2023年7月19日更新

『BLEACH(ブリーチ)』涅マユリの素顔がイケメン?生粋の狂キャラを徹底解説!

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BLEACH ブリーチ 涅マユリ
©久保帯人/集英社・テレビ東京・dentsu・ぴえろ

『BLEACH(ブリーチ)』に登場する涅マユリは、護廷十三隊の十二番隊隊長を務めるマッドサイエンティストです。異様なメイクと残忍な性格で近付きづらいオーラを漂わせていますが、実は一部のファンから「マユリ様」と呼ばれ親しまれるなど意外と人気が高い彼。 今回はそんなマユリの実力や他キャラクターとの関係性、名言について徹底解説していきます! ※この記事は『BLEACH』の重要なネタバレを含みます。

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『BLEACH(ブリーチ)』涅(くろつち)マユリのプロフィール

所属 護廷十三隊十二番隊隊長 技術開発局二代目局長
身長・体重 174cm , 54kg
誕生日 3月30日
斬魄刀 疋殺地蔵(あしそぎじぞう)
卍解 金色疋殺地蔵(こんじきあしそぎじぞう)
好物 サンマ
嫌いな物 ネギ
声優 中尾隆聖

奇妙な形をした髪型や黒塗りのメイクで、異様な存在感を放っている涅マユリは、護廷十三隊の十二番隊隊長であり、技術開発局の局長。マユリの体は、そのほとんどが自身の研究の成果であり、細部にわたって改造がなされています。 自身の肉体も大幅に改造しているマユリですが、特技は人体実験。これまでに数千人の滅却師(クインシー)を犠牲にしています。負傷した一護を治療したついでに改造しようとしていた事もありました。目標のためならどんな手段も厭わない、まさにマッドサイエンティストです。 狂気的な面ばかり注目されるマユリですが、有能な隊長であり、名言も数多く残しています。完璧という言葉を嫌うマユリは、科学者にとって完璧は絶望であるという主張を常に持っており、隊士たちがその言葉を使うのも嫌うほどでした。

【素顔】濃すぎる化粧の裏に隠された素顔はイケメン!?

奇妙な形をした髪型と黒いメイクで顔を覆っている涅マユリ。彼の素顔はどうなっているのでしょうか。エキセントリックなキャラクターのマユリですが、素顔は以外にも繊細そうな表情と物憂げな瞳が印象的なイケメンです。 自身の研究のためなら残酷なことも平気でやってのけるマッドサイエンティストのマユリですが、読者人気は相当なもの。素顔がイケメンとあっては、女性ファンが多いのも納得ですね。

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【卍解①】涅マユリの卍解は「金色疋殺地蔵(こんじきあしそぎじぞう)」!

始解 「疋殺地蔵」(あしそぎじぞう)
解号 「掻き毟れ」(かきむしれ)

死神が持つ武器の斬魄刀(ざんぱくとう) ですが、通常は、その力を封印されています。持ち主である死神が刀の能力を解放させることによって、形態が変化し、その二段階目の形態が「卍解」です。涅マユリも斬魄刀を持っており、解放され卍解へと変化します。

卍解

マユリの斬魄刀は、「疋殺地蔵(あしそぎじぞう)」。これが解放され卍解となると、「金色疋殺地蔵(こんじきあしそぎじぞう)」に進化。鞘から巨大な金色の地蔵が出現し、口から毒を吐き出して敵を攻撃します。 涅マユリの卍解は、毒の他には胸部にある刃を使って攻撃することもでき、時には敵を食べてしまうこともあると言う、恐ろしいものなのです。

【卍解②】斬魄刀を自らの手で組み換えた改造卍解が登場!?

千年血戦で大活躍の「金色疋殺地蔵魔胎伏印症体」

マユリの卍解としては広範囲に毒をまき散らす「金色疋殺地蔵」が度々登場していましたが、「千年血戦篇」ではさらなる改造卍解「金色疋殺地蔵魔胎伏印症体(~またいふくいんしょうたい)」が登場しました。この形態には、得た情報をもとに新たな疋殺地蔵を生むという機能が備わっています。「霊王の左腕」そのものであるペルニダ・パルンカジャスとの戦いで使用していましたね。 ペルニダは「自分の神経を通した物を強制的に折り畳む」他に、体が斬り落とされるともう1人のペルニダが生まれるという能力を持っていました。この情報をもとに生まれた新たな疋殺地蔵は表面に「7万層の神経」をもち、折り畳みの能力を数で無効化してペルニダを食べてしまいました。

