2018年1月15日更新

2017年公開の泣ける映画15選!【号泣必至の感動最新ムービー!】

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『雨の日は会えない、晴れた日は君を想い出す』

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2017年公開の最新の泣ける映画を紹介!

どんな時代でも強く求められるのが、泣ける映画。しんみりしたい、思いっきり泣いてスッキリしたい、そんな時に正にうってつけです。 切ないラブストーリーをはじめ、堅い友情や家族愛を描いたものなど、世界中で毎年様々な泣ける作品が公開されています。2017年も例外ではなく、アクションからノンフィクション、SFにゾンビ映画まで多くの感動の名作が生まれました。 この記事ではそんな号泣確実な最新映画を15作品を紹介します。

1. 報われないひたむきな信仰心に涙

遠藤周作の名作小説『沈黙』をマーティン・スコセッシ監督が映画化した本作は、江戸時代のキリスト教弾圧に苦しむ人々を通し、神への信仰心の意義を問う作品です。 日本で宣教活動を行っていた師が棄教をしたという報せを聞き、2人の宣教師は日本に向かいますが、そこで行われていたのは幕府による徹底的なキリスト教の弾圧。 幕府からの容赦ない仕打ちに、彼らの取った行動とは…。 棄教を迫られる宣教師役を『アメイジング・スパイダーマン』で主演を務めたアンドリュー・ガーフィールドが演じ、窪塚洋介や浅野忠信をはじめとした日本人の俳優も多く登場します。

2. 思わず家族に会いたくなる?感動の実話

温かい涙を流したい人にはこの映画。 5歳の時に迷子になり家族と離れ離れになった青年サルーが、グーグルアースを使って生き別れた家族と再会するという実話が元になった作品です。 大人になったサルーを、『スラムドッグ$ミリオネア』で脚光を浴びたデーヴ・パテールが熱演。また、サルーを引き取って育てる養母をニコール・キッドマンが演じています。 サルーの半生と苦悩、彼に無償の愛を与える養父母の優しさなどが丁寧に描写され、ラストシーンは正に感動の嵐。美しい家族愛をテーマにした名作です。

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3. 失って初めて気付いていく思い……。

妻を突然の交通事故で失ったデイヴィスは、彼女の死について特に何も感じていないことに気づき、自分は彼女を愛していたのかも分からなくなってしまいます。 それ以来無感情になり、身の回りの物をただ壊し続けるデイヴィス。 しかし、そんな虚しい日々の中で出会った同じく心に傷を持つシングルマザーのカレン、そして彼女の息子のクリスとの交流を通して、彼は少しづつ自分の想いを取り戻していきます。 デイヴィスを演じるのはジェイク・ギレンホール。そしてナオミ・ワッツがカレンを演じ、『ダラス・バイヤーズクラブ』などで知られるジャン・マルク=ヴァレが監督を務めました。

4. 純粋な愛に心震える!2017年を代表する1本!

ディズニーの永遠の名作『美女と野獣』を『ドリームガールズ』のビル・コンドン監督が実写化。野獣に姿を変えられてしまった王子と、美しく聡明な女性の真実の愛を描いたラブストーリーです。 1991年のアニメ版に忠実ながらも更に深くキャラクターが掘り下げられており、よりキャラクター同士の関係が密接になりました。 エマ・ワトソンをはじめとする豪華キャストも、迫真の演技でストーリーを盛り上げます。オリジナルと同じく、音楽はアラン・メンケンが担当。 「真実の愛」というテーマを引き継ぎながら、更にドラマチックで美麗な映像作品となりました。

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5. 深い愛がもたらす、夫婦の苦悩の物語

子供のいないトムとイザベル夫婦は、ある日漂着したボートから赤ん坊の女の子を保護し、育てることを決意。彼らは幸せな時間を満喫しますが、トムが女の子の生みの親と出会ったことにより、子供を返すべきかどうか葛藤に苦しむことになります。 監督は『ブルーバレンタイン』のデレク・シアンフランス、トムをマイケル・ファスべンダー、イザベルを『エクス・マキナ』で評価されたアリシア・ヴィキャンデルが演じています。 子供を巡って悩む夫婦を演じた2人は現実でもパートナーで、2017年に結婚しました。 愛ゆえに割り切れない人の心を描いた切ない作品です。

6. 1匹の猫が引き起こした奇跡の実話に感動!

イギリスで大ヒットしたノンフィクション小説の映画化。麻薬中毒のストリートミュージシャンのジェームズは、ある日出会った猫に懐かれ、ボブと名付けられたその猫と共にライブをするようになります。 見放されていたジェームズがボブとの出会いをきっかけに立ち直っていく姿を描いた、波乱万丈なストーリー。お互いを絶対に見捨てない彼らの友情に、きっと心が温かくなるでしょう。 監督は『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』などで知られるロジャー・スポティスウッド。原作者もカメオ出演しているほか、ボブの出演シーンの多くを実際のボブが演じています。

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7. ほろ苦いラストに思わず涙する!

海外のみならず、日本でも非常に高い人気と評価を獲得した『ラ・ラ・ランド』。女優の卵ミアと、自分のジャズバーを持つことを夢見るピアニストのセブの恋愛を描いたミュージカル映画です。 監督は『セッション』で頭角を現したデイミアン・チャゼル。セブ役にライアン・ゴズリング、ミアを演じるのはエマ・ストーン、更には人気歌手のジョン・レジェンドも出演しており、キャストも豪華です。 夢を追いかける者同士の一見華やかなラブストーリーですが、実際は心にほろ苦い余韻の残る作品で、夢を持つことの大切さも重要なテーマとなっています。

8. 笑いだけじゃなく泣けるシーンも!

