いますが、剣八はこのセリフで反論。さらに「生きて俺を殺しにこい」と言い残してその場を去ります。 戦闘狂であり最強の死神である剣八の、戦いに対する強いこだわりが垣間見える名言です。
「百年後まで御機嫌よう」
34巻 | 305話 |
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第8十刃・ザエルアポロ=グランツとのマッドサイエンティスト対決を制したマユリが、とどめを刺すと同時に放った言葉。マユリは感覚をひどく鈍らせる薬を彼に投与した上で、心臓を貫きます。その数秒間は彼にとって数百年にも感じるものでした。 作中屈指のぶっとんだキャラであるマユリらしい、気味の悪さがにじみ出ているセリフです。
「何かを考えるとき 誰かを想うとき そこに心が生まれるんだ」
30巻 | 268話 |
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ルキアとその師匠・志波海燕との回想シーンで登場したセリフです。護廷十三隊にいる意味をまだ見いだせずにいるルキアに対し、海燕は心を守るために戦うのだと説きます。続けて彼は、その心は誰かと触れ合ったときや、誰かを想うときに、そこに心が生まれると続けるのでした。 彼を通じてルキアに受け継がれた信念を知れるシーンでもあります。
見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)の他キャラ名言集
「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」は始祖たる滅却師ユーハバッハが率いる、滅却師の帝国です。200年前に滅びたはずの滅却師は、影に潜んで死神全滅の機をうかがっていました。最終章の敵とあって、深いセリフも多く登場しました。
ユーハバッハ | 死した者の魂に感謝しよう |
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ユーグラム・ハッシュヴァルト | 友を助けに行くべきだ |
アスキン・ナックルヴァール | 全くナメてたのはどっちだよ……致命的だぜ…… |
「死した者の魂に感謝しよう」
63巻 | 565話 |
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作品のラスボス、「見えざる帝国」を率いるユーハバッハの底知れぬ恐ろしさを感じさせる目覚めのセリフです。 「今日も世界がよく見える」と玉座にてつぶやく彼の姿は、まさに帝王。この静かに言葉を発する様子だけで、彼の威圧感やカリスマ性が別格だと感じさせます。
「友を助けに行くべきだ」
74巻 | 681話 |
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ユーハバッハの「聖別(アウスヴェーレン)」によって戦闘不能になったユーグラムは、死の間際、さきほどまで戦っていた雨竜にこの言葉をかけます。命か友か、その選択肢の前に立たされた雨竜に、友を選ぶよう諭したのです。 これはユーグラムが過去に仲間のバズビーを裏切ってしまった後悔があったから。彼の仲間思いな一面が感じられるシーンです。
「全くナメてたのはどっちだよ……致命的だぜ……」
67巻 | 602話 |
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オシャレ度の高い言い回しの多いアスキン・ナックルヴァール。おなじくクセのある喋り方をする二枚屋王悦との戦いの中で登場したセリフです。 このシーンの前、アスキンは「アンタ俺をナメてただろ」と余裕を見せていたのですが、逆にアスキンのほうがやられてしまいます。それすらもオシャレなセリフにしてしまうアスキンはさすがですね。
破面(アランカル)の他キャラ名言集
破面(アランカル)は虚の上位種。仮面を外すことで死神同等の力を手に入れることができます。自然発生した者と、藍染の崩玉によって生まれた者が存在。後者は藍染が束ね、現世や尸魂界を襲撃します。
ドルドーニ・アレッサンドロ・デル・ソカッチオ | 甘さは此処に置いて行け 鬼になるのだぼうや |
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ウルキオラ・シファー | この掌にあるものが 心か |
グリムジョー・ジャガージャック | そして二度と聞かねえことを祈れ |
「甘さは此処に置いて行け 鬼になるのだぼうや」
29巻 | 254話 |
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元十刃のドルドーニは一護と戦い敗れますが、彼の中に非情になりきれない甘さと優しさを感じます。戦闘後、命を助けられたこともあり、ドルドーニは一護の追撃部隊を迎撃。 その際に心の中で「甘さ(チョコラテ)」は置いていくように檄を飛ばします。ちなみに254話のタイトルも「チョコラテはここに置いて行け」です!
「この掌にあるものが 心か」
41巻 | 354話 |
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ウルキオラは一護との戦いで力尽き、塵となって消えていく際、初めて人の言う心というものを理解します。心を理解した瞬間、消滅してしまうという泣ける展開です。 37巻の織姫とのやりとりがこの死の間際でリフレインされることで、ウルキオラの変化が鮮やかに浮かび上がる「破面篇」屈指の名シーンでしょう。
「そして二度と聞かねえことを祈れ」
24巻 | 212話 |
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一護に戦力差を突きつけたグリムジョーは虚圏へ撤退する際、この言葉に続けて自分の名を名乗ります。さらに「この名を次に聞く時がてめえの最後だ死神」と死刑宣告までしたのです。 一護が本気を出しきれない状況だったとは言え、対破面戦で大きな壁が待ち受けていることを予感させるシーンとなりました。
完現術者(フルブリンガー)の他キャラ名言集
完現術者(フルブリンガー)とは、物質に宿った魂を取り出して使役する完現術(フルブリング)を使う者です。戦いの反動で一護が死神の力や霊圧をすべて失った「死神代行消失篇」にて登場しました。
「お前の希望は 背後に迫る 冥冥たる濁流の中にしかない」
50巻 | 冒頭ポエム |
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いわゆる巻頭ポエムの一節です。初代死神代行の銀城と出会ったことで、一護はこれまでの死神としてやってきたこと、できなかったことを振り返ることになります。しかし美しい思い出ばかりに浸っていても、さらに強くはなれないのです。 これまで目を背けてきたことに向き合って、そこから希望をつかめというメッセージが込められているのでしょう。
「ありがとう 僕は 1人じゃなかったんだ」
54巻 | 478話 |
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白哉に敗れた月島は、自分を慕う獅子河原に背負われながらこの言葉とともに息を引き取ります。獅子河原は月島が自分を殺そうとしていることを知っても、最後まで慕い続けてくれたのです。 過去を自由に改変できる月島にとって、友人も恋人も自分の都合のいいように作れる存在でした。そんな月島が最後に本物の友人の温もりを知ることができた、感動的なシーンです。
名言を知れば『BLEACH(ブリーチ)』がもっと面白くなる!
『BLEACH』の名言を厳選して紹介しました。久保帯人先生のワードセンスは唯一無二とあって、正直選びきれないほどの名言・名シーンがあります。すぐには理解できないほど深い意味が込められていることもあるので、じっくり考察してみるのいいでしょう。 全巻読み直して、ぜひ自分の感性に刺さるとっておきの名言を探してみてください!