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【声優】涅マユリの声を演じるのは中尾隆聖(なかおりゅうせい)

アニメ『BLEACH』で涅マユリを演じているのは、81プロデュース所属の人気声優である中尾隆聖です。 中尾隆聖はハスキーで高くも深みがある声が特徴的な、様々な賞の受賞歴もあるベテラン声優。代表的な役には『ドラゴンボールZ』のフリーザ役や、『それいけ!アンパンマン』のばいきんまん役などがあります。 また彼の声はマッドサイエンティストにぴったりで、マユリ以外にも『ONE PIECE』のシーザー・クラウン役を好演。ちなみに一部では「マユリの声優が変わった?」と噂されているようですが、その事実はなく現在も涅マユリは中尾隆聖が演じています。

【過去】危険人物として収監されていた!?

マユリはかつて瀞霊廷から危険人物と判断され、「蛆虫の巣」と呼ばれる収容施設に幽閉されていました。しかし当時十二番隊隊長を務めていた浦原喜助の手引きにより、十二番隊第三席兼技術開発局副局長に大抜擢されます。 しかしながらマユリは自分を助けてくれた浦原を心底嫌っている模様。その優れた実力を認める部分はあるようですが、神経質なマユリは自由奔放で適当な浦原とまったくウマが合いません。また浦原の方もマユリを見下している部分があるため、2人の仲が悪くなったのも必然と言えるでしょう。

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【姿】光るマユリ様が神々しい!変化する姿をおさらい!

BLEACH ブリーチ
©久保帯人/集英社・テレビ東京・dentsu・ぴえろ
尸魂界編 横に大きく突き出た被り物
破面編 顔全体を覆うツタンカーメンのような被り物
過去編 被り物はなく七三の髪型 目の周りは真っ黒に塗られている
千年血戦篇・前半 背中まで届く巨大な被り物 顔面に何本もの縦線
千年血戦篇・中盤 太陽のような被り物 全身が輝く派手な衣装
千年血戦篇・後半 太陽の衣装を捨てたシンプルな装束 被り物もなく髪が露出している

序盤から終盤まで本作に登場し続けているマユリですが、その見た目の変遷は非常に激しく千年血戦篇では3つもコスチュームを披露しています。 特に千年血戦篇・中盤で見せた太陽の衣装は印象的で、眩しがるシュテルンリッターのジゼルに対し「偉大な相手というのは輝いて見えるものだヨ」と告げる場面は余りに有名。 このようにユニークな回答をするマユリに対し、一部からは「性格が丸くなった?」という意見もあがっていました。

【能力】死体のゾンビ化まで実現!マユリの技術力がすごい!

敵の能力解析から「体感時間を途方もなく伸ばす」薬などのチート級の道具の開発まで、並外れた技術力を最大限に使うマユリ。千年血戦篇」では、ついに死体のゾンビ化まで可能にしていました!ザエルアポロ戦の後で彼の保管庫を暴き、吊るされた体のようなものを見つけていました。それは負けた破面達の遺体であり、彼らをゾンビとして蘇らせた「涅骸部隊」がジゼル・ジュエル戦で登場したのです。 ジゼルの能力によって作られるゾンビとは異なり、破面達は表情豊かで意思を保っています。ジゼルにゾンビにされた死神とも戦いましたが、戦闘中にその命令権を自分に変えたり、治療をしていましたね。

【技】マユリらしさ満載!マッド感漂う必殺技たち

肉飛沫

斬魄刀で斬った対象を液体にしてしまう能力。これにより液体となった者は攻撃ができなくなる代わりに、どんな攻撃も受け付けない無敵状態になります。また元に戻るには1週間ほど有し、他のものが混ざり込むリスクもあるのだとか。 マユリはこの能力を相手に使用するのではなく自分に使用することで、窮地を脱する際に役立てているようです。

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疋殺地蔵・恐度(きょうど)四

疋殺地蔵から放たれる赤子の悲鳴に似た音波攻撃。発動方法は疋殺地蔵の目に指を突っ込むという、非常に痛々しいものとなっています。 これを四秒聞いた相手は全身を麻痺させられるようですが、剣八に使用した際には不完全な効力だったためマユリはこの技を「改良したい」と考えているようです。

【関係①】マユリに付き従う謎の美少女涅ネムは娘!