宇宙人がやって来たことにより文明が発達した江戸を舞台に、常識外れな侍の坂田銀時や仲間たちが引き起こす事件を描く『銀魂』。 大人気漫画のまさかの実写化として大きな話題を呼んだ本作も、物語の多くはギャグシーンでキッチリと笑わせておきながら、シリアスな場面での全力の演出が泣かせてきます。 「勇者ヨシヒコ」シリーズなどの、パロディを多用する作風で知られる福田雄一が監督を務め、銀時役の小栗旬や菅田将暉、橋本環奈など幅広い世代に人気のあるキャストを揃えた、笑っても感動しても泣ける意欲作です。

9. ボロボロになっても戦い抜く姿に涙が止まらない!

超人的な力を持つミュータント、ウルヴァリンが活躍するシリーズの完結編です。これまでとは違いR指定作品であり、全編に渡って悲壮感が漂う大人向けの内容となっています。 老いたウルヴァリンことローガンの元に舞い込んだのは、同じくミュータントの少女ローラを“エデン”という場所に連れて行って欲しいという依頼。彼と少女の長い旅が始まります。 シリーズの前作『ウルヴァリン:SAMURAI』と同じジェームズ・マンゴールドが監督に続投され、西部劇を意識して制作されました。 年老いて衰えても、少女を守るために必死で戦うローガンの姿に胸が熱くなります。

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10. 宇宙を舞台に家族のあり方を問う

変わり者のチーム、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが銀河を救う、新時代のスペースオペラとして人気を博しているシリーズの2作目。 前作から監督もメインキャストも変わっていないものの、カート・ラッセルやシルヴェスター・スタローンなどの大御所俳優が演じるキャラクターが新たに登場します。 本作も、70年代のポップミュージックやレトロなアイテムを取り入れたノリのいいエンターテインメントとして仕上がっていますが、テーマとなっているのは親から子への愛情をはじめとした家族愛。 ド派手な雰囲気でも、テーマは深い映画です。

11. 更に切なくなった許されざるラブストーリー

2014年に放送され、社会現象にまでなったドラマ『昼顔』の続編となる内容です。前作で不倫関係が暴かれ、離れ離れになった紗和と北野が再会し、再び2人の禁じられた関係が始まります。 ドラマの続編ということで、主役の上戸彩と斉藤工は勿論、監督の西谷弘と脚本家の井上由美子も続投。 そして、伊藤歩演じる北野の妻である乃里子も登場し、鬼気迫る演技を披露しています。 許されない関係に燃え上がる2人の恋が遂に終着点を迎える本作。衝撃的な結末以外にも、胸が締め付けられるような数々のシーンは必見です。

12. 儚い結末が泣ける

主人公の「僕」は、ある日クラスの人気者である山内桜良が綴った手帳を拾ったことにより、膵臓を患った彼女の先が長くないことを知ってしまいます。それがきっかけとなり、接点の無かった2人の交流が始まるのですが……。 主人公の回想という形でストーリーが進行していくという、映画オリジナルの要素が特徴。 高校時代の「僕」を演じるのは映画からドラマまで幅広く活躍する北村匠海。桜良役を『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』で話題になった浜辺美波が務めます。 意外な展開もあり、単なる泣ける話にはなっていません。

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13. ゾンビ映画なのに感動の波が押し寄せる!

韓国産ゾンビ映画の本作は、既にハリウッドリメイクが決定されたほど評価の高い作品です。 ウイルスが蔓延しゾンビが大量発生した韓国。国中がパニックの中、主人公のソグと娘のスアンが乗った電車でも感染者が現れ、彼は娘を守るためにゾンビに立ち向かいます。 仕事に没頭し、父親らしいことをしてこなかったソグ。当初は自分勝手な面が目立つ彼ですが、他の乗客に助けられながら成長していきます。 テーマ性を追求するアニメ映画監督として知られるヨン・サンホが手掛け、家族の絆を中心に極上のドラマに仕上げました。

14. 愛する人を救うための悲壮な決断

カンボジアでの医療ボランティアで、医師のスヒョンが貰ったのは僅かな時間だけタイムトラベルが出来る薬。30年前に死んでしまった恋人のヨナに会うためにタイムトラベルしたスヒョンは、過去の自分にヨナが死んでしまう事を教えてしまいます。 ヨナを助けることで自分の娘が存在しなくなるかもしれないという葛藤に、2人のスヒョンは苦しみますが…。 現在のスヒョンを、『チェイサー』などで知られる実力派キム・ユンソクが演じ、過去のスヒョン役で若手俳優のピョン・ヨハンも出演しています。 愛する人の為に苦悩する2人の演技に注目です。

15. 圧倒的なエネルギーが熱い涙を誘う『あゝ、荒野』

寺山修司の1966年の小説を原作に、前編と後篇の二部作で制作されました。 監督は、テレビ業界で活躍し2016年の『二重生活』で初の映画監督を務めた岸善幸で、2021年の新宿を舞台に、社会から外れた新次と健二の2人がボクシングに捧げる青春を描きます。 主人公の1人である新次役の菅田将暉と共に、もう1人の主人公の健二役を務めるのは『息もできない』でその名を轟かせたヤン・イクチュン。 正反対の性格ながら友情を深めていく新次と健二、2人を取り巻く人々と近未来社会の様子が、凄まじい熱量で胸に迫ってきます。 2017年を代表する様々なジャンルの泣ける映画を紹介しましたが、いかがでしたか? ここで挙げた作品で存分に泣いて、ストレス発散してしまいましょう!