涅マユリの側にいつもいる、謎の美女・涅ネム。彼女は、マユリの持っている義骸技術と義魂技術の全てを駆使して作り出した改造死神です。ネムに自身が率いる十二番隊の副隊長を務めさせるなど目にかけているようですが、事あるごとにネムに暴力をふるっているという、いびつな関係性が気になります。 ネムの体はマユリの遺伝子情報を元に形成されており、そのためマユリは彼女を娘だと公言しています。そんなネムはマユリを慕い、絶対的な信頼と忠誠心を常に持っているのです。マユリはネムを最高傑作だと信じ、その能力の高さを証明するために、何度となく彼女を戦いの犠牲にしてきました。

愛情を持っていた?ネムとの関係性

最初はネムに対して暴言を浴びせたり、暴行を加える場面もあるなど親愛関係がまったく見えてこなかったマユリとネム。しかしながら話を追うにつれその関係性は変化していき、終盤には愛情を感じさせるようなシーンも登場していました。 また最終巻ではペルニダ戦で死んだと思われるネムが眠八號に生まれ変わって登場。マユリはまだ小さい彼女に対し「声が大きすぎるヨ…全くお前は…どうしてこうなってしまったのかネ…」と、呆れつつもどこか愛情を感じさせる発言を残していました。

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【関係②】ザエルアポロとの戦いは作中でも屈指の名シーン!マッドサイエンティスト同士の戦闘

悪霊集団・破面(アランカル)の十刃(エスパーダ)(エスパーダ)の中のひとり、ザエルアポロもまたマユリと同じくマッドサイエンティストであり、この2人の戦いは屈指の名シーンとして挙げられます。 虚たちの世界である虚園(ウェコムンド)に侵入した恋次石田を助けにやってきたマユリは、ザエルアポロと戦うことになりました。マユリが勝利したかに見えましたが、敵の体内から再生することができる受胎告知(ガブリエール)という能力を持つザエルアポロは、ネムの体内に侵入し復活しました。 ネムはマユリが作り出した人造死神であるため、彼女の体内には、マユリの開発した秘薬・超人薬が仕込まれていました。これは、時間間隔が延長したような錯覚を起こす薬で、ネムの体の超人薬を吸収したザエルアポロは正常な戦闘が不可能となり、マユリに倒されるのです。

【名言】涅マユリの自信に満ちた科学者のかっこいいセリフを紹介!

科学者・技術者として絶大な力を発揮してきたマユリ。その実績を自負してか、作中では自信に満ちた名言や科学者について語る名言が登場しました。ここでは、名言を3つご紹介します。

我々科学者にとって“完璧”とは“絶望”だヨ

科学者の第8十刃・ザエルアポロとの戦いで登場しました。死んでも新たに生まれてくることができる能力により「完璧な生命」を実現できていると誇っていましたが、あえなくマユリの薬の餌食に……。 体感時間が途轍もなく伸び、声を聴きとることもできなくなった彼にマユリは「完璧」について語ります。

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私に比べれば誰もが凡人だ

ジゼルとゾンビ化したバンビエッタのやりとりを「極めて良いヨ」と褒め、まばゆい金色の服を纏って現れたマユリ。眩しいと言うジゼルに対し、「威光を絞ったのだヨ」、「凡人のためだ」と言いながら服をまぶしくなくします。 ジゼルから「“極めて良い”のに凡人なの〜?」とツッコまれた時の返答がこちら……さすがです。

100年後まで御機嫌よう

時間の感覚が伸び、1秒を100年ほどに感じるようになってしまったザエルアポロ。マユリは薬の効果を解説しながら、悠々と斬魄刀を刺していきます。心臓の表面に刃先が当たったとき、余裕たっぷりに別れを告げました。

狂気的だけど有能なマッドサイエンティスト涅マユリ!

涅マユリは人体実験が大好きな狂気の科学者ですが、護廷十三隊には欠かせない有能な隊長でもあります。 現在『BLEACH』の新作アニメ「千年血戦篇」は第1クールの放送を終え、物語がさらなる盛り上がりを見せる第2クールへ突入。マユリの活躍はこれからまだまだ盛り沢山なので、これを機にアニメや漫画を改めてチェックしてみましょう!